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凶宅



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【この小説が収録されている参考書籍】
凶宅 (光文社文庫)
凶宅 (角川ホラー文庫)

凶宅の評価: 3.74/5点 レビュー 31件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.74pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全31件 21~31 2/2ページ
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No.11:
(4pt)

怖くはなくて面白い

三津田先生の作品は、なんでこの地名にしたのだろうとか、なぜこの名字なのか、などと考えながら読ませられて楽しい。いい作品だと思います。
凶宅 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:凶宅 (光文社文庫)より
4334744729
No.10:
(2pt)

怖いかと訊かれれば怖くない

「どこの家にも怖いものはいる」を読んで作者を知り、購入しました。
帯に「たたみかける恐怖」とありましたが、そんなに怖くは無いです。
「どこの家にも怖いものはいる」にあった現実なのか?フィクションなのか?という臨場感が無く、最近量産されているオカルト映画的な内容でした。
ミステリー要素を取り入れてるのか、名前のネタ飽かしも、「へぇ、なるほど~・・・で?」て言う感じで恐怖に続くものでなかった。
純粋の恐怖を感じたいと思って読むと肩すかしを喰うことになります。
凶宅 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:凶宅 (光文社文庫)より
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No.9:
(5pt)

面白かった

三津田さんのミステリー作品の方は好きで好んで読んでいたのですが今作はホラーといえどもちゃんとミステリー色が出ていて非常に面白かったです
作者の知識のバックグラウンドが深いせいでしょうか、ところどころ設定が練り込まれていて読後感は最悪(いい意味です)気持ちの悪い想像が無限に広がっていきます。有体にいえばSAN値が減ります
また、昨今のホラーのように本当に怖いのは人間の悪意、みたいな結末ではなく昔から怖いものがちゃんと怖く描かれているのが非常にgoodです。
他のレビューの方が言っているように分かりやすいホラーですので分かりやすく怖がりたい人におすすめです
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No.8:
(4pt)

化けることをこそ化け物の本領として――

本書は、この作家のいわゆる「家」三部作のちょうど真ん中にあたるはずである。そうして、「家」シリーズと短編集の一部しか読了していない私には、この作家の全体像はつかめないかもしれない。それでもあえて私見を述べさせてもらうのならば、本作品は三部作のなかで最も興味ぶかかったし、これから三津田氏を読もうとする人がいるならば。この「凶宅」こそが何よりのテキストになるのではあるまいか。「呪怨」に代表されるJホラーは、基本的に「家霊」の障りである。だが、本書で作者が描こうとしているのは、「忌み地」「忌み山」なのであろう。個々人の怨念を超越した、土地の障り。それはなまなかなことで鎮められるはずも、ない。確かに他のレビュアー諸氏の言うように、構成等、荒削りな部分も散見されるやもしれぬ。が、それをカバーする「もの」が、作者には読了した短編も含めてあると思われるのだ。化け物を描くのならば! どうかここで一皮も、いや十皮も化けてほしい。それこそがあなたの本領であろう。嗚呼。いで、このうへは、などか奇特のなかるべき………………!?
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No.7:
(4pt)

純ホラー

引っ越し先の家に異変が…って事で、よくありそうな話ですが… 三津田さんらしいスリルとサスペンスが詰め込まれててホラー小説としては良い出来栄えだと思いました。 単純と言えば単純な話なんですが、私は、この手の話が好きなもんで… サスペンス色の強いホラー小説が好きな方にはオススメの一冊だと思います。
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No.6:
(4pt)

純ホラー

引っ越し先の家に異変が…って事で、よくありそうな話ですが… 三津田さんらしいスリルとサスペンスが詰め込まれててホラー小説としては良い出来栄えだと思いました。 単純と言えば単純な話なんですが、私は、この手の話が好きなもんで… サスペンス色の強いホラー小説が好きな方にはオススメの一冊だと思います。
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No.5:
(3pt)

確かにマンネリ感は否めませんが

駄作というほど破綻しているわけでもありません。
この作品だけに限れば結構おもしろく読めたと思います。
ただ、これまでの作品を読んでいると「似たような展開…?」と感じてしまいます。
ですがぐいぐい読ませてくれる力はやっぱり三津田さんらしい。
主人公とその友人のキャラクターもよかったです。
いったい何が起こっているのか、何が原因なのか、それがあまり明確にはされていなくて、ちょっと消化不良気味ですが、実際こんな目にあっても原因や対処法などは明らかにはならないでしょうね。
それを思えばあいまいな記述の方が現実っぽいのかもしれません。
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No.4:
(4pt)

作者の今までとこれからをつなぐ

いわくつきの家と、蛇の姿をした怖いもの。
作者が「怖いもの」として取り上げてきたそれらが、この一作にも込められています。
ストーリーの構成や仕掛けは陳腐かもしれませんが、「ホラー作家の棲む家」から続く「家もの」「蛇もの」を読み続けてくると、やはりこの一作にも、ひんやりとした怖さを感じます。怖い家も蛇神様も、もしかしたら自分がこの先、どこかで出会ってしまうのではないかという思いもするような…。
おそらく、作者はこの先も、「家」と「蛇」にこだわりを持って創作を続けてくれるのだろうと思います。今後、その恐怖がどのように変わっていくのかが楽しみでもあります。
手に取りやすい一冊ですが、この作品だけではこの作家の世界を堪能することはできないので、ぜひ、他の著作を一読してから読むことをおすすめします。
それと、引っ越し先で友達になった男の子のキャラは良かったと思います。
人間関係において、あまり救いのないような三津田作品では、友達との絆が「禍家」と並んで珍しい(?)さわやかさかもしれません。
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No.3:
(3pt)

三津田さんが好きなら

この本は以前出された禍家と同じシリーズ(?)だからか、物語の骨格が割と似ています。
親の転勤で新しい家に引っ越す事になった主人公とその家族。
しかしその家は、これまでにも沢山の人間を不幸に陥れて来た呪いの家だった。
禁忌とされる山、黒い影、狂った女、そして妹が口にするヒヒノの正体とは…?
簡単に言えば、こんな感じの内容です。
家にまつわる怪異はこの作者の得意な分野だと思うのですが、ちょっとマンネリして来てしまった気がします。
ホラーのお約束とは言え、蛇の様な化け物も出過ぎですし…どうせだったら、もう少し新しい物を見たかったですね。マンションとか団地とかを舞台にした方が新鮮だったかも?それか海沿いの家とか。
文庫での書き下ろしは全体的にホラー要素を減らしているのか、怖さも薄味です。
とは言え三津田さんを普段読んで無い人にはちょっと入り辛い話かと個人的には思いましたので、今回は本当に辛口採点になってしまいました。
三津田さんの小説は好きなので、これからも頑張って欲しいです。
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No.2:
(1pt)

子どもだまし

三津田信三の名をよく聞くようになったので、初めてこの作家作品に手を出した。
感想は鼻白む本だった。
ホラーとして非日常の設定がどうにも子供だましで、展開の先に驚きが生まれない。
日常の中に潜む狂気を描いた『他人事』平山夢明著のような作品を期待していたが、この作品は山田悠介作品が好きな人向け。
家に潜む狂気なら『黒い家』貴志祐介著が断然面白い。
ラストが時に新鮮味皆無で、つまらない。
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No.1:
(2pt)

ベタなホラー

帯に「仕掛けられた数々の伏線」とあったので、てっきりミステリーかと思って買ったのですが、ホラーでした。それならそうと表紙にでも書いて下さればと・・・。予想と違ったせいでがっかり感が増してしまいました。ホラーとしても、邪神の潜む山やら狂女やらがいかにも禍々しくて、逆に滑稽に感じてしまい、あまり恐怖に浸れませんでした。
わかりやすいハラハラドキドキが好きな人向きです。
ラスト1行が驚き(自分は笑いましたが)なので、最後のページは先に読まないこと。
凶宅 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:凶宅 (光文社文庫)より
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