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海辺のカフカ
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海辺のカフカの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全520件 21~40 2/26ページ
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どうしてギフト券でかえないんですか。海外からお金でAdibleに登録ことはしにくいので仕方がなく買おうとしました。ギフトカードでお金をのせてかおうとしたら「クレジットカードかデビットだけで日本の住所しか使えないよ」って言われてむかつくんですよ。私のお金わほしくないんですか。この本を聞かせてくださいよ。 イライラしてすみませんでした。 | ||||
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ナカタ老人と星野青年の会話が楽しいです。青年は、自分では考えるのは苦手だと言っていますが、時間つぶしに入った喫茶店でクラシックを聴きながら「ナカタさんは自分が空っぽだと言う。でもじゃあ俺はいったい何なんだ?ナカタさんには、四国までついていこうと俺に思わせるような何かがある」と考えます。そして二度目に同じ喫茶店でハイドンのチェロ協奏曲やベートーヴェンの太公トリオを聴きながら省察を続け「俺はとにかく行けるところまでナカタさんについていこう。仕事なんて知ったことか」と心に決めました。彼は強くて優しい青年です | ||||
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この小説は、奇数章に15歳で家出したカフカ少年の物語、偶数章には、ある事故の後遺症で文字が読めなくなり、代わりに猫と話せたり、空からイワシとアジやヒルが降る事を予言できるようになったナカタ老人の物語、この2つが別の話のように書かれています。巻末23章に「海辺のカフカ」という詩が載っています。甲村図書館の佐伯さん(カフカ少年の母親?)が書いた歌詞で、その中に「空から小さな魚が降り」という言葉があります。2つの物語がどのように繋がるのか、下巻が楽しみです。図書館員の大島さんの多種な文学作品の解説も興味深いです | ||||
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問題ありません。 | ||||
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読み直しをしようと思って購入しました。やっぱり紙がいいです。 | ||||
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はじめて手に取った村上春樹さんの本でした。 言葉選びや表現には引き込まれるものがありますが、ストレートでウエットでしつこめの性描写と、こんな主人公ご都合主義な出会いあるかと思う展開が辛かった前半。 それを超えたと思ったらいきなりの猫スプラッタグロ暴力表現。 猫を愛している人には堪え難い残虐なシーンが続き、気分が悪く悲しく、読んでいて感じていた不安定な感情に拍車をかけました。 理由も説明も不可思議で、理解できないからこその魅力があると言えばそれですが、不思議で孤独で感情が揺れます。それは感動と言うより揺さぶられているようで不快感があるものに感じます。 後半戦なのにここで挫折しそうです。私には村上春樹さんの文章は合わないのかもしれません。 | ||||
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あることをきっかけとして『風の歌を聴け』から順に春樹作品を読んでいってるのだけれど、村上さんは一歩一歩着実に歩を進める人だなあと思う。 下絵、二色刷り、多色刷り、と進んでいる感じ。 本作を読んでいて思ったことは色々あるけれど、演劇みたいだなあと感じたのは今までになかった気がする。 パラレルワールド的な設定はこれまでもあった。 でも、それが目の前で重なるように見えて進んでいくことはなかった。 モチーフやオマージュと言っていい挿話はこれまでもあった。 でも、原典を明らかにしつつ、触発されたその先のことを語ることはなかった。 それらが登場人物たちの会話で表されているところから、わたしは演劇を思い起こしたのかもしれない。 これまでの作品は、わからないんだけどわかったよう気がするものだったけど、本作はわかる。 わかるのだけれど、なんでわかるのかが、わたしにはわからない。 そのわからなさの残り具合に、なんというか、良いものに触れたなという満足感を得る。 | ||||
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二つの物語を交互に進めていくのはこれまでの村上作品にもあった、というか、お馴染みのパターンだが、各章の長さがわたしには丁度よく、これまでよりもテンポ良く読み進められたように思う。 家出をした15歳の少年の物語を一人称で、幼い頃にある事件に遭った老人の物語を三人称で語る。 これまでは二つの物語がどこでどう繋がるのだろうという感じだったが、本作では上巻の時点でそれが見えてくる。ただ、その繋がりは時空的なものではなくて、その辺りがこれまでちょっと違うなあと思った。 また、これまで以上に暴力性が明確に表されていて、それも表に見えるものだけではなく、深層から噴き出るようなものに感じた。 上巻を読んだだけど、個人的に思い入れの深い『風』三部作を別とすると、わたしの村上春樹ベストとなるもしれない。 | ||||
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初期の短編小説や、風の歌やピンボールは、繰り返し読んだが、ノルウェイの森以降の作品は、率直にいって読むに堪えない。 晩年の黒澤明映画に似ている。 作品が死んでるのに、誰もそれを本人告げることができない・・・・。 悲し過ぎる。もう書けないんだから、書かなければいいのに。 | ||||
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村上春樹の主人公にしてはかなり若い15歳の少年とナカタさんという子供の頃に記憶をなくしたおじいちゃんをダブル主人公に添えた本作は、目的もはっきりしており、ずっと移動しているので村上春樹作品に抵抗がある方もかなり読みやすいのでないかと思う。 さらにカーネルサンダースやらジョニーウォーカーやら何らかのメタファーを提示しているとされる要素、物語に点在する伏線、深まる謎などストーリーと登場人物だけに注目するだけでもかなり面白い小説である。 移動しながら物語が進行するという点、ストーリーが進んでいくにつれて明らかになる真実、明らかに人間ではない存在などRPGをプレイしているような感覚に陥る。読後すぐに読み返したくなるような一冊だった。 | ||||
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うーん。上巻がなかなか良かっただけに、下巻の怒涛の性描写にはちょっと途中で嫌になりました。レビューを見ると、そのことに対して嫌悪感を持つ方は少ないようなので、村上ファンには当たり前の展開なのでしょう。「買って中学生の息子に読ませました」というお母さんにはびっくりです。このお母さんは内容を確認されなかったのでしょうね。中学生でこれを母親に勧められたら、リアクションに困るだろうなあ。セックスレスが問題になるニッポンですが、このような本が人気で普通に読まれているということは、皆さん頭の中は性に関して非常にオープンなのだなあと驚いています。自分はなかなか、この内容について人と語ったり、「海辺のカフカ」が好き、とは公言しにくいです。難しいセリフも多いけれど結局セックスな展開、というと読み方が浅すぎるでしょうか。唯一、大島さんだけは最後まで理性的であってくれたことが救いでした。否定的感想になってしまいましたが、多すぎる性描写を除けば、魅力的な物語だったと思います。後半はちょっとファンタジー色が強すぎた気もしますが。いつか再読したくなるだろうと思います。 | ||||
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村上さんのエッセイは好きなのですが、小説は性的描写が多すぎて苦手です。本作も例外ではなく。もはや、性のこと抜きにして村上文学は成立しないのでありましょう。この上巻ではとても残虐な場面もあり、これまた苦手なのですが、それらを差し引いてもこれは素晴らしい作品だと思いました。下巻次第ですが、生涯読んだ本のベスト3に入るかも、と思うほどです。登場人物全員が魅力的であり、感情移入ができます。全員に幸せになってほしいなあ。そううまくはいかないだろうけれど。 | ||||
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かなり前に読んだ本。また、買って読んだ。上は物理的に本を買って、下は続きが読みたくてデータで読んだ。初めてfire-hd10で読んだが本と比較して同じに読めた。よかった。 | ||||
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何年かに一度読み直しています。 その度に新鮮な気持ちで 文章を追いかける事ができます。 言葉ではうまく説明できませんが 村上春樹さんの描く物語の 力にはいつも圧倒されます。 | ||||
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単なる感想です。 少年と老人のパートがそれぞれ切り替わりながら物語が進んで行きます。 この2人がこの後どうなるのか、下巻が楽しみです! 予想もしない不思議な物語が読みたい人にオススメです! | ||||
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前半は様々な書式をからめ合わせたミステリアスな仕掛けにとんでいて分かりやすく面白いが、後半は単調で変化もとぼしく意味不明な言葉が続く。最後の敵対者の目的がはっきりしない点には不満が残る。結末の処理は成功したとは言い難いと思う。 | ||||
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メタファー | ||||
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読み終えての感想は第一に、謎めいた象徴的表現が多用され、文学研究のし甲斐がありそうな作品だな、と言うものだった。もちろん、私は研究者ではない。一読者の立場で言えば、とにかく読んでいて楽しく、詩情溢れる文章に酔った。 ストーリーを一言で片付けると、少年が父を殺し、母や姉と交わる話なんだけど、かなり初めの頃に明かされる父の予言通りで、余計な事に紛らわされなければ、素直にスト-リーを追えると思う。あえてそう書いてるのだろうが、主人公の少年は、ほとんど印象に残らないキャラ。その代わり、脇役が非常に魅力的で、印象に残る。ナカタ老人、ホシノ青年、大島さん、さくらさん、皆印象的だったが、やはり白眉は、佐伯さん。15の少女の面影を残す、魅力的な50代の女性で、ストーリー上のキーパーソン。少年が彼女に恋をし、求め合う様が美しく描かれ、その後の結末も、美しく詩的であった。 ミステリーのような書き方で、スリリングな展開は、非常にエンタメ度が高い。そして、出会いと別れがドラマチックかつ詩的に表現されて、読後に強い余韻が残った。個人的な嗜好では、今まで読んで来た中で、村上春樹作品のベストに推す。 | ||||
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私はカフカの名前は知っているが、読んだ事はない。作中に出て来る様々な文学作品についてもしかり。例えば源氏物語。何となく内容を知っているようで、ちっとも読んだ事はない。まあ、本作を楽しむ上で、そんなの関係ないと思った。 村上作品では珍しい、中学生と言う若い主人公だが、彼の行動や思考は、非常に老成しており、年上の女性との性交渉もあって、村上春樹らしいキャラであった。物語は、彼の語るパートと、一見無関係そうな内容とが、交互に進行する、いつものパターン。そして今巻の後半で重なり合うのだけれど、個人的には、オッと思わされる展開だった。主人公の謎が、見えて来るに連れて、父を殺し、母や姉と交わる、と言うのが、現実味を帯びて来て、非常にスリリング。 恐らく、嫌う人も多いと思うが、個人的には。読んでいて非常に面白いエンタメ作であった。エピソードの一つ一つが、細かく書き込まれ、エロやグロもあるが、それも含めて楽しめた。 | ||||
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慎重に選択すべき | ||||
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