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Nのために



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【この小説が収録されている参考書籍】
Nのために
Nのために (双葉文庫)

Nのためにの評価: 3.19/5点 レビュー 205件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.19pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全54件 1~20 1/3ページ
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No.54:
(3pt)

考えさせられました

究極の愛とは何なのか難しい問題を背景としたミステリー小説でとても考えさせられました、
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No.53:
(3pt)

新品を購入する者にとって帯は大事

古本ですか?と思ってしまった。残念です。
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No.52:
(3pt)

真相にあまり納得感がない

やはり文章が上手いのでスラスラ読めるし楽しかったですが、
真相に無理やり感があってあまり納得感がなく、モヤッとしたまま終わってしまいました。
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No.51:
(3pt)

使用感

良かったです
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No.50:
(3pt)

後悔がない生き方を

最初から終わりまで引き込まれるように見てしまいました。だれかのために、これほどまでに誰かの為に生きて、主人公は病で亡くなるなんて。
やるせないので、星は減らしました。
実の父親が不倫なんかしなければ幸せにハワイで暮らせたかもしれないのに。
人生は残酷ですね。
事実は小説より奇なり。といいますが、死ぬときには後悔がない生き方をしたいものです。
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No.49:
(3pt)

「真の愛」×「罪の共有」

本作は「真の愛とはなにか」×「罪の共有」をテーマに描かれたミステリー小説となっております。

こちらの作品では「N」がつく人物が複数登場し、タイトル「Nのために」が誰にとってのNのためなのかという視点で読むかによって様々な見解が出来る嗜好を凝らした作品となっております。

大枠な部分では放火、殺人に巻き込まれた男女4人の物語、といった感じですが、実際の所は「真の愛とはなにか」ということを問いただすかのような内容となっています。そんな普段は扱わない「愛」をテーマにした作品ですら湊ワールドが色濃く出ているのが見処です!
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No.48:
(3pt)

少し重い気分に

高級マンションの一室で死亡していた夫婦。そこに居合わせた若者が4人。その4人の視点で描かれている。理解しあっているようで誤解しあっている登場人物たち。虐待を匂わす描写が多く、読んでいて重い気分になっていく。小説内小説の「灼熱バード」が妙に印象に残る。
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No.47:
(3pt)

ドラマは良く出来ていた。

ドラマを気に入っていたので、不足もあるかと思い、物語のイメージ補間用に読んでみた。
物語初期の家を追い出される辺りの話は、ドラマの方が充実していて好きだったので、
小説は少し物足りない気がした。
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No.46:
(3pt)

期待し過ぎたか

妻が刺殺そして夫が撲殺される事件に関わった四人の男女。本作品は、四人それぞれの告白という著者お得意の形式でストーリーは展開する。

犯人は拘束されており、そこに何が隠されているかが、Nとは誰なのか(なんなのか)が興味の中心だ。

事件発生から10年後、四人が過去を反芻することで真実があぶり出されるというありがちな趣向となっている。本作品の文章は、若さ=軽薄さに読めてしまって肌に合わないが、登場人物の一人が書いた作中作は文学として好み。

同じようなパターンが続くとさすがに飽きがくるし、期待し過ぎたか衝撃も受けなかった。
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No.45:
(3pt)

原作がドラマに負けている

一人称で語るのはデビュー作の「告白」以来のこの作家のお家芸ですが、
「告白」と比較するととても称賛はできませんね。
というか、ドラマが面白かったので、原作はもっと面白いと思って読んだのですが、
原作がドラマに負けているという珍しい作品ともいえます。

西崎がなぜ罪をかぶったのか(これはドラマでも釈然としなかった)
杉崎に惚れているあまりに安藤が外からチェーンをしてしまうという設定には無理があり過ぎ。

まあ、この原作があったのだからあの良質なドラマが生まれたという点を考慮して☆3個が妥当ですかね。
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No.44:
(3pt)

うーん…

途中まではスラスラ読めて、引き込まれるような感じがあったんですけど、ラストがいまいち…過程と比べて弱い…ラストをもう少し練り上げてくれてたら★5でした。ラストの弱さが今までの熱を吹き飛ばしている気がします。本当に惜しい。題材や、それぞれの想いを巡るのはとてもおもしろかったです。
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No.43:
(3pt)

スラスラ読めました

ドラマ鑑賞後に読み、またドラマを見直しました。安藤くんのキャラがドラマによりインプットしてしまっていたので本の方ではもの足りず…
でもやはりいい作品。
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No.42:
(3pt)

物足りなかった。

湊かなえさんの、ラストでそうくる⁉︎というストーリーの仕掛けが大好きです。
ですがこれは、微妙でした。

物足りなかった。
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No.41:
(3pt)

つくり自体は丁寧かな

イニシャルにNを持つ登場人物が、みんな誰かを思うあまり少しずつうそをつく物語。
作中の殺人事件について、正直超びっくりな真犯人がいるというわけではないので、そういったどんでん返しを期待している人には物足りないかも。
ただ、まずはうその証言。次に本当のことをていねいに描いて物語を紡いでいく手法は、登場人物に感情移入する面においては非常に効果的だった。
繰り返しになるが、読んでびっくりする展開はないけれどはげしくがっかりすることもない作品。
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No.40:
(3pt)

どうなんだろう?

過程は充分楽しんだが、オチがいまひとつな感じで不消化だった。そもそもオチの部分の描写が「ん?」って読み返す感じに自分には分かり難かった。「え?誰が何を持って誰を刺した訳?」と。それで余計にインパクトが落ちた気がする。
読後一番の疑問は「自分で刺したキズと他人に刺された傷って、見る人がみれば明らかに判別できるんじゃなかったっけ?」でした。
それぞれの思惑…というか想いというか、、それが少~しだけズレてて、「こっちをつついて、こっちを削って、ここをセットにしてやりたい」的な全体の感じは堪能しました。
杉下の男前なキャラはかなり好みです。
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No.39:
(3pt)

またまた見方355度かわる作品でした。

「告白」以来、どうしても気になって読んでしまう作家さんで、話題になってちょっとしてから読みましたが、やはりなんていうか、1人1人の思惑や隠していることがあって、真相にたどりつける人なんていないんじゃないかと思います。まあ、推理小説ではないのでしかたないのですが、ミステリーとも言えない、かといって純愛小説と言ってしまっていいのか、なんとも言えない読後感でした。
一人一人の独白が数回にわたって出てきて、一人一人のキャラが濃くて読んでいて、不思議な連帯感を感じて、自分の学生時代などを思い出しました。
全員がNというイニシャルを持っていることから誰が誰のためになんだろうということばかり考えているとちょっと本筋から離れていくような気がします。
基本的に杉下希美さんは、とっても素敵な女の子で、女の子女の子してないし、自立してるし、友達も家族も、仲良しになった人を助けてる、とても好感の持てる女の子です。本当にいたら友達になりたいけど、彼女の実際は本当はわからないし触れられないだろうと思う。たぶん誰にも理解できないと思う。それぐらい過去に背負わされた闇がある。しかし、登場人物はみんな好感が持てて正常に見えるのに、過去に深い傷がある。これはかなり気が滅入る。このような人たちが偶然(仕組んで?)交差してこのような事件になってしまうというのは、ちょっと偶然過ぎて、無理感を否めない。チェーンや病気の件は今までの彼女の著作らしいかな。しかし、何にでも全ての要素を入れなくてもと思ってしまうのは私だけでしょうか。登場人物が好感の持てる人たちが多かったのが救いかなと思います。
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No.38:
(3pt)

灼熱バード????

この作品、ドラマが良いそうですね。
これが面白かったと伺って、じゃ、原作を、ということで、手に取りました。
告白以来の湊かなえさんでした。

物語は、とあるご夫婦の殺人事件。そこに関わった西崎、杉下、安藤、成瀬。
彼らが関わったこの事件。その背景とは如何に?
という物語。

告白もそうでした。一人称。
この形、確かに一つの手法であるとは思います。
インタビュー形式。そういえば、理由も、壬生義士伝も、その形。
独り言。そう言ってしまえば、それは誰も聞いてくれないかも知れません。

果たしてこの作品、どれに当たるのか。
読者の感じるままだと思いますが、私には?でした。
灼熱バード。この訳の分からない文学作品に共感できるかどうか。
そこが分かれ目かな。

45点。
告白は、一人称、インタビュー形式の作品としては、出色。
ただ、その時も思ったのですが、この人それしか出来ないんじゃない?
告白みたいに絡みい会う、会話形式であれば、良かったのですが。

この作品のドラマ、早速借りてしまいました。オススメされた方のお話は
大体当たっているので。
G@meみたい、原作を超えた脚本、演出なんでしょうね。そっちが凄い。
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No.37:
(3pt)

混乱した。

湊さんの作品はドラマでよく見かけていて、本で読むのは初めてでした。(本書のドラマ版は未視聴)

正直わかりにくかったです。あまり感情移入ができなかった。
湊さんの得意とする一人称が変わる書き方に慣れていないだけだと思いますが...

読了後、所々おさらいのように見なおして初めて面白いと思いました。(この場面でそれぞれのNはこう思ってて...というような確認)
結末としては普通でした。インパクトは感じませんでしたね。
伏線のようで伏線ではないものが多々あり、これが楽しめなかった。(楽しめる人だと★5なんだろうな...)

思い返してみると物語が面白いわけではなく、湊さんの独特な構成に面白みを感じただけなのかも...
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No.36:
(3pt)

星をつけるのを悩む

この小説を評価する星の数は、5つでも1つでも良いと言う感想。間を取って3つとした。

TVドラマを見て面白かったから原作を読んでみる事に。
近年、自分の好きな作家の作品がTVドラマ化されたが、美少年と言う設定なのに、なぜかアイドル女優が配役されていたりと、「原作レイプ」と言われるパターンが多かった。しかし、このドラマは見ていて面白かったので、さぞや原作も面白いのだろうと思い手に取ったが、正直に言うとTVドラマの方が良く出来ていたと言わざるを得ない。

今まで幾つかTVドラマを見てから原作を読んだ事が有るが、原作の方が数倍も芳醇なのが普通だった。しかし、本作はイコールと言うか、脚本を読んでいる様な気分になる。ほとんどのシーンが目に浮かぶし、登場人物の会話も、杉下や成瀬では無く、榮倉だったり、窪田の顔や声で再生されてしまう。

つまり、小説の持つ想像力を掻き立てる作用が、この小説には起こらなかった。だから、ドラマを先に見て本書を読むと、この小説はドラマに忠実な脚本にしか思えず、ドラマの出来が良かったので評価は星5つ(但し小説としてと言うより脚本としてだが)となるが、小説単体で読むと底が浅過ぎる。

非常に良いテーマを選んでいるし、住んでいるアパートも含めて登場人物がイニシャルNになる設定などは非常に良いのだが、登場人物全員が本だけ読むとだと浅すぎるし、様々な行動もご都合主義と言うか、設定が浅い。なのでドラマ抜きでこの小説単体での評価をすると、星2つ程度。
NのためにAmazon書評・レビュー:Nのためにより
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No.35:
(3pt)

”いかなる行為においても愛が理由になり得るのだと、証明してみせるのだ”

───「僕はかわいそうな子ではない。僕のことを「かわいそうな子」と言うヤツらに僕の物語を読ませ、母親とのあいだに愛があったことを気付かせてやりたい。いかなる行為においても愛が理由になり得るのだと、証明してみせるのだ」(p.264)

「Nのために」…ミステリ小説ではありがちな、含みを持たせた題名だけれど、案の定裏をかかれた。本書の登場人物は「N」ばかり。読者は、「誰がNのために、何をしたのか」と考えながら読み進めることとなる。

結果から言えば、「Nのために」と考えていたのは、Nたち全員なのだ。
題名を見て、特定の誰かがNのために…と考えるのがオチだっただろう。

本書は湊かなえの多人称語りが冴えわたっているが、『告白』のように、誰かが何かを隠して(嘘をついて)行動した行為を、また誰かがそれを考慮した上で行動する、そこがキィになっていると思う。
文章中でもあったと思うが、「もし、本当のことを言っていれば…」という思惑が絡み合って複雑で美しい、一つのストーリができている。

トリの話(『灼熱バード』、また西崎の過去)を読んでいると、湊さんも過去に何かあったんだろうか…、と勘繰ってしまった(^^;

著者:湊かなえ(『聖職者』で2007年小説推理新人賞を受賞)
発行:2014.8.28 第1刷
読了:2015年/080冊(07月/05冊)★3.4
NのためにAmazon書評・レビュー:Nのためにより
4488024556

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