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1Q84
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1Q84の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.66pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全986件 21~40 2/50ページ
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1600ページもあるのに、頭の中に多くのはてなマークを浮かべながらも、あっという間に読んでしまった。だけどほとんど何も心に残らない。本書の購読を勧めない。 以下はネタばれ。 天吾と青豆の10歳の時の淡い恋心、あの時もっと話かけておけばよかったと思う心は読者の多くに共感を呼び起こすだろう。しかしそれは本書のように生死を掛けるほどのことにはなり得ないと思う。大げさだ。本書が読者を惹きつけるもう一つの理由が、リトル・ピープルが率いる悪党と天吾・青豆の正義党との闘いというストーリーであろう。冒険物語だ。リトル・ピープルが率いる宗教団体「さきがけ」は明らかに「オウム真理教」がモデルである。あの25年前に大量虐殺をやったあの連中だ。読者は期待する、村上春樹は「オウム真理教」にどう対処すべきだったのか、彼らが生み出されないためには何が必要だったのか、ということに示唆を与えてくれるだろうと。しかし天吾・青豆は宗教団体「さきがけ」のリーダーをぶち殺し(しかも必殺仕事人のようにだ、情けない)、さっさと「1Q84年の世界」を逃げ出して「別の世界」に行ってしまう。読者は「1Q84年の世界」に残されて、彼らの逃亡を唖然とみているしかないのだ。おいおい、リトル・ピープルはどうするんだ? 父子相姦、肛門性交、麻薬吸引、殺人、これらにアレルギーのある人は買ってはいけない。また本書を哲学的だ(ユング?)、深い意味があるなどと評する人がいるが、私にはちっとも理解できない。ただ単に著者の好き嫌いが小ネタとして散りばめられているだけだとしか思えない。最後に繰り返し本書に出てくる以下の文を吟味していただきたい。 「説明されないとわからないのであれば、説明されてもわからないのだ」 星ひとつだと思う。 | ||||
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本の状態も良く、配達予定日に届きました❗ | ||||
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本の状態も良く、早く届きました❗ | ||||
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おじさんの世界観が強いけど、内容はすばらしい! | ||||
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有名な本だから1回は読んでみようと思って、読んでみたが面白い内容ではなかった。 全く想像力がかきたてられない。 読んでいて、続きも読みたいと思わなかった。ちょっと残念。 | ||||
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他の方のレビューにもあるように、読後感が非常に悪い。最後の方なんかは、女主人公と男主人公が2人だけで盛り上がってセックスして、置いてけぼりになってしまい、読んでいるのが正直苦痛でした。幻想小説(一応分類としてはそうですよね?)に対して野暮かもしれませんが、妊娠中のセックスは止めましょう。ましてや女主人公は「小さなものを守る」と何度も心に決めているのに……とんだご都合主義だなと呆れました。 まず、好感を持てたり共感できたりするようなキャラクターが1人も出てこなかったのが残念。特に“麻布の老婦人”。これが鼻につく。 娘を死に追いやった暴力男への復讐だけでは満足できず、自分とはまったく無関係の男をも間接的に殺していく。自身の手は汚さず、他者(女主人公である青豆)を使って、そして善意と正義のベールを被って同じ人間を殺しているところが不快。何様なのか、と。感情をコントロールできないという意味では、DV男と大した差は無いように思える。 そして、この物語における一番の、いや唯一の被害者は牛河だろう。 ほんと牛河が何をしたって言うんだ?牛河を殺したのはタマルだが、間接的な要因も含めれば“麻布の老婦人”も青豆も、何ら罪の無い一般人を殺したことになるだろう。そこも彼女たちの掲げる正義に懐疑的にならざるを得ない。 女主人公の青豆にも、男主人公の天吾にも、最後まで1ミリも魅力が感じられなかった。 それでもbook1では村上春樹らしさが随所に散りばめられており、読んでいて「これこれ」という感じだった。 しかしbook2、book3と読み進めるにつれ、物語が破綻し始める。物語の破綻というのは、今までの村上春樹の著書で見られるような不可思議で、それでいて心地よい破綻ではなく、村上春樹自身にも手が負えていなさそうな破綻だ。 ただただ惰性で物語が続いているような感じ。長ければ長いほど良いってもんじゃない。book3で青豆が「性交してないけどこれは天吾くんの子ども。私にはわかる」なんて言い出した時は「地雷女甚だしいな!」と本を投げつけたくなった。これが勘違い女の想像妊娠にならないところが幻想小説の良いところなのか、悪いところなのか……。 作中にハシッシという麻薬が出てくるのだが、途中「村上春樹がこれを吸って見た幻覚をそのまま読まされているのか?」と少し疑ってしまったほど。それぐらい破綻してます。 村上春樹の「まるで〜のように」が好きだったけれど、その直喩表現も劣化の一途を辿っている気がする。初期の作品の方が断然いい。完全に個人の主観だが、村上春樹の作品はマイナスイオンを感じるような、読んでいて不思議と癒される本ばかりだったのに、どうして1Q84ではこんな風になってしまったのか残念。マイナスイオンどころか不快感ばかり覚えてしまう作品でした。ブック×フで沢山叩き売りされているのを見かけましたが、肯けます。幻想小説というジャンルはご都合主義展開の免罪符にはなりません。 | ||||
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退屈でつまらなかった。文学的な表現法は素晴らしい。 | ||||
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有名どころを抑えてなかったと思い、一読。 やはりさすがの表現力というか、 文章で心を動かす天才というか。 切ないような、寂しいような そんな感情を抱く作品です。 | ||||
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素晴らしいコンデションの本を送って頂きました。 有難うございました。 | ||||
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村上春樹氏の作品は評価が極端に分かれるのでなかなか敷居を越えずにおりましたが、ブックオフの100円コーナーにあったので、今更ながら遂に手を出し読んでみました。 結論から言うと、格が違い過ぎましたw 仕事や趣味で文章やってる人や、読書量が一般平均より多めな人は明らかに他のベストセラー作家と比べても格が違う事がすぐにわかるでしょう。 これが回りくどく感じる人や、ニュアンスを汲み取る事が困難でわけがわからないという人は読書力に問題があると思われます。 というか、IQは高いけどEQは低い人なのだと思います。 村上春樹作品はIQではなくEQで楽しみ理解する世界といえるのでしょう。 とても長い物語ですが、過不足を感じることはなく、着地点も満足のいくものでした。 「謎が謎のまま終わっている」 という意見も多く見かけますが、 これ以上なにをどう解決を求める必要があるのかわかりません。 ふかえりは何処へ?→役目が終わったので姿を消した。ごく自然です。 空気さなぎやリトルピープルとは結局なんだったの?→空気さなぎは空気さなぎで、リトルピープルはリトルピープルです。 それ以上でもなく、それ以下でもなく。 月が1つであるこの世界に既に存在している概念に当てはめて説明された時点で、空気さなぎは空気さなぎではなくなり、リトルピープルはリトルピープルではなくなりますから。 既存の言葉で説明した時点でこの作品の世界観が崩壊してしまいます。 作品内にあるように、「説明されないとわからないようなら、説明されてもわからない」 まさにこれに尽きると思います。 これを機にブックオフで村上作品を大人買いしてきてしまいました。 どうやら私は月が2つ燦然と輝く、村上春樹ワールドに足を踏み入れ迷い込んでしまったようですw まさか自分がハルキストになろうとは、、、 村上春樹作品がノーベル文学賞を受賞し、今後世界でさらに高く評価される時代が来たとしたら、それは人類全体のEQがもう一段階上がったという事なのでしょう。 | ||||
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伏線が回収されない感じがして消化不良です。物語前半は4点ですが、この巻は3点です。 | ||||
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世間で評判な作者なので三巻通して読んでみたが残念ながら読む価値なしだった。まず、タイトルの1Q84はオーウエルの1984を土台にしたらしいが、ビッグブラザーをリトルピープルに置き換える単純さ、オウムに似せた新興宗教、綿谷りさのような17歳の作家、他の文学作品や映画などからの意味のない流用、ものの言い回しにしても「コーヒーをつくる」はありえない「コーヒーは入れる」ものだろう。また自分の書いた文章の後にカッコ書きで本当はこうだったとか説明を入れるのも本気で推敲している作家とは到底思えない。シナリオの展開も無理無駄だらけでページ数が嵩んでいるだけ。ハリーポッターのような独自のな世界観を作りたかったのかも知れないがそれをするなら全編ファンタジーにするべきだろう。 | ||||
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最初の話の流れには少し違和感を感じたが、読み進んでゆくうちに、やはり村上春樹の世界から抜け出せなくなる。賛否両論はあるが、私にとっては自分が生きていることを、違う世界から見つめる眼をこの小説からもらった気がする。 初版で読み終えているが、それ以来、私は生き方が少し変わった。…ただ、ひとつだけ残念に思う事がある。BOOK2で終りにしてほしかった。 そして、その後は、それぞれの読み手の人生観に委ねてほしかったと思う。 それくらい、BOOK2の終わりは衝撃的だったし、なによりもカッコ良かった。 | ||||
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青豆の名前が出てくるタイミングが絶妙ですね。 薄々気づいているものの、確信は持てない時点で、 改まって種明かしするのではなく、何事もなかったかのように 「青豆は~」と。 | ||||
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中途半端な終わり方をしたかと思いきや、1年後に続編のBOOK3が刊行されました。 このことを知らない人すら多いようで、なんとも。 | ||||
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合計1800ページにもなる大作でしたが、最期まで作者の主義主張やメッセージが読み取れず、 ロシアやフランスの古典文学のような深みはなく、単に娯楽レベルで面白いだけの作品でした。 これでノーベル賞候補に挙げている人の気がしれません。絶対に無理でしょう。 敗戦後ならば日本人にもノーベル賞をということで、つまり野蛮人が戦後統治により まともな人間らしくなったというアリバイ作りのために、お情けでノーベル賞が 授与されたようですが、今は戦後ではないので、日本アゲする動機もないので。 | ||||
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「1Q84」を全巻読了。そのこと自体は充実感がないでもない。平易な文章、読み進めさせる話の展開があったから最後まで読めた。この点はストーリーテラーとしての作者の実力は認める。 しかし物語が何となくご都合主義で安直ではないかと思えた。最初に広げた大風呂敷が回収されずに尻すぼみになっている。アマゾンのレビューにもあったが、ひつこいほど見た目の醜さを強調され描写された牛河が残忍な殺され方をするのは不快感を感じた。見た目が良くないものは不幸な死に方をしないといけないのか?「福助頭」と揶揄したような表現が頻出するが、同じような容貌の人を傷つけるもののように思える。 対照的に青豆や天吾、ふかえり、老婦人など見た目の良い登場人物には一貫して贔屓的な描写をしている。この点も不自然に作者の恣意が感じられて不快だ。リーダーやタマルなど超人的な登場人物にも中二病的な不自然さを感じる。 そして話が長すぎる。結局はカルト宗教の理不尽さを指摘するというよりは天吾と青豆のラブストーリーという感じなのにあまりにも長過ぎる。作者の偏った妄想に付き合わされたという徒労感もある。 この本は勧めらないが、どうしても読むのなら、中古の文庫本で読んだり、図書館で借りて読むべきで、ハードカバーの新作を読むような小説ではないと思った。冗長すぎるせいもあり、先に読んだ「色彩を持たない~」の方が話としてはよくまとまっているように感じた。 | ||||
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たぶん35年以上前から、風のうた以来、ずっと読んでいます。短篇集はあまり読んでませんが… だいたい4〜5回くらいは折を見て読み返します。世界の終わりは最初から、羊は何度か読み返ししてから、やっぱり好きです。 最近の?騎士団長はなんだかなぁって… 19Q4はまあまあ? 村上春樹さんは世界や羊のような本はもう書けないのかな、 それともあれらは若い時の勢いだったのでしょうか? なんだか寂しい気がします。 | ||||
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本書の内容と関係があるのかどうか?よく分かりませんが、ボク個人が< いちばん感銘を受けた! >のは、本書431頁のつぎの記述です。 「 人は死者に自然な敬意を払う。相手はついさっき、死ぬという偉業を成し遂げたばかりなのだ。 」 しかし、例外的に、< 死者に自然な敬意を払うことができない邪悪な人間 >が存在します。 そういう邪悪な人間を< 目の当たりにした人 >にとっては、< 本書はバイブルになる! >のではないか?と思いました。 また、死者に対して自然な敬意を払うことができるかどうか?が、< 邪悪な新興カルト宗教かどうか?を判断するひとつの基準 >になるのではないでしょうか? なお、死者に自然な敬意を払うことができない邪悪な人間と関わりを持っても< 、自分の人生をメチャクチャにされてしまうだけだ! >と断言できる!ので、そういう輩(やから)とは、躊躇することなく< スッパリと縁を切る! >べきです。 | ||||
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1984年ごろ東京の地下鉄の闇に潜む「やみくろ」という恐ろしい存在がいた。 だが彼等はある宗教団体に地下鉄サリン事件で駆除されたはずだった。 その忌まわしい宗教団体は、実は羊博士の肝入りだった。 闇の仕事をする。 ところがそこから分派した「さきがけ」という宗教団体があった。 リーダーは昔『鼠』とよばれていた男。宿主の羊ごと死んだはずの鼠は実は生きていた。 そして一部のやみくろを管理し、リトルピープルという人の理性を蝕む存在をつくり上げた。 1Q84はその「さきがけ」とリトルピープルとの、尊厳性をかけたやりとりを描いている。 この作品は深く入り組んだ洞窟を探検するアトラクションのようでした。古くからのファンを意識したかのような、過去の作品へ続くような横穴も多数掘られていました。なのでちょっと横穴をつなげてみました。 | ||||
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