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そして誰もいなくなる
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そして誰もいなくなるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 1~20 1/2ページ
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「そして誰もいなくなった」の見立ての見立て殺人が起こるというミステリー。 設定は面白いと思いました。 次の被害者は自分かもしれないというのにその子達が警戒心ゼロなのは不自然でしたが…。 後半は目まぐるしく二転三転しますが、少し展開に無理のあった点も気になりました。 | ||||
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本著のなかでアガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」のネタバレがあるので 「そして誰もいなくなった」を先に読むことをオススメします。 | ||||
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これも犯人がわかりやすすぎでしたね 彩さんは伏線をきちっと張るのはいいけど 張り方がヘタなのか既にしてそこでバレちゃう 犯人わかったままず~~っと読んでいくのはちょっときつい その辺も彩さんは分かってるのか、解決後にサプライズを 1つ、じゃだめか、じゃ2つ、 って感じで付け足すんだけど、どーも切れがない 本格ミステリーを書ける数少ない女性作家さんなので いつもスーツをきちっと着て背筋をピンとしてでてくるんですね 息抜きに笑わせようともしてくれるんだけどあまり面白くない 真面目なんだなあ、手抜きは絶対してないことだけは確か といつも好感を持っているし、好きです。 ☆3つなのは、☆5つなのは彩さんには他にたっくさんあるから正直につけました。 | ||||
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それぞれ筋は通っていたと思います。 自分は楽しく読めました。 小雪は心のわだかまりを若さで解消しようとし、先生は幸せになりたい。刑事は疲れていた、だから定年まで惰性で続けていくと話していたから、最後の選択はむしろ与えられたものと感じた。 中高生に客観的に読んでほしい作品だなと思いました。 | ||||
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アガサクリスティーの本でも読んだし、海外のも日本制作のドラマも見たこともあるのですが…。 この作者さん、女の人を書くとかなり嫌な女になりませんか? 小雪という女子高生、ひねくれてるというか、「誰が裁くか?」とかなぜそんな面倒なこと考えるの? 法学部を出た兄が、在学中によくこの議題で私と喧嘩して殴られたもんです。 最初の殺人は、偶然といか、アクシデント的な悲劇だけれど、それ以外に殺された子の罪は他愛のないもの。 また刑事の犯した罪はもちろん悪だけれど、それを小雪があれこれ言うべき事なのか? 正義だからってそれが正しい訳ではなく、犯罪で悪を行っても、それは正義な事もあるって事もある。 | ||||
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序盤は冗長だが、終盤に近付くほどページをめくるのが止まらなくなる。そんな作品だった。 ただ、登場人物(一部の女)が気持ち悪かった。無駄に意識が高くて自意識過剰で痛々しい。 アレも偉そうな口叩いておきながら自分はおめおめと生き残ってポエムを垂れ流す始末。お前も死ぬのが筋だろうと思った。 自分に酔っていて薄ら寒いし、夜の街へ闊歩、喫煙、脅迫・金銭要求をした人間に正義を語る資格があるのか?最後の最後で気まぐれの方に多くのパーセンテージがあったことを暴露するのは不快。さっさと自らを裁けばいいじゃない。人様にそれを要求したようにね。 | ||||
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作者あとがきにあるように、クリスティの『そして誰もいなくなった』をモチーフにしたオマージュ作品だが、閉じられら空間での「連続殺人」ではないし、タイトルどおりに「そして誰もいなくなる」わけでもない。 第Ⅵ章の最後まで読むと、意外な犯人の指摘があるのだが、それまでに「いかにも犯人」という人物がクローズアップされてきており、ミステリーの常としてその人物が犯人ではありえないので、この展開はある意味予想しやすい。また、この犯人と指摘された人物がある事件を実施困難なことや、それから推測される事柄もわかりやすいと言える。第一の事件の前に、江島が目撃した演劇部の部室に出入りする人物に関する真相も最初に予想したとおりだった。意表を突いているようでそうでもなく、ミステリーを読みなれている人であれば、読み進めていくと事件の有様が次々と予想できるのではないだろうか。 しかしながら、第Ⅸ章以降の展開は予想していなかった。第Ⅷ章で物語はほぼ完結したかと思わせておいて、事件の真犯人の見解に関して、二重にひねっている。 作者あとがきにある「『そしてー』の犯人や仕掛けを知ってはじめて分かる仕掛け」というのは、最後の手紙の部分なのだろう。それにしても、この手紙を書いた人物が取ったある行動は危険すぎる。 真相にそれほどの意外性はないが、いくつかのアイデアが盛り込まれているし、堅実な内容のミステリー。 | ||||
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アガサの名作そして誰もいなくなったを劇中劇として使い、連続 殺人を学園内に設定した作品です。 アガサの名作は、あまりの名作ゆえに、場所を変え、人物を変え、 色んな変法という形で用いられています。 この作品も、女学園の文化祭、演劇部の劇として、正面切って そして誰もいなくなったを使い、そのプロットを鮮やかに描い切って います。 そもそもが、こういうしっかりしたプロットものは、最初に出てきた 登場人物を疑え、というのがある意味鉄則ですが、そこを迷路に 迷わせる、ある人物を怪しく見せるというのもしっかりしています。 典子さんも、先生も、松木さんも高城先生も、皆川刑事も、ある 意味劇の中で、自分の役をしっかりと演じ切り、使い切らない駒は いない。 最後の手紙を読んで、テーマもしっかり。 ある意味ケチのつけようのない作品です。文章も達者。展開も スピーディー。人物の描写から、説明。理解可能な感情。 だからこそ。 80点。 理由は、やっぱりアガサの影がどうしても越えられない。アガサと どうしても比べてしまう。 それがなければ100点ですが、あり得ない「なければ」でした。 | ||||
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アガサ女史の名作のオマージュ。といっても原本を読んでいないのですが、ネタを明かしてないので、逆にアガサ女史の原本が読みたくなりました。 今邑さんの初期の作品に若干の手直しをして出された作品のようで、あとがきで「ずっと埋もれていた作品」で、「またすぐに埋もれるだろう」と言われているので決して本人の自信作ではないようです。 私は今邑さんの作品をかなり読んでいますが、彼女らしい、無駄な人物描写がなく、トントンと進んでいくので極めて読みやすいです。逆に、無駄に見える描写は伏線になるので非常にわかりやすいです。 まあ、一番犯人らしいのは絶対犯人ではないし、逆がいつも犯人なので、読んでいると大体筋が見えてきます。驚きを呼ぶためのどんでん返しが、逆に期待どうりのオチという意味でとくにオススメはしません。 他のレビュワーも書いていますが、明らかに犯人がアガサ小説にのっとった見立て殺人を展開しているのに、警戒が甘すぎて、マンガチックになってしまっているのも減点です。 | ||||
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冒頭、学校屋上で喫煙する生徒にタバコを許容する発言をする先生。 そしてその先生がその生徒に向かって、別の生徒の悪口を言いだす。 ・・・・ここで私は本を読むのをやめてしまいました。 これだけ評価されている作家さんの本なのだから、読み進めて行けば面白く読めたのかもしれませんが、あまりのリアリティの無さに読む気力が沸きませんでした。 文章も少し稚拙な印象を受けました。(ファンの人ごめんなさい) まあ、中にはこういう人もいるということでUPしました。 | ||||
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そして誰もいなくなったの見立て殺人です。 パクリのようなものではなく、そして誰もいなくなったと同じように 舞台で演じるはずだった生徒が次々に死んでいくという展開です。 全く作品内容とは関係ありませんが、 文字が大きく1ページあたりの文字数が少なくなって 同じぐらいの厚さの本に比べて読み終わるまでが早いです。 10章に分かれているのも、早く感じる要因でした。 犠牲者の2人目までは仕方ないとしても、3人目の死人からは あまりに無警戒に死んでいきます。 次に殺される順番の生徒本人もPTAも警察も もっと警戒しろよとつっこみたくなります。 1つの学校の部活から何人も死んだら、捜査本部はできるし、 解決しても警視庁幹部(舞台は都内です)が飛んだりするぐらいの大騒ぎのはずです。 マスゴミも連日あることないこと書きまくりで、 その他の生徒も学校生活どころではありません。 上記に加えて犯人が計画の締めで大きなミスを2つしてたりとか、 実は昔にこんなことがありましたとか、 「そりゃないわ」なってしまうが残念です。 ミステリーを好んで読む人には薄味すぎてお勧めしません。 | ||||
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天川の生徒達が殺される過程は実は伏線で、 本当の物語は後半数ページに凝縮されてる感じで面白かったし、 本当に悪いヤツなんて居なかった(笑 だから 本当の犯した犯人を問い詰める人物が罪を犯した理由を知っていれば、 告白なんてしなかったかも知れない。 又 犯人が自分の罪を裁く為だけに取った行動だっとしても、 その人物の中には、別の罪を植え付ける事が意図的でないにしても 成功している様に考えてしまう自分が居て、若干切ないラストだった。 | ||||
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息つく間もなく読み上げました。 毎日刺激の無い生活に飽き飽きしている私に、現実と妄想の間にある 今邑 彩ワールド が マッチしました。 | ||||
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今邑氏自ら自信作と語るクリスティーの超有名作を下敷きにした学園連続殺人ミステリーもので、元ネタを読んでいても読んでいなくても楽しめる。 容疑者がストーリーが展開するに連れて絞られてくるというミステリーとしてはかなりのハンデを背負いながらも、最後の最後まで二転三転するストーリー展開で微塵も飽きさせない。 事件自体は結構残酷であるが、全体的には軽いタッチで仕上がっているので、著者の最初の1冊には最適だと思われる。 | ||||
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章ごとの挿絵が面白かったです。思わず人数を数えてしまいました。ひとりずつ挿絵の人が減っていく怖さもあります。 この本では、次に誰がいなくなるのかがわかるので、「ルームメイト」「少女Aの殺人」に比べドキドキ感があまりしませんでした。 | ||||
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名著クリスティーの「そして誰もいなくなった」をモチーフにした作品。 学園ミステリーですが、ややパロディーの要素が強い印象を受けます。 軽いタッチなのでサクサクと読めますが、スピード感はあまりありません。 気楽に読むにはちょうどいいですね、 | ||||
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タイトルどおりそして誰もいなくなったをベースにしたミステリで、 スピード感がありスラスラ読めるが犯人当てとしては大して面白くない ただ終盤の展開は意外性があり、それが気に入るかどうかがこの作品を評価するさいの バロメーターになるんじゃないだろうか 本格ミステリとしても頑張ってくれていたら傑作だった惜しい作品 | ||||
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この方の作品はいつも先が気になって、すぐに読んでしまいます。 今回の作品は、学園祭で上演するはずだった、連続殺人劇の通りに次々演劇部のメンバーが殺されていく…というストーリーでした。始めのほうのページに役者の名前が書かれた一覧と、それぞれの役の殺され方も記載されていたので、次は誰が殺されるんだっけ?とか、どうやって殺されるんだっけ?など、ページを行ったり来たりしながら読みました。 この作品を読んで、人ってやっぱり自分が可愛くて、弱いものなんだなと思いました。犯人がわかっていながら自分の娘を守るために、犯人を捕まえなかった皆川刑事や、自分の地位を守るために、殺人を犯した松木、自分の将来を守るために自分の生徒を殺した向坂先生。 日常でも、きっと人は自分を守るために小さな嘘をついたり、間違った選択をしたりすると思います。だから規模は大きいけど、この犯人たちの気持ちも分からなくはなかったです。なので、小雪ちゃんは一生罪の意識を背負って生きていくという選択をしたので、賢くて善悪をきちんと判別できる子な分、辛いだろうけど、生きていってほしいなと思いました。 高城先生は踏んだり蹴ったりでしたね。。 あと、はっきり皆川刑事に言わないと!加古さん!お嬢さんと結婚したいって。 | ||||
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ぶっちゃけ、タイトルからして二番煎じ、あるいはパクリという印象を受けました。 初版が1996年というのも、この有名過ぎるものをモチーフにするには遅過ぎる印象。マザーグースをモチーフにしたミステリーという時点で古今東西吐いて捨てるほどあり、しかもそのマザーグースをモチーフにした最たるもの、「そして誰もいなくなった」をモチーフにすると言う…申し訳ありませんが、どれだけ創作するのが面倒なんだこの人、と思いましたし、ここまで他作品の力に頼った作品を自分の著書として出して訴えられないのかしら。が、率直な印象。 そう言った批判もあったのか、後書きで「もう他作品をモチーフにする事はやっていない」と書いてありますが。 文章は比較的読みやすく、そういった違和感を感じつつもサクッと読めてしまうものでした。 ですが、連続殺人→意外な犯人→そして真相発覚…うーん、悪くはないんだけど、「ふーん、そうだったのね。」で終わってしまう程度の感じ。 「ええっ?!」って思えないのは、全ての登場人物全取り立てて魅力がなく、感情移入が出来ないからかも知れません。 読みやすかった、という点で★2つ。 | ||||
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学園もののミステリーとして楽しく読めました。 字も大き目ですので、気軽にミステリーを読みたいなと思ってる方にお勧めします。 それにしてもこの事件の真相。 確かに振りかえるとそう思わせる伏線はありました。 この人のミステリーは、無理なく読者の予想を裏切る真犯人を作り上げるところにあると思います。 | ||||
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