■スポンサードリンク


なめくじに聞いてみろ



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

なめくじに聞いてみろの評価: 4.20/5点 レビュー 20件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

よかった

良かった
なめくじに聞いてみろ (講談社文庫 つ 2-3)Amazon書評・レビュー:なめくじに聞いてみろ (講談社文庫 つ 2-3)より
406136152X
No.2:
(3pt)

もうひとつです

宣伝文句ほど面白くなかった
なめくじに聞いてみろ (講談社文庫 つ 2-3)Amazon書評・レビュー:なめくじに聞いてみろ (講談社文庫 つ 2-3)より
406136152X
No.1:
(3pt)

オシャレな掛け合いが小気味よい

新宿の交番にふらっと男が現れる。桔梗信治と名のるその男は、警官に対しておかしな質問をする。
「東京でいちばんぶっそうなところはどこしょう」。出羽の山からでてきた彼には、ある壮大な野望が
あったのだ…。


都築道夫の小説『なめくじに聞いてみろ』は、科学者の父の遺した殺人術と、それをあつかう凄腕の
殺し屋12人をこの世から抹消する使命のもと東京を降り立った男の繰り広げる、ハードボイルド長編
だ。

この作品最大の魅力は、個性的な殺人術をあつかう12人の殺し屋たちと、主人公が彼らと毎回繰り
広げる一対一の決闘だ。自然科学や物理法則をほとんどガン無視した殺人殺法の数々はあまりに突
飛で、トンデモ的な笑いを誘う。今にして思えば、時代的にはスポ根マンガのエッセンスも入っている
のかもしれない。しかしそれでもページをめくる手がペースダウンしないのは、そのような理屈を並べら
れる隙を作る前に、力技で押し切ってしまおうというエネルギーがこの作品に満ち溢れているからだろう。

本書の魅力をもう一つ上げると、主人公と「大友」「竜子」「啓子」たちとの洒落た会話だ。それはタイトル
にも表れているけれども、作中で信治はこの二人の美女(推定)にモッテモテなのだけれど、ベッドイン
する前と後にちょいと気の利いた会話がなされるたびに、童貞のぼくちん、もうコーフンしっぱなしでした!
なめくじに聞いてみろ―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫)Amazon書評・レビュー:なめくじに聞いてみろ―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫)より
4594029949

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!