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Nのために
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Nのためにの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全205件 201~205 11/11ページ
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湊かなえ の作品にはなぜか興味が惹かれ、つい新刊が出るたびに買ってしまう。 が、今回の「Nのために」もまた、最初の作品『告白』を超えていないと思った。 人物を書くのがニガテなのだろうか? 湊かなえの作品は、ほとんど一人称の連作になっているのが特徴だが、人物によって良く書けていなかったり、かと思ったら突出して良く書けていたり… と、濃淡のアンバランスが気になる。読んでいて「アレ?今誰の部分を読んでいるんだっけ?」と考えることが何回もあった。 それに僕の読解力に問題アリなのかもしれないが、「安藤」の章になるまで 安藤は女だと思っていた。 「突出してよく書けている人物」としては、圧倒的に杉下希美だろう。彼女だけは 過去の体験から現在に至るまでの行動が一貫してリアルに伝わってくる。人物が立体的で生き生きと描かれ、実に魅力的だった。 | ||||
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物語は、事件のはじまりからそれぞれの事情聴取という形でスタートします。これは『告白』からのパターンです。事件と10年後を行き来しながらそれぞれの告白がはじまり事件の真相へと近づいていきます。ひとたびページをめくれば最後までノンストップで読まずにはいられない筆力はさすがです。それぞれのNが、それぞれのNのために行動した事が、最悪の結果を導いてしまった。読後の後味の悪さも継承してます。 告白 | ||||
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湊かなえ の作品にはなぜか興味が惹かれ、つい新刊が出るたびに買ってしまう。 が、今回の「Nのために」もまた、最初の作品『告白』を超えていないと思った。 人物を書くのがニガテなのだろうか? 湊かなえの作品は、ほとんど一人称の連作になっているのが特徴だが、人物によって良く書けていなかったり、かと思ったら突出して良く書けていたり… と、濃淡のアンバランスが気になる。読んでいて「アレ?今誰の部分を読んでいるんだっけ?」と考えることが何回もあった。 それに僕の読解力に問題アリなのかもしれないが、「安藤」の章になるまで 安藤は女だと思っていた。 「突出してよく書けている人物」としては、圧倒的に杉下希美だろう。彼女だけは 過去の体験から現在に至るまでの行動が一貫してリアルに伝わってくる。人物が立体的で生き生きと描かれ、実に魅力的だった。 | ||||
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これまでのタイトルは「告白」「少女」「贖罪」 どれも漢字2字ですが、今回はタイトルを見ただけで、 今までとは違う感じがします。 確かに自分の中で、 湊かなえの小説の印象が 今回で変わった気がします。 内容はこれまで通り、 複数の人間の視点から 展開されていくスタイルです。 登場人物たちは、皆それぞれの苦しい過去を抱えていて 相変わらず読中の気分は重い部分がありますね。 今回の「Nのために」は、 なかなか見事なミステリーだと思います。 ストーリーの展開の仕方が上手いと思いました。 登場人物たちのイニシャルが「N」になっているところとかも、 なかなか魅力的ですね。 Nとは誰だったのか? みたいな。 やはり、湊かなえは告白が一番だと思いますが、 贖罪よりはこちらのが面白いと思いました。 | ||||
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これまでのタイトルは「告白」「少女」「贖罪」 どれも漢字2字ですが、今回はタイトルを見ただけで、 今までとは違う感じがします。 確かに自分の中で、 湊かなえの小説の印象が 今回で変わった気がします。 内容はこれまで通り、 複数の人間の視点から 展開されていくスタイルです。 登場人物たちは、皆それぞれの苦しい過去を抱えていて 相変わらず読中の気分は重い部分がありますね。 今回の「Nのために」は、 なかなか見事なミステリーだと思います。 ストーリーの展開の仕方が上手いと思いました。 登場人物たちのイニシャルが「N」になっているところとかも、 なかなか魅力的ですね。 Nとは誰だったのか? みたいな。 | ||||
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