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Nのために
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Nのためにの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全205件 81~100 5/11ページ
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それぞれのNのために、最後はちょっと・・・だったけど。 ドラマがとても良かったので、どちらから手を付けるべきか悩むところ。 自分的には本が最初だったけど、正解でした。 | ||||
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語り手が変わっていくので最初は難しいと思いましたが、その人しか知らない部分を知っていくことで犯人を推理していくのが楽しかったです。 | ||||
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ドラマを先に観て、それから原作を読んだ。ドラマとの大きな違いで まず気づいたのは、狂言回し役の警察官がドラマで追加されていた。 また、衝撃的だったのが、杉下希美の母親役(森山未來)の演技。 原作でも扱われてるが、大量の無駄遣いと精神崩壊振りには驚いた。 主要登場人物は以下の6人。 杉下希美(Nozomi) 成瀬慎司(Naruse) 西崎真人(Nishizaki) 安藤望(Nozomu) 野口貴弘(Noguchi) 野口奈央子( 〃 ) 全員に「N」がつき、それぞれの『Nのために』が存在する。 誰が誰の為に…というのが全員に伝わっているはずもなく、 神の視点で見れる読者だけにしかそれは分からない。 この手法は『告白』でも用いられた、港かなえ氏の得意分野 だと思うが、「告白』以上の衝撃的な感想は感じなかった。 今後に期待を込めて☆3つ。 | ||||
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作者独特の「告白」を重ねながら真実を探っていくプロセス作りは大したもの。 どこまでが嘘なのか、誰のために嘘をついているのか、を探る楽しさがこめられている。 それでもドラマのほうがよくまとまっていると思われる。 ドラマを全話見たわけでないので、断片的な話しかできませんが、ラストのまとめ方はドラマに軍配があがる。 (以下ネタバレ含みます) 結局のところ、タイトルにもなっている「Nのために」は杉下の人生に愛を与えた全ての人への感謝の念である。 そうであるなら、あの決着の方法はあまりに唐突すぎるし、薄情すぎる。 (まあ、それが湊かなえという作者なんですけど) 一方でドラマでは「それでも生きていたい、自分がなくなるのが恐い」と語る。 これは単なる恐怖でなく、これまでの不遇を乗り越え、愛を与えてくれた人のためにも生きていたいという悲痛な叫びだった。 榮倉奈々の演技が良かったこともあり、見る者の胸を打ったのはやはりドラマ版だったと思う。 本は読みなおそうかなと思わないけど、ドラマはまた見直したい、と思います。 | ||||
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図書館で借りてきて、先ほど読了しました。 テレビ内容のほうがドキドキ、ハラハラ場面が、もの凄く多いです。 それは原作を読んだ脚本家のアレンジの仕方が最高に良かったからです。 原作ではテレビほど読者に、人物の印象をあれほど与えていません。 原作は、あまりにも淡々と進行していき感情移入できません。 | ||||
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真実の愛、それは罪の共有。 哀しき勘違いが、取り返しのつかない悲劇を生んでしまう。 この物語のキーパーソンは間違いなく、文学の世界に生きる男、西崎だ。彼は痛みを共有していた「つもり」だったのかもしれない。 それぞれのNは、それぞれのNのために「罪」を共有する事になる。 しかし、罪とはいっても私には彼ら彼女らがとても美しく見えた。誰かの為にと思えるその心は、なくしてはならないものだ。 それぞれの登場人物に個性があり、その人物描写はさすがだった。 私は西崎の気持ちを推し量る事ができ、彼の考えや世界に共感する事ができた。文学は奥が深い。 「灼熱バード」是非、一読したい。 | ||||
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湊かなえ『告白』と『高校入試』が面白くて、ファンになりました。 ただ、私は湊かなえの衝撃の展開やハラハラを楽しんでいたので、あまりそういうのがなくて残念。 こんなに引っ張るんだから、衝撃の真実は何かなーと妄想を巡らしていましたが、正直「え、それだけ?」と思ってしまいました。 私の妄想の最高候補(笑)は、「実は妻の奈央子が虚言癖で、DVの話は全部ウソ(本人は本当だと思ってるけど)」だったのですけど、 さすがにそれではありませんでした。 ただ引っ張るんだったら、もうちょっとすごい真実がよかったなーと思っています。 はっきり言って、「べた中のべた」でした。 | ||||
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プレゼント用に購入しました。 内容に関しては、私は読んでいないので記入できませんが、 プレゼントした相手が小説好きで、同タイトルのドラマも視聴しており、 大変喜んでおりましたので、高評価とさせていただきます。 | ||||
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深く考えさせられるすっきりしない小説も嫌いではないが、 緻密なプロットを売りにするなら、 やっぱり最後に「そうだったのか」的カタルシスがほしい。 パズルのピースが一見あっているようだけれども、微妙に隙間が空いてる感じ。 | ||||
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湊かなえさんは、いつも着想の斬新さで読者を驚かせる。「告白」の独白は印象的だったが、本書では、殺人事件の犯人探しである。そのプロットは、見事であるが、残念なのは、登場人物の描き分けが不十分なことである。ドラマの方が評判がよかったのも、その辺りによるであろう。ただ、著者の卓抜なアイデアは素晴らしく、傑作であることに変わりはない。 | ||||
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前半は引き込まれて読んだけど、 後半失速。というか、何か深い意味があるのかと思ったら、え?それで終わり? という感じでした。 | ||||
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特に面白くもないが、読むのが苦痛なほどツマラないワケでもないの星2つ。 ボロアパートで台風の日に浸水してみんな仲良くなったとか、小さな島から上京してきたとか、なんか白けてしまう設定が残念。 映像化するにしても、アニメのほうが良かった。 島から出てきた人が男二人いて、それぞれ別の島なんだけど、人物描写が薄いから区別つかない。この人の小説はもういいや。 | ||||
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湊ワールドには いつも衝撃を受けます。この本も最初のページを読んだ瞬間から引き込まれ一気に読んでしまいました。 特に、主人公の青春期、家庭崩壊の内容は、凄まじく涙が溢れました。どんな逆境にも挫けず、明るい方に向かっていこうとする 主人公の姿は 現代社会で、もがいている若者たちにエールを送っているようにもおもえます。最近民放でドラマ化されました。通常は ドラマと原本の違いに呆れることが多いのですが、今回は「罪の共有」「究極の愛」を描けていたのでドラマも一見の価値があると・・。 | ||||
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ドラマがあまりにも良すぎたので、原作も読みたくなって購入しましたが・・・ ドラマの世界観には到底叶わないことを、明白にしてしまったようですね。 『告白』から始まり何冊か読みましたが、作品的には確かに面白いんだけど、どこか煮え切らない違和感を感じていました。 今回の作品で、その違和感がはっきりしたような気がします。 『小説』というより、『綿密なプロット』を読まされているような感じで、完成形をおあずけされたような、不完全燃焼な状態で放り出されてしまうのです。 その点、ドラマは素晴らしかった。 感動的なシーンや人物背景も丁寧に盛り込まれていて、登場人物たちが本当に魅力的でした。 物語の世界観にグイグイ引き寄せられました。 原作を読んでいても、多分ドラマを見ていなかったら、このシーンは理解不能だっただろうなあ・・・という、全体的にぼんやりとして曖昧な表現ばかりで、全く引き込まれる事はありませんでした。 | ||||
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ドラマを見る前にと思い読み始めたかったものの、思いついたのがチト遅かった・・・ 1-2話始まってしまった。でも内容は面白かった・・・ドラマはやはりちょっと構成が 変わっちゃうよね・・・ | ||||
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絶対にピースの噛み合わない立体パズルを組み立てて、最終的にどんな絵になるか知りたかったけど「やっぱいいや」って締めちゃうお話。 私はNは結局自分自身の事だと思ったよ。 | ||||
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レビューが低い理由がわかりませんね。ドラマも良かったですが、原作もすばらしかったです。一人ひとりの事情、性格などがよく書かれているし、うまく出来ています。久しぶりに夢中に本を読みました。この作者は初めて読むんですが、これからもっと読みます。星は5つですよ。 | ||||
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先日、「告白」を読んで、最近類を見ない秀逸な作品だと思った。その理由は、独白という形態をとりつつ登場人物の心理描写がしっかりなされていることと、最も大切なものを奪われた主人公が、犯人から同じように最も大切なものを(しかも犯人自らの手で)奪ってしまうというテーマの明確性にある。 本書も各人の人物描写は優れていると思うけれども、テーマへの訴求が明確でない。また、編集者の入れ知恵か根性焼きとか土下座とか「読者の注意をそらさないための無意味な残酷シーン」があって、登場人物の人間性をむしろ非現実的なものにさせてしまったと思う。 ドラマのほうがいいという感想もあるようですが、文庫本のオビにある俳優(?)の写真を見ただけで見る気は失せます。 一昔前なら、成瀬君:渡辺文雄、安藤君:三橋達也、西崎君:松橋登、という最強の布陣でおもしろいドラマが作れたでしょうに! | ||||
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ドラマでは、三浦友和さんを、解説者のような役回りでいれたほど、一回読んだだけでは、えええ???って言ううちに衝撃をうけて終わってしまいました。もちろん一気に読めてしまいましたが。2回目読んで、やっと伏線が各所にあったことに気づいて、小説を理解し、ほっとして、ひたすら感動しました。Nのために、罪を分かち合う、それぞれの大切な人のために。それぞれがそれからの人生を悲しすぎる子供時代から逃げられるように。本当に究極の愛の形を湊さんが書くとは思わなかったので、驚きましたが、余りに心の芯まで一人一人の登場人物の、全力で生きて、それでも絶対的な哀しみを抱えている、その哀しみや苦しみが人が人を愛せるようにしているようにも感じました。3回目に読んでも、まだまだ新しい発見があり、相変わらず、ばっさり最短の事実しかかかない湊さんの強い思いと伝言のような強い表現力のなかで、愛して止まない作品です。湊さんありがとう。 | ||||
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ドラマの進行が待てず、本書を注文。 2日で読み終えてしまいました。 登場人物のルックスや細かい筋書きなど、 ドラマとは異なる部分もあるようです。 著者の作品は初めてですが、 周到な絡みや性格描写など、 読み応えがありました。 でも、読み終えたら、今度はドラマの先が待てない・・・ 読んだ方がよかったか、読まない方がよかったか? | ||||
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