蚊トンボ 白鬚の冒険



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    初公開日(参考)2002年03月
    分類

    長編小説

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    蚊トンボ白鬚の冒険

    2002年03月31日 蚊トンボ白鬚の冒険

    ランナーの道を断念して以来の全力疾走をした日、若い水道職人・達夫は、羽音とふしぎな声を聞く。奇妙な能力を持った蚊トンボ“白鬚”が頭に侵入してきたのだった。達夫はシラヒゲの力で、オヤジ狩りに遭っていたアパートの隣人・黒木を救う。黒木は、株取引で巨額の損失を暴力団に与え、血眼で行方を追われる身だった。彼らは、黒木の居場所を達夫に吐かせるため、恋人・真紀をターゲットにしたが、凶悪な気を放つ赤目の男の介入に、達夫は闇社会に真っ向から挑む道を選んだ。長編小説。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt

    蚊トンボ 白鬚の冒険の総合評価:6.92/10点レビュー 37件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全2件 1~2 1/1ページ
    No.2:
    (3pt)

    蚊トンボ 白鬚の冒険の感想

    著者は、会社員時代の仲間でもあり、読み始めたが、どうしても共感できずに途中で放棄しました。彼は寡作ですが、これははずれです。

    かぶきもん
    59TJCH7M
    No.1:
    (5pt)

    蚊トンボ 白鬚の冒険の感想


    ▼以下、ネタバレ感想

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    なおひろ
    R1UV05YV
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    未読の方はご注意ください

    No.35:
    (5pt)

    2巻組の書籍はまとめ買いがマスト

    1巻のレビューで書きたいことは書き尽くしたのですが、
    もし2巻を読まないでいる方がいたら、
    そんなもったいないことはありません。
    それにしても著者はなぜこんなに裏社会をリアルに描けるんでしょう。
    ま、みんなそれなりにダンディだしフィクションだからこそかしら。
    蚊トンボ白鬚の冒険(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:蚊トンボ白鬚の冒険(下) (講談社文庫)より
    4062750562
    No.34:
    (2pt)

    消化不良

    故藤原伊織の作品を「テロリストのパラソル」以来、購読させて頂いた時期がありました。
    ふと、アマゾンのレコメンド紹介でこの作品を目にして、そう言えば「未読」だったなと思い。
    紹介の情報では好みではないが、一応購読する事としました。

    予想通りというか、昨今のアニメのような設定で様々なケースに立ち向かっていく内容でした。

    主人公を若者とした所から、その年齢での人間性というか「考え方」とその変化は興味深く感じましたし
    主人公を取り巻くキャラクターも良き深さで掘り下げられて設定できており魅力的でした。
    (とは言え、その良いキャラがイマイチ、ストーリーに生かせていないとも感じました)

    良き意味で、このアニメ的な設定を裏切るほどの展開や、作品としての強さを期待しましたが、個人的な
    ハードルが高すぎたのか、そこまでは至らなく「消化不良」というのが感想です。
    蚊トンボ白鬚の冒険(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:蚊トンボ白鬚の冒険(下) (講談社文庫)より
    4062750562
    No.33:
    (5pt)

    大好きな作品です

    一挙に読み終えてしまいました。
    無骨で一本気な主人公の少年と茶目っ気のある蚊トンボの名バディぶりが見事です。
    2人のコミカルで危なっかしくハラハラさせられます。
    いつか2人には垣根を超えた友情が芽生え。。
    愛と友情とハードボイルドな2人の冒険の物語、皆んなにぜひ読んで欲しい作品です。
    作者さんは既にお亡くなりになってらっしゃるんですね。
    この作品をきっかけに他の作品も読んでみます。
    白髭橋を通るたびこの作品を思い出します。
    ちょっとウルウルしてしまいます。
    素敵な作品に出会えて作者様に感謝致します^_^
    蚊トンボ白鬚の冒険(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:蚊トンボ白鬚の冒険(上) (講談社文庫)より
    4062750554
    No.32:
    (5pt)

    ワクワクドキドキ

    一挙に読み終えてしまいました。
    無骨で一本気な主人公の少年と茶目っ気のある蚊トンボの名バディぶりが見事です。
    2人のコミカルで危なっかしくハラハラさせられます。
    いつか2人には垣根を超えた友情が芽生え。。
    愛と友情とハードボイルドな2人の冒険の物語、皆んなにぜひ読んで欲しい作品です。
    作者さんは既にお亡くなりになってらっしゃるんですね。
    この作品をきっかけに他の作品も読んでみます。
    白髭橋を通るたびこの作品を思い出します。
    ちょっとウルウルしてしまいます。
    素敵な作品に出会えて作者様に感謝致します^_^
    蚊トンボ白鬚の冒険(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:蚊トンボ白鬚の冒険(下) (講談社文庫)より
    4062750562
    No.31:
    (4pt)

    結末のせいもあって作者の意図が伝わりにくいのかもしれないが、そんなこたあちっちぇえことじゃないの?

    たった3日間の物語なのに、それを要約することは、恐らく不可能だ。だから、<冒険>というしかないし、ラストで<蚊トンボ白髭>も言うように、それに<恋>を付け足すことくらいしかできない。<蚊トンボ白髭>について説明するだけでひどく手間がかかる。結局、このことを知っているのは、倉沢達夫切りしかいないままだった。
    主要人物である八木沼真紀も、瀬川恭三も、黒木/八重樫も誰もシラヒゲの存在は知らぬままだったのだ。だって、そんなこと説明することができる?ある設定を前提にした物語という点ではSFだけど、ちょっと違うものなあ。だから、とりあえず、これはアニメの設定くらいの感じで読んでみた。何ならゲームでもいいかも知んない。原作は少年マンガでもいいくらい。20歳の配管工である主人公・達夫とともに、とんでもない事態に巻き込まれる超刺激的なアニメーションだと思えばスッキリする。もちろん、ジュブナイルというわけではない。アダルトな苦みと儚さがほとばしってとどまることがない。
    達夫は、かつて陸上選手として栄光を手にしかけたが、難病によって選手生命を絶たれる(この設定が物語の随所で特別な効果を発揮する)。真紀も、瀬川も、黒木/八重樫もそれぞれが過去に引きずられている。しかし、四者四様に健気?に生きている。少なくとも、見た目には目の前の現実から逃げてはいない(<濁ってなくてダークな>眼ともいうらしい)。むしろ、<無思慮、無分別、無鉄砲、無節操、無原則>に生き生きと生きている。これらは、現代には喪われた<希少価値>のようだ。
    設定だけでなく、巻末の[参考資料]を一瞥するだけでも、作者としては、かなり思い切った<冒険>を試みた一編かもしれない。しかし登場する彼らは、いずれも藤原伊織作品ではお馴染みの、どんな事態にあっても諧謔とユーモアを忘れない連中だ。この造型に助けられて、どんな荒唐無稽な物語も一気に読んでしまえるのだろう。しかし、今回の“邯鄲(かんたん)の夢”はカンタンじゃない。いや、むしろ痛烈にキョーレツだ。人間の一生は短いと言うが、もっと短い生命をもつ者の方が圧倒的に多い。まさに、シラヒゲの寿命は3日間しかもたない。それでも、彼(性別不明)は達夫の<冒険>の最高の伴走者となってくれた。そのことに思いを馳せると、天空の月を仰がざるを得ないし、その青白い光につつまれることに特別な思いが走る。
    蚊トンボ白鬚の冒険Amazon書評・レビュー:蚊トンボ白鬚の冒険より
    4062111985



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