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海辺のカフカ
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海辺のカフカの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全520件 201~220 11/26ページ
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様々な伏線が散りばめられた上巻です。情景が浮かぶし登場人物も多くないので時系列さえ押さえておけば読みやすいと思います。 ミステリアスで引き込まれる。 カフカ少年の冷静で無駄のない立ち振る舞いは20代半ばくらいを感じさせる。 森の中の、太古から生きる植物たちの本当の姿、怖さを描いた情景が特に好きです。 ナカタさんで和みます。 クラシックも聴きたくなりますね。 | ||||
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得体の知れない物が出てきたり、メタファーが多用されたり、消化不良です。 ナカタさんと星野青年のやり取りは楽しめた。 | ||||
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15歳の家出少年、田村カフカと、少年時に記憶を失った初老の男、ナカタ。全く何の関係もない、不思議な話が交互に語られ、近づき、やがて絡み合っていくのは「1Q84」と同じ手法で、先が楽しみ。まだ上巻を読んだだけなので分からないけど、全部謎解きがないのが村上流だし。 | ||||
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奇想天外な発想(想像)に興味を持ったが、見方によっては、作品には精神分裂症の傾向を感じさせる一面があるのではないか。 | ||||
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村上作品の中でも読んでみたい作品でしたので購入しました。これからじっくり読みます。 | ||||
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村上作品の中でも読んでみたい作品です。これからじっくり読みます。 | ||||
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久方ぶりに村上春樹作品を手にしました。 上巻の華麗なストーリー展開から期待大でした。 主人公のカフカ少年、その周囲のごちゃつく人物たちよりも、 とことん善良、学習障害者かつ超能力者ナカタさんと、 気のよい星野青年の道行がほのぼのと楽しい。 作品の主題はフロイド的な解釈に基づくエデイプス複合そのもの、少し驚かされる。 理論パターンにはまりすぎて、小説の流れそのものが円滑性を欠いてしまった点が 読みづらいものにしてしまっている。 ここのエピソードはエデイプス神話のこの部分に当てはまり、 という窮屈な記述が意外感、新鮮さを押し殺してしまったような。 もっと日本人独自のぬめぬめと淫靡に優しく妖しく、 かつがんじがらめに呪縛してしまう親子関係を表現してくれるもの、 という期待を今後の作品に期待してやみません。 が、繊細で善良な今様の日本人の心性を 水彩画の様に淡明清潔な文体で的確に表現できており、 誰もが十分に楽しめる作品でしょう。 | ||||
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1Q84がなかなか良かったのでこちらも読んでみました。 中盤は話の続きが気になり引き込まれましたが最後まで読んで結局何が言いたいのかよくわからないです。 他にも書かれてる方いますがキザというか気取りすぎな文章も苦手。内容が微妙だと特に。 ミステリー小説ではないといえ伏線が上手く回収されずスッキリしない。姉のさくらに至っては登場する必要性があまり感じられなかったです。 文学としてどうかはともかく純粋に小説として面白くなかったです。 ぶっちゃけ読まなくても良かったなと思った作品の ひとつです。 | ||||
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ノルウェイの森に続いて読み始めました。 やっぱり時代のレコードというか音楽の描写が出てくるんですね 今の時代ならなんだろう? | ||||
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二冊あったのに わりとさくさく読み進めてしまいました。 あっさりした感じかも。 | ||||
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───僕は僕という入れ物の中にいる。僕という存在の輪郭が、かちんという小さな音をたててうまくひとつにかさなり、ロックされる。これでいい。僕はいつもの場所にいる。(p.113) ───そこにはすべてがある。しかしそこには部分がない。部分がないから、何かと何かを入れ替える必要もない。取り外したり付け加えたりする必要もない。むずかしいことは考えず、すべての中に身を浸せばそれでいいのだ。それはナカタさんにとって何にも増してありがたいことだった。(p.176) ───「それは決まりなんだ。目を閉じちゃいけない。目を閉じても、ものごとはちっとも良くならない。目を閉じて何かが消えるわけじゃないんだ。それどころか、次に目を開けたときにはものごとはもっと悪くなっている。私たちはそういう世界に住んでいるんだよ、ナカタさん。しっかりと目を開けるんだ。目を閉じるのは弱虫のやることだ。現実から目をそらすのは卑怯もののやることだ。君が目を閉じ、耳をふさいでいるあいだにも時は刻まれているんだ。コツコツと」(p.310) | ||||
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「影」、「四方を山に囲まれた集落」等、「世界の果て〜ワンダーランド」から続く世界観はそのままに、本作からは、「遺伝子(血のつながり)」を感じました。 父の予言=遺伝 佐伯さんの存在そのもの。それがいかなるものであろうと、寛容する事から始めざるを得ない。しかし全ては運命ではなく、行動によって変えていくことができることをホシノ青年が教えてくれている気がします。 いつも目の前にある当たり前のものは、実はひどく不確かなモノ。常に求め続けなければ(意識し続けなければ)失われてしまう→「当たり前のことを当たり前とせず、感謝していかなきゃな」と村上春樹氏の長編を読む度に感じます。 IQ84を読み終えてた時もそうでしたが、「世界の果て〜ワンダーランド」そして安部公房の「壁」をもう一度読み返したくなります。 | ||||
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本作品中、「世界の万物はメタファーだ」というゲーテの言葉が繰り返し出てくるが、その格言を証明するかのように象徴的なものが数多く現れる。興味深いことに、その象徴的なものは、本作品の別の何かとつながることを前提としている。たとえば、本作品の主人公田村カフカは夏目漱石の『坑夫』を読むが、彼の境遇はまるで『坑夫』の主人公の境遇と重なるかのようであるし、彼の名カフカが示すとおり、彼はミステリアスな世界に入っていく。 ところが、こうした比喩のつながりは、たとえば他の作品『羊をめぐる冒険』ではまるで異質に扱われている。 「我々は偶然の大地をあてもなく彷徨っているということもできる。ちょうどある種の植物の羽根のついた種子が気紛れな春の風に運ばれるのと同じように。しかしそれと同時に偶然性なんてそもそも存在しないと言うこともできる。起ってしまったことは明確に起ってしまったことであり、まだ起っていないことはまだ明確に起っていないことである、と。(中略)しかし、実際にはそのふたつの見解のあいだにたいした違いはない。それは(大方の対立がそうであるように)ふたつの違った名前で呼ばれる同一の料理のようなものである。これは比喩だ。」(『羊をめぐる冒険(上)』P.99より抜粋) つまり「AはBである」ということ自体比喩なのだが、しかしそれは見方によってAはBではなくなってしまう。それほどに比喩はもろく、そこに何かとのつながりを見出すのは疑わしいという考え方である。しかし、本作品中ではそれを括弧の中に入れているかのようであり、比喩のつながりはむしろ目立っているように思われる。 | ||||
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家族を失った者、能力を失った者、恋人を失った者、そして友人を失った者。本作品では多くの者が大事なものの喪失を体験する。 できることなら大事なものはずっと所有していたい。喪失なんかしたくない。けれども万物はすべて喪失に向かっている。そこで我々ができることは、何かを失うのは本人のせいではないと考えること、そして失ったものを記憶の中で引き継ぐことだ。そのことを本作品は我々に教えてくれる。 | ||||
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村上さんの作品は、これで4冊目ですが、一番好き。広々とした世界を感じます。 | ||||
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村上さんの描きたいテーマがここにあった気がしています。理想の女性像とかも。 | ||||
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最初は結構苦痛で疑問が増すばかりだったが そのうちだんだん引き込まれていき一気に読み終わった。 がかなり?の残る作品で今だに不愉快さを覚えている。 | ||||
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これからも一人ひとりの作品を出来るだけ続けて読んでいくつもりです。 | ||||
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これからも一人ひとりの作品を出来るだけ続けて読んでいくつもりです。 | ||||
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言わずとしれた村上ワールドです。満足しない訳無いです。大好きです | ||||
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