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弁護側の証人



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弁護側の証人の評価: 3.26/5点 レビュー 69件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.26pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全69件 21~40 2/4ページ
No.49:
(2pt)

期待しすぎは、落胆を生む。

場面を入れ替えただけで、どんでん返しというのだろうか。意外な犯人でも、証人でもないし、驚愕のトリックというわけでもない。
あえて言うとすれば、これを小説として成立させた筆力が凄く、それが名作と言われる所以かもしれない。
弁護側の証人 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:弁護側の証人 (集英社文庫)より
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No.48:
(1pt)

真相以前に文が読めない

読みづらいの一言。

文章の主語が不自然なほど不明確、多用される意味不明な比喩表現…
トリック云々の前に読むのが苦痛でした。
発表した年が今から50年以上も前ですから、当時の人たちにとっては読みやすかったのだと思いますが、今の読者には流石に合わないでしょう。

トリックについても文の読みにくさが先行してしまい「あっそう、やっと終盤だな」という気分でした。
爽快感も騙された感もあったものではありません。
文が読めないんだから味わいようがないし、なんの感想も抱きませんでした。

日本ミステリ界の古典として読むなら国語辞典片手に挑んでください。
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No.47:
(2pt)

ミステリー大好きな自分としては…?

小泉喜美子さんのこの作品は1963年発表された小説で最近復刊され又話題となった。他のジャンルに対してミステリー小説は時代の変化と科学の発展に大きく影響され発展して来た。繊細なトリックだけではなく破格的な反転が狙える必要充分条件まで時代と共に変わって来たと思える。過去の推理小説を手にする時には"古いね"と言う先入観を打ち消す事は楽ではない。にも関わらず再び復刊された事はこの時代に負けない何かがあるとアピールしたかったのではないかと思わせるそう言う本だった。無知な自分じゃ分からなかったけど。
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No.46:
(3pt)

面白く読めたけれど

序章が最大のヒントだった気がする。もっと捻ったオチがくるかと思ってしまった。
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No.45:
(3pt)

トリックとして面白いが、、

めったに小説を読まない派なのですが、大どんでん返し!という触れ込みに期待して手に取りました。

文中の単語がけっこうわかりにくく、調べないとわからない、調べてもわからないものもあり少々辟易しました。ex.)椅子と言わずに 「タヴァン」と表現するとか、アフタヌーンというドレスとか?

裁判の場面でようやくああと気がつくわけですが、そこまで読み進めるのが正直苦痛で、これのためにここまで読んだのかと思うとかなりがっかりしました。結末に救いも感じられない。

トリックとしては面白いかもしれませんが、人間を描くという点において希望が感じられず(主人公だけが希望ではあるのですが) テクニックだけが浮き上がってしまっているように受け止めてしまいました。

あとで50年近く前の作品と知り、価値観のズレは生じるのかもしれないとは思います、が。アガサ・クリスティの「検察側の証人」のオマージュとのことで、たぶんそれ読んでるとは思うけどすっかり忘れてます。
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No.44:
(1pt)

落とし穴に落ちたものの、穴があまりに浅すぎて、気づかず通り過ぎてました…

古典SFの特撮をみて、微妙な感じになる。そんな読後感です。初めて叙述ミステリーを読む中学生にオススメ。但し、比喩など文章自体、人物設定などなど小説としては非常に稚拙。その点では中学生にもすすめられない。いろいろ残念な作品だが、資料的価値で星ひとつ。
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No.43:
(4pt)

見事なトリックに拍手喝采だが…

トリックは見事で再読するとその大胆さに驚くばかりである。簡潔な文体で最後まで一気に読めた。文章はややぎごちないがはかない運命の主人公が必死に生き抜こうとする姿がよく描かれている。事件の解決もほぼ納得できるものであり不自然さや冗長性がほとんど感じられなかった。

女性陣の人物描写に現実感があり漣子、洛子、エダ、美紗子、志瀬の4人がうまく描き分けられている。男性陣はややわざとらしさが否めないが、金田一耕助を思わせる弁護士の清家や「黒牛」のイメージの緒方警部補など味わいがある。ただ、龍之助や杉彦の人物像はもう少し掘り下げてほしかった。

全体的に謎解きミステリとしてはもう一捻りほしいところではなかろうか。また、事件の全体像や真犯人の心理等を考えるとやや無理があるかと思われる。

なお、参考までに登場人物一覧を書いておく。

八島龍之助:八島財閥の当主
八島杉彦:龍之助の放蕩息子
八島漣子(なみこ):杉彦の妻。元ストリッパー(主人公)
飛騨洛子:杉彦の姉
飛騨則秋:洛子の夫。八島産業の専務
飛騨美紗子:則秋の親族。杉彦とは幼なじみ。
竹河誼(よしみ):八島家の主治医
由木卓平:八島家の顧問弁護士
富田志瀬:八島家の老女中
記代:八島家の女中(龍之助の世話係)
のぶ:八島家の女中(若夫婦の世話係)
江崎:八島家の運転手
エダ・月園:ストリッパー。漣子の友人
清家洋太郎:弁護士
緒方警部補:本事件の捜査主任。K県警察本部捜査一課に所属。
弁護側の証人 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:弁護側の証人 (集英社文庫)より
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No.42:
(5pt)

1963年の越えられない壁

すごくびっくりしました。
以下若干ネタバレかもしれないので、気をつけてください

トリックもさることながら、この本は「◯◯とわたし」と「花婿」「よそ者」などのシンプルな見出しの章で交互に構成されています。
「◯◯とわたし」の主人公は、一人称がわたし。序章のわたしと同じ書き方な訳です。
では、もう一つの章の主人公は(書いたのは、というべきでしょうか)誰なのか?
それが、弁護側の証人です。
読み返して、ああ…と思いました。
すごい構成です。

1963年に書かれたの?嘘でしょ?という感じ。
でも、トリックがわからない人もいるのもわかります。
私はメチャクチャびっくりした方の人間です。
弁護側の証人 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:弁護側の証人 (集英社文庫)より
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No.41:
(2pt)

ネットで評判が高い理由が分からない。

被害者である杉彦の父の死体発見シーンなどが6割以上読まないと現れないなど、かなり冗長。
さらには、控訴審で妻を被告とするなど現実には考えられないシーンがある。現在の賞レースでは
一次で確実に落選するレベル。
 最後にどんでん返しを期待したが、犯人も予想通り。時代背景が古く文体も読みにくいこともあり、
まったく面白くなかった。ネットの評判が良かったので読んだのだが、とんだハズレだった。
弁護側の証人 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:弁護側の証人 (集英社文庫)より
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No.40:
(2pt)

改めて・・・。

大昔、多分30年以上前にNHKでドラマ化されていました。
大体、「原作の方が良い」なのですが、これは「TVドラマの方が良い」。
確か、主役は高橋洋子さんだったと思います。
弁護側の証人 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:弁護側の証人 (集英社文庫)より
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No.39:
(3pt)

なんか微妙…

無駄にひらがなが多いし、あまり使いなれないような言葉や漢字、わかりにくい書き方(例えばクローバーをクローヴァとか…)などが多くて非常に読みにくい文章だった。しかも文章がちょっと下手な気が…。あと、ひとつの会話の中で、“『”が2〜3個あるのに対して、“』”はひとつしかなかったりして『』の使い方がおかしいと思うのですが…。
そして、11章でいっきにわけがわからなくなり、読む前から予備知識があったせいか私が勝手に勘違いしてただけなのかと思ったら、あとでネタバレを見たところそれがトリックだったんですね^^;
結果的には騙されたわけですが、なんかスッキリしない感じでした。。。
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No.38:
(4pt)

サクサク読めて面白かった

トリック自体は読んでいれば何となく気付くが、最後の弁護側の証人が出廷するところは盛り上がる。
古い作品らしいが、軽快にサクサク読み進めることができるのでオススメします。
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No.37:
(5pt)

前知識なしで読んでください

何でこんなつまらない女の独り言みたいな小説が名作なんだろうな。 薄幸で頭の緩い馬鹿女の身の上話で退屈です。 でも昭和の古臭い言い回しが新鮮で、文章は読みやすかった。 (未読の方は、ここから先読まないでね) で、見事騙されましたね。 まさに、逆さ富士。 叙述トリックっていうのは、トリックの核心が面白い、に加えて 逆さ富士に気づいたときに、人物像やいくつもの印象的な台詞が まったく異なってみえてくる、そこに妙味があると感じました。 素晴らしい、に尽きます。
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No.36:
(3pt)

「『弁護側の証人』は、僕にとって秘密の場所だった。」

ミステリーとしての質は、極めて高いんだと思います。
タイトルが本の中身を体現している、数少ない例でもあります。
本の核心部分となる中盤以前も、大変慎重に、
謎がちりばめられている印象です。

本作は、直木賞作家の道尾秀介さんが解説をよせています。
以下、その解説の抜粋です。

『内容が小説の核心部分に触れているので、
 (本編を)未読の方は絶対にページを閉じていただきたい』

とあるので、ここでも詳細をご紹介するのを避けます。
ただし、その解説の冒頭で、

『『弁護側の証人』は、僕にとって秘密の場所だった。』

そう書いています。
そんな秘密の場所を、二回読んだにも関わらず、
残念ながら、その秘密の価値を、私は十分に味わうことが、
できませんでした。

道尾さんが感じ『誰にも教えたくない一冊だった』とまで解説した本書を、
私は十分に味わうだけの、読む力がありませんでした。

トリック?というかミステリーの核部分には、十分な納得があり、
なるほど、よくできていると感じたことは事実ですが、
まだまだ読書量が足りない自分が悔しくてならない、
というのが本音です。

数をこなしていない人には、質を語れない。
私はそう思っていて、
少なくとも、私は道尾さんよりも、
明らかに読書量が足りません。
しかも、道尾さんは、直木賞作家でもあります。

書く、という作業においても、もちろん、
その量は圧倒的に私より多く(それは当然ですが)、
そんな量をこなしている人が、月並みではありますが、
絶賛している本を、十分に味わえないわけです。

私の力不足であることは、明らかです。
年単位の時間を置いて読み返してみましたが、
一度目より確かに味わい深かった本書も、
やはり解説に記す道尾さんほどに、
私は本書を味わえませんでした。

未評価とできないことが残念ですが、
ただ正直に、自分の現時点での評価をつけるなら、
不本意ながら、星の数は三つです。

私の評価はきっとアテになりません。
道尾さんの本が好きな方や、
ミステリー好きな方であれば、
きっと特別な味わいが読後感に待っているのだと思います。
ただただ、うらやましいです。

きっと他の方のレビューとは異なりますが、
私にとっては、また時間を置いて、読み返したいと感じる一冊です。
弁護側の証人 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:弁護側の証人 (集英社文庫)より
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No.35:
(4pt)

雰囲気はある

1963年に文藝春秋新社から出た単行本の復刊。
 小泉喜美子の代表作たる長編ミステリだ。クリスティー『検察側の証人』の向こうを張った内容だが、充分にオリジナルでおもしろいストーリーに仕上がっている。とはいえ、とりあえずはクリスティーを読んでおくべきか。
 雰囲気は非常にいい。悲しくつらい話なのだが、ロマンチックな情緒がたっぷりで、感情移入させられる。
 ただ、プロットに難があるのも事実。読み終わっても違和感がぬぐいきれない。プロットを誰かに任せて、キャラクターや文章だけ小泉さんが担当していたら、傑作になったのではないか。
弁護側の証人 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:弁護側の証人 (集英社文庫)より
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No.34:
(4pt)

レビューすべき本かなあと思いつつ…

個人的には非常に面白かった。
昔からこの手の本は読んでいるけど…
これから本を楽しみたい方はレビューは読まない方がいいと思う。

好き嫌いは分かれるだろうけれど、
トリックが分かったからってつまらないと思うタイプではない私は満足。
弁護側の証人 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:弁護側の証人 (集英社文庫)より
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No.33:
(3pt)

冬の祝婚歌

大学受験直前の2月,NHKの銀河テレビドラマで「冬の祝婚歌」と題して放映されていました。その主題歌(歌詞はない)のメロディーとともに張り詰めていた当時が思い出されます。この書はその原作にあたるわけですけど,犯人は誰なのかと思いながら,素直に引き込まれるように読めました。
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No.32:
(5pt)

所属するミステリー研究会の課題作品

名前は聞いていたが、読む機会がなかったが、今回課題作として取り上げられ、読んだが、非常に楽しめた。現代の人には古い表現があり、読みづらいかもしれないが、これが推理小説だという位置づけである。一読されたい作品である。
弁護側の証人 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:弁護側の証人 (集英社文庫)より
4087464296
No.31:
(2pt)

分かりやすい叙述トリック

きっと、この本が出た当時は衝撃的な内容だったのでしょう。しかし今読んでみると、似たような叙述トリックの本がたくさんあるので、全く騙されませんでした。この本で騙されたいのなら、普段ミステリー読まない人、もしくは、叙述トリック系を読んだ事のない人がおすすめです。新本格が好きな人には、おすすめできません!
弁護側の証人 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:弁護側の証人 (集英社文庫)より
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No.30:
(4pt)

解説の逆さ富士を見せられていたという表現がぴったりの作品

我孫子武丸の○○や歌野の○○の○○トリック系作品の古典的作品として有名な作品。
最後の章で「あれ?」となる今までの読者の頭の中で描いていた世界が反転する瞬間は、最近の○○系トリックを読んでいてもよく出来ていると思わざるを得ない。
反面、この落ちに向かってのぼかし的なストーリーなので、話自体はそれほど面白いという訳ではない。
本書は文庫裏の粗筋をしっかり頭に入れて、最初から特に何も考えずにそのまま読み進んだ方がトリックに気づかず最後の落ちが効果的に味わえる。
古い作品なので最初からうがった読み方をすればネタは分ってしまう人もいるだろうが、わざわざせっかくの楽しみを放棄までして本書を読むことはないだろう。素直に騙されようと思って純粋に読んで頂きたい。
弁護側の証人 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:弁護側の証人 (集英社文庫)より
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