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古書収集十番勝負(魔術的な急斜面)
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古書収集十番勝負(魔術的な急斜面)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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神田の古書店の跡継ぎを決めるために行われることになった古書収集勝負。 ミステリとしては正直お粗末だけど 古書業界の内情とか、熱狂とか希少価値とかそういった側面は読んでて 興味深かった。 本は奥深いなぁと。 | ||||
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古書の話としては面白い。しかし、ミステリとしてはどうしようもない出来。 神保町の古書店主が引退を決め、後継者選びのため、二人の候補者に古書10点の仕入れを競わせる。設定としては、確かに面白い。 登場人物も、みな一癖あって楽しい。いずれも劣らぬ偏執的な収集家ばかり。彼らが貴重な古書をめぐって争いを繰り広げるのである。 しかし、物語としては破綻している。犯人の意外性を第一に考えて書いたのだろうが、あまりにも不自然で、そこまでのストーリーからしても納得いかない。動機や結末、トリックについても同様である。 ミステリではなく、古書や古書店にまつわる裏話として楽しむべきだろう。 2000年に『古書収集十番勝負』と改題・文庫化されている。 | ||||
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1991年に『魔術的な急斜面』として出た単行本の改題・文庫化。 古書の話としては面白い。しかし、ミステリとしてはどうしようもない出来。 神保町の古書店主が引退を決め、後継者選びのため、二人の候補者に古書10点の仕入れを競わせる。設定としては、確かに面白い。 登場人物も、みな一癖あって楽しい。いずれも劣らぬ偏執的な収集家ばかり。彼らが貴重な古書をめぐって争いを繰り広げるのである。 しかし、物語としては破綻している。犯人の意外性を第一に考えて書いたのだろうが、あまりにも不自然で、そこまでのストーリーからしても納得いかない。動機や結末、トリックについても同様である。 ミステリではなく、古書や古書店にまつわる裏話として楽しむべきだろう。 | ||||
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