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リベルタスの寓話
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リベルタスの寓話の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21~27 2/2ページ
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これはゴーストライターが書いたのか、と思わせるくらいにクオリティが低い。 腹立たしいのみ。 むろん、今までも島田荘司の作品でつまらないものもあったが、ここまで退化し たか、という感じである。 全体に島田は長編の方が得意だとは思うが、短編でも切れ味のいいものはあった。 二作をあわせて一冊にしたものだが、両方とも中編ていどの長さ。どうも、題材 が消化しきれていなくて、長編になりきれなかった短編のように感じる。著者が 主唱する「21世紀本格」を目指した題材選びなんだろうが、それが何の必然性も ない。 この著者のものだから、というので一通り目を通したが、はっきり言って、苦痛 だった。 ちなみに、どなたかご存知であればお教え願いたいのだが、日本語タイトルに添 えられている「Ribertas」っていうのはいったい何のことなの? まったく恥ずかしいったらありゃしない。 | ||||
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御手洗潔シリーズのおどろおどろしさは健在で、雰囲気が懐かしく 思いました。 視点がくるくる入れ変わる手法も島田荘司らしくて良いのですが、 378頁中、表題作と同時収録作が半々なので、長編推理だと思って 読み進めると、あれっ? て思います。 また、ボスニア戦争という魅力的な題材を扱ったにしては、島田作品 らしい深みが足りない感じです。同時にネットを扱ったために、存在 感が希薄になったのかも知れません。 | ||||
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御手洗潔シリーズのおどろおどろしさは健在で、雰囲気が懐かしく 思いました。 視点がくるくる入れ変わる手法も島田荘司らしくて良いのですが、 378頁中、表題作と同時収録作が半々なので、長編推理だと思って 読み進めると、あれっ? て思います。 また、ボスニア戦争という魅力的な題材を扱ったにしては、島田作品 らしい深みが足りない感じです。同時にネットを扱ったために、存在 感が希薄になったのかも知れません。 | ||||
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島田荘司は、僕にとって無条件に好きな作家だから、その批評も「星3つ」未満になることは有り得ない。。。 すなわち僕にとってのこの作品は、同作家中最低ランクだと言うことになる。 本のタスキに「進化し続ける天才」とあるが、この天才というのが島田氏のことであれば、これは逆説なのだろうか? 読んでいて「またこの展開か!」とルーティンな気分になってしまう。また「ボスニア戦争では、ナチスですらしなかっただろうおぞましいことが行われた」という一説があるが、それが「集団公開レイプ」だそうだ。確かにおぞましいかもだが、ガス室などの殺人工場に比べて、よりおぞましいと言われても説得力に欠けるような気がする。盛り上げ方はいつもながら流石だとは思うが、着地の仕方が拍子抜けしてしまう。一回島田氏の「純文学小説」のようなものを読んでみたい。 | ||||
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島田荘司は、僕にとって無条件に好きな作家だから、その批評も「星3つ」未満になることは有り得ない。。。 すなわち僕にとってのこの作品は、同作家中最低ランクだと言うことになる。 本のタスキに「進化し続ける天才」とあるが、この天才というのが島田氏のことであれば、これは逆説なのだろうか? 読んでいて「またこの展開か!」とルーティンな気分になってしまう。また「ボスニア戦争では、ナチスですらしなかっただろうおぞましいことが行われた」という一説があるが、それが「集団公開レイプ」だそうだ。確かにおぞましいかもだが、ガス室などの殺人工場に比べて、よりおぞましいと言われても説得力に欠けるような気がする。盛り上げ方はいつもながら流石だとは思うが、着地の仕方が拍子抜けしてしまう。一回島田氏の「純文学小説」のようなものを読んでみたい。 | ||||
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ボスニアでの猟奇殺人事件を題材にしたリベルタスの寓話。内容はなかなか良かったが、肝心の現場の雰囲気が伝わってこない。空虚の世界の話のようで、なかなか感情移入ができなかった。しかし、ネット問題などと絡めている点は面白かった。後編のクロアチア人の手、はあまり関心できる話ではなかった。あまりに荒唐無稽なトリックで、「そんな手が許されるなら、密室トリックも何もないな」と言った感じであった。 | ||||
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ボスニアでの猟奇殺人事件を題材にしたリベルタスの寓話。内容はなかなか良かったが、肝心の現場の雰囲気が伝わってこない。空虚の世界の話のようで、なかなか感情移入ができなかった。しかし、ネット問題などと絡めている点は面白かった。後編のクロアチア人の手、はあまり関心できる話ではなかった。あまりに荒唐無稽なトリックで、「そんな手が許されるなら、密室トリックも何もないな」と言った感じであった。 | ||||
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