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そして誰もいなくなる
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そして誰もいなくなるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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本著のなかでアガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」のネタバレがあるので 「そして誰もいなくなった」を先に読むことをオススメします。 | ||||
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それぞれ筋は通っていたと思います。 自分は楽しく読めました。 小雪は心のわだかまりを若さで解消しようとし、先生は幸せになりたい。刑事は疲れていた、だから定年まで惰性で続けていくと話していたから、最後の選択はむしろ与えられたものと感じた。 中高生に客観的に読んでほしい作品だなと思いました。 | ||||
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アガサクリスティーの本でも読んだし、海外のも日本制作のドラマも見たこともあるのですが…。 この作者さん、女の人を書くとかなり嫌な女になりませんか? 小雪という女子高生、ひねくれてるというか、「誰が裁くか?」とかなぜそんな面倒なこと考えるの? 法学部を出た兄が、在学中によくこの議題で私と喧嘩して殴られたもんです。 最初の殺人は、偶然といか、アクシデント的な悲劇だけれど、それ以外に殺された子の罪は他愛のないもの。 また刑事の犯した罪はもちろん悪だけれど、それを小雪があれこれ言うべき事なのか? 正義だからってそれが正しい訳ではなく、犯罪で悪を行っても、それは正義な事もあるって事もある。 | ||||
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作者あとがきにあるように、クリスティの『そして誰もいなくなった』をモチーフにしたオマージュ作品だが、閉じられら空間での「連続殺人」ではないし、タイトルどおりに「そして誰もいなくなる」わけでもない。 第Ⅵ章の最後まで読むと、意外な犯人の指摘があるのだが、それまでに「いかにも犯人」という人物がクローズアップされてきており、ミステリーの常としてその人物が犯人ではありえないので、この展開はある意味予想しやすい。また、この犯人と指摘された人物がある事件を実施困難なことや、それから推測される事柄もわかりやすいと言える。第一の事件の前に、江島が目撃した演劇部の部室に出入りする人物に関する真相も最初に予想したとおりだった。意表を突いているようでそうでもなく、ミステリーを読みなれている人であれば、読み進めていくと事件の有様が次々と予想できるのではないだろうか。 しかしながら、第Ⅸ章以降の展開は予想していなかった。第Ⅷ章で物語はほぼ完結したかと思わせておいて、事件の真犯人の見解に関して、二重にひねっている。 作者あとがきにある「『そしてー』の犯人や仕掛けを知ってはじめて分かる仕掛け」というのは、最後の手紙の部分なのだろう。それにしても、この手紙を書いた人物が取ったある行動は危険すぎる。 真相にそれほどの意外性はないが、いくつかのアイデアが盛り込まれているし、堅実な内容のミステリー。 | ||||
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アガサの名作そして誰もいなくなったを劇中劇として使い、連続 殺人を学園内に設定した作品です。 アガサの名作は、あまりの名作ゆえに、場所を変え、人物を変え、 色んな変法という形で用いられています。 この作品も、女学園の文化祭、演劇部の劇として、正面切って そして誰もいなくなったを使い、そのプロットを鮮やかに描い切って います。 そもそもが、こういうしっかりしたプロットものは、最初に出てきた 登場人物を疑え、というのがある意味鉄則ですが、そこを迷路に 迷わせる、ある人物を怪しく見せるというのもしっかりしています。 典子さんも、先生も、松木さんも高城先生も、皆川刑事も、ある 意味劇の中で、自分の役をしっかりと演じ切り、使い切らない駒は いない。 最後の手紙を読んで、テーマもしっかり。 ある意味ケチのつけようのない作品です。文章も達者。展開も スピーディー。人物の描写から、説明。理解可能な感情。 だからこそ。 80点。 理由は、やっぱりアガサの影がどうしても越えられない。アガサと どうしても比べてしまう。 それがなければ100点ですが、あり得ない「なければ」でした。 | ||||
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天川の生徒達が殺される過程は実は伏線で、 本当の物語は後半数ページに凝縮されてる感じで面白かったし、 本当に悪いヤツなんて居なかった(笑 だから 本当の犯した犯人を問い詰める人物が罪を犯した理由を知っていれば、 告白なんてしなかったかも知れない。 又 犯人が自分の罪を裁く為だけに取った行動だっとしても、 その人物の中には、別の罪を植え付ける事が意図的でないにしても 成功している様に考えてしまう自分が居て、若干切ないラストだった。 | ||||
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息つく間もなく読み上げました。 毎日刺激の無い生活に飽き飽きしている私に、現実と妄想の間にある 今邑 彩ワールド が マッチしました。 | ||||
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今邑氏自ら自信作と語るクリスティーの超有名作を下敷きにした学園連続殺人ミステリーもので、元ネタを読んでいても読んでいなくても楽しめる。 容疑者がストーリーが展開するに連れて絞られてくるというミステリーとしてはかなりのハンデを背負いながらも、最後の最後まで二転三転するストーリー展開で微塵も飽きさせない。 事件自体は結構残酷であるが、全体的には軽いタッチで仕上がっているので、著者の最初の1冊には最適だと思われる。 | ||||
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名著クリスティーの「そして誰もいなくなった」をモチーフにした作品。 学園ミステリーですが、ややパロディーの要素が強い印象を受けます。 軽いタッチなのでサクサクと読めますが、スピード感はあまりありません。 気楽に読むにはちょうどいいですね、 | ||||
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タイトルどおりそして誰もいなくなったをベースにしたミステリで、 スピード感がありスラスラ読めるが犯人当てとしては大して面白くない ただ終盤の展開は意外性があり、それが気に入るかどうかがこの作品を評価するさいの バロメーターになるんじゃないだろうか 本格ミステリとしても頑張ってくれていたら傑作だった惜しい作品 | ||||
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この方の作品はいつも先が気になって、すぐに読んでしまいます。 今回の作品は、学園祭で上演するはずだった、連続殺人劇の通りに次々演劇部のメンバーが殺されていく…というストーリーでした。始めのほうのページに役者の名前が書かれた一覧と、それぞれの役の殺され方も記載されていたので、次は誰が殺されるんだっけ?とか、どうやって殺されるんだっけ?など、ページを行ったり来たりしながら読みました。 この作品を読んで、人ってやっぱり自分が可愛くて、弱いものなんだなと思いました。犯人がわかっていながら自分の娘を守るために、犯人を捕まえなかった皆川刑事や、自分の地位を守るために、殺人を犯した松木、自分の将来を守るために自分の生徒を殺した向坂先生。 日常でも、きっと人は自分を守るために小さな嘘をついたり、間違った選択をしたりすると思います。だから規模は大きいけど、この犯人たちの気持ちも分からなくはなかったです。なので、小雪ちゃんは一生罪の意識を背負って生きていくという選択をしたので、賢くて善悪をきちんと判別できる子な分、辛いだろうけど、生きていってほしいなと思いました。 高城先生は踏んだり蹴ったりでしたね。。 あと、はっきり皆川刑事に言わないと!加古さん!お嬢さんと結婚したいって。 | ||||
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とにかく物語の序盤から中盤までが辛かったです…。視点がくるくる変わるし、ストーリーが会話ばかりで進むし、文章は薄っぺらいし魅力的なキャラクターもいないし。この人こんなに小説下手だったっけ?と思いました。ラストの為には仕方なかった、って所でしょうか。いやでもやっぱりも少し描き方が無かったのか…。中盤からは面白かったですよ。よくあるっちゃよくある展開だけど。やっぱり読むとそのたび楽しい。ただ、「名門女子校の式典の最中起こった事件」って惹句にひかれ、「個性豊かな学生達が大量に出てきて葛藤や確執をからめて事件を解決する」青春もの、みたいな物語を期待するのは間違ってます。←若竹七海の「スクランブル」、竹本健治の「緑衣の鬼」、篠田真由美の「AngelS」とか…。こういう話かな、と思って買ったら違った。 いわゆる「学園青春ミステリー」じゃないです。主役てか主要人物はほとんど社会人。蛇足ですが。 | ||||
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とにかく物語の序盤から中盤までが辛かったです…。 視点がくるくる変わるし、ストーリーが会話ばかりで進むし、文章は薄っぺらいし魅力的なキャラクターもいないし。 この人こんなに小説下手だったっけ?と思いました。 ラストの為には仕方なかった、って所でしょうか。いやでもやっぱり も少し描き方が無かったのか…。 中盤からは面白かったですよ。 よくあるっちゃよくある展開だけど。 やっぱり読むとそのたび楽しい。 ただ、「名門女子校の式典の最中起こった事件」って惹句にひかれ、 「個性豊かな学生達が大量に出てきて 葛藤や確執をからめて事件を解決する」青春もの、 みたいな物語を期待するのは間違ってます。 ←若竹七海の「スクランブル」、竹本健治の「緑衣の鬼」、篠田真由美の「AngelS」とか…。こういう話かな、と思って買ったら違った。 いわゆる「学園青春ミステリー」じゃないです。主役てか主要人物はほとんど社会人。蛇足ですが。 | ||||
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この作品の為と言っては大袈裟かもしれませんが、買ってはあったものの未読のまま本棚で眠っていたアガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」を改めて最初から読みました。いわずもがなこの作品に登場する舞台劇の原作です。結論。アガサ女史の原作を読んで本作品、の順番で正解でした。よりいっそう今邑氏の当作品を楽しめること請け合いです。ただ、今邑氏は今邑氏で(当然ながら)物語は独立していますので上記作品を読んでいなくても十分楽しめます。内容は2転3転し、書き方に回りくどいヶ所も無いので引き込まれる様にして最後まで読みました。各章の扉絵になっているインディアン達が物語の進行と共に一人ずついなくなっていく様子も良かったと思います。 ミステリー初心者の方にもオススメです。もちろん本格派の方にも。一読されたし。 | ||||
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この作品の為と言っては大袈裟かもしれませんが、買ってはあったものの未読のまま本棚で眠っていたアガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」を改めて最初から読みました。 いわずもがなこの作品に登場する舞台劇の原作です。結論。 アガサ女史の原作を読んで本作品、の順番で正解でした。 よりいっそう今邑氏の当作品を楽しめること請け合いです。 ただ、今邑氏は今邑氏で(当然ながら)物語は独立していますので上記作品を読んでいなくても十分楽しめます。 内容は2転3転し、書き方に回りくどいヶ所も無いので引き込まれる様にして最後まで読みました。 各章の扉絵になっているインディアン達が物語の進行と共に一人ずついなくなっていく様子も良かったと思います。 ミステリー初心者の方にもオススメです。 もちろん本格派の方にも。一読されたし。 | ||||
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有名な作品をベースにしているものはハズレが多いものなのに、心理描写がうまいので引き込まれるように一気に読めました。結末が意外なのもいいです。 | ||||
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有名な作品をベースにしているものはハズレが多いものなのに、心理描写がうまいので引き込まれるように一気に読めました。結末が意外なのもいいです。 | ||||
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