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1Q84
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1Q84の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.66pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全986件 161~180 9/50ページ
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現代のさまざまな問題に常に入り込んでゆく村上春樹だけれど、この作品は成功したとは思えません。 が、小さくまとまった作品世界が主な今の日本の文学状況において、果敢に物語を紡いでゆくすがたは、貴重です。 愛こそすべて、それがこの主題でしょうか。 幼くして疎外された環境で育った二人が、お互いを求めあい、時空を歪ませてまでも結びつく。 さまざまな困難にも、立ち向かって、やがて、めぐり合う、 しかし、青豆のセックス遍歴や残虐さ、天吾のいま一つの消極性、読者はなかなか共感できません。 共感できないと物語世界には、入り込めないのです。 牛河への作者のわけない厳しさも、違和感があります。 よく読めば、それなりに、愛嬌があります。 最後の最後で巡り合っても、なにか、ふたりの感情に寄り添えません。 ホテルの高層階で、ルームサービスのワインというのも、私にはどこかちぐはぐな展開。 これは、作者の壮大な失敗作ではないか。 もう一度、初めの首都高のあたりから書き直してほしい気もします。 でも、こんな失敗作を堂々と書いてしまう村上春樹に、やはり、惹かれます。 安全に、守りの姿勢で破たんなく書く作家ならたくさんいます。 次は、きっと、と思いつつ、やはり、読んでよかったと思います。 | ||||
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まるで、空想や妄想が多い中学1年生か2年生ぐらいの男の子が書いたような本。 いい歳したオッサンが書いたものとは思えない青くさい(アホくさい)本。 こんなものは文学ではない!! | ||||
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こんなくだらない小説は、読んだことがない。 まるで、空想や妄想が多い中学1年生か2年生ぐらいの男の子が書いたような本。 いい歳したオッサンが書いたものとは思えない青くさい(アホくさいIQ84の)本。 これは文学ではない。 ただの自慰。 こんな小説書いたオッサンがノ−ベル文学賞をとったら、日本の文学界は崩壊するだろう。 | ||||
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こんなくだらない小説は、読んだことがない。 まるで、空想や妄想が多い中学1年生か2年生ぐらいの男の子が書いたような本。 いい歳したオッサンが書いたものとは思えない青くさい(アホくさいIQ84の)本。 これは文学ではない。 ただの自慰。 こんな小説が、ベストセラーなんて日本も終わっている。 | ||||
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性の描写は下手だし無駄に長かったから読み飛ばした。元々自分が作りあげたシステムに勝手に酔っている独りよがりな小説を書く人だが、それに娯楽性をプラスして失敗したようだ。一応最後が気になったから全部読んだが、本当に時間の無駄をしてしまった。村上春樹は初期が良かった。もう読まない。話題性があり期待してしまっただけに、本当にがっかりした。 | ||||
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始めて村上春樹氏の小説を読みました。book1.2を読んでまず、とても小説を書くのが上手い方だなというのが感想です。 文章というより小説が。 あらゆる語法を巧みに使い、読者をその独特の世界にどんどん引き込みます。 しかしテクニックは凄いのに物語がどんどん破綻していき、最後は悪い意味で唖然としました。伏線を撒きすぎ一つも回収せず、物語が青豆さんと一緒に1Q84から逃げて行きました。 | ||||
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読む前はあまり評判が良くなかったので、どうかなと思ったのですが、読んでみたら私は楽しめました。しかしながら、ジョージ・オーエルの「1984年」という作品を知っているとその作品の内容をところどころ思い出させる部分があるので、意見は分かれると感じます。 | ||||
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先程読み終わりました。 とにかく長いです。 でもプルーストに比べればまだましです。 女性主人公、青豆も閑でプルーストを読む羽目になりますが、 ゲルマント家あたりでどうやら力尽きたようです。 無理もありません。 で、1Q84をプルーストと比べれば、という訳にはまいりませんが。 本作品、難点を挙げればキリがありません。 例えばくどいピストルの描写、柳屋敷の女主人の貧困なリッチぶりには辟易しました。 が、百人百通りの読み方を許容する、という点では 現代の作品であり、楽しめる人、賛美する人、あきる人、怒る人、その他いろいろあり。 私は、長ったらしくなってしまった「潮騒」、ダフニスとクロエの翻案、 と感じました。 この三百を超すレヴュー集の方が、本作品よりも楽しめるのかもしれません。 作者もニタニタしながら読んでいるのでしょう。 でも粋な味、後味の豊穣さがしないのは、賞味期限切れ。 中古を廉価で買って読む、が賢明でしょう。 老舗のふくよかな味ではありませんが、 なんとなく最後までは読ませる力はあるようです。 まあ、これだけ長編を書きまくれば仕方ないのでしょう。 | ||||
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描かれた物語に引き込まれなかった。 正直いうと余り面白くなかった。 あと、どうでもよい性描写多すぎ。 | ||||
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描かれた物語に引き込まれなかった。 正直いうと余り面白くなかった。 あと、どうでもよい性描写多すぎ。 | ||||
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描かれた物語に引き込まれなかった。 正直いうと余り面白くなかった。 あと、どうでもよい性描写多すぎ。 | ||||
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読みだすと、面白くてあっと言う間に読み切ってしまいました。 一節づつかわりばんこに、出て来るのが今までにない処方で、引きこまれる。 | ||||
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登場人物の背景を頭に入れとくのが、ちょっと大変。 でも、最終節に向かって楽しく読む。 | ||||
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何日かけて全巻読み終えた 3巻は無駄な説明がやたら多く、ページ数を稼いでいる印象を受けた ラストは4巻に続く中途半端な終わりかた。最後まで書ききれていない。 ふかえりは何者だったのか?NHKの集金人は何だったのか?戎野先生は?うしかいはなぜ月を2つ見たのか?リトルピープルは何をしたいのか?最後まで読んだが、書ききれてなく消化不良。 膨大な時間かかった読んだ割には読後感なし 伊坂幸太郎のゴールデンスランバー、モダンタイムスに似ている この年の流行の、一人称で視点が変わる方法をとっている 相変わらず、ナルシスト文体に突破的なエロ描写 読者対象は、エンターメント小説なので20〜30代男性 内容は、SFエンターテイメント、超能力あり、宇宙人あり、ミステリ要素もありつつ、少し主人公達の恋愛要素あり、露骨なエロあり 三文小説ではない ミステリ要素があるので面白い 3巻まであるのも、無駄に説明ばかりで、字数を稼いでいる、書いてある説明は物語に関係ない 最後まで読んでも時間と金の損 古典音楽、古典文学、固有名詞をやたら書いて、ナルシストに酔っている | ||||
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BOOK1 BOOK2 と、違う本かと、思うほど…。のBOOK3! BOOK1 BOOK2 のアンサー本かな BOOK3! 謎は…! 新たな、謎も残るのだけど。 BOOK1 BOOK2 のいっぱいの謎は、ほとんど…。 わかる。と、いうのか? 感じる!コトができると、思う。 【牛河】の章から始まります。 【牛河】→【青豆】→【天吾】と、繰り返され。 気になるのは【青豆】の章! アタシはBOOK1〜ね…。そして、ラストは第31章 唯一のこのカテゴリー【天吾と青豆】 〜サヤの中に収まる豆のように〜 最初に、目次、これみちゃうと。 安心感が漂い始める。 そして、『漢和辞典』携えて読んでおりました。 これもBOOK1〜 『邂逅』かいこうの物語 意味はね…〔思いがけなく出会うこと〕 他にね、 『頑迷』がんめい『騒擾』そうじょう『韜晦』とうかい 『簒奪』さんだつ『演繹』えんえき …。 初めて出会った…漢字でしたぁ…熟語…読めない なかなか会えないけどね。 『天吾くんと青豆ちゃん』 【牛河】の章でBOOK1 BOOK2 の復習ができるので。 もしかしたら BOOK3〜でも。 内容わかるかも…と、思ったりも! しかし。 BOOK1 BOOK2 読んで深さにはまって頂きたい! と、思う! 謎に浸って! 25【牛河】 〜冷たくても、冷たくなくても、神はここにいる〜 26【青豆】 ~~~リーダーの言ったとおりだ。天吾もまた私を捜し求めていたのだ。 それさえわかればもう十分だ。彼女の心は幸福に充たされる。 この世界にあるほかのどんな言葉も、もはや青豆には意味を持たない。~~~ 27【天吾】 ~~~彼はその手を記憶していた。~~~ ~~~そこは世界にただひとつの完結した場所だった。 どこまでも孤立しながら、それでいて孤独に染まることのない場所だ。~~~ 31【天吾と青豆】 ~~~やがて雲が切れ、月が空に姿を見せる。~~~ からの、月の描写の美しいこと。 酔えるよぉ。ココ!!! ~~~ 〜黙して浮かび、〜丸皿となって漂い、〜密やかに照らすあの月だ。 満ち潮をひたむきに砂浜に寄せ、獣たちの毛を柔らかく光らせ、 夜の旅人を包み護るあの月だ。ときには鋭利な三日月となって 魂の皮膚を削ぎ、新月となって暗い弧絶のしずくを地表に音もなく 滴らせる、あのいつもの月だ。~~~ 〜アタシも滑り台の上で「二人で月を見るの」したい。〜 BOOK3期待どおりです!よん たぶん…BOOK3で、終わりだ、よね…。 | ||||
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ねじまき鳥クロニクル以来2作目読了。 1,2巻目は独特の言い回しも心地よく、 割とすんなり読めました。 ねじまき鳥でもあった、現実世界と幻想との融合? わけのわからない言い回しや世界観にも割りとついていけました。 そういうのは、個人的に嫌いじゃないので。 ただし、3巻目は明らかに辻褄合わせ、枚数稼ぎの感は否めませんでした。 例の二人はいつ出会うのか?いっこうに話が進まないまま、前半折り返し。 しかも、えっ?妊娠?そんな馬鹿な?彼との子供だって? 違和感半端ない。 正直読むのやめようかと思った。 ただ後半やっと事態は急展開を見せることに。 妊娠についての辻褄も一応合い、納得の?ハッピーエンド。 結果的に最後まで読んでよかった。 ほか個人的に納得のいかないところ。 1、彼女が死ねば、彼が助かるという話だったはずなのに、 なぜかハッピーエンドになってる。彼の預言はいったい・・・。 2、リトルピープルと空気さなぎがなぜか、3巻目では妊娠に置き換わってる。 納得いきません・・・。 3、彼の父親が昏睡状態で集金?イミフ。ちょっとやりすぎでは? いっそ2巻目で終わっていたほうが、ハッピーエンドとはいかないが、 数々の謎は残しつつも、想像をかきたてられ、個人的には高い評価につながったのではないかな?と思います。 これを機に、この小説の題材になったと思われる、 オウム真理教についての(正確には地下鉄サリン事件の)ノンフィクション、アンダーグラウンド (講談社文庫)を読んでみようと思います。 幸福会ヤマギシ会についてもカルトの子―心を盗まれた家族 (文春文庫)などチェックしていきたい。 これらの情報を得られただけでも、「1Q87」読んでよかった。 | ||||
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趣が全く違う作品と比べてよいものかどうか意見が分かれるところでしょうが、ほぼ同時に読んでいた作品がダン・ブラウンの「天使と悪魔」しかなかったのでそれと比較して感想を述べることにしました。端的に言うと、ダン・ブラウンのほうが個人的には楽しめるし、「良い暇つぶし」になります。「1Q84」は・・・うーん・・・よく売れているようですが、私としてはなぜなのかよく理解できない。私は途中から飛ばし読みになり、結局止めてしまった。駄作と断じるつもりはさらさらないし、小説としてこういう雰囲気の作品を好きになる人がいても不思議ではないでしょう。残念ながら私には合いませんでした。暇つぶしにすらならない作品では、評価のしようがない。読んでて退屈になるからです。「幅広い層の読者に読まれる作品であるかどうか」という点についても、私としては「到底そうは思えない」という感想です。ダン・ブラウンなら、人気作家になっても私としては納得がいくが、これはどうなんだろう。作者のことを悪く言うつもりは一切ないが、合う人合わない人がはっきり分かれる本でしょうね・・・ | ||||
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Book1と2が2009年5月27日、Book3が2010年4月リリース。村上春樹の作品は、『海辺のカフカ』まで全作品を読了済みで、電子化を待っていたのだが、全くされる気配がないので、自分で電子化して読んだ。ちなみに海外では英訳版がKindle化されているばかりでなく、オーディオ・ブックもリリースされている。日本で村上春樹の作品が電子化されないのが不思議でならない。 既存の『村上ワールド』を一歩踏み込み、宗教・性・非合法世界等をその表現に持ち込む試みを意図的に取り組んでいるのが感じられる。そのため不慣れさ故か登場人物の表現に『悪』としての弱さも感じるのだが、全三巻を読み通してみると、やはり、かなりの傑作だと感じる。特に、イマジネーションの素晴らしさは絶品だ。残念ながら今年は取れなかったが、ノーベル文学賞が、『イマジネーションの素晴らしさ』という小説の最も魅力ある部分を評価する賞だとすれば、当確だと思う。 この小説の基礎は、『10歳だった頃に出会ったあの人に逢いたい』という気持ちだと思える。何十年経ち、お互いがどんなに変化しようとも、『10歳だった頃に出会ったあの人に逢いたい』という気持ちを失わない二人。そして二人は再び出逢う。 『◯◯歳だった時出会ったあの人にもう一度逢いたい』、と言うのは誰しもが持っているのかもしれない。ただ、この二人のように心の『核』の部分に持ち続けている姿、そして再びあの頃のように、『自然に』逢おうとしていることにシビれる。 ラスト・シーンはまるで映画のラスト・シーンのように映像的だ。眼から飛び込む活字は、頭のなかで、次々と瞬間に映像に変換され、高速道路をやってくるタクシーの姿まで浮き上がらせる。 そしてそのシーンがしばらくは振幅する波のように頭の中にいて、清涼感あるシビレを残していく感じである。素晴らしい。 余談だが、この本に何度も登場するヤナーチェックの『シンフォニエッタ』について少しだけ書いておきたい。ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』のジョージ・セル盤が登場してくるわけで、遡れば、デビュー作『風の歌を聴け』で、『僕』が『鼠』にプレゼントしたのは、 ・『カリフォルニア・ガールズ』の入ったビーチ・ボーイズ ・グレン・グールドのベートーヴェンのピアノ・コンチェルト第3番 ・『ギャル・イン・キャリコ』の入ったマイルス・デイビス の3枚だ。日本経済新聞の2013年5月4日の記事『村上文学に寄り添う音楽 ジャンルそれぞれに役割』に掲載された『村上春樹の作品に登場する主な音楽』は、 ・世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド → ボブ・ディラン「激しい雨」 ・ノルウェイの森 → ザ・ビートルズ「ノルウェイの森」 ・国境の南、太陽の西 → リスト「ピアノ協奏曲第1、2番」 ・ねじまき鳥クロニクル → ロッシーニ「泥棒かささぎ」 ・1Q84 → ヤナーチェック「シンフォニエッタ」 ・色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 → リスト「巡礼の年」 と表にしているのだが、一番大切なデビュー作の『音楽』3枚を抜かしているし、『ねじまき鳥クロニクル』の泥棒カササギはそれほど大切な要素になっていないし、『海辺のカフカ』ではマッコイ・タイナーの音楽が抜けている、とひどいものになっている。 で、 ・『カリフォルニア・ガールズ』の入ったビーチ・ボーイズ ・グレン・グールドのベートーヴェンのピアノ・コンチェルト第3番 ・『ギャル・イン・キャリコ』の入ったマイルス・デイビス と、ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』のジョージ・セル盤の共通項は、全てLPレコード時代の傑作ということになる。ぼくは、村上春樹がこれらのアルバムを全てLPで聴いたのではないか、と思う。 事実、この本の中でも青豆はFMを除いて、ほとんどLPで聴いていた。きっとこれからの作品に登場する音楽もLPレコードのものが登場するだろう。 | ||||
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読み始めていきなり殺人シーンが出てきてびっくり。 オウム、証人、大地、山岸、赤軍をまぜて、いつも通り食う寝る快楽を しっかり具体的に描いています。 DVを憎み人を殺すことを正当化する婦人。 「あなたは正しいことをしている。」 気がつけば私もその気になっている。 宗教組織から逃げ出した女の子が、しっかり唱えて宗教の本質に戻る。 そこまで市場調査をしなくてもよいのではと思うが、でもやはり主題は思い出と記憶でしょうか。 全6巻、3週間の通勤時間を楽しみました。 続編はいつ出るのでしょうか。 | ||||
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村上春樹はなんというか、言葉にできないことを無理やり言葉にしているような感じがする。 深い表現が重なりすぎてチープなものとなってしまっているのが残念でならない。 | ||||
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