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一の悲劇



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一の悲劇の評価: 3.94/5点 レビュー 34件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.94pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全22件 21~22 2/2ページ
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No.2:
(5pt)

どんどん複雑になって行く現代の家族に

名探偵法月綸太郎シリーズ。巻末で作者自身が吐露しているように、プロットや文体にはかなりの模倣はある。これは小説内に出てくる義弟の小説家のセリフの端々にもどこか作者自身の作家としての正直な吐露が感じられる点にも出ている。しかしながらそれを自身で語る法月綸太郎氏は正直にして正々堂々の作家である。
そういった要素を加味しても本作は見事な出来映えである。どんどん複雑になって行く現代の家族の形態と、それを形成していく面々の心情を実に見事に表現している点を高く評価したい。プロットや文体よりも、家族を組成している面々の描き切り方が見事だ。
子供とは何か。家族とは何か。正直な自分とは何か、を考える傑作である。
一の悲劇 新装版(祥伝社文庫 の3-4)Amazon書評・レビュー:一の悲劇 新装版(祥伝社文庫 の3-4)より
4396348029
No.1:
(5pt)

真犯人わからなかった…

取り違え誘拐&殺人は本当に事故だったのか。犯人と思われた男の死によって全て解決かと思いきや、彼にはアリバイがあって・・・しかも、自殺ではなく殺しであるからには、真犯人がいるはず。果たしてその真犯人は。そして、密室殺人の意図はなんだったのか。ちょっと、作者が推理小説家の名探偵っていう設定はどうかと思うけど、(自己評価高過ぎじゃないかしら)タイトルのつけ方もひねってあってうーんと唸らされました。よかったです。
一の悲劇 (ノン・ノベル)Amazon書評・レビュー:一の悲劇 (ノン・ノベル)より
4396203527

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