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アンダルシア
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アンダルシアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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外交官黒田康作の2作目作品。 スペインとフランスに挟まれたピレーネー山脈に位置するアンドラ。 このアンドラと主にスペインを舞台に絵画偽造グループに関連した日本人女性新藤結香の犯罪を暴くべきスペイン軍警察、フランス国家警察、アンドラ国家警察、スペイン国家警察が四つ巴になって走査戦を繰り広げる。 自分の息子の親権を取り戻すために打った芝居も脆く崩れ去る。 結構楽しめる作品だった。 読書後に映画アンダルシアを視聴した。 巻末に映画『アンダルシア』の忠実な小説ではないと断りがあるが、その通りであった。とても見られたものではなく途中でやめてしまった。 一般文学通算2410作品目の感想。2020/06/29 19:15 | ||||
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真保裕一氏らしい作品でした。今後の外交官シリーズが楽しみです。 | ||||
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最初から最後までで、ストーリー展開に破たんがなかった。 なるほどと思い、楽しく読了した。(黒田康作シリーズの第三作) | ||||
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映画のプロットを小説化した、外交官黒田康作シリーズの1作品。今回の舞台はスペインである。 スペインとフランスに挟まれた小国、アンドラ王国で若い女性がパスポートと財布を落とし、スペインに帰れなくなって困っている、という電話が黒だがいる在バルセロナ領事館にあった。女性の名は新藤結香。しかし、後で黒田が調べると、パスポートの紛失届は出されていなかった。嘘をついていたのだ。 そのアンドラ王国で殺人事件が起こる。その被害者はフランスのスパイだった。きな臭い匂いがする。しかも、その事件に新藤結香が絡んでいるらしいのだ。黒田も否応なくその事件に巻き込まれていく。 新藤結香にかかってくる不審な電話。スパイが殺された別荘と彼女との意外なつながり。いかにも、本格的なミステリーである。そして、エンターテインメントにふさわしいアクションシーン!さらに、彼女の元夫と関係者の画商の自殺が明らかになる。いったい、真相はどこにあるのだろうか。 アンドラ王国の隣国、スペインとフランス、そして日本人の黒田の思惑が交錯しながら事件は展開していく。 そして真相が明らかになる。何かすっきりしない結末だと思ったのだが、さすがに乱歩賞作家。どんでん返しを用意していた。 鮮やかに事件の真相を明らかにしてみせた黒田。アンドラ王国の警官が言ったように、確かに黒田は警察官のほうが向いていたのかもしれない。なかなか楽しませてくれるシリーズである。 | ||||
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これも最近テレヴでみたので原作を読みたくなりました 有難うございました | ||||
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黒田康作を主人公にした3作目。『アマルフィ』と同様に、映画のプロットをもとに小説にしたもの。今回の舞台はスペインとアンドラなので、『天使の報酬』のように、なぜ外交官が日本で犯罪捜査しているのかという疑問は生じない。ストーリーの展開も先を読ませないものになっており、とくに終盤はかなりの急展開を見せる。あまりに急すぎてご都合主義的ではあるが、許容範囲だろう。政治や大国の利益とその犠牲者という構図も新保氏得意のもの。ただ、皮肉と嫌みが多すぎて、ときどき読むのが嫌になる。皮肉はスパイスみたいなものだから多すぎない方がよい。とはいえ、最近の新保氏の作品としては、よい出来だと思う。 | ||||
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