■スポンサードリンク
アンダルシア
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
アンダルシアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
かなり綺麗、使用感なし | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
外交官黒田康作の2作目作品。 スペインとフランスに挟まれたピレーネー山脈に位置するアンドラ。 このアンドラと主にスペインを舞台に絵画偽造グループに関連した日本人女性新藤結香の犯罪を暴くべきスペイン軍警察、フランス国家警察、アンドラ国家警察、スペイン国家警察が四つ巴になって走査戦を繰り広げる。 自分の息子の親権を取り戻すために打った芝居も脆く崩れ去る。 結構楽しめる作品だった。 読書後に映画アンダルシアを視聴した。 巻末に映画『アンダルシア』の忠実な小説ではないと断りがあるが、その通りであった。とても見られたものではなく途中でやめてしまった。 一般文学通算2410作品目の感想。2020/06/29 19:15 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
真保裕一氏らしい作品でした。今後の外交官シリーズが楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初から最後までで、ストーリー展開に破たんがなかった。 なるほどと思い、楽しく読了した。(黒田康作シリーズの第三作) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画のプロットを小説化した、外交官黒田康作シリーズの1作品。今回の舞台はスペインである。 スペインとフランスに挟まれた小国、アンドラ王国で若い女性がパスポートと財布を落とし、スペインに帰れなくなって困っている、という電話が黒だがいる在バルセロナ領事館にあった。女性の名は新藤結香。しかし、後で黒田が調べると、パスポートの紛失届は出されていなかった。嘘をついていたのだ。 そのアンドラ王国で殺人事件が起こる。その被害者はフランスのスパイだった。きな臭い匂いがする。しかも、その事件に新藤結香が絡んでいるらしいのだ。黒田も否応なくその事件に巻き込まれていく。 新藤結香にかかってくる不審な電話。スパイが殺された別荘と彼女との意外なつながり。いかにも、本格的なミステリーである。そして、エンターテインメントにふさわしいアクションシーン!さらに、彼女の元夫と関係者の画商の自殺が明らかになる。いったい、真相はどこにあるのだろうか。 アンドラ王国の隣国、スペインとフランス、そして日本人の黒田の思惑が交錯しながら事件は展開していく。 そして真相が明らかになる。何かすっきりしない結末だと思ったのだが、さすがに乱歩賞作家。どんでん返しを用意していた。 鮮やかに事件の真相を明らかにしてみせた黒田。アンドラ王国の警官が言ったように、確かに黒田は警察官のほうが向いていたのかもしれない。なかなか楽しませてくれるシリーズである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
真保さんの黒田康作シリーズは好きで全て読んでるが、これはイマイチ。 場所と設定は良いが、外交官の絡み方が強引で不自然。 ここまでするか?と思わせる。 話の展開は舞台の大きさにしてはこじんまりとしている。 前作のイタリア話の方がスケールがでかくて読み応えあり。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これも最近テレヴでみたので原作を読みたくなりました 有難うございました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アンドラ、スペイン、フランス三国の思惑が絡み合った三つ巴の捜査に一外交官・黒田が巻き込まれる。 設定は非常に期待を持たせるものであったが、三国の捜査機関がそれぞれ紳士的で、 結構あっさりとした印象だった。 もうちょっと大国ならではのエゴや強引な手口などあってもよかったのではないかなと思った。 ものすごく惜しい感じ。 第1作では、謎が解かれてからもグイグイ読ませる力があったが、 本作は、犯人がわかっても、さほど驚きも感銘もなかった気がする。 過去の作品を思い返しても、作者は本シリーズに関し、 あまり力を入れて書いていないのではないかなと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画の内容とストーリーが異なるのであれば、帯に映画の出演者の写真を載せるのは誤解を招く。伊藤英明扮する登場人物など全く出てこないのに、帯に堂々と載っている。帯や装丁を見て本を手にとる人が多くいるというのに…。また、前半の米FBIフェルドマンが出てくる場面は、最後の伏線のためとはいえ強引すぎるし、全体的に難しい組織の名前や単語が多く、物語の流れを止めている。また、登場人物の心情をほとんど書いていないので、読者の情感移入が少なく、印象に残らない作品となってしまっている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画『アンダルシア』の原作という事で読んでみましたが、現時点では映画が未見なので原作のみの感想を答えますと先のレビューにもある通り大同小異かわらない意見です。 でも真保さんは読ませる人ではあります | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
フジテレビ開局50周年記念作品として映画化前提で執筆された前作『アマルフィ』。今回はその続編として今回映画化(6・25公開、監督:西谷弘、主演:織田裕二)された『アンダルシア 女神の報復』の原作である。 正直前作が世間的にあまりにもよろしくない評判だったので(小説はまずまずだったが映画の出来が散々たるものだった)、この度の続編にはあまり気がすすまなかったが、ライムスターの宇多丸氏の映画評で前作(映画)はかなり酷評されていたものの今回はある程度評されているのを聞くにつけ、それなら原作である本作を読んでみようと興味をそそられた次第である。 今回は、窮地に陥った邦人女性保護した事から事件に巻き込まれた黒田康作が彼女のために奔走し、アンドラ、スペイン、フランスの警察による三つ巴の捜査に単身で渡り合う物語である。 今回も邦人絡みのトラブルバスター的な活躍をする黒田康作を筆頭にアンドラ国内で殺害されたフランス人と何かしらの関わりを持つ謎の邦人女性・新藤結香、自国内での久々の殺人事件に燃えるアンドラ国家警察犯罪捜査部のアベル・バスケス警部補とその部下であるホセ・ロペス主任、今回の殺人事件に乗り出すフランス国家警察のエリートであるドミニク・コルベール警視などなど…。 元々、映画化を前提として描かれている本作である (現時点で映画は未見なのでどの程度内容が変化しているかわからない) が、一番の大きな問題は、主人公・黒田康作に全く魅力を感じなかった事だろう。演じる織田裕二をイメージとして描かれているのか映画同様小説の世界でもいつもクールを装って喜怒哀楽の表情を表に出さない完全無欠のヒーローのような描かれ方で物語同様、あまり感情移入できないのが正直なところでした。 織田裕二自身は、黒田康作を自分のイメージキャラとして大事にしたいがあまりクールなスーパーヒーローを気取っているかもしれないが、そこに人としての要素(日常のなんでもない仕草やクセなど)がないと非人間的に見えて読んでる方(もしくは見ている方)も取っ付きにくいし、読後感としては前作よりは地味な印象を受け、物語の展開に起伏さを感じる事もなく満足のいく出来ではなかったと思います。 ただ映画の方はどうも内容が異なるようなので(伊藤英明扮するインターポール捜査官の神足誠が本作では登場しない)そちらの方を見てみたいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
三カ国間の縄張り争いも国家と 捉えれば話は大きいけど、 国内に置き換えれば本庁と 所轄と隣の県警の争い。 風呂敷を大きく広げすぎて回収が 困難になった物語のような出来。 全体的にアンドラの刑事に好印象を持ったのは、 やっぱりフランス、スペインの宗主国の 刑事の横暴に右往左往してるからかな。 黒田は序盤から全てを読む完璧な 人物として描かれてはいないですね。 いくぶん泥臭いイメージで、そこはいいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アマルフィほどには驚きはなかったが、天使の報酬よりは確かに面白い、というかは、違和感を感じない。 まぁ、映画のイメージに引っ張られているので映像ありきのイメージが呼んでる最中よぎる。 まあ、黒田をイメージしやすいが、その変わり自由が低いかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
黒田康作シリーズは全てドラマ、映画化と時期を同じくして出版されているが、それがまず気に入らない。そもそも、作家が最初から映像化を視野に入れて書くのはちょっと違うと思う。(昨今の東野圭吾氏にも言える事です)そのため、帯には織田裕二ら出演者が映っているが、読者は皆、黒田康作に織田裕二を想定して読むわけではない。この本に限らず、最近は映像化される作品に出演者の帯をかけて売ったりする傾向が強いが、出版社も商売とはいえ、安易にメディアにへつらうのはやめてほしい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
黒田康作を主人公にした3作目。『アマルフィ』と同様に、映画のプロットをもとに小説にしたもの。今回の舞台はスペインとアンドラなので、『天使の報酬』のように、なぜ外交官が日本で犯罪捜査しているのかという疑問は生じない。ストーリーの展開も先を読ませないものになっており、とくに終盤はかなりの急展開を見せる。あまりに急すぎてご都合主義的ではあるが、許容範囲だろう。政治や大国の利益とその犠牲者という構図も新保氏得意のもの。ただ、皮肉と嫌みが多すぎて、ときどき読むのが嫌になる。皮肉はスパイスみたいなものだから多すぎない方がよい。とはいえ、最近の新保氏の作品としては、よい出来だと思う。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!