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氷菓



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【この小説が収録されている参考書籍】
氷菓 (角川スニーカー文庫)

氷菓の評価: 3.57/5点 レビュー 190件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.57pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全190件 121~140 7/10ページ
No.70:
(5pt)

とても面白いですが

私は青春物の推理小説とお聞きして読んだので、ちょっと肩すかしをくらった感じはありました。
基本的に推理物ではありません。高校生の何気ない日々の謎を追ってゆく、そんな感じの小説です。

でも、ただの青春物として読めば面白いです。これまで読んで来た膨大な青春物の中で、一番現実味もあり、なおかつ憧れを抱く事の出来る
お話だったと思います。
読みながら「そうそう、文化部ってこういうノリだったな」と懐かしみ「ああ、いいな。もう一度高校生に戻りたいな」と思い、
読了後に「読んで良かった」と思える作品かと思います。

アニメもやっているようなので観ましたが、この作品の雰囲気が良く出ていました。気になるけど文庫1冊読む元気は無いなという方は、アニメ1話
を見て雰囲気を気に入るかどうかチェックしてもいいかと思います。

最後に作品のレビューではありませんが、えるちゃんのような同級生がいたら、さぞかし楽しい高校生活だっただろうなと
思いました。
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.69:
(3pt)

作品自体に特別文句は無いが

アニメビジュアルカバーはやめて欲しい。
アニメ嫌いという訳では無いですが(アニメ見てますし)このカバーは正直、引きます。
カバーだけ見て色物扱いする人も居るでしょうし、それが作者の評判に響いたら取り返し付きませんよ。
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
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No.68:
(5pt)

退屈な窓辺に吹き込む風に顔をしかめたのは 照れくささの裏返し

出版社のセールスマーケティングにあえて飲み込まれるように本作を購入。
アニメーションの第一話の一部と第二話〜第五話を先に見てしまっているので、
どういうストーリーなのかを知った上で読み始めました。
これは今さら言うまでも無いことかもしれませんが、アニメーションでは
フォローしきれなかった、ストーリーの本質と関連が薄い部分や、
登場人物の表情や細かく丁寧な描写を知ることができ、えるの伯父・関谷純の
過去の真相について反芻できたので、やはり原作を手に取って正解でした。
(アニメーションへのフォローをするなら、尺やストーリーラインのことを
考えると、どうしても省略されてしまう部分が出てくるのはやむを得ないと
思っています。むしろデフォルメされた千反田えると、
回想シーンのシャフトっぽい画というアニメーションならではの演出は、
同じ京都アニメーションの『らき☆すたOVA』を連想させ、思わず吹いてしまいました)
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.67:
(2pt)

正直これは、、、

既にアニメ化されており、友人からもすすめられたのでとりあえず購入しました。
学園?かつミステリーとあってなかなか自分の好みに合っていると思ったのですが、正直いうと期待はずれでした。

まず全体的にみて、ストーリー自体はよくできていると思うのですが、主人公を含む4人の話口調にひっかかりました。
高校生なのに会話がすごく硬い気がします。というかしゃべり方も。こんな高校生が現実にいるわけがないと思ったし、
感情移入もできませんでした。(あくまで個人的な感想ですが、、。)

まあ現実味に欠ける分ミステリーはきっと面白くなってくるのだろうと思い読み進めたのですが、これも期待はずれでした。

なんというか、オチがつまらないです。あ、そうなんだ。ふーん。みたいな感じ?(笑)

で、原作を読み終えた後アニメの方を見てみたのですが、やはり原作での筆者の硬い語りがないおかげでアニメの方がわかりやすくて面白かったです。
少々失礼な言い方になってしまいますが、、。

結論を言うと、原作を読まなくてもアニメをみればいい、ということですね。たぶん
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No.66:
(3pt)

丁寧。悪く言えば波風が立たない

この作品は星みっつ以上の評価を獲しづらいのではないかと思います。文章は丁寧、謎解きも丁寧、感情表現も丁寧で、読みづらいと感じることはありません。しかし派手さはない。どんでん返しが好きな人にはオススメできないです。作者も、これが絶賛されるとは思っていないのではないですかね。
気になった点は、「省エネモード」な主人公がありきたりなこと。特にラノベの分野に、「人生だりーなー。でも俺本気だせばすごいんだがな」っていうキャラはありふれています。主人公折木にもう少しオリジナリティが欲しかった。
もう一つ、隙間隙間に差し込まれる、折木とサトシの対話(二人きりの場面)。
この場面を通して主人公の心情変化を読者に伝えているのですが、会話が普通すぎる。二人は旧知の仲のはずなのだから、もう少し掛け合いが面白くてもいいはず。あの場面の必要性があまり感じられない。
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No.65:
(3pt)

処女作ですので

本作は古典部シリーズの第一巻であるが、著者の処女作でもある。
おそらく、本書が書かれた時点でシリーズ物にする気があったわけではないだろう。

本書では同シリーズの他の著作とは違い、一つの話で一つの謎解きをするのではなく、主人公が校内で出会うちょっとした謎をひとつひとつ解いていくという話になっている。そして、その謎の最後が本書の表題『氷菓』の謎になるわけだ。

当然、前提となる話があるわけでもなく、シリーズ物にすることも想定していないのであれば、キャラクターの性格も綿密に描いていくことになる。説明が丁寧で読者が謎解きを楽しむための本というよりは、その過程で起きる出来事を楽しむ本になっている。

普通にミステリーと言われてイメージするジャンルとは違うので、好みに合うようならお勧めする。
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
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No.64:
(5pt)

「少年ドラマシリーズ」のイメージ

高校生の部活で知り合った友達達が、学校や生活圏周辺で起こる不思議な事象に向かってゆく・・・・といった青春ミステリーですね。
私も含め40〜50歳代の人達に説明するときは「NHK少年ドラマシリーズの雰囲気」というと分かってくれると思います。そして事件の発端の舞台も、我々の学生時代の(ちょっと前ですが)60年代から始まるのも思わずニヤッとするところです。
ミステリー部分や、登場人物の性格付けなどで不十分との感想も聞かれますが、大河小説でも純文学でもないんだからもう少し鷹揚に楽しんで読んでいいのでは。解決したかと思ったらもう一山あったり、先を読みたくてついつい夢中になって読みました。
妙に先が読める主人公の姉の存在が気になったり、オープニングとエンディングの形もしゃれていて面白かったです。
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
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No.63:
(4pt)

結構細かな描写のちょっと古い文体が心地よい

あまりミステリーを読むことがないが、高校生が謎解きをするという範囲では、これくらいのもので十分じゃないかと思います。きちんと時系列に、読者に気づかれにくいように伏線もしっかりはっていますし、登場人物の行動や台詞も素直に納得出来ています。なんとなく文体が古いのですが、それはそれで味のようなものを感じます。

たぶん、私と同じようにアニメ化から入った人も多いかと思いますが、きちんと丁寧に読んでいくと小説では台詞などで説明しているところを映像で表現したり、ちょっと冗長な部分はアニメでは省略されて見やすくしていたりと、多数の工夫があってアニメになっていることが分かると思います。それでも、小説は10年以上前に発表されていながらも、しっかりとした細かな描写をしていてその丁寧さが心地よく読むことが出来ました。

あと、普段の表情の中でちょっと見せる千反田えるのある思いが引っかかっていてピンと張り詰めた微妙な感じを、しっかりと小説では追っていて、それゆえ謎解きとなったときの表情が心地よく丁寧に描写されていたんじゃないかとも思いました。
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.62:
(4pt)

涼、そして良

正直言ってミステリーか推理物というジャンルでは、名探偵コナンとか金田一少年くらいしか読んだことがない(マンガだけど)。素人目でも、複雑なトリックとか、謎が謎を呼ぶ展開とか、そういうコアなミステリーではないことがわかる。謎解きとして発生する小さな事件にしても、綿密な調査の末の推理とか、まさかのどんでん返しとかはない。主人公である折木は鋭い観察眼と、物事を順序立てて統合することに長けており、これによって種を明かしていく。
 タイトルの「氷菓」をめぐる、過去の追及が本作品の主題である。常に脱力気味で能動性は低いが、やる気になれば思考の冴えを見せる折木。その折木にやる気を起こさせるのに適役である、好奇心の猛獣(亡者よりこの表現のほうが好き)ことヒロイン千反田。自らをデータベースと称し、飄々としているが折木にひらめきの材料を提供する友人の里志。感情表現がストレートで少々口うるさいが、努力家の優等生伊原。この4人がそれぞれの持ち味を生かして、古典部の文集「氷菓」にまつわる過去の事実を解き明かそうとする。4者の役割がそれぞれ異なっており、千反田は問題提起役、里志はデータ提供、伊原は論議を活発にさせる役、そして折木がまとめ役という具合である。キャラクターが立っている、そして役割をいかんなく発揮させている話は読んでいて面白い。
 氷菓についての千反田の忘れてしまった過去の記憶を思い出させるために、折木が渋りながらも協力していく様子は、ツンデレの逆バージョンだ。ただし、この場合はだらけている男が見せる、わかりにくい優しさとか、そういう風になってしまうけれど。そして明かされた真実に意外な感情を見せる古典部の面々。この話は推理物というつもりで読むと、物足りないで終わるかもしれないが、一つの物語としては十分な出来だと思う。
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4044271011
No.61:
(4pt)

黒後家蜘蛛の会 青春篇

TVアニメがなかなか良くできていたので原作本も買って読んでみました。

内容については他の方が詳しく説明されているので割愛しますが、
この青春ミステリを読んでいて、私はアシモフの連作短編「黒後家蜘蛛の会」を連想しました。

登場人物たちが目の前に提示された謎について思い思いに推理を働かせるのですが、
最後にはいつも同じ人物が鮮やかに謎を解いて見せる、という趣向がよく似ていますし、
日常の謎がメインというのも共通しています。

作品中に「女郎蜘蛛の会」という秘密サークルがでてきますが、「黒後家蜘蛛の会」へのオマージュとも思え、
ニヤリとさせられます。

まだ1作目の「氷菓」しか読んでいないのですが、続編を先に読むか、アニメを見てから読むか、ちょっと迷っています。

「氷菓」好きで上記「黒後家蜘蛛」を読んだことがない方は是非読んでみてください。

また、アシモフミステリーサロンという題名でラジオドラマも制作されていて、
こちらは某動画サイトにいくつかアップロードされていますので、興味を持たれた方は探してみてください。
古いドラマですが、久米明、納谷悟朗、野沢那智他の豪華キャストで、とても「濃い」作品です。
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.60:
(2pt)

正直、期待はずれ(ネタバレ有ります)

アニメを見て面白かったので、期待して読み始めた。
しかし、読み終えて、これは期待はずれだったと言わざるを得ないと思う。

その理由は複数あるけれど、決定的なのは、ミステリー部分。
人が死なないミステリーという方法はすでに成立しているし、別にそれは良いのだけれど、
問題はその書き方。
伏線はマトモにないし、謎の提示の仕方のヒキが弱い上、読者に情報が充分開示される前に主人公があっさり説いてしまう。そして、一番マズいのは、解決がどうでもいいこと。その解決によって、これまで提示された謎がガラリと変わる事がなく、あたかも学校のテストかの如く、問→解に結びつくようなリニアな解答。
さらに、その解答によって、登場人物たちの何かが変わるだとかいうドラマもない(唯一ラストだけある)。
その点、アニメ版では一話の「いつのまにか部室に鍵がかかっていた」というわりかしどうでもいい謎解きも、演出の力によって緊張感を生み出していて面白かった。だが残念ながら、その迫力はこの小説の文章には無い。

キャラクター造形も好感が持てない。
特に主人公。
あっさりと謎を解いてしまう事に説得力がない。
「省エネ」という特異なキャラとその明晰さが結びつかないのがその主な理由だけど、一人称でのわりと硬めの語りと、彼の成績(ちょうど真ん中)がちぐはぐなのも納得がいかない。絶対おまえはもう少し良い成績とれるだろ、と言いたくなる。
おまけに主人公の明晰さの理由が最後でわかるのだろうと期待していた自分はバカをみた。

さいごに、本作が約10年前の小説というのと、著者のデビュー作というのを割り引いて考える事も出来る。なので、確認がてらにあまり期待せずに続刊も読んでみようと思う。
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4044271011
No.59:
(5pt)

予備知識がなくても気軽に読めるミステリー

分かりやすい説明と読み進めていくうちに納得の巧妙な伏線、日ごろミステリに縁のない人でも気軽に楽しめる良作と思います(この小説を読むのにドイルやらクリスティやらその他小難しい予備知識は要りません)
 ただ冒頭の「教室閉じ込められ事件」はいただけません。問題は「閉じ込め」が簡単(チープ)な事件ということではなく(むしろこの場合は簡単な事件でなければならない)その処理方法です。ここは簡単な謎の提起に対し間髪入れず奉太郎がその場から一歩も動くことなく事件の真相を言い当て、それを聞いた千反田がその検証に教室の外に飛び出して行くというようにすべきだった。そうすることで奉太郎の体の前に頭を使う省エネ主義と、好奇心の塊だが超簡単な謎さえ解けない千反田の決定的な推理能力(想像力)の欠如という両者の特徴が際立ったはずです。それをわざわざ持って回った言動で事件に不必要な複雑怪奇性を演出しようとしたのは逆効果と言わざるを得ません(あの事件の位置づけは主人公たちの出会いの場面を演出することと主人公たちの特質を読者に印象付けるための導入部であってメインの事件ではありません。あそこは簡潔にすべきだったです)
 とはいえ全体によくできた小説であることには変わりありません。それに無味乾燥ではなく青春の雰囲気が満喫できる人間関係もよいです。甘いかもしれませんが今後に期待して5点を付けたいです
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.58:
(3pt)

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見た目は子どもな某高校生探偵とは違って、普通の高校生が何かを解き明かそうとしたらこんな感じなのかな……という印象。閃き過ぎだろうと思ったりもしますが。
まだ『氷菓』しか読んでませんが、複雑な伏線があるわけでもなく気楽に読めました。
千反田えるの強引さというか自分の好奇心に周りを付き合わせようとするのには若干いらっときてしまいましたが表紙がかわいかったのでいいです。表紙といえば、アニメ版の絵の表紙ともともとの表紙との二枚がついていますが、アニメの方はなぜか縦が少し短く、そこに対する不満もあり星マイナス。表紙裏に色々あったのでアニメを観ていなくてもなんとなく雰囲気がつかめたのはいいですが。
明日続きを買いに行くので、2巻以降でより面白くなっていることに期待します。
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4044271011
No.57:
(3pt)

日常系ミステリ。

最近よく見かけるので、よんでみました♪
正直アニメ絵にひかれたことは否めない!
うーん、これは・・・日常系ミステリー?たいした事件が起こるわけでなく。
学生生活の中で起こった、ちょっとした「謎」(普通だったら気にも留めないような)を解いていく、ある意味地味な作品。
ヒロイン・千反田さんの叔父さんの話は悲痛ですが、言葉遊びに面白みを感じました。
割とロジカル。

面白いけど、正直一読して満足かな。
学生時代に読んでいたら、もっと感情移入できてわくわく出来たかもしれないなー。

奉太郎の省エネな自己評価も微妙だけど、別に古典部である意味もないような。

シリーズ物みたいだから、続きを読めばもっと楽しいかもしれない。
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4044271011
No.56:
(1pt)

読むのがつらい

内容が薄くて全くおもしろくなかったです
はじめの教室になぜ閉じ込められた?まではよかったのですが原因がショボすぎて読む気が失せました
たった200ページの本ですが読むのがしんどくて何回やめようと思ったかわかりません
定価で買って損しました
続編はもちろん買いません
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4044271011
No.55:
(5pt)

私も氷菓のスタンスに反する覚悟で

氷菓以降は未読で申し訳ないが。
この話(これまで)でいう古典とは、トマス・クーンのパラダイムのようだと思った。
えるの叔父が氷菓と残した意図、あれはおおよその読者が真っ先に思うそれではなく、本当の意味で古典にしたくない、そのためにはブラックボックスが閉じられて、それこそブラックボックスになってしまってはならないという意図だと私は考える。
切なさ、器用な不器用さ、奉太郎の葛藤、姉の優しさ、それによる気づきにも胸を打たれた。
伏線を、伏線と感じさせない作者の姿勢にも感服。
アニメで氷菓編が終わって、感想が出ると、どんな評価であっても氷菓のメッセージの価値を必然に、自動的にあげてしまうと思うとほくそえんでしまう。
それに私も貢献しよう。
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.54:
(1pt)

あくまでデビュー作

正直面白くなかったです。
小市民シリーズをアニメにした方がよかったんじゃ…と思ってしまいました。
最後にどんな驚きがあるかのかと期待して読みましたが
なんのことはない、こじつけのようなものでガッカリ。

あと個人的な趣味ですがヒロインに共感できない…。
自分が気になるからって他人の迷惑を考えろよ、と思ってしまいました。

しかし、氷菓を読んでつまらないと感じた方には諦めないで他の米澤作品も
読んでみてほしいです。

私は『儚い羊たちの祝宴』と『ボトルネック』で米澤ワールドの虜になってしまいました。
著作順に読んでみると急成長しているのがわかって面白いです。

しかし古典部シリーズは私には合わないなぁ…
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.53:
(1pt)

かなりの駄作

うーん。文章がまどろっこしくて、主人公のやりとりが全て昭和初期の文化人のよう。作者の説明したいという思いが強すぎているのか、よく言えば丁寧に説明してくれているということなのだが、そのせいで青春が硬派な感じになっている。 おちはかなりいまいちだが、テーマや物語の背景は良作の下地はあるので文章力の無さがただただ残念。 インシテミルと同一作者とは思えないクオリティであるがデビュー作らしいのでしぃうがないかもしれない。 暇でどうしようも無い人か話題の本は一通り読みたいという人以外は、特に読む必要は無い。
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.52:
(1pt)

駄作

☆の評価に−があるのなら、−☆5です。

よくもこんな駄作アニメを作れたものだなと関心してしまいます。
物好きなかたはどうぞ

狂 ア ニ の 倒 産 を 心 か ら 願 っ て ま す 。
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.51:
(5pt)

悪くはないむしろ良い

古典部シリーズアニメ化に伴って読んでみました。
この第一作「氷菓」ですが、あまりファンの間では人気がなく、二作目以降が人気らしいです。

一言でいえば古典部の歴史,ひいては奉太郎たちが通う学校の歴史についてといったところでしょうか。あまり厳密に言いすぎるとネタバレになりそうなのでやめときます。
で、なぜこの氷菓が人気がないのかはよく分かりません。まあ若干解決編が唐突すぎるというか、一気に下り坂を下っていくような良い意味でも悪い意味でも勢いがありました。
最後の章を読んでいると、何かアニメの最終回のような印象を受けました(笑)
良い作品だと思います。
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011

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