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Nのために
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Nのためにの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全205件 121~140 7/11ページ
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まだ若い夫婦が死んで、事情聴取の独白が続きます。本当に上手いですね。あれ?真実はどうなのとドキドキして先を読み進めてしまいます。独白の中に出てくる屈折した愛が巻き起こす事件。これは、カタチは違えども普通によくある事では?誰のためにだけならいいのですが、そこに自分が入るとややこしくなります。愛する人に自分への愛の証を求めるのは間違いです。と思った。 | ||||
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愛情あるゆえに暴力をふるうという倒錯した筋は、わたしにとってかなりえぐいというか、少々グロテスクで不快でしたが、同時に、その描写にはミステリというよりも、ちょっと純文の香りを感じました。 しかし、残り1/5ほどになってもどのように終わりにもっていくのか予想がつかず、ワクワクさせられた割には、ミステリとしては、やや盛り上がりに欠ける最後だと思いました。 安藤が途中まで女だと思うほどに人物描写が拙いとのコメントもあるようですが、わざとそう書かれているのでしょう、きっと。この小説では、読者がそのように間違えることが物語の条件になっているというほどのものではないように思いますが、まぁミステリジャブといったところなのでしょう。 | ||||
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他の方も書かれているように贖罪・告白はおもしろかったんです。 ドラマ化もされるし期待して読みましたが正直がっかり。 杉下の愛の形の罪の共有も勝手な思い込みだし、愛の為に起こした行動だけどどの愛も自分勝手な勘違いで一方通行。 自分の信じてる愛の形が他人から見ると歪でゆがんだものとなるって陳腐な愛の形と結末を書きたかったのならわかるかな。 ま、私の求めていたものとは違ったってことです。なのでドラマは見ないでしょうね。 | ||||
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真実だと思っていたものが、実はそうじゃないんだ。もしかして現実はこういうものなのかも、 って思わせられます。自分の人生で真実だと思っていたものに対する信頼が揺らぎます。 Nのために、って、「野ばら荘」と大家の野原のじいさんも含まれるのでは? この作品は、殺人事件の犯人探しや背景の追及がストーリーの内容ではなく、 誰もそんなことを望んではいなかったのに、Nのために、と思ってやったことが 積り積もって、殺人になってしまった。という話だと思います。 それに、読者によっていろんな解釈がなされてる点で作者の思うツボなのではないでしょうか。 野ばら荘を守ろうとしたことが、全ての始まりでした。 野原のじいさんの独白が無かったのも、作者の意図したものなのかも。 | ||||
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安藤の性別が途中で判明したのは何かの伏線かと思ったが特に意味はなかった。 杉下が愛を誓った相手は誰なのか、強く求めて、目指していたものは何だったのか、それがこの物語の核だと思っていたが、大した答えはなかった。 最後まで読んでも登場人物全員がそれぞれのNに対してそれほど強い想いを持っていたとは思えなかった。 唯一罪を被った西崎だけは強い想いがあったと言えるが、不幸な生い立ちを考えても短期間でそこに至るには無理があると思えてならない。 一番守りたいNは誰なのか、そのためにそれぞれがどれだけ自分を犠牲にしたのか…それが徐々に描かれていくのかと思いきや、最後までぼんやりした印象だった。 | ||||
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湊かなえさんらしい、連鎖的心理と事実の絡みって感じでした。相変わらずです でも好きですね | ||||
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ハマってしまい、一気に読んでしまいました。 梱包もとてもきれいでよかったです。 | ||||
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私には全く合いませんでした 早い段階でどうでもよくなり 投げ出しました こんなことは本当に久しぶりです(~_~;) | ||||
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読み終えての感想は、結構難しい物語です。 最後に付いている解説を読んで「あぁ、そうなんだ!」ってなる場面が多い。Nって誰だ?って読んでいきましたが、最後は、なるほどなーって感じでした。湊かなえは、良くこれだけ複雑な物語の流れを考えられるなと、頭が良すぎるって感じられた作品でした。。 | ||||
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少しよくわからない部分や理解できない部分もあったし、エピソードの組み立てが粗い気もするが、引き込まれるように一気に読んだ。魅力的な小説だと思う。 虐待を受けながらそれを愛と思い込んで、離れられない心理。そこが理解できるかどうかがこの小説に対する評価の分かれ目だと思う。私は共感できる。自分もそうだったから。 ただ、希美の安藤に対する思い、これがこの殺人事件という結末に至った直接のきっかけであり、西崎に対する重大な裏切りであり、最後のどんでん返しを生む重要な要素であったと思うが、成瀬に対する思いを意識させようという意図が垣間見られた展開だったのに、どうして、という気がした。それで星マイナスふたつ。 | ||||
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ある程度のところまで「安藤」の性別がわからないように書かれていたので、 「女と思わせて男でした」、一人称ならではのトリックか? とわくわくしてたら違った。特に意味はなかった。 みんなイニシャルが「N」、「のぞみ」が二人、やたら美形の男、強調してるんだから このあたりも絡んで事件を複雑にして行くのか・・・! と思ったら何もなかった。 ミスリードでもなかった。 「告白」みたいな作品がまた来るはずだと信じて 湊さんの作品全部読んでいたけど、もういいや、と見限った一冊でした。 | ||||
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告白がまあまあ読めたので買ってみましたが・・ はっきり言って、文章力が無さすぎというか 場面の切替もへただし、個々のキャラに 何の魅力も無く、結局何が言いたかったのか したかったのか、少しも伝わらない作品です。 残念ながらこの作家さんの作品はもう読まないと 思います。 | ||||
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それぞれが、それぞれ大事に思うNの為に嘘の証言をした。 うーん・・・そうでしょうか、 それが当てはまっている人は一人も居ないような気がしました。 少なくとも一人は完全に蚊帳の外ですし、 残る3人の内一人は事実を知らないわけですし、 他の2人は完全に自己満足に思えました。 さて、それでは一番キモになる事実について、 ・・・ この事件の場合、仮に本書のように4者が証言したとしても、 鑑識が調べることにより、事実とは異なる点を 容易に発見出来ることでしょうね。 ひょっとしたら湊さんは警察捜査には詳しくないのかも知れません。 | ||||
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著者の最高傑作「告白」を超える作品を書くのは、正直、難しいとは思う。 「告白」は、衝撃的で、多くの問題提起をし、読者に強烈な印象を残した。 だから、あの作品を超えるものを読みたいとは、簡単に言えない。 でも、「Nのために」は、遠く足元にも及ばず、途中で投げ出したくなった。 「〇〇のために」と考え、起こす行動は、自己満足に過ぎないのではないか? それは、本当に相手が望むことなのか? ちょっと、そんなことが、頭をよぎった。 | ||||
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ドラマ化されるとあり、読んでみました。 これまでに湊さんの作品は、『白ゆき~』しか読んだことがありません。 『白ゆき~』は、なんだか上滑りな作品だな~としか感じませんでしたが、『Nの~』は、私も一種病的な家庭で育った為、登場人物に感情移入し、読んでいる間中、胸が苦しかったです。 ただ、病的環境とは無縁の方には理解され辛いと感じます。 安藤さんの男女性別置き換え変換(変な日本語ですが)は小説だからこそ出来るダマシ手法だと思うので、映像でどうなるのか、どうするのか、注目です。 | ||||
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主な登場人物全員の苗字か名前のイニシャルがNなので、誰が誰のためにこんな事をしたのかよくわからなかった。 お互いに、相手のためを思って行動したということか? 殺人事件が起り、犯人?が逮捕され懲役刑になるのだが、最後に真犯人が判明する。しかし、犯行の動機がよく分からない。また、関係者がなぜ口裏を合わせて真実を隠したのかも、よくわからなかった。 | ||||
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このミステリーはどうなっていくのか、興奮を伴う上手い序章につい引き込まれた。 しかし、序章以降はどんどん退屈になってしまった。 少しずつ切り口を変えた同じことの繰り返しを、永遠と聞かされるような退屈さとでも言おうか。 『告白』でも感じたが、この作家さんは瞬発力はすごいけど持続力がないような。完全な独立した短編なら次も読んでみたい気がする。 | ||||
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湊かなえさんの作品が好きで購入しました。 あまり驚きはなかったですが おもしろかったです。 | ||||
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湊かなえさんの作品は大好きなので、ほとんど読んでいます。 このお話も、大変期待して読み始めましたし、実際、おもしろいと思いました。 ただ、時間軸があっちこっちに行ったり、同じ人物の章でも全く違う語り口なので、 誰の話だったか分からなくなり少し前の章を読み返さないといけなくなったりで、とにかく分かりづらい文章です。 私の読解力不足も多分にあるでしょうが(汗) (この先少し最終章のあらすじについて触れます) ラストで、杉下が病室にいるような記述がありましたが、なぜ病室?どんな病気?などがこの章に書かれておらず、中盤から読み返してもよくわかりませんでした。 これも私の読解力のなさのせい??? こんなことを思いながら読んでいたら、疲れてしまい、なんだか小説の面白みも半減したように感じました。他の作品はもっと楽に読めたのになあ… | ||||
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ボロアパートの住人が貧乏暇なしのはずが 実は何かにつけて豊かに思えるのは 至るのでの境遇ゆえか…。 それとも青いバラということか? 終わりはいろいろな解釈も可能で 自分の好き勝手な解釈をして読み終えたこととした。 | ||||
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