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幽体離脱殺人事件
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幽体離脱殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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<ネタバレ注意> 日本を代表する景勝地のひとつがまたトンデモない使われ方をされておったまげた。景勝地どころか御神体だよ……。 ともかく、この奇を衒ったビジュアルはまったくの付け足し。本書の2/3以上は森岡輝子の語りで占められ、女二人の20年来のつきあいが描かれる。女同士の付き合いというのは、たしかに本書で描かれるような面があると思うが、これがもう読むのが嫌になるくらいデフォルメ増幅されているのが恐ろしい。 小瀬川陽子は、これはもうハッキリとカスだが、語り手である輝子にもイーッとなってしまうこと間違いなし。 彼女が体験することになる“幻想”は合理的に説明されるが、本書はミステリというよりはサスペンスであろう。それはたっぷりとあると言ってよいが、主人公の輝子の挫折と再生が大きなテーマだからだろうか、ミステリとしての起承転結はあまりうまくいってない。 著者の本にはこの手の幻想譚が多いが、その体験をするのはほぼ女性ではないか? 著者には女性ファンが多いと聞いたことがあるが、ハッキリ言って、著者の女性に対する評価はかなり低いように見受けられる。 ところで、冷静に考えてみると、そもそも吉敷がこの事件に興味を持ったのは、たまたま陽子の夫である小瀬川杜夫と飲み屋で知り合っており、彼の名刺を夫婦岩にぶらさがった死体が身に着けていたからだが、彼が小瀬川の妻の親友である輝子をつけまわして、結果死に至ってしまったのはまったくの偶然である。吉敷と三重県警との驚愕の連携プレーといい、やはり本書も島田ファンタジー全開か。 吉敷が小瀬川と知り合わなければ、そもそも一連の事件は起こらなかった可能性があることも指摘しておこう。 坂上のカエル発言は、これは彼に神通力があるということになるが、これもまた島田ファンタジーの特徴か。そういった観点がかなり気にはなるが、読み応えのある本ではある。薄めの本の割には。 | ||||
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コレって吉敷シリーズになるのだろうけど、吉敷は初めと終わりしか出てきません。またしても、ある主婦が主役をしてて、彼女の視点で話が進んでいきます。友人の罠にはまってしまうのだけど、そこまでのやり取りがおもしろい。友人がやっかみのしたたかものだから、電話であれこれ苦悩をったり醜い女の姿が良く現れてました | ||||
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