凶宅

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評判

凶宅の評価:

3.76/5点 レビュー 33件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全44件 1〜20 1/3ページ
No.44
(5pt)

これでjホラーシアターを作って欲しい

謎解きとホラーの塩梅が良い
なんと言ってもジメっとした怖さが良い
凶宅 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 凶宅 (角川ホラー文庫)より
404105611X
No.43
(3pt)

謎のまま残される要素が多く、消化不良感が残る

「家」をテーマにしたホラーで、不気味な異変から家族を守ろうと奮闘する少年の姿を描く。物語中盤から友だちが登場し、ともに謎に挑む辺りはジュブナイル小説のようで読みどころだ。
ただ、唐突に訪れるラストはいまひとつ腑に落ちず、あっと驚くようなミステリ的な面白さもない。とにかく謎のまま残される要素があまりに多く、消化不良感が残る。
自分はkindle版の家シリーズ合本版で読んだが、上記の点で「禍家」の方が断然楽しめた。
他の方のレヴューによると本作には関連作が存在するようで、そちらを読んでいれば感想は変わるのかもしれない。
凶宅 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 凶宅 (角川ホラー文庫)より
404105611X
No.42
(3pt)

三津田さんが好きなら

この本は以前出された禍家と同じシリーズ(?)だからか、物語の骨格が割と似ています。

親の転勤で新しい家に引っ越す事になった主人公とその家族。
しかしその家は、これまでにも沢山の人間を不幸に陥れて来た呪いの家だった。
禁忌とされる山、黒い影、狂った女、そして妹が口にするヒヒノの正体とは…?

簡単に言えば、こんな感じの内容です。
家にまつわる怪異はこの作者の得意な分野だと思うのですが、ちょっとマンネリして来てしまった気がします。
ホラーのお約束とは言え、蛇の様な化け物も出過ぎですし…どうせだったら、もう少し新しい物を見たかったですね。マンションとか団地とかを舞台にした方が新鮮だったかも?それか海沿いの家とか。

文庫での書き下ろしは全体的にホラー要素を減らしているのか、怖さも薄味です。
とは言え三津田さんを普段読んで無い人にはちょっと入り辛い話かと個人的には思いましたので、今回は本当に辛口採点になってしまいました。
三津田さんの小説は好きなので、これからも頑張って欲しいです。
凶宅 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 凶宅 (光文社文庫)より
4334744729
No.41
(4pt)

純ホラー

引っ越し先の家に異変が…って事で、よくありそうな話ですが… 三津田さんらしいスリルとサスペンスが詰め込まれててホラー小説としては良い出来栄えだと思いました。 単純と言えば単純な話なんですが、私は、この手の話が好きなもんで… サスペンス色の強いホラー小説が好きな方にはオススメの一冊だと思います。
凶宅 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 凶宅 (光文社文庫)より
4334744729
No.40
(4pt)

「蛇棺葬」と「百蛇堂」を読了後、感想を変更

よく考えられた作品だと思います。小説として起承転結がちゃんとしてるし、アイデアも文章もうまい。怖さの表現力もいいと思います。
なのに・・なんだろう、うまく言えないのですが、何か人工的なというか作為的なというか・・入り込んで楽しめないものがあって、読後がいまいちでした。
山とふもとの町の関係や家主のおばあさん、蛇女のお姉さん?などすべてのことが漠然としたまま終わってしまったからでしょうか。結局なんだったか肝心のことがわからないままです。
他のレビューアさんが「”蛇棺葬”と”百蛇堂”を読んでいないとなんのことかよくわからないと思う」と書いていらっしゃるので、未読のためかもしれません。

著者の長編は「のぞきめ」に続いてまだ2冊目なんですが、短編はそこそこ読んでいて、今までのところ短編の方が好みです。「のぞきめ」も強引に引っ張るご都合主義のところがあったしオチもいまいちだったし・・・。
でもすでに”蛇棺葬”を購入済なので、気を取り直してそちらを読んでみようと思います。

追記:あれから気になって「蛇棺葬」、そして「百蛇堂」も続けて読みました。どちらも一級におぞましい話でした。特に「百蛇堂」の方はよくこんなに複雑な話を考えたなと思うほどの秀作です。
その後またこの「凶宅」を再読しましたが、過去にああいうことがあって、そこへ何も知らない家族が引っ越してきた、そしてこの災厄が起きてしまったのか・・という流れがよくわかりました。
やはりだいぶ読後感が違ってくるので、これから読まれる方は先にこの2作を読まれることをおすすめします。最初星3つでしたが4つに増やしました。
キーワードは百巳家、龍巳家、辰巳家の血筋、そして百々山ですかね。力作のシリーズです。
凶宅 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 凶宅 (光文社文庫)より
4334744729
No.39
(4pt)

再読後、評価変更しました

よく考えられた作品だと思います。小説として起承転結がちゃんとしてるし、アイデアも文章もうまい。怖さの表現力もいいと思います。
なのに・・なんだろう、うまく言えないのですが、何か人工的なというか作為的なというか・・入り込んで楽しめないものがあって、読後がいまいちでした。
山とふもとの町の関係や家主のおばあさん、蛇女のお姉さん?などすべてのことが漠然としたまま終わってしまったからでしょうか。結局なんだったか肝心のことがわからないままです。
他のレビューアさんが「”蛇棺葬”と”百蛇堂”を読んでいないとなんのことかよくわからないと思う」と書いていらっしゃるので、未読のためかもしれません。

著者の長編は「のぞきめ」に続いてまだ2冊目なんですが、短編はそこそこ読んでいて、今までのところ短編の方が好みです。「のぞきめ」も強引に引っ張るご都合主義のところがあったしオチもいまいちだったし・・・。
でもすでに”蛇棺葬”を購入済なので、気を取り直してそちらを読んでみようと思います。

追記:あれから気になって「蛇棺葬」、そして「百蛇堂」も続けて読みました。どちらも一級におぞましい話でした。特に「百蛇堂」の方はよくこんなに複雑な話を考えたなと思うほどの秀作です。
その後この「凶宅」を再読しましたが、過去にああいうことがあって、そこへ何も知らない家族が引っ越してきた、そしてこの災厄が起きてしまったのか・・という流れがよくわかりました。
やはりだいぶ読後感が違ってくるので、これから読まれる方は先にこれら2作を読まれることをおすすめします。最初は星3つでしたが4つに増やしました。
キーワードは百巳家、龍巳家、辰巳家の血筋、そして百々山ですかね。力作のシリーズです。
凶宅 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 凶宅 (角川ホラー文庫)より
404105611X
No.38
(3pt)

おもしろいし怖いんだけど

よく考えられた作品だと思います。小説として起承転結がちゃんとしてるし、アイデアも文章もうまい。怖さの表現力もいいと思います。
なのに・・なんだろう、うまく言えないのですが、何か人工的なというか作為的なというか・・入り込んで楽しめないものがあって、読後がいまいちでした。
山とふもとの町の関係や家主のおばあさん、蛇女のお姉さん?などすべてのことが漠然としたまま終わってしまったからでしょうか。結局なんだったか肝心のことがわからないままです。

角川ホラー文庫の方のレビューで「”蛇棺葬”と”百蛇堂”を読んでいないとなんのことかよくわからないと思う」と言う方がいらっしゃるので、未読のためかもしれません。シリーズだとはわざと明記していないというふうに書いておられるレビューアさんもいて、3作全部読み終わった時点になって「あー関連作だったんだ。そういうことか・・」とわかるようになってるんでしょうか?

著者の長編は「のぞきめ」に続いてまだ2冊目なんですが、短編はそこそこ読んでいて、今までのところ短編の方が好みです。「のぞきめ」も強引に引っ張るご都合主義のところがあったしオチもいまいちだったし・・・。
でもすでに”蛇棺葬”を購入済なので、気を取り直してそちらを読んでみようと思います。
凶宅 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 凶宅 (光文社文庫)より
4334744729
No.37
(5pt)

作中作が得意な筆者がついに読者までも取り込んできています。

この作品の評価を分ける最大のポイントは、筆者の著書である蛇棺葬と百蛇堂を読んでいるか否かです。勿論こういった仕掛けは珍しいものではないのですが、本書が凄いのは、本文でも宣伝においても全くそのことに触れていない点にあります。例えば関連作品を読んでいればニヤリとする程度であれば敢えて知らせないことで効果を産みます。しかし本作では完全にモヤモヤを残してしまいます。このモヤモヤを残す終わり方自体筆者の特徴なのですが、度を越すレベルです。なので通常であれば「なるべく○○を先に読んでから」と忠告したり「○○での恐怖が再び!」などと相乗効果を狙うと思います。しかし本作では明らかに評価に影響するのにそれをしていません。つまり本作に出会う前に関連作品に出会っているかどうか、その読者一人一人の運命さえも作品に組み込まれているのです。それによる評価のブレはそのまま多彩な登場人物として作品を彩ります。
凶宅 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 凶宅 (角川ホラー文庫)より
404105611X
No.36
(5pt)

作中作が得意な筆者がついに読者までも取り込んできています。

この作品の評価を分ける最大のポイントは、筆者の著書である蛇棺葬と百蛇堂を読んでいるか否かです。勿論こういった仕掛けは珍しいものではないのですが、本書が凄いのは、本文でも宣伝においても全くそのことに触れていない点にあります。例えば関連作品を読んでいればニヤリとする程度であれば敢えて知らせないことで効果を産みます。しかし本作では完全にモヤモヤを残してしまいます。このモヤモヤを残す終わり方自体筆者の特徴なのですが、度を越すレベルです。なので通常であれば「なるべく○○を先に読んでから」と忠告したり「○○での恐怖が再び!」などと相乗効果を狙うと思います。しかし本作では明らかに評価に影響するのにそれをしていません。つまり本作に出会う前に関連作品に出会っているかどうか、その読者一人一人の運命さえも作品に組み込まれているのです。それによる評価のブレはそのまま多彩な登場人物として作品を彩ります。
凶宅 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 凶宅 (光文社文庫)より
4334744729
No.35
(5pt)

ラストが怖すぎた

最初のほうは不気味さはあれどそこまで怖く感じなかったけど
最後の種明かしの後はもうすげー怖かった
というか最後まで読んだ後、もう一度最初から読み直すと最初の妹の状況とかリアルに想像してしまって
すごく恐ろしい
逃げられないやんこんなの
凶宅 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 凶宅 (角川ホラー文庫)より
404105611X
No.34
(5pt)

ラストが怖すぎた

最初のほうは不気味さはあれどそこまで怖く感じなかったけど
最後の種明かしの後はもうすげー怖かった
というか最後まで読んだ後、もう一度最初から読み直すと最初の妹の状況とかリアルに想像してしまって
すごく恐ろしい
逃げられないやんこんなの
凶宅 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 凶宅 (光文社文庫)より
4334744729
No.33
(3pt)

まぁ面白かった。

まぁ面白かった!
凶宅 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 凶宅 (角川ホラー文庫)より
404105611X
No.32
(3pt)

まぁ面白かった。

まぁ面白かった!
凶宅 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 凶宅 (光文社文庫)より
4334744729
No.31
(4pt)

蛇棺葬と百蛇堂を先に読むべし

というか、上記の2冊(蛇棺葬と百蛇堂)を読んでいないと、この話の肝心の舞台装置を把握出来ないので、消化不良かも。
後半の種明かしや、えっちで怖いお姉さんについて、幸平との友情についても、ほぼ納得できると思います。
凶宅 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 凶宅 (角川ホラー文庫)より
404105611X
No.30
(4pt)

蛇棺葬と百蛇堂を先に読むべし

というか、上記の2冊(蛇棺葬と百蛇堂)を読んでいないと、この話の肝心の舞台装置を把握出来ないので、消化不良かも。
後半の種明かしや、えっちで怖いお姉さんについて、幸平との友情についても、ほぼ納得できると思います。
凶宅 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 凶宅 (光文社文庫)より
4334744729
No.29
(5pt)

謎は謎のまま

怪異を受けている少年が心底怖がっているのは伝わってきます。
が、読んでいる身としてはハラハラする場面こそあれど
ゾワゾワする恐ろしさは感じなかったです。

読み物としては大変面白く、一気に読み進めることができました。

後半ある程度の種明かしはありますが、
怪異の原因、以前住んでいた家族の末路など
全ての謎が綺麗に解明するような流れを期待してしまうとモヤっとしてしまうかも。

お手軽にホラー的エンターテイメントを楽しみたい方におすすめです。
凶宅 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 凶宅 (角川ホラー文庫)より
404105611X
No.28
(5pt)

謎は謎のまま

怪異を受けている少年が心底怖がっているのは伝わってきます。
が、読んでいる身としてはハラハラする場面こそあれど
ゾワゾワする恐ろしさは感じなかったです。

読み物としては大変面白く、一気に読み進めることができました。

後半ある程度の種明かしはありますが、
怪異の原因、以前住んでいた家族の末路など
全ての謎が綺麗に解明するような流れを期待してしまうとモヤっとしてしまうかも。

お手軽にホラー的エンターテイメントを楽しみたい方におすすめです。
凶宅 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 凶宅 (光文社文庫)より
4334744729
No.27
(4pt)

蛇棺葬、百蛇堂と地続きですね。

幸平くんがいい子すぎて泣ける。この作品の清涼剤です。彼の今後の人生に幸あれ。

私的には結構面白かったのですが、終盤からラストまでのテンポが早くて、最後にぼーぜん…笑
翔太には幸せになってほしいのですが…。

光文社版で酷評する意見を見つけ、何故かなぁと思ったのですが、読んでわかりました。評価が低い方は、他の三津田作品を読んでいないのです。

これは別にファンかどうかの話をしているのではなく、三津田作品は全体を通して、蛇・マーモウドン・葬送儀礼・民俗学の色味が濃く描かれており、おそらく他の作品を読んでいる人なら、読みながら自ずと脳内で補完されるものがあるのに対し、凶宅しか読んでいない(特に蛇棺葬、百蛇堂を読んでいない)方には、ふーん、で終わってしまう箇所がいくつか見受けられるからです。

辰巳扇ばあさん関連のくだりは、(読んだのは結構前なので記憶が曖昧になりつつありましたが)完全に蛇棺葬ですね。女子大生も百蛇堂を読んでいると、何となくはいはいと理解できるのですが、何の予備知識もない人が読んだら、なんじゃそらだと思います。
終わり方も、作家三部作の完結の仕方がああなのだから、もし同じ世界線の話なら、そりゃあこうなるよね、、と思ったのですが、凶宅しか読んでない人にはアメリカのホラー映画みたいに思ったかも…笑

三津田作品は基本的に完全に謎解きされないことが多く、100%スッキリした読後感は得られないかもしれません。私的には、禍家や凶宅より幽霊屋敷シリーズがおすすめです。蛇棺葬、百蛇堂を読めば凶宅にもまた違った解釈が出来ると思いますし、全く関係ない話であれば短編集は基本的に完成度が高いので、凶宅だけで判断されるのはちょっともったいないかなぁと思いました。まあ著作を全部読んでる事前提になられるのも読者としては困ってしまいますが…。
凶宅 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 凶宅 (角川ホラー文庫)より
404105611X
No.26
(4pt)

蛇棺葬、百蛇堂と地続きですね。

幸平くんがいい子すぎて泣ける。この作品の清涼剤です。彼の今後の人生に幸あれ。

私的には結構面白かったのですが、終盤からラストまでのテンポが早くて、最後にぼーぜん…笑
翔太には幸せになってほしいのですが…。

光文社版で酷評する意見を見つけ、何故かなぁと思ったのですが、読んでわかりました。評価が低い方は、他の三津田作品を読んでいないのです。

これは別にファンかどうかの話をしているのではなく、三津田作品は全体を通して、蛇・マーモウドン・葬送儀礼・民俗学の色味が濃く描かれており、おそらく他の作品を読んでいる人なら、読みながら自ずと脳内で補完されるものがあるのに対し、凶宅しか読んでいない(特に蛇棺葬、百蛇堂を読んでいない)方には、ふーん、で終わってしまう箇所がいくつか見受けられるからです。

辰巳扇ばあさん関連のくだりは、(読んだのは結構前なので記憶が曖昧になりつつありましたが)完全に蛇棺葬ですね。女子大生も百蛇堂を読んでいると、何となくはいはいと理解できるのですが、何の予備知識もない人が読んだら、なんじゃそらだと思います。
終わり方も、作家三部作の完結の仕方がああなのだから、もし同じ世界線の話なら、そりゃあこうなるよね、、と思ったのですが、凶宅しか読んでない人にはアメリカのホラー映画みたいに思ったかも…笑

三津田作品は基本的に完全に謎解きされないことが多く、100%スッキリした読後感は得られないかもしれません。私的には、禍家や凶宅より幽霊屋敷シリーズがおすすめです。蛇棺葬、百蛇堂を読めば凶宅にもまた違った解釈が出来ると思いますし、全く関係ない話であれば短編集は基本的に完成度が高いので、凶宅だけで判断されるのはちょっともったいないかなぁと思いました。まあ著作を全部読んでる事前提になられるのも読者としては困ってしまいますが…。
凶宅 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 凶宅 (光文社文庫)より
4334744729
No.25
(5pt)

こんな強い小学生いるかよ!って言うくらい怖いストーリー

この主人公の少年って、小学四年生ですよ。家族を守りたい、妹だけは自分が守らないといけないという使命、いやいやそれでも怖いですって、戦えないですってホント。妹からの内緒話にもぞっとしますよ、妹にしか見えない山に住んでる妖怪「ヒヒノ」。「お兄ちゃんだけには教えるね」ってオイオイ怖いって!少年が生まれ持っている第六感、子供にはありそうな能力だし、引っ越し前から感じていた嫌な感覚、近づく恐怖、それが何なのかわからないまま山の上の新しい家へ、周りには未完成のまま打ち捨てられた家々…恐怖しかない。大家の老婆の家恐いでしょ!息もつかせぬ扇婆との暗闇の中での闘い、もうとにかく怖い。妖しいお姉さんに追い詰められるアパートでの攻防、でも、ちょっとエロチックなのがせめてもの救い(笑)。 妹以外の家族への報告、両親は信じなくてもお姉ちゃんとお祖母ちゃんだけは信じてくれると思っていたが、まさかの展開にもう心が折れるでしょ!そうなってくると妹や友達までもが怪しく見えてくるのです。 悲しい結末ではありました、この先残された者たちの未来を考えてしまいながら本を閉じようとした最後の頁。もう終わらせてあげてよ~。まさにホラー映画の真骨頂が発揮された作品です。
凶宅 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 凶宅 (角川ホラー文庫)より
404105611X