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テロリストのパラソル
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テロリストのパラソルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全176件 41~60 3/9ページ
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かなり昔に読んだ本ですが、今更レビュー書きます。 結構売れたようですね。大方忘れましたが、雰囲気は良かったと思います。 ただ、自分を裏切り、恋人も奪い死に追いやった男を友とは、これいかに。 その一点は全く共感出来ません。ラストがこれなんで台無しですね。 | ||||
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展開が気になるので一気に読んでしまった。一つ言いたいのは主人公が遭遇した過去の事件。主人公達はあんな状態で何故突き進んだのか、事故するのは当然ではないか。無理やりすぎというか煮詰まってない感じが否めなかった。また犯人についても同情すべき点に欠ける。自業自得ではないかと思ってしまった。 ただ伏線の回収と言いストーリー構成はよかったので、各動機について納得できるような話になれば佳作だと思った。 | ||||
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大体最後の展開は読めてしまうものだがこれは全くわからなかった。最後になって様々な人間関係から伏線があったのだと気付かされた。 | ||||
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藤原伊織の作品の中では一番気分の悪いものだった。 ある世代にとっては「哀愁」とか「ノスタルジー」を感じさせるらしいのだが、 登場人物、特に犯人がクズ過ぎて哀愁もノスタルジーも、ましてやシンパシーも感じない。 最後まで読ませる筆力はあり、ストーリーテラーとしては優秀だと思う。 | ||||
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物語の展開のテンポも良く登場人物も面白い。 | ||||
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エンターテイメント小説として楽しめました。非常に緻密なストーリーでした。 ただ登場人物達が頭が良すぎるのか、会話のやり取りについて行くのが大変でした。ヒロインもなんか変。乱歩賞と直樹賞のダブル受賞作品ということでしたが、期待のほどというわけではありませんでした。 | ||||
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何年か振りの再読ですが、やはりこの作者は物語作りがうまいと感嘆しました。 いささかプロットが作り物過ぎている嫌いがありますが、登場人物の配置とキャラクター設定に作者のうまさが光ります。どのような登場人物を並べて、それぞれにどのようなキャラクターをつけるか、そのキャラクターたちが自分たちの行動原理でどのように動くか、そしてそれをどのようにプロットに当てはめるか。 普通、このようなプロットで書けば、ご都合主義が鼻につくか、おとぎ話過ぎて読むに耐えなくなりますが、主人公を邪魔する障害のバリエーションを増やして、緩急をつけることで読者を引き付けて離しません。 うまい小説の作り方としてお手本になるような作品です。 | ||||
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何度読んでも面白い 著者が早逝されたのが残念 他の人には出せない味がある | ||||
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怖い。 愛する者を奪う関係ってのは、こういうシチュエーションにリアリティを付加する。激しく面白かった。 | ||||
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主人公のキャラが立っている、というレビューがありましたが、主人公だけでなくその周辺の人物が非常に魅力的。赤いコートのバイオリン弾きの少女。ホームレスの老いた元医師。奇妙なやくざと、女子大生の運転の対比。そして、前衛的な演劇少女の元彼女。最重要人物の「汚れを拒む」ような学生時代の姿。遺族のマスコミ志望の少年。お茶好きな遺族で警察嫌いの頑固おやじ。犯人当てミステリとしては、証拠はあからさまにはなってないので、純粋に読み物として楽しむのがよいと思います。本当に楽しい読み物です。何回も繰り返して読んだ文庫本が紛失したので、キンドルで買いました。これで何度でも読めます。やっほー。 | ||||
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小説好きなのでいままでたくさんの本を読みましたが この話ほど緻密でカッコいい世界観の作品は知りません。 リアリティもあり引き込まれます…。 読んで損なし!だと思います。 まさに名作!! | ||||
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何年か前に読んだことがあるのですが、すっかり忘れて今回再読。 新鮮な気持ちで読みました。 面白かったです。 初対面なのにすぐに心を許してしまうことや 週刊誌の記者が簡単に情報を伝えてしまうことなど いまの時代から考えると ありえない感じですが 書かれた時代ではまだあり得たことだと思います。 それにしても主人公が魅力的。 解説にもありましたが、キャラが立ってるとはこのことだと思います。 飲んだくれのアル中の中年男性が これほど魅力的に(容姿についての書き込みはないのに) 思えるのは、ひとえ作家さんの力量だと思います。 若くして食道がんで亡くなられたのはほんとに残念です。 もっともっと作品を読みたかったです。 ただ、ほかの作品も読ませていただきましたが どの作品も主人公も タバコとアルコールが切っても切れない感じで ご本人もきっと広告代理店という職業柄なども踏まえて タバコとアルコールで お亡くなりになったのかと思います。 もっともっと作品を読みたかったです。 生きることの難しさを感じます。 | ||||
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ストーリーは面白く、一気に読みました。 ただ、あまりにも都合良すぎるのと(小説なんだからとふまえても、ちょっと無理があるかな) 準主役の若い女性が、う〜んって感じ。 仲のいい母親が亡くなったその日に動く?そして初対面なのにクビ突っ込み過ぎて不自然。 でも展開がどんどん変わりながら進んでいくので飽きずに面白く読めます。オススメ。 | ||||
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50歳以上のお年寄り向けなろう系。必要以上に主人公を持ち上げる周囲にやれやれなぜなんだ?とさも気付いていないテイの脱力主人公。ありえないリアリテイに退屈すぎるプロット…まあ20年前の作品だしね… | ||||
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自分の学生時代と同時期で、封鎖中の安田講堂にも出かけ、教室に一晩泊まったことが思い出されます。大学1年の1/18でしたえ | ||||
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物語の設定には偶然が多過ぎる。 だが、登場人物たちは魅力的で一つの青春小説としても強い印象を残す。 | ||||
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まず気に入らなかったのが序盤の事件が起きてからのシーン。唐突に文が走り出して置いてけぼりになった。 考えるな、感じろということかと流しつつ読んでいたらあっという間に終盤。うーん? 主人公はアル中じゃなくてただの万能人間、もしくは作者の知識自慢のはけ口といった印象。説明が足らず、 いらない知識に限ってひけらかそうとし、脇道にそれるそれる。おかげでセンテンスが異常に長い。 そして作風をハードボイルドたらしめている、「表情を変えなかった」的な描写のオン・パレードに食傷気味。 そんなことだろうと思っていた、その解説がすかさず後追いで長々と続く、この繰り返し。 ひたすらマウントをとりたい。カッコつけたい、そんな生き方がにじみ出た作品です。本当に紙芝居。 | ||||
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電子版は新しいが江戸川乱歩賞(1995)、直木賞(1996)作品。犯人すぐわかっちゃうけど、タイトルにある「パラソル」は最後までわかりません。 | ||||
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小説なんだから、作者が小説と同質である必要はないのは当たり前だけど、優等生が不良ぶりたがってるって感じ。こんなヤバイことやキタナイことも知ってるんですよでも僕はあくまでエリートです。って言うのが其処彼処から聴こえてくるし、お話はムリクリが多くてある意味やり過ぎ部分あるし、なんだかんだで結局、競争話で、長いの読まされて損した。 | ||||
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作者は、ダックスフントのワープですばる文学賞受賞したものの、その後原稿依頼を断っているうちに注文が来なくなってしまう。1995年、ギャンブルでかさんだ借金の返済のため、賞金を目当てに本作品を江戸川乱歩賞に応募し受賞した。翌年、同作で直木三十五賞も受賞し、史上初のW受賞となった。 ハードボイルドものです。 作者は東大出身で、電通に入社されていますが、1970年代の学生紛争が背景にあると思います。 吉川英治文学賞受賞作である奥田英朗のオリンピックの身代金や、横山秀夫の出口のない海のボレロのマスターが思い出されました。 1996年に萩原健一、根津甚八、高橋恵子など豪華キャストでテレビドラマ化されているそうです。見てみたくなりました。 | ||||
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