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凶宅
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凶宅の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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ししりばの家(澤村伊智著)のあとがきを書かれていたことでこの作者を知り、はじめて手をだしたのが本作でした。 どこにでもある平和な日常がささいなところから少しずつ狂い始めていき、やがて大きな災厄へと発展する…そんな展開を期待していたのですが、主人公はなぜか予知能力のようなものを持っていて冒頭から「何かすごく良くないことが起こる」ことが示唆されます。スピーディーかつハードな展開になるかと思えばそうではなく、その後は主人公による推理を軸にして比較的ゆっくりと話は進みます。ただしこの推理によって謎が解けていくかと思えばそうでもありません。結局はわからないことだらけのまま終盤までストーリーは進みます。そして読み終わってもわからないことだらけです。 結局、怪異は何がしたかったのか、なぜ近所の住人はおかしくなってしまったのか、主人公たちの前に住んでいた家族はどうなったのか…など、大事なところは何も明かされないままボンヤリと幕が下ります。一方で比較的どうでも良いことについては最後の方でネタばらしがありますが、怪異との関係性は全くわからないうえ内容も失笑してしまうようなもので、単に作者のおふざけとしか思えませんでした。 他の作品を読んでいないので何ともいえませんが、もしこれから初めてこの作者の作品を読むとしたら、別の作品を手にとったほうが良いかもしれません。 | ||||
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引っ越し先が奇妙な一軒家で、主人公の少年がいろいろ巻き込まれていくという展開。 うーん、山の神を宅地造成で怒らせたからこうなったのかなぁ。 いまいち、ピンとこない怖さであった。また、最後のほうで一気に家族を失ってしまうのだが、ちょっと急すぎないかと。 強引な名前の符号であったり、ここまで死んじゃう必然性あるの?という結末もあり、もうひとつの読後感。 | ||||
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「どこの家にも怖いものはいる」を読んで作者を知り、購入しました。 帯に「たたみかける恐怖」とありましたが、そんなに怖くは無いです。 「どこの家にも怖いものはいる」にあった現実なのか?フィクションなのか?という臨場感が無く、最近量産されているオカルト映画的な内容でした。 ミステリー要素を取り入れてるのか、名前のネタ飽かしも、「へぇ、なるほど~・・・で?」て言う感じで恐怖に続くものでなかった。 純粋の恐怖を感じたいと思って読むと肩すかしを喰うことになります。 | ||||
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三津田信三の名をよく聞くようになったので、初めてこの作家作品に手を出した。 感想は鼻白む本だった。 ホラーとして非日常の設定がどうにも子供だましで、展開の先に驚きが生まれない。 日常の中に潜む狂気を描いた『他人事』平山夢明著のような作品を期待していたが、この作品は山田悠介作品が好きな人向け。 家に潜む狂気なら『黒い家』貴志祐介著が断然面白い。 ラストが時に新鮮味皆無で、つまらない。 | ||||
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帯に「仕掛けられた数々の伏線」とあったので、てっきりミステリーかと思って買ったのですが、ホラーでした。それならそうと表紙にでも書いて下さればと・・・。予想と違ったせいでがっかり感が増してしまいました。ホラーとしても、邪神の潜む山やら狂女やらがいかにも禍々しくて、逆に滑稽に感じてしまい、あまり恐怖に浸れませんでした。 わかりやすいハラハラドキドキが好きな人向きです。 ラスト1行が驚き(自分は笑いましたが)なので、最後のページは先に読まないこと。 | ||||
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