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吸血の家
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吸血の家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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著者の実質的なデビュー作だそうですが、これだけ書くことができれば、新人(当 時)としてはあまあでしょうか。しかし、長編を書くだけの筆力が未熟(とはいって もその後に成熟はしていないのですが)で、推理小説というよりも犯人当てクイズ 本を読んだような感じでした。 トリックで、テニスコートに犯人の足跡が無い件は、インチキ臭くてカタルシス は得られません。逆に丁寧に伏線を配した密室殺人はよろしかったかと。 なお、終盤にバタバタと人が死に、金田一耕助ばりに低い蘭子の殺人防御率はい ただけませんよね(人が死ななければ物語は盛り上がらないのでしょうが)。 また、地の文や会話文にやたらと!とか!?とかを入れる癖は初めからだったの ですね。編集者が注意しなかったことは不思議です。痛いあとがきには鼻白みま した。 さらに、仰々しい登場人物欄にて脇役まで並べ立てたのは笑いました。無能な黎人君 は「記述者」の称号だったのですね。トンデモ推理をドヤ顔で披露して、それを信じ た中村警部の阿呆さ加減と、蘭子から全否定された部分はまったくの無駄な件でした。 | ||||
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