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(短編集)
独白するユニバーサル横メルカトル
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独白するユニバーサル横メルカトルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全69件 41~60 3/4ページ
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『「超」怖い話』で平山氏を知ってから、ちょくちょく読んでいます。 本書は、表現が秀逸でえげつなく、読者の「原始の想像力」を さかなでされる代表作がたくさん収録されていて、秀作です。 表紙絵の力(魅力、魔力)は、大きい。 ホラーでもない。怪談でもない。いわば、夜想小説、夢想小説、悪夢 と言えます。 本短編集は氏の代表作であり、かつ、キッカイなタイトル 「独白する」「ユニバーサル」「横メルカトル」という、謎めいた 題名、それと、シュールな表紙とあいまって、本の扉を開く前から 読者はすでに奇怪な世界へと足を踏み入れていきます。 ・ニコチンと少年 ・Ω(オメガ)の聖餐(せいさん) ・無垢の祈り ・オペラントの肖像 ・卵男(エッグマン) ・すさまじき熱帯 ・独白するユニバーサル横メルカトル ・怪物のような顔の女と溶けた時計のような頭の男 「ニコチンと少年」は題名がしゃれですが、空恐ろしくも気味が悪い傑作。 「オペラントの肖像」はどんでん返しがあって、推理小説風でおもしろい。 表題作は、実は、一連の収録作の中では、まだ「まとも」な話(設定は独特 ですが)と言えます。 夢明氏の作品は、一度とりこになると、クセになるような、そんな 毒と夢想を含んだ血肉と供物を含んだ、魅力的な「闇」の小説です。 読者は、自分でも気がついていない、自らのどす黒いリピドーを、まるで 鏡に映った自分の姿を見ておののくがごとく、新しい発見にたじろぐ可能性 大です。 | ||||
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とにかくエグイ内容が多いです。 毒気の無い作品に厭き厭きしていたり、元々平山氏のファンだというような人が手に取る分には問題ないと思うのですが、うっかり帯の煽り文句あたりにつられて何も知らずに手を出したら高確率で後悔するんじゃないかと思います。 文章自体は読んでいて凄く綺麗だと感じるんです。堅苦しくない程度に上品な文体の中、ところどころで書き手の教養が見え隠れしていて、読んでいて心地好い。 でも、まるで空気中の埃みたいになんでもない顔をして狂気だのグロテスクだのえげつないものが蔓延している。ついでに何だか生臭いし嫌な感じに生温かい。夏場の蒸し暑い中で読んだりしたらそれだけで体力を消耗しそうだし、明らかに耐性のある人とない人とでリアクションが別れる内容なので、他人に勧めるのは全力で憚られます。 好きな人は狂喜するけれど、駄目な人はちょっと見ただけで吐き気が込み上げる。たぶん食べ物に喩えるなら蜂の子とかそっち系の見た目ちょっとアレな珍味かと。 個人的には大好きですし、一度嵌まれば後戻りできない魅力のある作品だとは思います。 でもこれ、うっかり読んだ罪も無い読者が具合を悪くしかねない内容ですし、間違っても平積みとか書店の目立つ位置に置いたりとかしちゃいけない気が… | ||||
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2007年の「このミス」第1位の作品の文庫化。当時読もうと思っていたんだけど、読まずにいたら、もう文庫化された。 しかし、悪夢だ。嫌悪感を催しながらもどんどん引き込まれていく。決して、ホラー好きというわけではないが、この本が読まれる理由は分かる。 怖いもの見たさなんだけど、それだけではなく、人間、誰しもが持つ狂気が日常に潜んでいる感覚が、淡々と描写されているのが不思議な魅力だ。 正常と異常の境目なんてなくて、人間はその混在状態が普通なんだろう。 でも、やっぱりホラーは自分には合わないな。気持ち悪いというより、このような小説に魅かれてしまう自分が怖いから。 | ||||
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猟奇的で独特の雰囲気を持っている短編。 それぞれの短編に手法が凝らされていて、それぞれが安定した完成度だと思いました。手法が違っても、作者独特の雰囲気をかもし出せているところが好感が持てます。 ただ、いろんな意味でグロテスクな表現が多いので、精神的にうぶな人は気をつけたほうがいいと思います。 | ||||
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「このミス大賞」との帯を見て購入。短編集で、特に短編ごとのつながりはありません。 SFのような世界観で、それぞれの短編ごとに条件付けをされた、違う世界の上で描かれています。受賞作の”メルカトル”も、一人称が地図という設定で物語がすすみます。 なかなか生々しい表現が多い(端的に言ってしまうと”グロい”)作品なので、読む人を絞ってしまう部分はありますが、個々の短編がそれなりに嗜好をこらされていて、ただ不思議な設定というのではなく設定を生かした物語が展開されるため、読み応えがありました。 個人的にはオメガの憂鬱と、条件付社会の短編について、そもそも設定がユニークなのと、ユニークな設定に負けない意外な展開を持っているということで評価して、星4つです。 | ||||
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現実世界と極めて近似した地獄。 もしかしたら明日の私かも知れないし、今日の誰かかも知れない。 「現実との架け橋」は保ちながら、 想像力の限界への挑戦とばかりにグロテスク散りばめられた異形の世界。 特に印象に残ったのが、以下の2篇。 『Ωの聖餐』 この世で最も汚い場所。 正気を失わせる腐敗臭が充満した謎の小部屋で、 死体を処理する巨大な男・オメガ。 まず、この設定だけで魅力的。 オメガと関わることで (既に崩壊している)人生を粉々に砕いてしまう主人公。 しかも、きっかけはリーマン予想。 素数の法則性に翻弄され、後戻り不可能な地獄へ。 『すまじき熱帯』 渋谷で声をかけられ、熱帯へ。 人間を食い尽くす泥鰌、鰐、昆虫。 コンクリートジャングルなんて生易しいと思える地獄の熱帯。 そこに奇妙な王国を作り上げた男・呉。 軽い気持ちで迷い込んだが、切符は地獄への片道のみ。 原住民の使う奇妙な言語、日本語で表記したときの「すまじき」奇っ怪。 一つの壁を突き破った作品では。 収録作は、どれも酸鼻、醜悪、地獄絵図。 ホラーや怪談が苦手な人には絶対オススメできない作品群。 ただ、『Ωの聖餐』、『すまじき熱帯』は 表現の到達点の一つといっても過言ではないような。 ただの怪談屋じゃねぇってことは確かです。 | ||||
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異形コレクション初出の作品を中心に8編を収録した、平山氏初の短編集が本作です。 同じく今作においても、他の追随を許さない強烈なるグロテスク、鬼畜、嘔吐どころの話でない生理的嫌悪描写がビシバシと横溢しているわけですが、何よりそれらが見事、奇想の極地とも言える各短編の骨格に血肉として交じり合っておるところが違うのですな。描写のキワモノっぷりだけが先行しない、むしろ、必然であると思わせる凄さ。これぞ独創の極み!っちゅう確かな筆力をビンビンと感じさせマス。 個人的に最も興奮したのはやはり表題作の「独白するユニバーサル横メルカトル」で、これ、メルカトル図法の地図はじめとする無機物の語りによって進行する御話なのだが、その奇態なる世界観のみならず、しっかりミステリ風の進行でオチつけてしまうサマに畏れ入ります。さらには「Ωの聖餐」や「怪物のような顔の女と溶けた時計のような頭の男」における、有機を分解するオゾマシイ凄惨と、実に無機的なインテリジェンスの"聖餐"が神々しく合算しての幻想怪奇にブルブルしちゃうし、読中に地獄の黙示録がアタマを過ぎった「すまじき熱帯」での熱病的な毒想に浮かされるわ、近未来要素も多分な「オペラントの肖像」や「卵男」での意外やキレイなオチにスマートに落とされるわで、多種混合の驚愕が引っ切り無しに襲い掛かってくるトンデモな充実っぷり。就寝前の時間を使って一晩に一話のペースで読んでいたのだが、こんな上質な悪夢であれば、うなされてみても構わないなとさえ思った怪作。 | ||||
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「このミステリーがすごい!」の第1位に選ばれた本ですが 1mmもミステリーではありませんのであしからず。 元々コノ人は短編怪談集と猟奇殺人のノンフィクションで有名になった人。 読後の後味の悪さでは定評がありましたが その才能がついにここに結実しました。 ここにあるのは 純粋に圧倒的な暴力とグロテスクのみです。 普段萌えだとか癒しだとか言ってる人は 絶対に読まない方がいいです。 ワタシにとってはカナリ最高でした。 新作の「ミサイルマン」も良かったけど でもこの人はもっと凄いのが書けるはず。 期待しています! | ||||
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表題作「独白するユニバーサル横メルカトル」は確かに秀作だし、ただならぬ狂気の作品集だとは思います。ホラー好きにはお薦めします。 ただ、「このミス」1位でいいのでしょうかね? | ||||
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この独特の表紙が、うまく作品の雰囲気を表現しています。「このミス1位」は、かえって読者を戸惑わせます。乙一の短編に通じるような独自の不条理世界が8つ描かれています。 まず「ニコチンと少年」が、この短編集が倫理を根底から否定した世界であることを宣言しています。不条理小説というのは、デタラメではないのです。現世の条理が全く通じず、何か別の法則に基づいているらしいのだが、その法則が何か見当がつかない、という世界なのです。「怪物のような顔の女と溶けた時計のような頭の男」で、拷問されている者が、攻守を逆転させて夢に侵食していくセリフに、わけもなくゾッとしました。 「卵男」は映画『羊たちの沈黙』を下敷きに、「すさまじき熱帯」は『地獄の黙示録』を下敷きにしたように感じられながら、やがてねじれていき、全然違う着地点を見せてくれます。 | ||||
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初めて読んだ平山さんの本がこれでした。最初はヴァイオレンスやグロのシーンばっかりと思い読むのを止めたが、数日してまた読みたくなる不思議な本でした。いまや何十回と読んでます。とりあえず読まず嫌いせずに一度手に取ってください!ろおまんすがあります。 | ||||
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平山夢明がセンチメンタリスト(ロマンチストか?)になっている(ように読めた)まず、そこに驚いた!あの柳下毅一郎に「日本一のキ〇〇イ作家」といわしめたのに・・・。私見ですが、僕はこの短編集は嫌いじゃありません。ビバ!『オペラントの肖像』この作品のラストは本当に美しい。『メルキオールの惨劇』のラストで12がサクとサザレに「美和に渡せよ」と言ったシーンが不意に蘇ってしまった。確かにグロいシーンもあります。でも、それだけの理由で平山作品を避けるのは少し勿体ないかな〜と思います。他人様に無理強いする必要は全くないのですが、全国の夢明ストの方々、少しずつ周りを洗脳していきませんか?本当に皆にすすめたい。 | ||||
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深く読もうと思えばいくらでも深く読める短編群。 実話系怪奇ものを書いていた作者らしく、そこにあるのはまずグロ。グロの嵐。 それ以外何もないようで、ラストに近付くに従って何か別の感情が心に引っかかる。 そして、スタートで想像した場所とはまったく異なった地点に立っている自分を発見する。 おそらく、初読では帯にあるような「神」や「宝石」は見えまい。 少なくとも自分にはまだ見えていない。 しかし、無いとは言えない。何かあるんじゃないか。何かあるんじゃないか。そう思って繰り返し読んでしまう。読むたびに世界が、風景が変わる。 タイトルにもなっている短編「独白するユニバーサル横メルカトル」では、なぜ地図が独白しなければいけないかの必然性すらおぼろげだが、「見守るもの」としての定点からの観測。それがあまりにも無機質で(地図だから無機質なのはある意味当然なのだが、なぜこいつは執事口調なのか)恐怖感を倍増する。 星四つと判定したが、実のところ判定不能。星十個にもなれば、星一つにもなるかもしれない。 この人の理解を拒絶するような作品群のうち、唯一共感を感じることが容易な短編は、「Ωの聖餐」だろうか。物事をつきつめた人間が到達した後に経験するであろう虚無は、中島敦「名人伝」に通じるといったら言い過ぎか? | ||||
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以前からの平山夢明ファンとすると、同氏がメジャーに評価され発売された!嬉しい本であるが、気をつけなければならないのが、メジャー好きで、同氏の作風を知らないまま帯を見てこの本を買おうとしている人たちである。私は同氏のファンであるから内容には驚かなかったが、知らずにこの本を買った友人があまりの中身に生理的嫌悪を感じて半分より先を読めなくなった。それくらい中身はグロイです。ファンからみると以前から同氏のもつ作風のグロさ、独創性がさらに発展しており、文学的(高尚)な要素も少し加わって嬉しい。短編ばかりなのが引き締まっていて非常によいと思う。 内容は、壁につながれた巨体にひたすら人肉を食わせる男、拷問を職業とする男の拷問様々など。何度もいうが、普通の人は買う前に、同氏の作風をきちんとチェックしてから買うべし。 | ||||
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ずっと前から平山夢明さんのファンでした。「週刊プレイボーイ」で続いていたポップなゴミビデオ紹介のその一方、本気の文章の切れ味・内容の深みと広がりは見事なもので、今でもポランスキーや『エクソシスト』、エド・ゲイン事件に関する文章の素晴らしさを忘れることができません。特に文体が良いんです。平成のこの文筆界で一級品の「読ませる文章」です。その後怪談ものを発表しているなと思っていたら何と、新聞の書評やNHK-BSブックレビューで本書が紹介されてしかも「このミス」で第1位になったとか。普遍的とは言えず読者も相当選ぶであろう作風の平山作品がここまで評判になるとは驚愕でした。 個別の作品についてですが、もうこれは奇想と猥雑感とリリシズムに満ちた粒よりの諸作品が勢揃いしていて濃密です。『地獄の黙示録』真の地獄版である『すまじき熱帯』。『人間椅子』現代現実版とも言うべき表題作。そして最終作『怪物のような…』は読んでいる私自身も体を硬直させて読み進み、慄然とする読後感に打ち震えました。マンディアルグ『城の中のイギリス人』以来の感触です。 確かに嫌悪感を誘う残虐描写が全編横溢しています。これらは毎週糞ビデオ紹介文を連載していた頃の遺産なのでしょう。拷問のディテールや肉食泥鰌の発想等、多くのものがそこから来ているものと思うのです。それはあたかも死体を平らげるうちに驚異的な知性を獲得したΩの様に。しかしそれだけではありません。牛・豚を屠殺する様に人間を肉袋として扱ってもなお削除できない真実。それは「存在」としか言いようのない業…。 むごたらしい内容ながら多くの読者が不思議と爽やかな読後感やカタルシスをもって読了した秘密の一端がそこにあります。カスタマー・レビューでも評価は分かれていますが当然そうなると思います。本質的な意味での“問題作”というものは、良きにつけ悪きに付け人の気持ちを揺すぶるものですから。 | ||||
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『このミス』一位という事で買ってしまいました。 とにかく血・血・血・血の連続です。 初めて平山 夢明の作品を読んだのですが、短編一つ目でいきなりギブアップしそうでした。 が、読み始めると止められない。いつの間にか全て読みきっていました。 暴力の裏に潜む、単純な感情。 知的好奇心、愛、自由・・・誰しもが理解し共感出来る感情を原動力に、恐怖が始まります。 中でも『Ωの聖餐』『卵男』『独白するユニバーサル横メルカトル』はオススメです。 個人的評価は星五つですが、決して万人受けするものではないので一つ減らさせていただきました。 | ||||
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一切予備知識のない状態で、表紙に惹かれて購入しました。 表紙が結構強烈な印象なので、さて内容はどうだろう?と読んでみれば、なるほど。 表紙に負けない程度には、強烈。それでいて文章は読み心地がいい。 グロテスクな描写とショッキングなストーリーはやはりインパクトがありますね。 加えて、読み進めるうちにじわじわと滲んでくる、精神を侵されるような感覚。 それは、人によっては読むに耐えない不快感なのでしょうが、私はむしろ爽快に感じました。 短編全てがいいという訳ではありませんが、その中からいくつか自分にあった話を読んで楽しむ価値があります。 | ||||
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かつて『SINKER・沈むもの』に瞠目。 その後、怪談職人としての平山氏には興味を持てず、そのまま忘れていたが、 書店で「このミス」で一位という腰巻を見てびっくり。 どういう経緯かは知らないが、いかがなものか。 どう考えても普通のミステリーファンにオススメするのは無神経というもの。 無論、クライブパーカーや友成純一の初期傑作群、 根本敬・山野一・ねこぢる・駕籠真太郎らの特殊漫画に郷愁を感じる人は、 躊躇なく手に取るべきだろう。 奇想という点では筒井康隆や故・式貴士の短編には及ばず。 この人の強みは、オリジナリティなど歯牙にもかけず、ジャンクに徹するところ。 『SINKER・沈むもの』もオリジナリティ?何それ?と言わんばかりの傑作だったが、 今度の短編集でも、どっかで見たことのある話だな、と思っているうちに、 単純などんでん返しにやられてしまう。 心理学や解剖学のトリビアも楽しい。 | ||||
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わたくし事で恐縮ですが、これまでこの作者の本は何か怖い話ぐらいしか読んだ事がなくって、 ああ、怖い話書く人ね・・ぐらいにしか思っていなかったんです。スミマセン それが、これの前にちょっと「メルキオールの惨劇」を何気に読んでみまして、 あれっ?何かちょっと違う?と感じたもので評価の高いコレを読んでみたらもうビックシ。 コレ、すでに芸術ですね。 いつの間にこんな凄い作家になっちゃったの?・・って私が最初っからちゃんと 読んでなかっただけなんですけど。 超反省して読んでなかった分は全部読みましたよ。 とにかくすばらしいです。 ただ、万人向けではないのも確か。 ホラーになじみの少ない人にはちょっとキツイかも。 | ||||
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平山ワールドファンとしては、期待通りの作品であった。背筋が凍るような描写には生々しく 想像するのも恐ろしいくらいです。 これからも新作を楽しみにしています。 | ||||
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