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龍臥亭幻想
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龍臥亭幻想の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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島田荘司ファン必読の書です。島田の創造した御手洗、石岡、里見、吉敷、通子の過去や未来と出会える楽しみがある。 | ||||
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島田荘司が創造した御手洗、石岡、里見、吉敷、通子の過去や未来と出会える楽しみがある。 | ||||
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開幕から安っぽい憎愛劇を読まされてややげんなりするが、 そこから始まる会話ばかりの文が酷い とにかくひたすら会話で話が進んでいくことが多いので、 状況が分かりにくく混乱させられることもしばしば 気合を入れて書いたのは挿話と終盤のシーンとお約束の日本軍批判ぐらいだろうか 御手洗と吉敷のコラボなどと銘打ってるが顔を合わせるわけでもなく、会話さえない ある種の詐欺ともいえよう 通子もモブキャラ程度の存在で、少し会話に混ざるだけ 重要なはずの菊川もただ切れやすい爺さんにしか見えなく描写不足 正直小説としてのできは期待しない方がいいだろう そして事件の方だが、まず屋敷で暴れただけのおっさんに魔王とか渾名つけちゃうのが痛い 別にそんな渾名いらないだろう・・・・ メイントリックはそこまで凄い物ではないが、死角をついているという点では悪くない ただいつもどおり偶然だらけなのは玉に瑕だが 総じて無駄に厚く面白い部分は少々な最近の御手洗シリーズらしい作品なので、 シリーズが恋しくなった人が読むにはちょうどいいかもしれない | ||||
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私は島田氏の作品が好きですが御手洗ものよりも吉敷ものの 方が好きです。 何故かと言えば御手洗ものは、名探偵の御手洗さんが解く謎を ただ傍観しているだけでいつも置いてけぼりになってしまうからで ところがこの作品の前作「龍臥亭事件」ではあのワトソン役の 石岡さんが孤軍奮闘して事件を解決したのです。 それこそ命がけで 私は作者から「あなた達でも解けるだ。頑張れ」と言う メッセージを貰った思いでした。それこそ石岡さんと一緒に 考えて解けて嬉しかった。 そして最後には もっと早く謎を解いていれば救えた命が あったのに・・・と泣いた石岡さんに感動したものです。 当然この作品も同じように彼が命がけで謎を解いてくれると 思っていたのです。 ところが前作は御手洗と全然連絡が取れなくて背水の陣で 石岡さんは頑張ったのに今回は携帯電話であっさり捕まり 簡単に謎も解いてしまい あまつさえ吉敷警部まで登場して 綺麗さっぱり謎がなくなってしまったのです。 おまけに今回の石岡さんは気楽なもので 誰も助ける必要も なく命を狙われる危険もないため以前の石岡さんに 戻ってしまってるのです。 「凡人は、結局凡人のままなんだよね。」 作者からそんな言葉が聞こえそうでした。 おまけに脇役の通子さんもユキちゃんも里美ちゃんも 石岡さんよりさらにのんきなもので 凄惨な事件の描写なのに ぜんぜん読んでいて緊張感がなかったです。 確かにトリックは素晴らしいと思いますし伝奇も面白い 田舎の問題も悲惨だと思う。だけど私たち読者の代表である 彼ら彼女らにも、もっと考えてもらわないと 結局前作「龍臥亭事件」は名作だった。そういう読書感でした。 | ||||
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あの龍臥亭の事件から八年、事件にめぐり合わせた人々が、再び龍臥亭へと集う。作家の石岡和己も招かれるが、そこで待っていたものは、過去の事件に負けないくらいの、土地に残る伝説に彩られた不思議で恐ろしい殺人事件だった。 島田荘司のミステリ、一時はかなりハマって続けざまに次々と読んで読み返してをしていたのですが、ここしばらくご無沙汰でした。で、久しぶりに読んでの感想は、やっぱりおもしろかった〜。ミステリというと、トリックやら犯罪の動機やらが重要なポイントなのですが、そんなのは抜きにして、あの独特の雰囲気づくりの上手さは超一流、そこに浸れるだけで、もう十分に満足してしまいます。 本作では、作者の生み出した二大探偵、御手洗潔と吉敷竹史が、出会いはしませんが同じ事件の謎を解く。ファンにしてみれば、もうたまりません。また、『龍臥亭事件』から島田ワールドの住人となった犬坊里美が司法試験に合格、弁護士になるつもり、刑事事件をやるかどうかはわからないと語らせていますが、もしかしたらこの先、吉敷警部と協力して、あるいは刑事と容疑者の弁護人として対立、などといった事件も読めるのでは、と期待がふくらみます。 今後の島田ワールドの展開がとても楽しみです。 | ||||
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