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アリアドネの声
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アリアドネの声の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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障がいのある要救助者を、ドローンの遠隔操作によってのみで安全地帯まで連れていく。 聞くだけで「無理では?」という状況に興味を引かれて読みました。 あらすじとアオリでは、救助対象者が「見えない、聞こえない」のにどうやって助けるか、この点に重きがあるストーリーかな?という印象でしたので、 もっと主人公たちの発想や工夫でなにか、ミステリーのトリックを見た時のような「なるほどなあ」と思わされる展開があるのかと思いながら読みましたが、そういう感じではなかったです。 各フロアごとに通過が困難な問題がなにかしらあるので、その都度主人公たちが知恵を絞って誘導していく内容ではあります。ただ、ストーリーの肝というか、一番描きたいことはこれではなく別の部分だったため、比較的あっさり解決していくので…。なんか…結局全部「ドローン操作技術が上手かったのと、要救助者が賢かったのでなんとかなりました」で終わる感じが…。 「もうこれで大丈夫かも」と思っても次々に予想外の状況になって、まっすぐ案内できなくなる展開のアイデアは面白いです。予想外といっても奇天烈な状況ではなく、地震後の建物ならこうなってるかもな…それはそうか…という範疇のため、読んでいる途中で変に我に返ったりは無かったです。そういう、リアルにありそうな状況なことが更にスリルを感じさせます。 ただ途中に仕組まれていたどんでん返しについて途中で察しがついてしまうくらいのものだったため、ミステリーっぽいものを読むつもりが人情モノを読んでいた、という気持ちが拭いきれず。 最後のシーンは美しいと思います。変に後日談や他の人の視点などが描かれず、一番綺麗なところで終わったところは好みです。 | ||||
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前評判をうけての読了。クローズド環境でドローンを使って大地震の被災者を救出できるのかという作品。かつ、被害者は目が見えない、耳が聞こえない、喋れない人という設定。興味深い場面設定だけど、救出するのがドローン会社のイチ社員とか、何度も繰り返される、諦めたらそこで終わり的な信念のメッセージ、大地震のわりに援助がなく救い出すのは基本は1人、消防隊が救いに行かず、被災者自らが逃げ出せるように誘導する作戦などなど、見せ場も多く、ドキドキさせられる。ただし、どんでん返しに魅せられるのでしょうが、そこまで絶賛するほどのシーンはなく、逃げ出せるなら救いに行けるだろうとツッコミを入れまくりでした。一気読みできるので読みやすい作品ではありました。 | ||||
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Audibleで聞きながらKindleで文書を追いながら読み聞きしました。評判がよい作品でしたので、心を動かされる感動やサプライズを期待していたのですが、普通という印象でした。頑張って読むほどでもなかったです | ||||
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図面が二種類あるのがトリックらしいが、採光塔とか、排気口とかって、人が簡単に落ちるような設計なんだろうか。 | ||||
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映像化させて売りたいんでしょうね 口コミが不自然に高いです 実際読んだところ、別に内容は悪くないし感動的な話なんですが ミステリーというカテゴリに入れるには微妙すぎます 地下に閉じ込められる似たようなので「方舟」がありますが そちらが割と王道のミステリ寄りとしたら、 こちらは……海猿とか刑事モノみたいな感動系ですかね? どんでん返しというほどの驚きもなく、謎解き要素も薄いです 実は救助隊の中に裏切り者がいて救助動画をネットで配信してて……その動機は…… 三重苦の人の正体……裏側、因縁…… そういうの期待してたんですけどね…… ここまで推されてて口コミも高いともっと期待しちゃうじゃないですか? 当たり前ですよね。 が、特に何かあるわけでもなくそのままキレイに終わってしまいました。 別に感動系が嫌いなわけじゃないんですけどね。 表紙からしても、キレイだけどちょっと怖いどんでん返しみたいな話を期待してたんですよ でも出てきたのは普通に良い話。うん。まー……はい。 これに1700円はちょっとキツいなぁ~って感じです。 | ||||
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エレベーターに電力をもってこれば簡単に解決できるのでは? | ||||
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設定は面白いと思うし、最後のオチは悪くは無かったが、うっ、と引いてしまうところがあった 主人公が「無理だと思ったらそこが限界なんですよ」と言うシーンがある。本作の一つのテーマなのだが、サラリーマンである彼が言うとある外食業の社長の言葉が出てきて入り込めなかった。先に過労死という単語が出てきてしまって、思うんならともかく他人に伝えるのはどうなのかなぁと感じた。マジで嫌われてそう 肉親を災害? 事故? で無くしてしまったので必死に人命救助する、青臭いところもあると言うのは分かるのだが、それだったらベンチャーでドローン操縦者しないのでは? と思った。すごくチグハグだと感じた。これはたぶんドローンの操縦が比較的簡単そうに描かれているのが影響しているのかなと思う。消防士みたいに自身の命を顧みず救命しようとする人と比べると、凄さとかを感じにくかった 作中地震があるのだが、母親から連絡があるがなんか分からないが電話に出ないシーンもある。え? いや仲悪いならともかく安心させるために出るところでは? とか思った 昔の同級生と再会した時、いきなり同級生がうざかったと言ってくる。え? どうした急に? と感じた。内心で嫌悪感あるんなら話しかけもせず距離取るんじゃ無いのかな。仲が良いけど、前述の無理だと〜、はあんまり口にしない方が良いよ的なのでフォローするのが良かったのでは。 総じてキャラクタが唐突に感情を発露するものだから、こっちとしてはビクッとなって引いてしまうケースが多かった。主人公もヒロインもそう。最後のオチについて主人公が言及するシーンがあるのだが、それも急に汚い言葉使い始めて良い気分では無かった | ||||
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うーん。 面白いと言えば面白い。 最後の最後で評価は急激に上がった。 でも最後までは説明がくどかったり、ドローン関係の専門用語が多かったり、ストーリーに深みが無かったり。この設定ならもう少し違ったドキドキ感や感動のある物語に出来たのではないかとも思える。 口コミが良すぎたり、帯で期待し過ぎたかな。 救出中の話は全体の半分弱でそれ以外の話が多くて、期待と違った物語だった。 最近は帯の強調していることと物語の中身にずれを感じることが増えた。 良かったのは最後の数ページだけだった....という印象。他にも良い本はいっぱいあるような。。 本というより映像化した方がいい作品かな。 | ||||
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淡々と進んでいくのでサクサク読めます。 ミステリー感はあまりなく、ノンフィクション系の救命の密着番組を見ているような感覚に近かったです。映像化したら観たいなと思いました。 | ||||
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人物描写や場面設定がリアルな緊迫感のある作品です。 ただドローンの説明描写が多く、まるで最新機器のプレゼンテーションのようだとも思いました。 肝心のストーリーは面白いのですが、上記の理由で途中で離脱しそうにもなりました。 救出劇にスポットが当てられているので仕方がないのかもしれませんが、ドローンの説明はそこまで多くなくてもよかったです。 | ||||
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ストーリーとしてはよくできているし、起伏もある。ラストも面白い。ただ、地下の構造、地震の起こり方、街の成り立ち、他に取り残された人が1人もいないこと、酸素ボンベを背負っても水没しないこと、そしてラストに繋がる出来事まで……全てが作り物めいていて、ご都合主義的にうつる。 主人公の青さも痛々しく、わざとらしい。 もっと面白くできるアイデアだと思うので、リアリティレベルを上げる工夫が必要なんじゃないか。正直かなり勿体無いと思った。 | ||||
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臆病さゆえに兄を助けられなかった自責の念に思考を支配されているような主人公の、『無理だと思ったらそこが限界なんだ』というセリフの繰り返しの多さにちょっとイラつきました。 そして他に仰ってる方がいるように、文章から緊迫感が伝わってこなくて、映像だったらもっと怖いのかも、と感じました。 | ||||
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障がい者支援都市で発生した巨大地震により、見えない、聞こえない、話せないの三重苦を抱える中川博美という女性が地下の危険地帯に取り残されてしまい、ドローンを使ってどう救助していくかを描いた物語。 地下に一人閉じ込められるという危機的な状況に直面する中、急な転倒や漏電にも動じない中川さん。 中川さんにとっては地上も地下も、いきなり水に落ちたり、突然訳の分からないトラブルに巻き込まれることも普段通りであり、淡々と自分にできることをやる姿が印象的だった。 「人にはそれぞれ限界があります。だから私は、自分には無理だと思ったら、すぐに潔く諦めて、もっと自分にできそうなことを見つけて、そちらに目標を切り替えます。できる。できそう。できるかも。そう思ったことから一つずつ。成功のコツは、誰かと比べたりしないこと。あくまで比べるのは、昨日の自分。「無理」から「できそう」に、「できそう」から「できるに」。そうやって一つずつ成長の階段を上って、自分の可能性を広げていくことをお勧めします」 自分のことだけでなく、他人のことを思いやることができる中川さんには好感がもてた。 逆に救助する側の警察や消防、ドローンビジネスを手がけるベンチャー企業の面々は、想定外の出来事に右往左往しながらも、なんとかトラブルを乗り越えていく。 最後はどんでん返しというほどではなかったし、迷惑系Youtuberが簡単に侵入できたり、救助作業中に突然攻撃を喰らったりする場面は、ちょっとあり得ない設定に感じられた。また、同級生というだけで対して親しくもない韮沢との関係性も中途半端だったのが残念。 ドローンベンチャーに勤める主人公の高木以外の視点や、救助される側の視点での描写もほしかった。 | ||||
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シチュエーションはめっちゃわくわくさせられるのですが、正直かなり中だるみします。 救助する側からだけの描写が多い上に、される側の心情がまったくないので、主人公の独白をず〜〜〜っと聴いてる感じです。 文章は平易なので、さくさくと読めますが、それが余計に、淡々と事実のみ読んでるようで、どきどきしません。 最後のオチのためにそうしたのかもしれませんが・・・ そのオチも鋭い方なら途中で気づきます。 出版社の煽りとかに「再読したくなる!」とありますが、私は別に再読したくなりませんでした。 そこまでの不思議が散りばめられてないからです。 ただ、作者さんの人柄の良さ、それからオチは心が温まりました。 かといって、私にはそこまで刺さる話でもなかったです。 | ||||
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兄を救えなかったことに囚われた主人公が、ドローンでの救出活動を通じて過去を乗り越える話 「どんでん返し!」「衝撃のミステリー!」というコピーが、内容を誤認させています。 まず、”どんでん返し”と言う割には、ありがちなトリックでした。 どちらかといえば、”腑に落ちる”という言葉が合っていると思います。 また、”ミステリー”というにはあまりにも綱渡りすぎます。 トラブルの発生もその解決も、殆どが偶発的なものです。一つ問題が生じれば、一つの答えが降ってくる。まるで一問一答形式のような、ご都合主義的なワンパターンさを感じました。 実際の本作の魅力は、重責を背負った主人公の成長です。 過去への執着、旧友との確執、仲間からの信頼、社会的責任、他者への疑念、外野からの妨害、障がいの制約……。 様々なしがらみを乗り越えようとする主人公は、素直に応援したくなります。 そして、外的な問題はしっかりと相談し、内的な問題は周囲に寄りかかることなく解決する展開には品性を感じました。 お仕事モノが好きな人などにおすすめです | ||||
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