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弁護側の証人
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【この小説が収録されている参考書籍】
弁護側の証人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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失礼を承知の上で書かせてもらえば、文章が下手すぎ。古臭いのは時代のせいだとしても、文章が混乱していて文意が取れない部分まで多々あって、途中で衝撃的なトリック云々以前に読むのがキツくて、何かどうでもよくなってきてしまいました。トリックにしても現在ならもっと驚くトリックは無数にあります。あえてこの作品を読む必要性はないと思う。これなら折原一の方がはるかに面白いですよ。 | ||||
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だいぶ前にブックマークしておいてやっと読んだ作品。雑誌のレビューか何かで本書を知りブックマークして置いたのだが、何故この作品を読もうと思ったのか忘れていて、読了後もその理由が思い出せずモヤモヤが残ってしまった。それが評価の低い理由。 そしてレビューを書こうと思い、他の書評を見てやっと本書が叙述トリックの名著として復刊された本だと知った。 本書は1963年に初版、1978年に文庫化、そして2009年に新たに文庫版として復刊され、自分は2019年の第20刷を読んだ。 10年間もの間発行され続け、20刷にも及ぶという事は名著であるのは間違いないだろう。 しかし、自分にはつまらないと感じた。本書を知ったのが最近なので読み始めは素直に現代小説として読み進めた。しかしすぐにその古臭い文体や内容に疑問を抱き、文中に出てくる年号で、「あぁ、昭和30年代を時代背景として書かれた本なのだな、だから文体や内容が古臭いのだな」と理解はしたが、最後まで独特の言い回しには馴染めなかった。 そして読後。確かに違和感は少しあった。タイトル通り弁護側の証人が証言するシーンで、なぜあの人が被告となっているのか。 弁護側の証人が名指しした真犯人って、元々〇〇だった人ではないか。 しかし、捜査の過程で一度は犯人として逮捕されても、真犯人が推理によって見つけるのは小説では良くある話。 それが一度目に捕まった人、二度目に捕まった人、そして弁護側の証人が名指しした真犯人と、三度犯人が変わるのが目新しいのかな?という感想だけで終わってしまった。 そしてレビューを読み、改めて昭和30年代に書かれた本である事、叙述トリックの本である事、そのトリックに自分はひっかかり、三度犯人が変わるという誤認をしてしまった事が理解出来た。 過去にも叙述トリック本としてブックマークして、それを忘れて読んだ本があるが、読後は内容の良し悪しは別として全て叙述トリック本とわかったが、本書はレビューを見て初めて叙述トリックだとわかったし、かつそのトリックにひっかかっても「そうだったのか!!」と言った驚きは無かった。 | ||||
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叙述トリックの名作、大どんでん返しといった評判に惹かれて購入。 まあ昔の作品ということで、過度な期待はしていなかった。 が・・感想は「え?これがトリック?こいつが犯人?これで終わり?」である。 終盤のあそこで「おお!」と思う人もいるようだが、自分は「だから何?」と思ってしまった。 あまりにも意外性がなかったのが意外か(笑)。 つまらないと感じたのは自分に読解力がないせいかと思ったが、同意見の人がいて安心した。 国産叙述トリックの古典としての歴史的価値はあるのかも知れないが、それなら連城三紀彦のほうが数段上だと思った。 | ||||
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結末の大どんでん返し…という事だったので読み始めたが、どこが?という感じで初めから大体想像がついた。お金と時間の無駄だったと後悔するくらいつまらない。古臭い。 | ||||
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冒頭の数ページで違和感を覚え、 その違和感から生まれた推理が 当たってしまっていた… 「ん?これって…」と読んでしまうと もう最後まで読むことすら辛かったです。 | ||||
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場面を入れ替えただけで、どんでん返しというのだろうか。意外な犯人でも、証人でもないし、驚愕のトリックというわけでもない。 あえて言うとすれば、これを小説として成立させた筆力が凄く、それが名作と言われる所以かもしれない。 | ||||
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読みづらいの一言。 文章の主語が不自然なほど不明確、多用される意味不明な比喩表現… トリック云々の前に読むのが苦痛でした。 発表した年が今から50年以上も前ですから、当時の人たちにとっては読みやすかったのだと思いますが、今の読者には流石に合わないでしょう。 トリックについても文の読みにくさが先行してしまい「あっそう、やっと終盤だな」という気分でした。 爽快感も騙された感もあったものではありません。 文が読めないんだから味わいようがないし、なんの感想も抱きませんでした。 日本ミステリ界の古典として読むなら国語辞典片手に挑んでください。 | ||||
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小泉喜美子さんのこの作品は1963年発表された小説で最近復刊され又話題となった。他のジャンルに対してミステリー小説は時代の変化と科学の発展に大きく影響され発展して来た。繊細なトリックだけではなく破格的な反転が狙える必要充分条件まで時代と共に変わって来たと思える。過去の推理小説を手にする時には"古いね"と言う先入観を打ち消す事は楽ではない。にも関わらず再び復刊された事はこの時代に負けない何かがあるとアピールしたかったのではないかと思わせるそう言う本だった。無知な自分じゃ分からなかったけど。 | ||||
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古典SFの特撮をみて、微妙な感じになる。そんな読後感です。初めて叙述ミステリーを読む中学生にオススメ。但し、比喩など文章自体、人物設定などなど小説としては非常に稚拙。その点では中学生にもすすめられない。いろいろ残念な作品だが、資料的価値で星ひとつ。 | ||||
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被害者である杉彦の父の死体発見シーンなどが6割以上読まないと現れないなど、かなり冗長。 さらには、控訴審で妻を被告とするなど現実には考えられないシーンがある。現在の賞レースでは 一次で確実に落選するレベル。 最後にどんでん返しを期待したが、犯人も予想通り。時代背景が古く文体も読みにくいこともあり、 まったく面白くなかった。ネットの評判が良かったので読んだのだが、とんだハズレだった。 | ||||
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大昔、多分30年以上前にNHKでドラマ化されていました。 大体、「原作の方が良い」なのですが、これは「TVドラマの方が良い」。 確か、主役は高橋洋子さんだったと思います。 | ||||
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きっと、この本が出た当時は衝撃的な内容だったのでしょう。しかし今読んでみると、似たような叙述トリックの本がたくさんあるので、全く騙されませんでした。この本で騙されたいのなら、普段ミステリー読まない人、もしくは、叙述トリック系を読んだ事のない人がおすすめです。新本格が好きな人には、おすすめできません! | ||||
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ヌードダンサーの女が玉の輿に成功するも、夫の一族の者からは煙たがられ、ある日起きた殺人事件の容疑者として逮捕されてしまうという物語。 一貫して無罪を訴える女、では真犯人は誰なのか、クライマックスの法廷シーンですべてが明らかになります。 が、正直面白くなかった。 古い作品なので仕方ないが、セリフや文章が海外古典の翻訳本のように古臭く、事件の真相もイマイチで、物語にまったく引き込まれない。 読み返してみて「上手いな」と思う仕掛けもあることにはあるが……。 ページ数が少なかったのが救い。分厚くてこれだったら怒りも収まらなかった。 「○○サスペンス」みたいな二時間ドラマの脚本のように感じた。 | ||||
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1963年に発表された作品であれば、トリックは評価に値するレベルだが、 文章が壊滅的に下手すぎ、ページを捲る度に苦痛を伴い、最終的にトリックなど どうでもよい状態でラストを迎えることになるのが残念 もっと作者が文章を書き慣れた状態で発表されていれば、現代でも通用していただろう作品 | ||||
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誰かに絶対ダマされるからと言われたはずなんだが、勘違いだったかもしれない。 第11章も素直に読んでしまって、最終章にどんでん返しがあるのかと思った。 終わってしまってアレ?ってかんじだった。 物語自体はけっこう面白く読めるが、 綾辻、折原、我孫子、森あたりの熱心な読者ならまずダマされないと思う。 昭和38年の作品ということで、歴史的な価値はあるのかもしれない。 | ||||
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自分が読み巧者だというつもりはありませんが、わたしのようにある程度ミステリを読んできて、 (あえて伏せますが)◯◯トリックが何かということをわかっている人には薦められません。 最近ミステリに興味をもったけど古い時代の作品を読みたいと思う若い人には良いかも知れません。 前述の〇〇トリックについてはかなり早い段階でわかってしまう確率が高いので、 あとは結末の転がりかたにしか興味がなくなると思われます。 犯人が誰であろうと結末は作者次第でいかようにも変わりますから。 なので結末には触れませんが、それも☆の数で察せられてしまうでしょうか。。 作品自体は読みやすく、時代背景を考えてもわかりにくい文章はあまりありません。 わたしが生まれる20年近く前の書かれた当時に読んでれば感銘を受けたと思います。 | ||||
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文庫の帯にかいてある、道尾秀介さん大絶賛を見て 読んでみようと思いました。 クリスティの「検察側の証人」を思い出し、読み進むと 全体が見え、筆者の騙しのテクニックも容易に思いつかれ ました。 きっと犯人は・・・・やっぱりでした。 期待していただけにちょっとがっかりです。 | ||||
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大変高く評価されている方も おられるようですが 読み始めてすぐに トリックには気がついてしまい レトロな 表現を楽しんで読もうとは思ったのですが それほどに 文章そのものを楽しんで読むこともできず とうとう 途中から読むのを諦め 最後の謎解きを読んでしまいました。 しかし それとても 私の想像を超えることは何もなく 登場人物も あまりに俗物的な 深みのない造形のため 共感も 感情移入することもできずに ああ つまらなかった というだけの本でした。 | ||||
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うまく騙されれば楽しめる作品なのかもしれないが、騙され損なうと結論が最初から見えてしまうという残念な結果になってしまう。また、法廷でのシーンなどで法律用語が多用されている割に使われ方が不正確なせいで、トリック以前の問題としていろいろひっかかってしまう点も残念だ・・・・。 | ||||
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読者をペテンにかける書き方は巧みかもしれないが、フェアではない。 書き方のトリックであり、ミステリーとは言えない。 | ||||
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