黄金の島
- ノワール (113)
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1998年から2000年にかけて週刊誌に連載された長編冒険小説。組織を追われたヤクザが逃亡先のベトナムで知り合った若者たちの日本への密航に命を賭けて挑む、派手なアクション小説である。 | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
黄金の島ジパングを目指した一行15人は台風の脅威に逢いながらも3人の犠牲をを出したが日本に到着する。 待ち構えていたものはヤクザの一行で日本人ヤクザの立花は出迎え船乗船時に射殺されてしまう。 ヤクザの監視下に置かれ一年半後に脱出し新たな新天地へ旅出る。 物語はここで終わるが密入国した彼らは果たして大金を得て再びベトナムに帰ることができるのだろうか。 ヤクザに拘束された後の記述がほとんど無く何故彼らが生き延びてきたかをもう少し記述してもよかったのではないか。 一般文学通算1737作品目の感想。2016/09/29 17:50 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
黄金の島すなわち日本。 かつてマルコポーロが名付けたこの日本を1990年代のベトナムでは同じ思いがあったのだろうか。 ヤクザの坂口は失敗からベトナムへ身を隠しているがそこで出会ったシクロ数のチャム達と出会い、彼らが日本に憧れボートピープルとして日本にわたる計画を知る。 二年ほど前にベトナム旅行で見かけたシクロに思いはせ興味深く読んだ。 知らざれるベトナム社会の神髄を見た。 一般文学通算1343作品目の感想。2016/09/27 21:40 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
物語としては、まあ、間違いなく面白い、ベトナムへの興味も深まった。 が、なんだろう、、、、、 え? これはどういうこと? どうなったの? なんで? という疑問が残ったまま、終了してしまった。 エピローグのやっつけ感だけが、残念だった。 密航の話なんだけど、現在では密航者が日本で生活するためには、やっぱり裏の組織の力がないと、無理なんでしょうね。 坂口はヤクザである必要があったのでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
以前、友人の結婚式でホーチミンに行ったことがあり、小説を読みながらベ トナムの街並みが頭の中で巡るようでした。雑誌に連載されていたためか、次 の展開が楽しみで、一気に読めます。 ただ、逆に著者が最初からストーリーや結末を考えて書いていたわけではな さそうで、登場人物の心情や行動がどっちつかず、何が最大のテーマかが分か らないまま書き進めている印象がありました。 特に日本を目指して、上陸を目指す終盤がどう着地させようか悩みながら、 えいっやという感じで終わらせてしまったようなのが残念でした。仲間や恋人、 家族との信頼関係、仁義がテーマだと思うのですが、結果的には消化不良になっ てしまった印象を持ちました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
おもしろいはおもしろいのですが、最後がなんとも救われません。結局、純粋で必死なものたちだけが生き残るのです。ある意味では死んだ人も救われてるなかなぁ。とにかく長いが。。。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 22件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|