■スポンサードリンク
和時計の館の殺人
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
和時計の館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
時計に関するうんちくがつまっているのはいいですが、正直、複雑すぎてついていけず、「そうなんだ?」という感じでした。 本格推理小説なら、当然かもしれませんが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
芦辺拓先生が挑戦する館モノであります。 いわくありげな旧家の一族、遺産相続、時計塔、骨董品にまつわる怪談、包帯ぐるぐるの怪しい男、地下の洞窟と、これでもかと繰り出されるベタなシチュエーションの数々は古式ゆかしい探偵小説へのオマージュたっぷりなのですが、いかんせん全体に薄めな印象が残念。今回、森江春策は初めから現場にいるのに死者が続出し、防御率低いな~と思っていたら、最後の謎解きが「あの名探偵」のコスプレ状態で爆笑! むしろパロディのつもりで書いていらしたのかも。 警官役でつボイノリオ氏も特別出演。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
劇中で、綾辻氏の時計館の殺人のネタばれ明かしがあるとして一部で物議を醸した芦辺氏の特異な館での連続殺人もの。 ストーリーのフォーマットは横溝作品だが、メインの和時計を使ったトリックは先に綾辻氏の時計館の殺人を読んでいると、ほぼ●●のズレネタだろうと分ってしまうが、和時計の蘊蓄と仕掛けをかなり専門的に駆使したトリックであり、先行作品の時計館の殺人のバリエーション作品としてはかなり凝っており、読み応えは十分。 が、和時計の仕組みが文中で詳細に描写されても、イマイチ正確には読者が理解できる類のものではないので、著者が詳細に描きこんだトリックが読者にはあまり細かく伝わっていないのではないかという感じもする。 館もの連続殺人本格推理作品としては標準以上の出来で楽しめるのは確実なのだが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このトリックには思わず膝を打ちました。もうずいぶん前から密室トリックの鉱脈は掘り尽くされたといわれていますが、こういうトリックもあったんだなと感心してしまいました。和時計が異様な雰囲気を醸し出していますが、これがただの雰囲気作りではなく、見事にトリックと結びついています。なかなかの傑作です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
芦辺拓作品の中でも森江春策シリーズが大好きで集めています。内容も本自体にも満足しています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2000年にカッパ・ノベルスとして出たものの文庫化。 森江春策シリーズのひとつ。ちょっと横溝っぽい。 物語としては面白い。また、和時計についても理解が深まる。しかし、ミステリとしてはどうか。和時計の持つ特徴を目一杯に使ったトリックで、それはそれで良く考えられているとは思うのだが、なんとなく不満が残ってしまう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
~まず書名に惹かれました。和時計、館...、それだけで本格ミステリの第一条件(?)をクリアします。旧家に集まるクセのある人物たち、遺言状が公開されてから相次ぐ惨劇。弁護士・森江春策が和時計と事件に翻弄されます。著者自身もあとがきに記していますが、推理小説と言うより、あの頃の探偵小説といった趣です。~~和時計とトリックの魅力にグイグイ引き寄せられます。~ | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!