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Nのために



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【この小説が収録されている参考書籍】
Nのために
Nのために (双葉文庫)

Nのためにの評価: 3.19/5点 レビュー 205件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.19pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全205件 61~80 4/11ページ
No.145:
(2pt)

読まなければよかった..

この話は確かドラマ化されたはずですが、生憎見ていないので、まっさらな気持ちで読みました。
登場人物はみんながNのイニシャルを持つ人物。
タイトルのとおり、「Nのために」のNが誰なのか、ということなのでしょうか。
個人的にとてもドラマチックな展開を期待しすぎていたせいかもしれませんが、結末のあっけなさに、え?これで終わり??と不服に感じました。
これがこのままドラマ化されたら、さぞ地味な物語が出来上がったのではないのでしょうか?
「告白」以来、少しこの作家さんとは水が合わないと思い、ずっと読まずに過ごしてきましたが、気まぐれで何となく手に取り読んでみました。
4時間程度で読める内容で、いろんな人物からある事件を違った角度で語られるというワンパターンな展開。
あと、これは個人差かもしれませんが、どうもこの作家さんの文章がスッとは入ってこず、同じ文章を何度も読み返しても、結局主語がわからず、誰が思ったり、言ったりしているのかが、とてもわかりにくい、と感じました。
結末がもっと感動的で、心に突き刺さってくるものだったら、それまでの文章をすべて帳消しにするような素敵な物語になったのかもしれません。
まあ、これはあくまでも主観的な意見ですが。
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4488024556
No.144:
(5pt)

評価通り

状態 非常に良い の評価通り 美品でした

また 購入したいと思える 商品で 大満足です ありがとうございました。
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4488024556
No.143:
(4pt)

母親・妻が・・・

常軌を逸してしまった人ばっかり(野口家はどっちも異常でしたが)。
誰のエピソード見てもシンドイ話ばかりでしたが、あの辺の狂気描写は
男の作家では描けないものの様な気がしました。
もう、生理感覚から違うみたいなね。
関係者で唯一まともな女性と思ってた杉下希美も、結局あっち側の住人だったと。

構造としてはそこがミソなんだけど、同じ話を4人分反復させられるので
その点がタルいと言えばタルい。
ドラマ見てみようかな。
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4488024556
No.142:
(4pt)

"菅家さんの無実を証明したのも著者 "

"凝り固まりすぎない文章で
読みやすく、人間性豊かな著者に心打たれました

一気に読んでしまいました。
この本は映画四本分程の内容です
ぜひ、一読おすすめします。
"
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4488024556
No.141:
(3pt)

つくり自体は丁寧かな

イニシャルにNを持つ登場人物が、みんな誰かを思うあまり少しずつうそをつく物語。
作中の殺人事件について、正直超びっくりな真犯人がいるというわけではないので、そういったどんでん返しを期待している人には物足りないかも。
ただ、まずはうその証言。次に本当のことをていねいに描いて物語を紡いでいく手法は、登場人物に感情移入する面においては非常に効果的だった。
繰り返しになるが、読んでびっくりする展開はないけれどはげしくがっかりすることもない作品。
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No.140:
(3pt)

どうなんだろう?

過程は充分楽しんだが、オチがいまひとつな感じで不消化だった。そもそもオチの部分の描写が「ん?」って読み返す感じに自分には分かり難かった。「え?誰が何を持って誰を刺した訳?」と。それで余計にインパクトが落ちた気がする。
読後一番の疑問は「自分で刺したキズと他人に刺された傷って、見る人がみれば明らかに判別できるんじゃなかったっけ?」でした。
それぞれの思惑…というか想いというか、、それが少~しだけズレてて、「こっちをつついて、こっちを削って、ここをセットにしてやりたい」的な全体の感じは堪能しました。
杉下の男前なキャラはかなり好みです。
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No.139:
(2pt)

湊さんの本を読んだのは三冊目

<個人的な記録です> なぜか、少女、告白と読み進めて三冊目。 なんとなく名前が売れているからこの本にしました。 話がつながる面白さはあるが、いろんなNのためにがたくさんあるということなんですね。 複雑な構成を見事にまとめる湊さんの構成力はすごい。 ただ人物に感情移入できない。 さすがイヤミスと言われるだけあるな、と実感させる作品。 もっとコミュニケーションが取れていれば、適切な助言が受けられていろいろ誤解もなく進むのだろうし 設定が特殊のような気がする。 二回よみたいとは思わないし、他人にすすめることもない。
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No.138:
(3pt)

またまた見方355度かわる作品でした。

「告白」以来、どうしても気になって読んでしまう作家さんで、話題になってちょっとしてから読みましたが、やはりなんていうか、1人1人の思惑や隠していることがあって、真相にたどりつける人なんていないんじゃないかと思います。まあ、推理小説ではないのでしかたないのですが、ミステリーとも言えない、かといって純愛小説と言ってしまっていいのか、なんとも言えない読後感でした。
一人一人の独白が数回にわたって出てきて、一人一人のキャラが濃くて読んでいて、不思議な連帯感を感じて、自分の学生時代などを思い出しました。
全員がNというイニシャルを持っていることから誰が誰のためになんだろうということばかり考えているとちょっと本筋から離れていくような気がします。
基本的に杉下希美さんは、とっても素敵な女の子で、女の子女の子してないし、自立してるし、友達も家族も、仲良しになった人を助けてる、とても好感の持てる女の子です。本当にいたら友達になりたいけど、彼女の実際は本当はわからないし触れられないだろうと思う。たぶん誰にも理解できないと思う。それぐらい過去に背負わされた闇がある。しかし、登場人物はみんな好感が持てて正常に見えるのに、過去に深い傷がある。これはかなり気が滅入る。このような人たちが偶然(仕組んで?)交差してこのような事件になってしまうというのは、ちょっと偶然過ぎて、無理感を否めない。チェーンや病気の件は今までの彼女の著作らしいかな。しかし、何にでも全ての要素を入れなくてもと思ってしまうのは私だけでしょうか。登場人物が好感の持てる人たちが多かったのが救いかなと思います。
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No.137:
(3pt)

灼熱バード????

この作品、ドラマが良いそうですね。
これが面白かったと伺って、じゃ、原作を、ということで、手に取りました。
告白以来の湊かなえさんでした。

物語は、とあるご夫婦の殺人事件。そこに関わった西崎、杉下、安藤、成瀬。
彼らが関わったこの事件。その背景とは如何に?
という物語。

告白もそうでした。一人称。
この形、確かに一つの手法であるとは思います。
インタビュー形式。そういえば、理由も、壬生義士伝も、その形。
独り言。そう言ってしまえば、それは誰も聞いてくれないかも知れません。

果たしてこの作品、どれに当たるのか。
読者の感じるままだと思いますが、私には?でした。
灼熱バード。この訳の分からない文学作品に共感できるかどうか。
そこが分かれ目かな。

45点。
告白は、一人称、インタビュー形式の作品としては、出色。
ただ、その時も思ったのですが、この人それしか出来ないんじゃない?
告白みたいに絡みい会う、会話形式であれば、良かったのですが。

この作品のドラマ、早速借りてしまいました。オススメされた方のお話は
大体当たっているので。
G@meみたい、原作を超えた脚本、演出なんでしょうね。そっちが凄い。
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No.136:
(2pt)

うーんもうなんだかな途中で読むのやめた

うーんもうなんだかな途中で読むのやめたN殺人に関わるもののイニシャルか良く分からんつまらない某イオン系の本屋中古本コーナーに山積みされてれてるのよねこの方の作品ですよ少女告白観覧車母性         ほかあんでかな
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No.135:
(3pt)

混乱した。

湊さんの作品はドラマでよく見かけていて、本で読むのは初めてでした。(本書のドラマ版は未視聴)

正直わかりにくかったです。あまり感情移入ができなかった。
湊さんの得意とする一人称が変わる書き方に慣れていないだけだと思いますが...

読了後、所々おさらいのように見なおして初めて面白いと思いました。(この場面でそれぞれのNはこう思ってて...というような確認)
結末としては普通でした。インパクトは感じませんでしたね。
伏線のようで伏線ではないものが多々あり、これが楽しめなかった。(楽しめる人だと★5なんだろうな...)

思い返してみると物語が面白いわけではなく、湊さんの独特な構成に面白みを感じただけなのかも...
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No.134:
(3pt)

星をつけるのを悩む

この小説を評価する星の数は、5つでも1つでも良いと言う感想。間を取って3つとした。

TVドラマを見て面白かったから原作を読んでみる事に。
近年、自分の好きな作家の作品がTVドラマ化されたが、美少年と言う設定なのに、なぜかアイドル女優が配役されていたりと、「原作レイプ」と言われるパターンが多かった。しかし、このドラマは見ていて面白かったので、さぞや原作も面白いのだろうと思い手に取ったが、正直に言うとTVドラマの方が良く出来ていたと言わざるを得ない。

今まで幾つかTVドラマを見てから原作を読んだ事が有るが、原作の方が数倍も芳醇なのが普通だった。しかし、本作はイコールと言うか、脚本を読んでいる様な気分になる。ほとんどのシーンが目に浮かぶし、登場人物の会話も、杉下や成瀬では無く、榮倉だったり、窪田の顔や声で再生されてしまう。

つまり、小説の持つ想像力を掻き立てる作用が、この小説には起こらなかった。だから、ドラマを先に見て本書を読むと、この小説はドラマに忠実な脚本にしか思えず、ドラマの出来が良かったので評価は星5つ(但し小説としてと言うより脚本としてだが)となるが、小説単体で読むと底が浅過ぎる。

非常に良いテーマを選んでいるし、住んでいるアパートも含めて登場人物がイニシャルNになる設定などは非常に良いのだが、登場人物全員が本だけ読むとだと浅すぎるし、様々な行動もご都合主義と言うか、設定が浅い。なのでドラマ抜きでこの小説単体での評価をすると、星2つ程度。
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No.133:
(4pt)

定番

湊かなえの作品としては、期待通り。 ただ、とんでもないどんでん返しはないので、謎解きそのものとしてはまぁ普通。
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No.132:
(1pt)

孤独な感想

タイトルはよさそうなのに、読み終わるとなんだか何も残らず、お互い自分の思い込みに浸っているだけだと突き放す作者の悪意が確かに怖いことは怖いのですが、それは「告白」でも読んだという既視感がありました。 病気で死ぬ必要もあるかのかな? と疑問。 全体に物足りず、2冊読んでみて、この作家さんの本はたぶんよほど信頼する人に勧められないかぎりもう読まないだろうなと思いました。 でも、売れていますので、私にはわからない良さがあるのでしょう。 否定的な感想ですみません。
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No.131:
(3pt)

”いかなる行為においても愛が理由になり得るのだと、証明してみせるのだ”

───「僕はかわいそうな子ではない。僕のことを「かわいそうな子」と言うヤツらに僕の物語を読ませ、母親とのあいだに愛があったことを気付かせてやりたい。いかなる行為においても愛が理由になり得るのだと、証明してみせるのだ」(p.264)

「Nのために」…ミステリ小説ではありがちな、含みを持たせた題名だけれど、案の定裏をかかれた。本書の登場人物は「N」ばかり。読者は、「誰がNのために、何をしたのか」と考えながら読み進めることとなる。

結果から言えば、「Nのために」と考えていたのは、Nたち全員なのだ。
題名を見て、特定の誰かがNのために…と考えるのがオチだっただろう。

本書は湊かなえの多人称語りが冴えわたっているが、『告白』のように、誰かが何かを隠して(嘘をついて)行動した行為を、また誰かがそれを考慮した上で行動する、そこがキィになっていると思う。
文章中でもあったと思うが、「もし、本当のことを言っていれば…」という思惑が絡み合って複雑で美しい、一つのストーリができている。

トリの話(『灼熱バード』、また西崎の過去)を読んでいると、湊さんも過去に何かあったんだろうか…、と勘繰ってしまった(^^;

著者:湊かなえ(『聖職者』で2007年小説推理新人賞を受賞)
発行:2014.8.28 第1刷
読了:2015年/080冊(07月/05冊)★3.4
NのためにAmazon書評・レビュー:Nのためにより
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No.130:
(2pt)

ドラマを先に観ていてよかった

私はよほどのことがない限り、原作より映像がいいと思ったことはないし、
そういう感想は、ゼロから物語を作り出している原作者に失礼だという強い思いがある。
どうしたって原作から脚本を作る方がラクに決まっている、と。
が、これは別だ。
ドラマの方が何倍も良かった。
よくもまあ、この原作から、あそこまで良質のドラマを作ったものだ。
先にドラマを見ていなければ、この本を読んでも何が何だかさっぱりわからなかったと思う。
安藤が途中まで女性だと思わせるフェイクも、物語の筋にはな~~んの意味もなかったし。
ただの思いつきだったのか?
安藤の性別については、ドラマの方が、成瀬くんが勘違いをしてしまう描写がきちんとあってよかった。

この方の作品はほぼ読んだけれど、どうも観念的な描写がじゃまくさい気がします。
壊れた母と娘のやり取りとか、リアルな部分は面白いのに、
王子様とか鳥の小説とか、ああいう世界観はピンとこないし、入り込めないのでいらない。
尚、ドラマでは、ナオコの人物像が「は?何なの、この女」というわけわからなさだったが、
原作を読み「これは、ああいうふうにしか描きようがないよなあ」と納得した。
上述のように、この人の作品は独特の抽象的な描写部分が好みではないのだけれど、
母子関係などのシーンは面白く魅力的なので、他の小説も読みます。
余談ですが、「夜行観覧車」もやっぱりドラマの方がよかったなあ・・・
NのためにAmazon書評・レビュー:Nのためにより
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No.129:
(2pt)

私も

ドラマが好きで原作読みましたが、思ったのと違ったかな・・・
原作は基本的に登場人物の事件の証言で成り立ってて、原作に描かれていないところを映像化って感じなのかな。
ドラマ神すぎた。
NのためにAmazon書評・レビュー:Nのためにより
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No.128:
(3pt)

カロリーメイト小説

カロリーメイトを食べても、ビールを飲んでも欲求は満たされない。一時しのぎに食している。
読了後にそんな感覚を抱く作品。
本作品は娯楽としても半端であり、文学としても半端である。
その2つに近づけようとしてはいるが、決して触れることはない漸近線のままで終わる。

本作品は同作者の他作品と同様に登場人物の各々の視点から語られている。
特に言及したいのは登場人物が語る過去の物語。
結論ありきで書かれている。
過去に起こった出来事により人格形成され、事件が起きたというよりは、出来事を起こらせるために過去の出来事で辻褄を合わせた。そんな感想を抱く。

かつて、他作品ではあるが、解説の覧にこの作者は登場人物への愛が溢れていると書かれていたが、どこを読み取ればそう感じられるのか甚だ疑問である。

この作品は物語では無い、綿密なプロットである。

私は小説を4つに分類している。
1つ目はご飯と味噌汁、言うなれば主食。
他に目がいっても最終的には戻ってくる。必要不可欠とも言える作品群。例は太宰治作品等。
2つ目は3時のおやつ的なスイーツ。時に無性に食べたくなる。例としては村上春樹作品等。
3つ目はポップコーンあるいはスナック的な作品群。ちょっと試しに食べてみたくなる。例は東野圭吾、伊坂幸太郎作品等。
最後、4つ目はカロリーメイト的作品群。
これは個人の理解が分かれるところだと思う。私が最初にカロリーメイトを食した時は驚いた。主食でも無く、スイーツでも無い不思議な食品。取り立てて必要では無いし、無性に欲するものでも無いがあったらあったで良いのでは無いかという作品群。
例は言わずもがなこの作者。
誤解しないで頂きたいが、決して批判はしていない。
多くの方が知っている「告白」。登場時は一つの潮流を生み出す程の衝撃を受けた。しかし、それ以降は特に驚くべき作品は無い。慣れてしまえば物足りなく、どうしても粗探しをしては文句をつけたくなる。かといって、改善点は無い。
それは作者の書く作品がそういうものだから…。
NのためにAmazon書評・レビュー:Nのためにより
4488024556
No.127:
(4pt)

作者が好きなら

登場人物全員が真実を知らず
全員の話を聞ける読者しか
すべてを知ることが出来ない。

誰も真実を知らないので
読者が想像する部分が多いので
スッキリしないとこがあるかも。
想像するのが好きな人にはお勧めです。
NのためにAmazon書評・レビュー:Nのためにより
4488024556
No.126:
(4pt)

ドラマを見た後に読むといい

ドラマが、本当に秀逸で原作の評価もあまり良くないの知っていましたがどうしても読みたくて読みました。
この原作は、ドラマを見てないとさっぱり理解不能なんじゃないかと思いました。
裏を返せば、ドラマを観てたからこそ、ドラマのキャストさんたちが動いてくれて、それぞれの場面に当てはめて、読み進めることができましたので、評価として★★★★、想像より良かったです。
原作の言葉が足りない分、ドラマの機微で埋めていったような感じです。
一部例外があり、成瀬くんの高校の時の少し冷めた風の描写は、ドラマでは描かれてはいないものの、ドラマの高校時代の成瀬くんに影があったのも理解できました。
Nのために ドラマファンの方は、読んで欲しいです。
NのためにAmazon書評・レビュー:Nのためにより
4488024556

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