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アリアドネの声
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アリアドネの声の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全119件 61~80 4/6ページ
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気の抜けない展開が続き最後までテンポよく読めた 無理だと思ったらそこが限界。一見すると励ます言葉に思えるが、それが呪いの言葉になることもある。 | ||||
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あらすじ読んだだけで泣きそうになった笑 途中疑惑が持たされたり困難も色々待ち受けてハラハラドキドキしっぱなし、それからのラストは想像を上回る感動、ぜひ読んでほしい。(個人的にはもう少し余韻が欲しかったが)。 ページ数と文章量と行間が広く非常に読みやすかった。これは映画化しそうと思ったが難しいかも。それは何故かは読んでみたらわかります。(いややっぱできるか笑)。 | ||||
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作品としてはまとまってはいるが、結局何を伝えたかったのだろうか? 災害救助に関しては、ドローンの性能や制約についてはドローンスクールの方の協力もあったようでしっかりと書かれていた。 一方で手に汗握る描写になっているかというと表現力が足りず、また予想を超えてこない内容で凡庸。 また、主人公の過去のトラウマとかとも絡めようとしているため、内容がとても散らばった感じになっている。 売りである最後のどんでん返しというのも読者の8割位が読んでいて気づくような内容。 読後感が良いわけでもなければ、手に汗握らないようでもない。 ただ、感情を動かされることなくサクッと2, 3h 位で読めるので暇つぶしにはいいかもしれない。 | ||||
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良い話だった。 | ||||
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正直自分には合いませんでした。 めちゃくちゃ評価が高かったのと帯の文句がすごかったので期待していたのですが、うーん…。 ミステリーという程の謎はなく、どんでん返しほどの返しもなく、ただお涙頂戴作品に見えてしまいました。 感性の違いもあると思いますが、舞台とドローンの説明が多く、文章も句読点やページを跨ぎすぎて読みづらく、感情移入しずらい主人公視点だと感じました。 同じような感想を述べている方々をみて逆に安心したくらいです。 サクッと読みたいなら良いかもしれません。ただおすすめはしませんし、2回も見れません。 文庫サイズの廉価版がでてから読んだほうが良いかもしれません。 | ||||
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表紙とレビュー、あらすじ、帯を見て買ったけど内容が引くほどおもしろくなかった…。あらすじが最高潮。お涙頂戴の展開、安っぽくわかりやすい感動が好きな人にはオススメかも。正直私にはレビュー詐欺レベルだった。 | ||||
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まず、文章を簡潔かつ伝わりやすい文体で書かれているので、読みやすい。また、話の引き込み方や、躍動感などが上手いのでスイスイ読めた。実際には、一般人が技術協力することはあっても、いくらなんでも先陣切るなんてことないだろうけど、それを差し引いても面白かった。ただ、最後の部分はどんな奇跡でそうなったか、ん?って思ってしまったけど笑 一気に落ちたんなら無事じゃないやろうし、◯んでてもおかしくないんですが。他にもYouTubeやインフルエンサーの闇も焦点を当てていて良かったです。邪魔した人何か罰が下れば良いのに。 | ||||
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まずこの作品の状況設定が素晴らしい。ドローンを使って目が見えず、耳も聞こえず、しゃべることも 出来ない女性を地下都市から救助するという、ある意味「いまどき」の設定だ。ドローンの品質や 能力がここまで発達していることに驚きながら、まったくその辺の初歩的知識もないアナログ人間の 私でも容易に理解出来るほど文章はうまい。大地震で地下都市に残されたこの女性を救うのは 困難極まるわけだが、さらに予想されない障害が何度となく襲ってくる。パニック冒険小説としても 一流だが、最後に感動的な仕上げが用意されている。一気読み必至の作品だ。 | ||||
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映像化させて売りたいんでしょうね 口コミが不自然に高いです 実際読んだところ、別に内容は悪くないし感動的な話なんですが ミステリーというカテゴリに入れるには微妙すぎます 地下に閉じ込められる似たようなので「方舟」がありますが そちらが割と王道のミステリ寄りとしたら、 こちらは……海猿とか刑事モノみたいな感動系ですかね? どんでん返しというほどの驚きもなく、謎解き要素も薄いです 実は救助隊の中に裏切り者がいて救助動画をネットで配信してて……その動機は…… 三重苦の人の正体……裏側、因縁…… そういうの期待してたんですけどね…… ここまで推されてて口コミも高いともっと期待しちゃうじゃないですか? 当たり前ですよね。 が、特に何かあるわけでもなくそのままキレイに終わってしまいました。 別に感動系が嫌いなわけじゃないんですけどね。 表紙からしても、キレイだけどちょっと怖いどんでん返しみたいな話を期待してたんですよ でも出てきたのは普通に良い話。うん。まー……はい。 これに1700円はちょっとキツいなぁ~って感じです。 | ||||
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なんとなく違和感を持ちながら読んで、最後に納得! そういうことか!! 読んでよかった。超面白い! | ||||
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面白かったです。 面白かったんですが子供が傷ついたり死ぬシーンがとても苦手で、そこがきつかったです | ||||
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う~ん、浅い話だった。 仕掛けがバレバレでどんでん返しもなく、途中で「こういう事だろうな?」と思ったのが そのまんま予定調和の着地点に落ち着くストーリーだったなぁ(^^;) | ||||
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春生(はるお)には兄がいた。何でもできて憧れの兄だったが、春生が子どものときに海で溺死した。 その事故の後、まともに生活できなくなった母を支えるため、春生は静岡の実家に住み、東京まで通勤している。勤めているのは「タラリア」という社名の、ドローンビジネスをしているベンチャー企業だ。 春生はそこでドローンの実技指導をしたり、調査用のドローンを飛ばしたりしている。この会社が災害救助用に開発した国産ドローンの名前が「アリアドネ」。アリアドネは「WANOKUNI」プロジェクトの防犯システムに使われることになっている。WANOKUNIでは、商業施設やオフィス、インフラ設備の大半が地下にある。地上には個人の住宅や教育施設など、最低限の設備しかない。地下都市にすることで、ヒートアイランド現象、騒音や悪臭などの問題が解決できる。 ドローンに物流を任せることで、物流が滞る問題も解決している。 この町のオープニングセレモニーも無事に終わった、と思われたところで、マグニチュード7.2の地震が東海地方を襲う。活断層地震で、この地下都市にも大きな被害が出る。 そして、このセレモニーでスピーチした全盲でろうあ者の中川博美という障害者を最新のドローンで探すことになる。そのパイロットをするのが春生である。 果たして、春生とアリアドネは見事に任務を果たすことができるのだろうか? しかし、このアリアドネ、とんでもない高性能のドローンである。8Kのカメラを2台備え、複数のマイクで音を収集し、音源の位置まで特定できる。レーザーパルスにより物体の位置を想定し、3Dマップの作成や自己位置の推定を行うことができ、赤外線サーモグラフィーも付いている。 近いうちにこんな高性能のドローンで人命救助を行うようになるのだろう。こういう、課題を一つひとつ乗り越えていく小説が好きなので、楽しめる設定だった。緊迫感もあり、なかなか良くできた作品である。 | ||||
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ネタバレ注意。 韮沢さんの妹についての描写が断片的だし、終盤に来ても何も触れられなかったので最後になにかあるのだろうと思っていたらこう言うことだった。 中川さんが背負っていたバックパックだと思っていたのは実は韮沢さんの妹さんだったそうだ。でもおかしいでしょ。フォークリフトを避ける時にバックパックを掴んだと思ったのは実は8歳の小学生だったというのは無理がありすぎです。余程のプロレスラーじゃない限り小学生をバックパックみたいに掴んで背負えないよ。サーモグラフィーで赤く光る点をバックパックと判断したのはバックパックの中に発熱体(カイロ)がありそれが点状に映ってとの推測のハズだったよね。人体なら人体の形に見えるんじゃない?しかも人形のようにじっとしているのではないから動くのだし。 あと、主人公の「無理」と言う言葉へのこだわりはちょっとうざすぎた。 | ||||
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主題も展開も悪くは無いのに韮沢のYouTuberの男が本当に無理すぎて全ての評価を落としてしまう。 特に韮沢は本当にないし一種の気持ち悪さを感じずにはいられない。 しかも作中何回も行方不明になる妹。 図々しく性格の歪んだ姉。応援する気も失せる。 | ||||
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エレベーターに電力をもってこれば簡単に解決できるのでは? | ||||
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障害者です 全部読みましたがお願いだから映画化とかしないで欲しい 障害者は健常者を感動させる為の駒じゃない 以下ネタバレ含みます 作中に見えない・聞こえない・話せない三重苦を抱えながら前向きに生きる中川博美さんが出てきます 障害者はそういう人の方が特殊です 充分な支援を受けられなかったり、ヘルパーを頼んだのにヘルパーさんの対応に問題があって結果的に困り、日々を生きることがさらに困難になる人もいます というかこっちの人の方が圧倒的に多い だから身内に障害者を持つ韮沢さんの「頑張りすぎる人が基準になると困る」という言葉は重いんです でもこの物語は結局「中川博美さんが超人的に頑張って碧さんは中川さんがいなければ脱出は困難でしたね」というところに着地するんです 2人が同じ分だけ頑張ったんじゃない 中川さんがあの極限状態で自分も大変なのにその上で他人を助けるという慈悲深い選択をしたから碧さんは助かって、助かったからこそ生き延びることが出来た 率直に、碧さんは中川さんをハンデを背負いながらも慈悲深い人だと見せる為の駒だと思いました ハンデのある人間が「子供を助ける」というのは感動的ですし、そういう面だけを見せた物語ならこの結末も筋が通ってると思います ですが、「ああいう人が基準になると困る」という文章を載せたのはなぜですか? なぜその文章に対してなんの答えも出してないんですか? どうして碧さんのような方が大多数だと知っていながら「慈悲深い人がいなかったら死んでた」というような立ち位置にしたんですか? 学校の読書感想文では「病気の身内を作れば入賞しやすくなる」という話をよく聞きますが、それと同じものを感じます 障害者がいれば簡単に感動させることが出来る 碧さんみたいな、ただ生きるのに家族や福祉の支援がたくさん必要な人の方が障害者には圧倒的に多くて、皆が中川さんのように前向きに慈悲深く生きられるわけじゃないのに、そしてそれを作者の方も分かっているのに、どうしてその子を駒にしたんですか? (映画化して欲しくない理由は、碧さんのような方が興味本位で見て深く傷ついてしまうのではないかと思っているからです) もうこんな物語読みたくない 障がい者は皆人間です 健常者を感動させる為の道具じゃない お願いだから映画化しないで欲しい お願いだからこれをベストセラーにしないで | ||||
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. 高木春生は災害救助用ドローンを扱うタラリアに入社しておよそ8年。地下に多層的に広がる実験的スマートシティ兼ドローン特区の〈WANOKUNI〉で自社製品のお披露目をすることになる。しかしその式典直後に大地震が発生。ひとりの女性が地下5階の地下鉄駅構内に取り残されてしまう。崩落と浸水が原因で直接救助隊を派遣するのは難しいため、新型ドローン〈アリアドネ〉を使って救出を試みるが、要救出者である中川博美は盲聾者だ。つまり耳も聞こえず、目も見えず、言葉を発することもほとんどできない。ドローンで誘導を試みるが、時間が経過するにつれ、博美はどういうわけか光と音に反応するかのような奇妙な行動を取り始める……。 ----------------------------- 『 このミステリーがすごい! 2024 』国内編の第5位に選出された作品です。大変面白く読みました。 この作品の魅力は大きく分けて3つあると感じました。 ひとつは、技術革新の進んだドローンによる人命救助、地下化するスマートシティと次世代の物流網の開発、暴露系ユーチューバーによる陰鬱で興味本位に堕した情報発信、といった具合に、2020年代の日本に実際に広がる状況を巧みに取り込んだ精緻な物語にあります。テクノロジーの進歩が、人の暮らしを豊かにした面もある一方、後戻りが難しくなった苦々しい世界の現況もきちんと描いていて、なかなか侮れない小説だといえます。 ふたつめは、ミステリーとしての卓越性です。光も音も頼りにできない被害者を、地上へと導いていくことが果たして可能なのか。しかも浸水のタイムリミットを背負いながらの決死行です。絶体絶命の状況下で、20年前ならばSF世界にしか存在しなかった技術を駆使していくのですから、手に汗握るドラマが展開していきます。 さらにいえば、被害女性に重い障害があるというのは実は虚偽ではないのかという疑惑が浮上してきます。光や音に反応しているとしか思えない場面がそこここに見えるというストーリーの怪しさに読者は幻惑されます。そして最後に明かされる意外な真相を前にして、人間の可能性を信じてみることを今一度考えさせられました。 そしてみっつめは、この物語が春生たち主人公の成長譚の要素をはらんでいる点です。 地下世界から博美を救出する計画は、当初の原案通りにはいきません。予期せぬ事態の連続に頓挫と断念を幾度も強いられます。こうした二転三転する危難を前に、それでも春生たち救命チームはなんとか知恵を絞り出して、次の手を打ち続けるのです。 春生は幼い頃に兄を水難事故で亡くしていて、そのことに自責の念を抱えて生きてきました。「無理だと思ったらそこが限界です」――この言葉を座右の銘とし、限界突破を自分に強いる人生を送ってきました。この言葉に、もうひとつの意味を込めることも可能であることが、救急活動の途上で見えてくる流れが見事です。そしてその言葉の意味の変化を経て、春生という青年がもうひとまわり成長する姿に、清々しさを感じるのです。 この作者の小説を手にしたのは初めてでしたが、リーダビリティの高い日本語文を紡ぐことのできる、なかなか手練れの作家をまたひとり見つけたという気になりました。 ----------------------------- 校正担当者が見落とした点が一箇所ありました。増刷の際に改訂されることを期待して、以下のとおり指摘しておきます。 *45頁:衍字 ✘「障害がい者」 ◯「障害者」 もしくは ◯「障がい者」 ―――著者の井上氏は、「障がい(を抱える)」と「障害者」を意図的に使い分けているようです。ただ、この頁では混同してしまって「障害がい者」となってしまっていて、校正担当者の目をすり抜けてしまっています。 . | ||||
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もっといい題名あったと思う。 アリアドネの声という題名には物語に繋がるキーワードにはなりませんでした。 主人公視点(高木ハルオ)の事でしか情報を得られずちょっと物足りなくなります。 内容的にそうせざる終えないのか、 中川さんの視点のストーリーも書いて欲しかった。 | ||||
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設定は面白いと思うし、最後のオチは悪くは無かったが、うっ、と引いてしまうところがあった 主人公が「無理だと思ったらそこが限界なんですよ」と言うシーンがある。本作の一つのテーマなのだが、サラリーマンである彼が言うとある外食業の社長の言葉が出てきて入り込めなかった。先に過労死という単語が出てきてしまって、思うんならともかく他人に伝えるのはどうなのかなぁと感じた。マジで嫌われてそう 肉親を災害? 事故? で無くしてしまったので必死に人命救助する、青臭いところもあると言うのは分かるのだが、それだったらベンチャーでドローン操縦者しないのでは? と思った。すごくチグハグだと感じた。これはたぶんドローンの操縦が比較的簡単そうに描かれているのが影響しているのかなと思う。消防士みたいに自身の命を顧みず救命しようとする人と比べると、凄さとかを感じにくかった 作中地震があるのだが、母親から連絡があるがなんか分からないが電話に出ないシーンもある。え? いや仲悪いならともかく安心させるために出るところでは? とか思った 昔の同級生と再会した時、いきなり同級生がうざかったと言ってくる。え? どうした急に? と感じた。内心で嫌悪感あるんなら話しかけもせず距離取るんじゃ無いのかな。仲が良いけど、前述の無理だと〜、はあんまり口にしない方が良いよ的なのでフォローするのが良かったのでは。 総じてキャラクタが唐突に感情を発露するものだから、こっちとしてはビクッとなって引いてしまうケースが多かった。主人公もヒロインもそう。最後のオチについて主人公が言及するシーンがあるのだが、それも急に汚い言葉使い始めて良い気分では無かった | ||||
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