■スポンサードリンク
龍臥亭幻想
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
龍臥亭幻想の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「龍臥亭事件」が面白かったので手に取りましたが、これはあまり頂けませんでした。「幻想」というタイトルが示す通り、明治時代の怪奇談をベースにした寓話的な雰囲気作りはよいのですが、それ以外は島田氏の過去作品の繋ぎ合わせのような既視感に覆われます。最後に明らかになる犯人像などはその最たるところ。前作は探偵役・石岡の自立という裏テーマが本編と巧く絡み合ってドラマを盛り上げていましたが、今回の石岡はまるで傍観者なので拍子抜けです。前作のラストで見せた涙は何だったのでしょうか。 そもそも今回の事件は龍臥亭の面々との因果関係は薄く、龍臥亭を舞台にする必然性もないのですが、御手洗と吉敷を登場させるという一発ネタのためだけに設定されたのでしょうね。全体にそういう「軽さ」を感じる作品でした。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!