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氷菓
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氷菓の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全190件 61~80 4/10ページ
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著者の「満願」を読み、期待して買ったが後悔しています。シリーズの第1作ということでしたが、この先は読まないと思います。 | ||||
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でなければならなかったのかが最後まで謎でした。部員の少ない地味な部活なら他にもあっただろうに・・・主人公が直面する問題も推理も解決法もとても浅く、登場人物のキャラも薄くあまり面白いとは思わなかったしかなり退屈気味でした。続編もあり楽しみだったのですが残念ながら次を読みたいとも思わなかったです。 | ||||
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デスノートなど天才の話が好きな人には受けそう。扱っている内容はライトですぐ読めてしまうので、気軽に世界観に浸れる良さがあります。 内容はあまり面白いと思いませんでした。 序盤の鍵や煙草の下りは、作者しか知らないようなことを、主人公が妙な理由で推理して、状況分析の天才に仕立てようとする感が強すぎる。登場人物も色々細かい設定があるけど、ほとんど意味がない、など残念な感じがぬぐえません。 主人公の推測が事実というスタンスが強引すぎるのと、史実なのかもしれないけど、扱っている内容が面白くなさすぎて、途中からどうでもよくなってしまいました。 | ||||
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アニメで話題になってたので読んでみた。 短いエピソード集という形でかなり読みやすく、それでいて全体のつながりも分かりやすく、キャラクターにも分かりやすい個性があり、楽しめました。 確かにアニメ化し易そうな作品だなと思いましたね。 今後、古典部としてどういう展開を見せるのか、気になります! でもまぁ、そこまで特別面白かったわけでもないので、この評価で。 | ||||
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の第一弾。 やの 源流となった作品らしい。 最近の作品と違って、少し展開が甘い感じがするので、 サクサクと読み進んでいかなかったが、第二弾・第三弾と進むにつれて、 とても楽しくなってくる。 著者のファンは必読の作品だ。 | ||||
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アニメを先に視聴してから手を出したが、思った以上に原作に忠実な作りであった事がやや驚き。アニメではえる嬢が超絶かわいいので、全てを補って余りある感じだったが、小説として読むとそこまでのインパクトは感じられなかった。 人が死んだりしない日常系のライトミステリだが、本質はやや古めかしい学園青春ドラマの心理劇。ミステリだと思って読むと細かいアラが気になってしまう。とりわけラストのオチは、本格ミステリだったら呆れるしかないと思う。 省エネ主義の主人公奉太郎が自分と対極のように好奇心旺盛なえるに振り回されて、やる必要もない推理を披露する、と言う流れで各話が展開する。アニメでは美男美女であるが、これだけ魅力的な設定の美少女に頼られて悪い気持ちになるはずもなく、頭の良さを披露してしまう奉太郎に、大袈裟なまでに感謝の意を表するえる。2人が互いに恋愛感情を抱き始める心の揺れがアニメでは克明に表現されていたが、小説ではどうかと言えるほどきちんとは読めなかった。 又海外を放浪している姉が黒幕のように奉太郎をコントロールしているような節もあり、2人の女の影響で奉太郎がどう変わっていくかが見所なのではなかろうか。少年は女の影響で大人になってゆくものである。 奉太郎と中学校から知り合いで、一緒に古典部に入った里志と摩耶花も興味深いキャラ。摩耶花が告白したのに里志がはぐらかし続けているらしいが、それでも仲良くし続けているのが大人では考え辛い関係。本筋ではないが、この2人の関係が進展するのかどうかも見所か。 傑作(と思う)でハイレベルに作り込まれたアニメ映像の印象が強いので、これだけ原作に忠実なのであれば後から小説を読むのは良くなかった、と言うのが結論。 | ||||
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短編集。 あまりにもキャラクターの現実味がなく、気持ち悪い。途中の推理はひきこまれないし、最後の大オチがダジャレって…読者をバカにしてるのか? 金返せ。 ただし、著者の他作品はとても面白かったです。 この作品に限っては絶対にオススメしません。 | ||||
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TVアニメ『氷菓』でこの古典部シリーズを知り、アニメの続編を原作小説で読みました。 時系列順ではこの”氷菓”が最初の作品となるわけですが、回り回って最後の方に辿り着きました。 これから読まれる方は必ずしも最初から順を追って読まなくともよいと思いますが、古典部の原点に突き当たるのかこちらの原作小説”氷菓”になりますのでどこかで読了されて欲しいと思います。 内容は、日常生活のミステリーというカテゴリーだそうですが、私は登場人物である千反田えるや折木奉太郎らのパーソナリティがとても好きで、彼女らの性格描写が細かく行われているところが気に入っています。 Kindle版で購入してから数時間で一気に読み終わってしまいました。とても読みやすく、また引き込まれるようなストーリー展開だったと思います。 アニメでは45年前の人だった関谷純が、小説では33年前の人として描かれていますが、この作品が世に出てから既に12年以上の年月が流れたのですね。 来年2017年には実写版映画が作られるそうですが、この小説”氷菓”をベースにすると発表されていて今から公開が楽しみです。 | ||||
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推理モノはよく人が死ぬから嫌いだが、これなら気持ちよく読める。 こういう推理モノは大好物です。 | ||||
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※若干のネタバレを含みます まず、この作品は「氷菓」という文集を基点にした主人公である奉太郎の成長と関谷純という過去の人物によってあらわされる青春を考えさせる物語です。 この作品の謎解きは日常にある出来事から始まり、与えられたヒントから答えを類推して奉太郎と一緒に解いていくイメージが正解だと思います(そのため情報は後出し) かつて青春の中で一人の優しい英雄という名の犠牲になった男が何を想い、何を成したのか。そしてその「古典」が主人公やその周囲にどう影響を及ぼすのか。青春時代について考え直させられる素晴らしい作品だと思いました。 | ||||
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小説と言うより、ライトノベルのような感じです。 ミステリー初心者や中学生くらいの子どもが見るには良いかも知れません。 | ||||
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光と影の微妙なバランス。 ある階から階段の踊り場を眺めている。 リノリウムの床にぼんやり反射する外光、窓から見える隣の校舎。 普段賑やかなはずの校内(日常)の人気のない一場面(非日常)(夏休みか授業中か、はたまた放課後なのか) 私はこの表紙が好きだ。実を言うと表紙に惹かれて購入したといっても過言ではない。 氷菓(アイス)の無意識な刷り込みのせいか本棚に買ってはあったものの未読のまま眠っていた本書がふと目に留まり夏に読み。 細かい私的な謎は残ったが概ね楽しめた。 この枚数(ページ数)にしては読みごたえはあったのではないかと思う。 学校、学生という属性から離れて何年にもなるが当時の記憶が(作中の校舎やら図書室が何故か自分の通っていた学校のイメージとなる)呼び起こされ懐かしさの中で読み終わった。 | ||||
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アニメを数話見て、本を読んでみました。 他の方がおっしゃるように、原作に忠実で、映像から感じる「青春」の雰囲気も小説から感じ取ることができました。 わたしはもともと、ミステリーを読みたくてこの本を手に取ったのではなく、青春小説を求めてこの本を手にしました。なので、私としてはとても満足しています。氷菓だけでなく、この先続くシリーズもあつくるしくない、日常的な雰囲気のなかで物語が進んでいくのでとても楽しめました。 頭が良すぎる高校生たちだな〜という印象はあります。ただ、その彼らの渋い言葉の選択や言い回しが好みでした。 | ||||
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この本をミステリとして読んではいけません。 大きな事件も起こりませんし、ド派手などんでん返しがあるわけでもありません。 言ってしまえば、是が非でも解決されなくてはならないような問題がテーマになっているわけでもありません。 しかし、それゆえに感じられる小さな痛みこそ、この作品の真骨頂といえるのではないでしょうか。 アニメになった際のキャッチコピーに「青春は甘いだけじゃない」という文言がありましたが、まさにそういうことなのだと思います。 はじめは堅い文章や言葉に面喰らうかもしれませんが、それを越える何かがこの作品にはつまっています | ||||
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(読了後に知りましたが)神山高校古典部シリーズの第一作。折木奉太郎に千反田える、福部里志、伊原麻耶花の掛け合いは冗長なところもありましたが、面白く読み終えました。ラスト、「氷菓」の謎解きにはハッとさせられましたね。(読者の世代如何により評価は異なるとは思いますが)学園推理モノとして、主人公の成長譚を含めまずは正統派の佳作かと。(昔、予備校の授業で英語の講師が「scream」の意味を覚えさせるために挙げた例文「I scream for ice cream.」をふと思い出しました。また、「氷菓」の語には関谷純の自己「評価」という意味も織り込まれているのではないかと。そう云えば、評者の出身高校も学生運動華やかりし時代に校舎が原因不明の火事で一部焼失したという歴史があります。) 最後に一点だけ、文集の創刊号が欠けていた(126頁)理由が、評者のなかでは謎として残っています。 | ||||
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本書は古典部シリーズの第1作。物語は、男女4人が活動目的不明の部活「古典部」に入部し、その部の文集である『氷菓』にまつわる謎を解き明かしていく、というミステリ風味の内容。 刊行後10年も経ってから本書を手にとった理由は、アニメ版『氷菓』を観たからでした。じっさいに読んだ印象として、かなりアニメは原作に忠実であったと思います。けれどやはりアニメ版には視覚メディアならではの扇情的な演出がほどこされていましたが、原作はずっと淡々としており、その分奥行きというか余韻を感じました。 たしかに、「省エネ」が信条のヤレヤレ系主人公、好奇心旺盛な天然お嬢様ヒロイン、達者な弁別に達観が見え隠れする主人公の友人男子、負けん気の強い同級生女子、と主要な登場人物たちがいかにも “キャラもの” 的というか、ライトノベル的。ミステリとしても “日常” にありえそうなレベルの出来事を題材にしており、読者が自らの経験の延長線上で読むことがきるため、ほとんどの人が関わることのない殺人事件をあつかったミステリと比べると、どうしてもご都合主義的なところが目についてしまいます。 しかしながら謎が明らかになるにつれ、ともすると美化されがちな “青春” の苦い裏側が、ある時代のある人物のある物語をとおして、肯定的というわけでも否定的というわけでもなく適度な距離をとって、すなわち多様な解釈可能性を持つひとつの “古典” として、端正に描出されていく過程は見事でした。 “正義” や “情熱” の陰に隠された欺瞞は若さゆえのものだ、と言い切ってしまうにはあまりに残酷な “答え”。だけれど最後、それを忘れ去るのではなく、知り記憶することではじめて死者を弔うことができる、という救いの可能性も残されています。歴史のメタファーが込められているようで、うまいなと感心させられました。 *ちなみに本書あとがきで、作者は自身の経験したエピソードを途中まで語り、話の続きは次巻でと予告していますが、それは守られていません。ですが、その小噺はシリーズ三作目『クドリャフカの順番』の作中エピソードのひとつとして活かされることになります。 | ||||
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娘に勧められて読みました!(以下、ちょっとネタバレです!読まないで!) この物語の33年前、1968年と言えば、私は中1。 同級生のお兄さんが、近くの県立高校生でした。 あの当時、日本中の進学校、ととりあえず言われる公立高校は、 大学の学生運動の影響か、学校の自由化、を求めて、学校側ともめたりしていました・・・ 同級生のお兄ちゃんは、今日も話し合いだから、授業はないと言っていた、と。 そうして、その高校は結果、高校は受験のためにあるのではないから、 受験のための体制は変えるべき、という生徒たちの要求を受け入れて、 なんと学生全員、すべての科目を履修することになったのです! 文系の学生も、数IIIも、物理Bも、化学も、地学も、生物も・・・ 理系の生徒も古典乙I,世界史B、日本史、倫理社会、地理B、漢文・・・ 今の高校の科目が、どういう名前かも知らないので、説明しにくいですが、 要するに、受験のために科目を選ぶんじゃなく、教養のために全員全科目を履修することになったのでした! その後私はその高校に入り、疑問もなく当たり前にすべてに科目を履修し、 大変だったけど、長い人生振り返ってやはり人生の初期に人類の知識・教養を知るきっかけになったと思います。 そして、私が在学中には、また話し合いが行われ、 なんと制服が廃止になってしまったのでした、別に都会の学校でもなかったのに。 私の知る限り、この物語の中で語られたような、暴力・暴動につながる事態は私の高校では、なく、 したがってそのせいで退学に追いやられるような者も出ないで、話し合いおよび変革が行われたのですが、 今思うと・・・先生たちがいつも、暴力的事態にならないように、呼びかけて 忍耐強く話し合いの時間を設け、あくまでも粛々と…(このコトバ、なんか今別の意味づけされたようですが) 事態を執り行っていったのを、思い出しました・・・! 今、自分が当時の先生方の年齢になって、血気盛んで理屈をまっすぐに考える高校生たちを前に、 本当に話し合いで民主的に、高校の体制を決めていこうとする過程で、生徒たちが…停学や退学の事態にならないように とにかく気を使っていた先生方の気持ちを、想像することができました・・・きっと、他校の話も伝わっていたのでしょう。 ご自分の専門科目の造詣が、半端ない、尊敬の先生方で、人生の初期で受けた影響は大きいのですが、 今、この本を読んでやっと、当時の先生方のその点での生徒たちへの愛に・・・気づけたように思います。(感謝・・・) 反体制運動とは、人がこの社会で生きている以上、よくよく注意しなければ、この話のような代表で吊るし上げにあう立場を 作り出してしまうことの、ありうる事柄です。 さて、小説ですが、あまりにも頭のいい高校生たち、キャラクター同士の距離感、 エコな主人公の価値観、先輩との駆け引き・・・農家や田んぼのある地方の公立高校の様子・・・ ここ何十年を実際生きている日本人には、本当にわかる、わかる・・・と思う、物語で、 この本に出会えて本当に、うれしく楽しかったです。 | ||||
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うん、いいボックだね、アニメを見たので購入した、とても面白い | ||||
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推理としては良いとは言えない。しかし悪くもない。 主人公である奉太郎の心の変化が印象深いが、心が動く理由が足りないようにも感じました。 ページ数は多くはなく、読書をしたい。と思った人にはお薦めしたい小説です。 | ||||
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氷菓はアニメから入りました。 もともと文字を読むのが凄く苦手で、小説を読む時はなんども反芻してようやくなんとか理解できるような感じでした。 そんな苦しい読み方をしていたので小説を読んでも、ちっとも楽しくありまそんでした。 この小説は初めからストーリーを分かっているからか、そんなり頭に入ってきました。 文章自体もほかの小説と比べて読みやすかったです。 内容ですが、アニメには描かれていなかった描写もちょくちょくあって、楽しめました。 買って良かったです。 | ||||
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