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(短編集)
独白するユニバーサル横メルカトル
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独白するユニバーサル横メルカトルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全69件 1~20 1/4ページ
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仕事の合間に月5~6冊を読む程度の初心者ですが、とても読みやすかったです。 「無垢の祈り」は凄く良かった。 宗教に取り憑かれた母親と、ろくでなしの義父との間で葛藤する少女には涙が出そうになりました。 終盤まで本当に救いの無いお話でしたが、最後に救いの手を差し伸べたのは神なのか、悪魔なのか。 どの感情が正解なのか分かりませんが、最後には安心している自分いました。 この方の本は何冊か読みましたが、私的には凄く読みやすいです | ||||
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初めてこの作家さんの本を読んだけど大好きになりました。ほかの作品も読みます。 | ||||
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以前から平山夢明先生の作品は人によって好き嫌いが大きく別れるイメージがあり、気になったので購入しました。暴力、嘔吐等の描写も多く受け付けない方もいらっしゃるのは納得です。 印象に残っているのはニコチンと少年です。読み終えて少ししてから「ニコチンってそういうことか!」となりました( ˆ ˆ ) 本のタイトルにもなっている「独白するユニバーサル横メルカトル」は人間ではない物による一人称視点でお話が進んでいき、面白かったです。 平山先生の作品が私にはどストライクで中毒性があり、もっと読みたい!足りない!となったので他の作品も購入しようと思います( ˆ ˆ ) | ||||
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「無垢の祈り」の映画を見て原作が気になったため購入。正直映画とは全く印象が違いましたが、とても面白かったです。多種多様な書き方の様々な短編が入っていて満足感があります。面白いのは、過激かつ陰惨な話が多いはずなのに読んでいて不快感は少なく、読後もむしろ爽やかさを感じます。 | ||||
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あまり頭が良くないので ほぼ理解できなかったのですが、Ωの聖餐は面白かったです。 | ||||
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短編集で、 筆致も色とりどりなので、 好みかそーでないかなど、 一篇ごとにそれぞれありそう。 SFからSMまでなんでもござれで。 なんか昭和の不気味な作風の、 夢野久作さんとか、 江戸川乱歩さんとか、 そーゆーの読んでるかのような、 見ろ、ここまでやれるぜ! みたいなのまであり (表題作がまさにそれで)、 続けて読むと集中力が継続できず、 必ず一話ごとに本を閉じました。 作風なのか、 もっと他の作を読まないと、 まだぼくにはわかりませんが、 少なくともこの本では毎度、 頭蓋の最奥を抉ってくるので、 短編集だと味が濃すぎて、 この読みかたしかできません。 読みづらい作も、 個人的にはありました。 それを読んでるときは、 これは満点でもないか? なんて思ったりもしました。 でも畢竟、好きだなぁと。 ピリッとくるこのての小説を、 何冊かに一度は挟みたい。 平山夢明さんは、 読書を続けるのに必要です。 いろんな味が欲しいので。 | ||||
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よくわからない表題と絵に惹かれて購入しました。 結果。かなり面白かったです。 短編集なので短いながら読みごたえがあり、長編でよくある中だるみがなくサクっと読めました。 読み終わった後も解説が書いてあるので難解な内容の作品でも「あーそういうことね」と納得できます。 グロさはありますが、個人的にはマイルドです。うわっとはなりませんでした。 世界感も話のまとまりも自分好みで大変面白かったです。 | ||||
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グロさこの上なし。 読んでて飽きない文章の巧みさ、豊かさがありました | ||||
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他作品が佳作揃いでアイデアも奇抜で面白かった。 比べると、地図の問わず語りの内容がむしろ平凡に感じて印象に残らないくらいそれぞれに強烈。 個人的には、「怪物のような顔の女と溶けた時計のような頭の男」が白眉。「夢魔」をお題によくこんな話思いついたな…(井上雅彦『異形コレクション 夢魔』寄稿) 取り返しのつかない喪失感の表現力も素晴らしかった。 | ||||
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グロテスクと胸糞が盛りだくさんの八篇。 残酷描写が苦手な方は避けたほうが無難です。 『ニコチンと少年――乞食と老婆』 いじめを受けるようになった少年とホームレスの老人との交流。 この第一篇が最も刺激が少なく内容自体も印象が薄い。 『Ωの聖餐』 組織で死体を「処理」する元サーカスの大食い男の世話をすることになった元数学者の青年の話。本作で重要な、大食い男が脳を食することで知識を吸収するという嘘くさい設定が作風にそぐわず抵抗があった。グロテスクな大食い男の描写そのものが見どころかも。 『無垢の祈り』 新興宗教にのめり込む母をもち、義父からの虐待を受け、転校先のクラスで虐められる小学生の少女ふみ。そんなおりに彼女が暮らす町で連続猟奇殺人事件が発生する。犠牲者のひとりはかつてふみを襲おうとした男だった。少女の祈りは届くのだろうか。ある種、類型的な義父の人物像に虫唾が走る。 『オペラントの肖像』 人類が条件付け(オペラント)で管理される未来を描いたディストピアもの。オペラントを唯一破るのが芸術であり、芸術を愛好する者は堕術者として、かつての隠れキリシタンのように政府からの弾圧を受けていた。優秀な堕術者捜査官の男は、自殺した堕術者の娘と恋に落ちる。スパイもの。 『卵男』 5人の女性への強姦殺人を犯した罪で死刑囚として収監されているエッグマンは司法取引を持ち掛けられる。 本書内で最も凝った仕掛けのミステリー作品。 『すまじき熱帯』 一攫千金を狙い久しぶりに再会した父親ドブロクと東南アジア奥地の「呉の国」を目指す。 グロテスクなシーンは多いが残酷さはあまり感じさせない。後半以降、とくにラストはドリフのコントも想起させるコミカルな一篇。映画『地獄の黙示録』が下敷きだろうか。 『独白するユニバーサル横メルカトル』 先代のタクシー運転手と、その息子に「仕えた」地図による独白。先代はある出来事をきっかけに「私」に印をつけるようになる。先代の死後、引き継いだ息子は「私」に記された印に気付き、その場所へと向かう。 擬人化した地図の視点から描いた表題作。 『怪物のような顔の女と溶けた時計のような頭の男』 自殺により相棒を失った、拷問・処刑人MCは処刑中に「夢を飼う」ことで正気を保っていた。ドンの指令で奇妙な助手とともにその夜もひとりの女の拷問を執行する。顔中キズだらけで「ロマンスを求めて」自ら処刑に赴いたと話す謎の多い女がMCの意識に触れる。 本書屈指の痛々しさを感じさせる(指、目)と同時に最も抒情的な作品。 | ||||
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ネタバレになるのでストーリーは触れないようにしますが、これを読んでホラー小説以上の恐怖を感じました(良い意味で)。特に怖いシーンもなく、残忍なトリックもないのに、人間性に潜んでいる純粋な悪だけでこんなにショックを受けるなんて初めてです。 | ||||
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普通に読めました。 | ||||
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ありがとう平山夢明………なぜ今まで読んでいなかったのかが解らない位最高でした… | ||||
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読み終わった後ごはんがしばらく食べられなかった 気持ち悪い。 短編それぞれが得体のしれない気持ち悪さを感じる。 | ||||
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独特の文体で万人受けする本ではないと思いますが、非常に面白かったです。短編集なのでサクサク読めるのも良いです。本のタイトルにもなっている「独白するユニバーサル横メルカトル」は、語り手がなんと"地図"という、なかなかぶっ飛んだお話です。他の一編「無垢の祈り」は、実写映画化もされたみたいですね。個人的には、ハンニバル・レクターを彷彿とさせる「卵男」が好きでした。 | ||||
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表題作はミステリーなのかと思って読んだらそうでもなかったでござる。 「ニコチンと~」「Ωの~」「無垢の祈り」「オペラントの~」「卵男」あたりはおもしろい。 それ以外は、読んでいて一定の快感は得られるものの、なんだかオチがストンと腹落ちせずにモヤッとした読後感。 『デブを捨てに』を読んでから日が経っていないせいか、麻薬が立て続けに摂取するとその効力が弱まっていくのと同じように、それほどの満足は得られなかったのが残念。 ちなみに解説はネタバレ満載なので最初に読むのはおススメしない。 | ||||
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どれも気持ちが重ーくなる作品。 最後にこれが主人公にとっては救いなのか?と思える表現があったりしますが、、、心が晴れ晴れするラストは無いので元気なときに読まないといかんな!と思いました。 グロテスクな場面にドン引きする気持とは裏腹に先のストーリーが気になって止められない不思議な感覚でした。 | ||||
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怖い小説として買いましたが、大したことはないです。 普通に面白い。 暇つぶしにどうぞ! | ||||
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各項、残酷な世界観です。救いがない話が多いですが、ちゃんと人間愛を感じる物語になっています。 何故か泣けそうになるんです。 なんだか、残酷なシーンなどはただのスパイスで本当の核は人間愛(生物愛)ではないかとおもいます。 私は映像のグロはダメな方ですが、文体だとさらっと読めちゃいました。 あまりにリアルに想像してしまう想像力豊かな方は厳しいのかもしれませんね。。 | ||||
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「このミス」ってしらないんですけど・・・ その一位とったとですか ミステリ作品じゃないので気を付けてくださいね 短編集最初のいっこめからだいぶドイヒーな作品なので閲覧注意 | ||||
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