アンダルシア
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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「外交官・黒田康作」シリーズも第3弾ともなると、黒田の考え方やキャラも確立されてきて、その分スキキライなんかもはっきり分かれてくるような気がします。3作目はこれまでと比べると、展開・結末もそれなりに納得できる内容でしょう。「本城美咲」は少々暗いけど際立っています。ただし、過去2作にも言えることですが、どうも全体的に盛り上がりに欠けるきらいが...もう少し砕けたところがあってもいいのでは?と思うくらい、全体的にカタい。シリーズものであれば、もう少し主人公に感情移入できたらいいのに、どうもそこまでいかない。外交官としてありえない行動をとる黒田は、個人的には好きにはなれないキャラクターです。そのためか、シリーズ3作ともほとんど同じストーリーを読んだような印象が残ります。4作目があるかどうかわかりませんが、できればガラッと変った内容を期待したいです。 | ||||
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未読の方はご注意ください
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かなり綺麗、使用感なし | ||||
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外交官黒田康作の2作目作品。 スペインとフランスに挟まれたピレーネー山脈に位置するアンドラ。 このアンドラと主にスペインを舞台に絵画偽造グループに関連した日本人女性新藤結香の犯罪を暴くべきスペイン軍警察、フランス国家警察、アンドラ国家警察、スペイン国家警察が四つ巴になって走査戦を繰り広げる。 自分の息子の親権を取り戻すために打った芝居も脆く崩れ去る。 結構楽しめる作品だった。 読書後に映画アンダルシアを視聴した。 巻末に映画『アンダルシア』の忠実な小説ではないと断りがあるが、その通りであった。とても見られたものではなく途中でやめてしまった。 一般文学通算2410作品目の感想。2020/06/29 19:15 | ||||
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真保裕一氏らしい作品でした。今後の外交官シリーズが楽しみです。 | ||||
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最初から最後までで、ストーリー展開に破たんがなかった。 なるほどと思い、楽しく読了した。(黒田康作シリーズの第三作) | ||||
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映画のプロットを小説化した、外交官黒田康作シリーズの1作品。今回の舞台はスペインである。 スペインとフランスに挟まれた小国、アンドラ王国で若い女性がパスポートと財布を落とし、スペインに帰れなくなって困っている、という電話が黒だがいる在バルセロナ領事館にあった。女性の名は新藤結香。しかし、後で黒田が調べると、パスポートの紛失届は出されていなかった。嘘をついていたのだ。 そのアンドラ王国で殺人事件が起こる。その被害者はフランスのスパイだった。きな臭い匂いがする。しかも、その事件に新藤結香が絡んでいるらしいのだ。黒田も否応なくその事件に巻き込まれていく。 新藤結香にかかってくる不審な電話。スパイが殺された別荘と彼女との意外なつながり。いかにも、本格的なミステリーである。そして、エンターテインメントにふさわしいアクションシーン!さらに、彼女の元夫と関係者の画商の自殺が明らかになる。いったい、真相はどこにあるのだろうか。 アンドラ王国の隣国、スペインとフランス、そして日本人の黒田の思惑が交錯しながら事件は展開していく。 そして真相が明らかになる。何かすっきりしない結末だと思ったのだが、さすがに乱歩賞作家。どんでん返しを用意していた。 鮮やかに事件の真相を明らかにしてみせた黒田。アンドラ王国の警官が言ったように、確かに黒田は警察官のほうが向いていたのかもしれない。なかなか楽しませてくれるシリーズである。 | ||||
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