(短編集)

黒いハンカチ



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初公開日(参考)2003年06月
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短編集

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黒いハンカチ (創元推理文庫)

2003年06月30日 黒いハンカチ (創元推理文庫)

A女学院のニシ・アズマ先生の許にちょっとした謎が持ち込まれる、あるいは先生自らが謎を見つけ出す。すると彼女は、鋭い観察眼と明晰な頭脳でもってそれを解き明かすのだ!飄飄とした筆致が光る短編の名手による連作推理全十二編。昭和三十二年四月から一年間、『新婦人』に「ある女教師の探偵記録」という角書付きで連載され、後に一本に纏められた短編集の初文庫化である。 (「BOOK」データベースより)




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黒いハンカチの総合評価:7.94/10点レビュー 16件。Cランク


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(7pt)

黒いハンカチの感想

使われている漢字などは当時の物だが内容は古さを感じさせない。日常の謎短編集ではあるが殺人事件が起こる話もある。穏やかで流麗な文章で謎と解決が綴られている。「指輪」が個人的ベストです。

水生
89I2I7TQ
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.15:
(4pt)

古き良き昭和の中上流家庭の雰囲気

山崎まどかさんが『乙女クラシック探偵小説』として挙げていたのをきっかけに購入。片手間に読めるさらりとした短編小説集。
複雑で意表をつくトリックというよりは、小さな謎を丁寧な観察眼で女学校の先生が解き明かしていくお話なので探偵小説としてはインパクトがそうあるわけではないのですが、アズマ先生がとてもチャーミングなのです。
昭和30年代の日本で生き生きと暮らしていた職業婦人である女学校の先生たち、上品でおっとりした日本の雰囲気。
「盗品が戻ってきたのだからいいでしょう」とトリックだけが解き明かされて犯人はお目溢しされめでたしめでたし、或いは殺人事件の犯人は捕まるものの、「何か事情があったらしいけど、他人の事情なんてそう詮索するものじゃないわね」といった感じで最後まで明かされない動機。

この「観察はするが詮索はしない」という距離感が、まさに日本の中上流らしいのどやかな品のよさを漂わせ、読んでいて心地よい作品でした。
黒いハンカチ (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:黒いハンカチ (創元推理文庫)より
4488444016
No.14:
(5pt)

おもしろかった

おもしろかった
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4488444016
No.13:
(3pt)

黒いハンカチ

氏の作品を読むのは初めて。文体は平易かつ明晰でユ-モアもあるため、とても読みやすい。

しかしながら、発表年を考慮しても、ミステリとしては弱いだろう。短い話なのでそれほどのミステリ濃度は望まないにしろ、短いなりの小気味よい切れ味がほしいところだが、残念ながらそれは感じられず。

主人公のキャラクター造形も悪くないのだが、深みに欠けるといった印象。屋根裏部屋でのお昼寝が好きなことや不似合いな大きい眼鏡をかけていることなど、もう少し膨らませても良かったように思う。

それと、いくつかのエピソードで、それなりの理由があるのかもしれないが、犯人を見逃してあげてしまうところも個人的には好みではない。

そんな中で、「犬」・「シルクハット」、「手袋」の順でやや面白かった。

短い時間で気軽に読書を楽しみたい人には最適の作品でしょう。
黒いハンカチ (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:黒いハンカチ (創元推理文庫)より
4488444016
No.12:
(4pt)

なんとも言えない雰囲気を醸し出します

一編わずか18ページほど ミステリーなんでしょうが、なぜかのんびりした空気に包まれます 日常の謎ではありませんね ただ雰囲気は帯の言葉を書いた北村薫さんに近いような
ニシ・アズマ先生、こんな探偵がいたんですね この一冊だけしか登場していないそうですが、魅力的な女性です
このような埋もれている過去の作品にも素晴らしいものがある事を改めて気づかさせてくれました
黒いハンカチ (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:黒いハンカチ (創元推理文庫)より
4488444016
No.11:
(4pt)

確かにブラウン神父みたいです。

ニシ・アズマ先生は、警察の手も借りず、素人の立場から、ただその赤いセルロイド眼鏡の奥の観察眼を光らせることによって、様々な事件の「誰がやったのか?」を見破ります。 あくまでニシ先生の鮮やかな種明かしに主眼が置かれ、ホワイダニットが語られないお話も多数です。 動機があまりクドクドと語られないので、時代を問わず楽しめる、エバーグリーンな推理小説になっているなと。 とはいえ、一話目の「指輪」のラストの様に、犯罪に関わらざるを得なかった人の哀しさが分かる様な描写も、さり気なく散りばめられ、ほんのりした叙情性も魅力的でした。
黒いハンカチ (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:黒いハンカチ (創元推理文庫)より
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