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ネジ式ザゼツキー



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ネジ式ザゼツキーの評価: 3.93/5点 レビュー 29件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.93pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 1~20 1/2ページ
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No.21:
(4pt)

ネジ式ザ・絶品

島田荘司氏の御手洗ものの講談社ノベルス初の描き下ろし作品だ。
御手洗は今回はほぼ安楽椅子状態で主人公の精神分析と童話のみから真相を暴き出す。
このノベルス版はメインパートが横書き一段組みで右から読んでいくというよく分からない体裁になっていて、童話パートが通常の縦書き二段組みになっている。
不可解な幻想に隠された真実を見出すという構成は御手洗ものの眩暈と同パターンだが、眩暈ほどは悪夢的ではなく、読後も爽やかな印象である。
メインの殺人のトリック的にはさほど大したものでもないが、そこからこれだけの大風呂敷を広げる島田氏ならではのストーリー構成力が見事である。
ネジ式ザゼツキー (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ネジ式ザゼツキー (講談社ノベルス)より
4061823418
No.20:
(4pt)

御手洗シリーズの最高傑作?

御手洗シリーズは全部読んでるわけじゃないですが、いや、これは最高傑作の一つですよ。
とてもトリッキーな構成で、実は推理小説としての完成度が高い。
この作品は2つのパートに分けられます。
1. 記憶喪失の男が書いた意味不明な小説から、実際に起きた殺人事件の存在を明らかにする。
2. 殺人事件の細部が明らかになった後で、改めて事件の真相を解き明かす。
「1」の部分は、毀誉褒貶があるようです。御手洗による謎解きは確かに強引なんですが、まあ普通に読みすすめればOK。
問題は「2」で、こちらはちゃんと、読者が推理して真相を当てられます。
ラストは、作中人物のセリフにある「まるで世界一周の旅をしたみたいだった!」の通り、深い満足感が得られます。
完璧な作品ではないですが、御手洗シリーズのファンなら絶対に見逃せない作品です。
ネジ式ザゼツキー (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ネジ式ザゼツキー (講談社文庫)より
4062755327
No.19:
(4pt)

狂気と常識の落差

荒唐無稽なファンタジー「タンジール蜜柑共和国への帰還」。
この一編を抜き出して読んでも楽しめます。

ミタライは記憶障害者がものした「タンジール...」やラモス元刑事の証言などから
例によって超絶推理を働かせ三十年前の事件の真相を言い当てます。

死体の首が切断され、頭部には雄ネジが、胴部には雌ネジが組み込まれているという
一見猟奇的な殺人事件を、ミタライは狂人やサイコパスの仕業ではないと帰結し、
犯人のやむにやまれぬ事情を見抜いてしまいます。

狂気と常識の落差が何ともいえぬカタルシスを呼びます。

本書でも島田先生のとんでもない発想が見られる反面、弱者に対する労わり、
心根のやさしさが溢れているといえるだろう。
ネジ式ザゼツキー (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ネジ式ザゼツキー (講談社文庫)より
4062755327
No.18:
(4pt)

御手洗シリーズの中ではかなり読みやすい

サイドストーリー豊富、たまにグダグダ、蘊蓄満載のやたら分厚い文庫系の御手洗シリーズで、
アポトス、眩暈に次いで気に入った作品でした。
後半の盛り上がりまでに時間がかかる作品が多いのですが、今回はとにかく最初から引き込まれる。
本作は若干メルヘンテイストであり、トリック(というより不思議現象の正体)が気になってスイスイ読めますが、他作品に比べると後半の展開は少し地味だったかなとも思います。

御手洗シリーズ初読の方はトンデモトリックに驚き飽きれるかもしれないので、占星術殺人事件かロシア幽霊軍艦事件をお勧めします。
特にミステリ好きではない友人に貸しましたが、3日程度で読み終わったそうです。
ネジ式ザゼツキー (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ネジ式ザゼツキー (講談社文庫)より
4062755327
No.17:
(5pt)

著者は本作で一皮むけた

つげの「ネジ式」を知っていると、余計なことを考える分、すっかり騙されちゃう。
著者の提唱する21世紀本格の実践編である。
著者の御手洗もの長編は、年鑑大作の刊行以降、しばらく低迷していた。
本作は、ある意味、著者の転機になったものだ。
御手洗ものとして久しぶりのヒットであり、多分手応えもあったのではないだろうか。
以降、著者の長編は、ほとんどが御手洗ものになる。

メインのストーリーだけではなく、途中に別ストーリーが挿入されるのは、「アトポス」とかの豪華大長編のころからのお馴染みの作法だ。
「龍臥亭〜」などもそうだ。
ただし、本作では、それが作中人物の創作、というところがミソかな。

もちろん、その別ストーリーが全く関係なかったら怒っちゃうけども、いろいろと絡んでくる。
だから、別ストーリーが挿入されることで本筋を読む勢いが中断されちゃうけど、それもしょうがない。
何より本作は、脳科学者御手洗が探偵なのだ。

「占星術〜」や「異邦〜」の頃は、まさか彼が脳科学者になるとは、想像もしていなかった。
これは、著者が‘真のミステリはひとの心の中にある’ということに、気がついたからだろう。
ただし、あまりこの方面で進めると、インパクトの大きい大技物理トリックの出番が少なくなっちゃうんだ。
それはちょっと残念だから、この方面は適当にしておいて、著者にはもっと剛腕を発揮して欲しい。

そう、あの「北の夕鶴〜」や「斜め屋敷〜」のショック。
あのての作品の新作を読みたいものだ。
ネジ式ザゼツキー (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ネジ式ザゼツキー (講談社文庫)より
4062755327
No.16:
(5pt)

「まるで世界一周の旅をしたみたいだった!」

そんな登場人物の言葉がそのままぴたりと自分の気持ちと当てはまる本でした。


御手洗潔が主人公でなくても本格物として

もっといえばミステリーという枠にとらわれない傑作であると思う

それが御手洗ファンならば尚たまらないとでしょう


まず登場から御手洗潔がなぜそんなところで働いているのか?
(御手洗潔は一体何を、どこを目指しているのかというような面白さ(自分はかなりぶっとびました笑))

謎めいた物語と登場人物

時に強引と言われるような本格物の推理、ギミック



驚きとわくわくの連続で読んでいてとても楽しく


面白くて読み終わるのが惜しかったです

丁度旅の終わりの様に



良い本に出会うと生きてて良かったと大げさでなく思います、そんな風に感じさせてくれた本でした


余計なことですが個人的にはレオナが出てこなくて良かったと思いました笑
ネジ式ザゼツキー (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ネジ式ザゼツキー (講談社ノベルス)より
4061823418
No.15:
(4pt)

良いですね!

良いですね!島田ワールド炸裂です。混沌から論理的に収束に向かうプロセスは、御手洗的(島田的)説得性に満ち、ファンならば、うん、うんと納得することしきりです。一気に読めます!
ネジ式ザゼツキー (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ネジ式ザゼツキー (講談社文庫)より
4062755327
No.14:
(5pt)

著者健在、御手洗潔の名推理

600ページ大作だけあってどんどん謎が増殖してゆく(そこがまたいいのだが)が、どうやって収束させてゆくかが不安だった。が、見事に御手洗は全てを解決してくれた。島田荘司健在の証拠である。
島田氏の奇抜な発想には驚かされるばかりだが、それが一段とヒートアップしたものが本作なのだ。ネジで体にはまっている死体、そして謎の童話。噴出する「ミステリーズ」が魅力的。飽きない。それらを無視してはいけないが、もう1つ注目したいのは、引き裂かれた男女のドラマである。
謎を解いたその先には人間たちの過去がある、思いがある。その構成がすごい。
島田荘司は都筑道夫のごとく全身推理作家だ。
ネジ式ザゼツキー (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ネジ式ザゼツキー (講談社文庫)より
4062755327
No.13:
(4pt)

ネジ式?タイトルからミステリー

ネジ式?ザゼツキーってとっても言いにくいんですが、人の名前?
じゃあ、タイトルはネジ式の人ってこと?!!何なんでしょうか?
記憶喪失になった男が童話を描く。童話の内容から、御手洗はいろんな事実を
男との病室での会話で明らかにしていく。
死体になぜねじがはまっていたのか?御手洗のロジカルな頭は理屈でそれに
答えを出す。いつもながらすごい人です。
交互に挿入される童話は、最初読みにくかったが、最後のところの男女の会話に
とても感情移入でき、必要な組立だった。冤罪が解き明かされ、男女の再会へと
繋がるストーリーは、爽快感を感じた。
ネジ式ザゼツキー (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ネジ式ザゼツキー (講談社文庫)より
4062755327
No.12:
(4pt)

異常に対峙するクレバーな姿勢

御手洗潔とハインリッヒの、ホームズ・ワトソン的な関係性が清々しいミステリー長編。徹頭徹尾、ひとつの室内、おなじ机を囲んで物語が紡がれていきますが、会話のテンポが小気味よく、不思議のなかから拾い上げた新しい謎、そしてその謎を紐解いていく過程がすらすらと頭に流れ込んできます。
思っていたよりも、ずっと読みやすかったですよ。
ネジ式ザゼツキー (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ネジ式ザゼツキー (講談社文庫)より
4062755327
No.11:
(5pt)

楽しめました!

記憶喪失の男がかいた童話。「タンジール蜜柑共和国」というのどかな響き、そこに登場するちょっぴり奇妙な人たち、メルヘンなようで時にシュールな展開に、読めば読むほど頭の中のクエスチョンマークが増えていきますが…
御手洗氏の推理が、物語の謎を解きほぐし、さらには男が記憶喪失になった過去のいきさつまで明らかにしていくのは圧巻です。ついに到達したそこには予想もしないショッキングな事件が!
長編ですが、ぐいぐいと引き込まれ、一気に読んでしまいました。おすすめです。
ネジ式ザゼツキー (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ネジ式ザゼツキー (講談社ノベルス)より
4061823418
No.10:
(4pt)

近年の御手洗ものでは出色の出来です。

本書は、ここ何年かの中では出色の出来だと思う。
本書にはとびきり奇妙な謎が、これでもかというほど詰め込まれている。
とりわけスゴイのが、ネジ式ではずれる首の謎だ。
ネジ式?人間の首が?いったい、どゆこと?
誰もがそう思うことだろう。そして、そんなとんでもない謎が論理的に解決されるわけがないと思ってしまうだろう。こんなことが現実に起きるなんてことはありえない。だが、これが理路整然と解決されるのだ。これには唸ってしまった。本書では完全にしてやられた。
今回もおいおい、こんな大風呂敷広げて大丈夫なんですか島田さん!とツッコミの一つもいれたくなってしまう謎なのだが、これがまことに納得のいく結末をむかえてしまうから素晴らしい。
ひとつ難を言えば、ノベルズ初の試みだと思われる横書きの部分が最初読みづらかったことだろうか。
しかし、それもこの奇妙な世界を構築する上での島田特有の『演出』なのだろう。慣れれば横書きと縦書きの交差もストレスなく読めるようになる^^。
久しぶりに御手洗物で大いに溜飲を下げた作品だった。ほんと楽しめた。
ネジ式ザゼツキー (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ネジ式ザゼツキー (講談社ノベルス)より
4061823418
No.9:
(4pt)

面白いには面白いが・・・

島田荘司氏のグロテスク系の作品と思えるが,患者の症状など興味深い部分が多かったものの,死体それ自体はそれほどグロテスクなわけでもなく,グロと対比されるべき謎解きの理知性についても,どちらかというとメロドラマ風な気がして,グロと理知の落差で魅せる氏の作品の中では可もなく不可もないレベルかなと思いました(失礼)。
精神の病の世界って,現実ははるかにシュールなんですね。身近に例があるのでそうおもう。なにしろ,精神を精神が判断したりするので,本当に患者は向こうなんだろうか?とこちらが揺らいでしまうことがある。その意味では,もっとシュールな「精神と精神のぶつかり合い」を描いてほしかったと思います。ミタライさんが常に正常では面白くない,といっている(笑)。それに比べるとアトポスのような体の病気(体が先で,その影響を精神が受ける)を扱った作品のほうが説得力があったと思います。
ということで,星ひとつだけ引かせていただきます。おもしろいのはおもしろいです(をい)。
ネジ式ザゼツキー (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ネジ式ザゼツキー (講談社ノベルス)より
4061823418
No.8:
(5pt)

眩暈ver.2

島田荘司にしか書けないグロテスク&シュールなメルヘン世界。タイトルがまた素敵。何だかワケの分からないうちに本の終わりの方まで辿り着いてしまうんだからこの人のパワーは凄い。感じとしては同じ著者の「眩暈」路線か。それを最近の御手洗潔の環境で書くとこういう風になるんでしょうか。簡単には説明できない展開だけど、島田幻想ワールドにどっぷり浸ってください。
ネジ式ザゼツキー (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ネジ式ザゼツキー (講談社ノベルス)より
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No.7:
(4pt)

さすが島田荘司!ケレンみたっぷり!

いやあ、さすが島田荘司、ケレンみたっぷりの大仕掛け&どんでん返しは健在です! 島田ファンならば……いや、本格ミステリーファンならば要チェックの一冊でしょう。ただ、あえて言わせてもらうならば、ビートルズ・ファンには初めのころからネタばれの部分もあったりするので、その分星ひとつ原点。残念!
ネジ式ザゼツキー (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ネジ式ザゼツキー (講談社ノベルス)より
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No.6:
(5pt)

海外へ向け英語版の出版を切望する

御手洗シリーズ最新作。横・縦・横・縦のシュールな島田ワールドが展開する。まさに21世紀の『眩暈』とも言える作品になっている。考えてみると横書きを使ったのは途中で英語表記を多用するのに違和感が無いようにする意図もあったのだなと後で気がついた。圧倒的な彼のイマジネーションは、今やノーベル賞作家になった大江健三郎の『万延元年のフットボール』・『空の怪物アグイー』あたりのそれすら思い起こさせるほどである。最近『占星術殺人事件』も英語版が出たようだが、本作など英訳されれば、かなり高い評価を海外でえてそのままノーベル文学賞に結びつくのではないか、と感じさせるほどの出来栄えだ。既にミステリーの分野を突き抜け、文学として最高レベルに到達していると思う。海外へ向け英語版の出版を切望する。
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4061823418
No.5:
(5pt)

久々大ヒット

御手洗氏の過去にも私生活にも全く興味がない私には、最近の「御手洗もの」にはがっくりで、もう島田作品は買うまいと心誓っていました。しかし、やってくれました!すっごく面白くて、休みを1日かけて読みきってしまいました。久々に大ヒットです。とにかく面白かったです。この作品は、私が思うに、「眩暈」の外国版と言えるのではないでしょうか。決して悪い意味ではなく、趣向が似ていると思います。「眩暈」と同じく、時間と空間を越えた壮大なトリックはまさに島田荘司ならではのスケールです。緊縛した状況で、人間が見せるギリギリの判断・心理が生む奇想天外な「現実」、これが島田小説の醍醐味だと思います。この「ネジ式ザゼツキー」も、まさにこの島田ワールド全開で、島田荘司の本格ミステリが健在なことを示してくれました。次回作も楽しみにしています。
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4061823418
No.4:
(4pt)

御手洗シリーズの爽快さ健在

御手洗シリーズの醍醐味は、冒頭で提示される奇想で独創的で不可解な謎が、エキセントリックな天才探偵の明確な推理で完全に解決される爽快さにあると思う。もちろんそうではない作品も多数あるが、『占星術殺人事件』から始まる御手洗シリーズの主要な作品は、全てこの気持ちよさこそがその持ち味だ。作者の持つ文明観や日本人論も必要な味付けだし、石岡君とのやりとりも大切な要素なのは言うまでもないけれど。この作品は、今までの御手洗シリーズの中での一、二を争うほどの奇抜な謎「タンジール蜜柑共和国への帰還」と言うファンタジーが実際にあった事実だと言う話から始まる。快刀乱麻を断つごとく次々と解明されていく過程は、気持ちよいくらいの爽快さだ。全ての謎が過不足なく読み解かれ、同時に登場人物逹の思いが心に届く。鼻につく時も多い文明観や日本史観が謎解きの後ろにほどよく納めら、不可解な謎とその推理と言う本質が正面におかれているので、御手洗シリーズの中でのベストに入る気持ちよさだ。騙されたと思って、ぜひ騙されて欲しい。そしてずばっと謎が解明されていく瞬間を楽しんで欲しい。追記:巻末のエッセイは、入れたい気持ちは分かるし、本格に対する作者の想いも伝わるが、ここに掲載される必要はなかったのではと思う。ボーナストラックだと思えばちょっと得した気分にはなるけど。
ネジ式ザゼツキー (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ネジ式ザゼツキー (講談社ノベルス)より
4061823418
No.3:
(5pt)

久々のヒット!

ここのところの島田作品には、御手洗潔の幼少時代の事件や、石岡君しか出てこないものが多かったので、久しぶりに御手洗本人が登場し、謎を解決する、というこの作品の登場が大変嬉しかった。話の内容は、謎が謎を呼ぶ、というような複雑さがなく、それでいてドキドキさせられる展開。あっという間に読み終えてしまえるほど流れのよい作品に仕上がっています。そして一番の推薦点は、読み終わってすぐに、全ての謎が解決できるという後味のよさ。本格推理にありがちな、「え?これはどうなったの?」「あの人はなんだったの?」というような分かりにくい複線がなくて、読み返すことなく、気分よく読了できます。おすすめの作品です。
ネジ式ザゼツキー (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ネジ式ザゼツキー (講談社ノベルス)より
4061823418
No.2:
(4pt)

さすが!!の一言

●御手洗ファンの私に待望の新作です。ストーリーは今までの専門的な知識を用いて謎を解く、という感じではなかったのですが、一度読み始めたらすらすらと読めてしまいました。結末はまあ、予想通りの展開といえばそうなのですが、おもしろかったですし、独特の世界観に引き込まれてしまいました。個人的には石岡君が出てきてくれたほうがいいなあとは思うのですが。もうでてこなさそうにないですね。今後御手洗がどう活躍するのかが見物です。
ネジ式ザゼツキー (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ネジ式ザゼツキー (講談社ノベルス)より
4061823418

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