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風の歌を聴け



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風の歌を聴けの評価: 4.06/5点 レビュー 370件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.06pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全370件 81~100 5/19ページ
No.290:
(1pt)

はたして面白いのか?

作者の小説、新刊出るたびに話題になるので一般教養のつもりで数冊読んでますが、どこが良いのかわからず。。
本作がデビュー作であり原点のようなことを何かで聞きかじり、これで最後と読んでみた。
『ABCDEという順番で普通に書いたが面白くなかったので、シャッフルしてBDCAEという風に変え、さらにDとAを抜くと何か不思議な動きが出てきて面白くなった』、、なるほどそんな感じです。今でいう時系列シャッフルですかね。
他の作品含め、これが彼のレーゾン・デートゥルなのかも。順を追い精妙に描写するよりも、リズムや言葉の響きにこだわった文体、構成ですよね。日訳した英語の歌詞のようでもある。絵でいえば印象派か。
それが、ぽつりぽつりとまるで何かを思い出すかのような、心に矛盾を抱え論理だてて話すことのできない思春期の若者のような、物語を謎めかしく思わせぶりに、中二病的で多感な感じにみせてるのかな。
あとは冷えたワインにジャズと洒落た小道具、無意味な性描写、気の利いた比喩形容でクールな?世界観を演出するのがお約束。
ストーリーは面白くない、まるで玉葱の薄皮のように軽く味気がないけど、これも虚無感を出す為の演出か。
これらの技法が巧妙で斬新であったことが識者に高く評価されたのかな。
枕元に置いたポルノ雑誌のように、面白くなくともいつの間にか手に取り読んでしまう、小説とはそういうものだろう?少なくともジャズのように楽しめればいいんだ、ビル・エバンスとまではいかなくとも。僕はこんな風にも考えている。
それでもレビューしてしまうほど僕が気になっているということは、卵が壁にぶつかって割れることくらい確かなことなんだ。あれー、なんかハマってきたw
作者の小説、興味深くはあるが、下世話な私には高尚すぎて面白くはないかなw
風の歌を聴けAmazon書評・レビュー:風の歌を聴けより
4061163671
No.289:
(5pt)

数回読み直していて電子版が便利だと思い購入しました。通勤途中に気軽に読めて◎です。
村上春樹が小説家になる途中を思い浮かべて、想像しながら読みました。良かったです。
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4061163671
No.288:
(1pt)

単行本 だったのに届いたのは 文庫本

ハードカバーの単行本のはずなのに、届いたのは文庫本。文庫本なら持ってる。商品欄に 単行本 文庫本と分けている意味がない。即レビューしたのに、何の申し開きもなし。他の方の評価は良いようですが、私にとっては最悪です。
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4061163671
No.287:
(2pt)

これなら自分でも書けそう

小説というより、学生の書いたポエムって感じ。
この頃はまだ小説の体をなしてなかったっぽい?
風の歌を聴けAmazon書評・レビュー:風の歌を聴けより
4061163671
No.286:
(3pt)

さっぱり分からなかった・・・

村上春樹は日本人の作家の中で一番と言えるほど好きな作家ではある。

しかし、この本は何が言いたかったのか、彼が何を伝えたかったのかが、さっぱりわからない。

もう何度読み返したかわからないくらい読んだのだけれど、

何度読んでもわからない。さっぱりわからない。

ただ、学生時代の自分と共感が持てる・・・という事は事実だろう。

こんな時代、自分にもあったな・・・と少し懐かしく共感する。

そういう本もある・・・という事か。

これは、この本は、これから続く三部作+ダンスダンスダンスに続いている物語の「プロローグ」であることだけはわかる。



四冊読み切って初めてそれ(プロローグという事)がわかる本・・・・に、何かの意味はあるのだろうか?(笑

不思議な一冊ではある。

村上春樹のデビュー作で原点。
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4061163671
No.285:
(3pt)

the novella writes (about) nothing

書かれてはいるけれど、その実、何も書かれてないのは、何もないことを書いているからだ(禅問答みたいで申し訳ない)。そこに魅力を感じられるかどうかで評価が決まるだろう。あるいは、文体を好きになれるかどうか。
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No.284:
(5pt)

ビール片手に読みたい一冊。

真夏の旅の道中に持ち歩きたくなるような一冊です。

そして無性にビールが飲みたくなります(笑)

終盤に出てきたカレンダーの一節が妙に印象に残っているので書き記しておきます。

「惜しまずに与えるものは、常に与えられるものである」

小気味いいテンポで話が展開されるので、村上春樹の作品の中では読みやすく、初めて読む方にもオススメです。
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4061163671
No.283:
(5pt)

読むべし

短くて、ストーリーも特にないが、良い小説。鼠のキャラクターが好きだ。良い意味でオサレ。詩と小説のアイの子みたい。
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4061163671
No.282:
(5pt)

オールタイムバイブル

もっとも衝撃を受けて、僕の血となり、肉となっている、いくつかの本のなかの一冊。
村上春樹の中では、一番好きかもしれない。
著者自身、習作だと考えていて、長らく英訳もされなかったけど、まちがいなく僕の心は打った。

厭世的なムードとか、箱庭のような世界観(しかし、それが彼らにとっての世界なのだ)にも惹かれたが、しかしこの良さを説明するのは難しい。
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4061163671
No.281:
(5pt)

挿話が作品にリズムを与える

メインストーリーの間にいくつかのちょっとした逸話や回想が挿入されているところがいいです。もしこれらがなかったら気取ったクセのある文章がしんどくなってなってくるでしょうが、これらが口直し的な役割を果たしてくれています。個人的に本の分量もこのぐらいがちょうどいいです。なんていうか一番彼の良さが生かせる長さだと思います。(偉そうですみません。)ノルウェイやカフカ、それから騎士団長などはムラカミワールドがしんどく、逆に短編集はサラッとしすぎて物足りないからです。
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No.280:
(4pt)

村上春樹の処女作

29歳までバーをやっていた彼が、突然思い立って書いた初めての作品。

それまで小説を書いたこともなかったのに、新人賞に応募していきなり受賞してしまうという、才能を感じさせる作品。
本人は不完全な初期の作品として、あまりよく思ってはいないようだけれども、これが実質素人が初めて書いた小説かと思うと驚きを隠せない。

至るところに教養を感じさせるアイテムが散りばめられており、29歳までにどれほどの本を読み、音楽を聞いて芸術に触れてきたのかと畏れ入ってしまった。

世界中で愛される小説家の原点を知りたいなら、まず読んでおくべき一冊だろう。
風の歌を聴けAmazon書評・レビュー:風の歌を聴けより
4061163671
No.279:
(4pt)

懐かしい感じ

ほとんど中身のない話ですが、村山春樹氏の処女作ということで、それだけであたたかな気持ちで読めました。
当時は最先端な感じだったのかもしれない。
今読むと昭和的な古さはあるけれど、それでもどこかかっこよさがあります。そして筆者の独特の空気感もこの当時からあるので、最初から味のある文章が書ける人だったんだなと感心しました。
この当時の村上ファンは今の村上氏の本は物足りなさを感じるかもしれませんね。あの時の方がよかったのになんて。
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4061163671
No.278:
(5pt)

懐かしい気持ちになれる本

サラサラと水が流れるように読めた本。
抑揚はほとんどないですが、のんびりとノスタルジックな気持ちに浸ることができる。
私もこんな時代を経験してみたかったなぁと思うような小説でした。
風の歌を聴けAmazon書評・レビュー:風の歌を聴けより
4061163671
No.277:
(5pt)

学生時代を思い出す

何度も読んできた本です。
Kindleでもつい揃えていまいました。
ビールを飲みながら、気負わずに読めます。
原点の話。
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4061163671
No.276:
(5pt)

デビューは新鮮

いくつかの作品を読んだ後に辿り着きました。デビュー作にとても興味が湧いたからです。読んで良かったと思いました。
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4061163671
No.275:
(2pt)

人物の話し方が現実離れしている

こんな話し方をする人は現実にはいません。のめりこむ事ができずに退屈に感じました。
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4061163671
No.274:
(5pt)

何も特に起こるわけではないが、カッコいい

村上春樹の最初の小説がどんな感じなのかなと思い読みました。
最初の一行からカッコいい。
あと、そうでしょ?そうだろ?という言い方も好きです。
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4061163671
No.273:
(3pt)

自分の背骨が少しずつ解けていく音が聞こえる。

なんと言ったらいいのか ムラカミハルキの 物語の原点 がそこにある
ということなんでしょうね。
「風の歌を聴け」が原点となって その後の作品ができている。
その中にあるさまざまな 『核』が ムラカミハルキの中で広がっていく。
3人目の彼女が首をつった話(自殺)。
火星での井戸の話。
墓碑の遺言 『昼の光に、夜の闇の深さがわかるものか』
夜そして 人生は空っぽ
実虚のタクミさを 29歳のときに発揮した という評価。
日本にある 青春というリアリズムから、脱したことに 衝撃があったのだろう。
僕とネズミの1970年8月。
そこに流れている 雰囲気は なんともいえない けだるさが残る。
それは 学生運動が 終焉の兆しを見せていたことによるのだろうか?
なぜ ネズミ なのか?
ムラカミハルキは 1949年生まれ 1月・丑年。
ネズミは 1歳年上なので 鼠年。 
という単純なところから始まったのだろうか?
ネズミ は言う
『さあね。うんざりしたからだろう?でもね、
俺は俺なりに頑張ったよ。自分でも信じられないくらいに。
自分と同じくらいに他人のことも考えたし、おかげで おまわり にも殴られた。
だけどさ、時が来ればみんな自分の持ち場に結局は戻っていく。
俺だけは戻る場所がなかったんだ。椅子とりゲームみたいなもんだよ』
この言葉が 学生運動の終焉を 語っている。
30歳の ムラカミハルキが振り返る言葉でもある。
孤独を ムラカミハルキは このように言う
『風の中を歩くことができず、誰にも愛されることなく、
何十年もかけてここで年老いて、そしてひっそりと死んでいくのかとおもうと我慢できないほど
悲しいのです。夜中の3時頃に目が覚めると、
ときどき自分の背骨が少しずつ解けていく音が聞こえるような気がします』
風の歌を聴けAmazon書評・レビュー:風の歌を聴けより
4061163671
No.272:
(5pt)

共に生きることができる作品

本書を初めて手に取ったのは17歳の時であり、同時に私が読んだ最初の村上作品でもある。
現在私は21歳になり、その間何度も読み返してきた。だが、主人公〈僕〉のひと夏の淡い物語を、村上春樹独特のリズム感のある筆致で描いている文体や、個性的だがどこか物憂い登場人物たち、爽快なアイロニーや抜群の情景描写は何度読み返しても全く色褪せることはない。
数多の村上作品群の中でも最も鮮烈で軽快なこの作品は、現代の10〜20代の若年読者の多くにもページをめくる歓びと、色鮮やかな登場人物への共感をもたらすと確信できる。まさに傑作である。
風の歌を聴けAmazon書評・レビュー:風の歌を聴けより
4061163671
No.271:
(5pt)

書店になくネットにある

書店になかったので、こちらで購入しました。
デビューからこういう感じだったのかと知ることが出来ました。
長すぎず、読みやすい。きっと何度でも読み返すことになると思います。
風の歌を聴けAmazon書評・レビュー:風の歌を聴けより
4061163671

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