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鼻
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鼻の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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悪いことがズドンと発生して、緩やかに落ちていくだけの短編が何本か収録されている本。どんでん返しも1本あったが、何それ?みたいな内容で、あまり納得感がなかった。個人的にはあまり好きではない。 | ||||
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世にも奇妙な物語、みたいな感じでした。最後の鼻も、なんだか途中でカラクリに気づいたので、何かうわぁ!とはならなかったかなぁ。 | ||||
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3つのうち、受難はおもろかった。先が読めてしまうとおもしろくなくなる。読んでてちょっとイライラする。ホラーではない。 | ||||
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この作家さん、随分前から書いてるようだけど、最近、初めて読んだ。奇想天外な設定、ブラックで少々グロい表現、ブツブツと愚痴を言い世間を斜めに見てる「俺」がとんでもない状況に巻き込まれ最悪の結末を迎えるといった展開は、筒井康隆を彷彿とさせる。ただし、筒井ほどエロの要素はないが。何となく奇妙で物哀しく、後味の悪い世界を体験したいならオススメである。私も他の本を読んで見ようかな。 | ||||
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思わず目をひん剥いてしまうような驚きはありませんが、ほどほどに面白いと思います。 表題作に関しては秀逸だと感じました。 | ||||
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割と面白かったです。 雰囲気は世にも奇妙な物語風かな?3つの短編集。 「暴落」は人間の価値を株価に置き換えた世界の話。かなりシビア。 「受難」は監禁された男が、とことんついていない話。 「鼻」はテングのような鼻の人間が差別される社会の話。第14回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作。 3つの中では「鼻」が一番面白かった。 二つの視点で物語が同時進行していくが、話が進むにつれ、だんだん二つの視点の物語が近づいていき、最後には重なり合う。二つの物語が重なり合った時、明らかになる矛盾と真実。読み終わった後、主人公に対する印象がガラッと変わります。 | ||||
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「暴落」 ★★ 「受難」 ★ 「鼻」 ★★★★ どの話も人間の狂気が描かれているが、表題作「鼻」以外の完成度は今ひとつ。 | ||||
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これが(ほぼ)デビュー作とは思えない、あたかもキャリアを積んだ有名作家さんがさらりと書くような高度なストーリー展開に驚きました。 ただし読後感がひどく悪い。これはこの作品に限らず近年の日本のホラー・怪奇系の作品すべてに対して感じることですが、「生理的不快感」イコール「恐怖」として売り出している作家さんがあまりに多い。「そういう作品もある」という割合なら歓迎しますが、近年大きな賞をとったり話題になったりするベストセラー作家さんたちはほとんどこちらの系統なのが、どうなのかと。 古い時代の恐怖作品は、言葉の規正等が甘く物語もかなりキワモノ、にもかかわらず読後感はふしぎに爽快なことが多い(江戸川乱歩など)。そうした本はいつまでも書棚に並べておきたいと思うものですが、近年の作品は読後の衝撃・内容の面白さにそこが反比例しているようで、そういう意味で☆を減らしましたが、作品としては悪くないです。「読書玄人」の方には、オチはある程度見えてしまう、あちこちに既視感アリ、かもしれませんが。 あと、これは少々邪道な感想ですが、この文庫のなかで個人的に一番面白かったのは、あとがきで大森氏が引用された乱歩賞受賞の際に会場を大ウケさせたという作者の挨拶。この挨拶を読んでから作品を読んだら、読後感の悪さも払拭されるだろう程に面白い。なんだか中島らも氏や町田康氏を思わせる味があり、本人の希望とは逆に(?)いずれおそろしく大成しそうな予感が。この作者こそが「将来有望な株」・・・? | ||||
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暴落は★5 短編の傑作だと思う。株やってる人はかなり楽しめるし、上手いと感心すると思う。受難は★1 同じ作者が書いたと思えない下らなさ。意識不明の重体でその脳内とかそんな感じかと思いきやなんでもない。落ちのないただの意味不明の下らないだけの話。鼻★2 ラストで現実的な話にするのだがだから何?という感想しか出てこない。もう少し文章が上手ければ面白く感じるのかもしれんが。叙述トリックにするよりブタとテングの話だけで良かった気がする。 | ||||
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短編三作中、個人的に[暴落]が一番好きです。しかしリード作の[鼻]が分かりにくく、ただ単に私が叙述ミステリーを読み慣れていないからかもしれませんが、その点でケチをつけさせていただきます。 | ||||
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