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アリアドネの声
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アリアドネの声の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全146件 101~120 6/8ページ
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| ネタバレ注意。 韮沢さんの妹についての描写が断片的だし、終盤に来ても何も触れられなかったので最後になにかあるのだろうと思っていたらこう言うことだった。 中川さんが背負っていたバックパックだと思っていたのは実は韮沢さんの妹さんだったそうだ。でもおかしいでしょ。フォークリフトを避ける時にバックパックを掴んだと思ったのは実は8歳の小学生だったというのは無理がありすぎです。余程のプロレスラーじゃない限り小学生をバックパックみたいに掴んで背負えないよ。サーモグラフィーで赤く光る点をバックパックと判断したのはバックパックの中に発熱体(カイロ)がありそれが点状に映ってとの推測のハズだったよね。人体なら人体の形に見えるんじゃない?しかも人形のようにじっとしているのではないから動くのだし。 あと、主人公の「無理」と言う言葉へのこだわりはちょっとうざすぎた。 | ||||
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| 主題も展開も悪くは無いのに韮沢のYouTuberの男が本当に無理すぎて全ての評価を落としてしまう。 特に韮沢は本当にないし一種の気持ち悪さを感じずにはいられない。 しかも作中何回も行方不明になる妹。 図々しく性格の歪んだ姉。応援する気も失せる。 | ||||
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| エレベーターに電力をもってこれば簡単に解決できるのでは? | ||||
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| 障害者です 全部読みましたがお願いだから映画化とかしないで欲しい 障害者は健常者を感動させる為の駒じゃない 以下ネタバレ含みます 作中に見えない・聞こえない・話せない三重苦を抱えながら前向きに生きる中川博美さんが出てきます 障害者はそういう人の方が特殊です 充分な支援を受けられなかったり、ヘルパーを頼んだのにヘルパーさんの対応に問題があって結果的に困り、日々を生きることがさらに困難になる人もいます というかこっちの人の方が圧倒的に多い だから身内に障害者を持つ韮沢さんの「頑張りすぎる人が基準になると困る」という言葉は重いんです でもこの物語は結局「中川博美さんが超人的に頑張って碧さんは中川さんがいなければ脱出は困難でしたね」というところに着地するんです 2人が同じ分だけ頑張ったんじゃない 中川さんがあの極限状態で自分も大変なのにその上で他人を助けるという慈悲深い選択をしたから碧さんは助かって、助かったからこそ生き延びることが出来た 率直に、碧さんは中川さんをハンデを背負いながらも慈悲深い人だと見せる為の駒だと思いました ハンデのある人間が「子供を助ける」というのは感動的ですし、そういう面だけを見せた物語ならこの結末も筋が通ってると思います ですが、「ああいう人が基準になると困る」という文章を載せたのはなぜですか? なぜその文章に対してなんの答えも出してないんですか? どうして碧さんのような方が大多数だと知っていながら「慈悲深い人がいなかったら死んでた」というような立ち位置にしたんですか? 学校の読書感想文では「病気の身内を作れば入賞しやすくなる」という話をよく聞きますが、それと同じものを感じます 障害者がいれば簡単に感動させることが出来る 碧さんみたいな、ただ生きるのに家族や福祉の支援がたくさん必要な人の方が障害者には圧倒的に多くて、皆が中川さんのように前向きに慈悲深く生きられるわけじゃないのに、そしてそれを作者の方も分かっているのに、どうしてその子を駒にしたんですか? (映画化して欲しくない理由は、碧さんのような方が興味本位で見て深く傷ついてしまうのではないかと思っているからです) もうこんな物語読みたくない 障がい者は皆人間です 健常者を感動させる為の道具じゃない お願いだから映画化しないで欲しい お願いだからこれをベストセラーにしないで | ||||
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| . 高木春生は災害救助用ドローンを扱うタラリアに入社しておよそ8年。地下に多層的に広がる実験的スマートシティ兼ドローン特区の〈WANOKUNI〉で自社製品のお披露目をすることになる。しかしその式典直後に大地震が発生。ひとりの女性が地下5階の地下鉄駅構内に取り残されてしまう。崩落と浸水が原因で直接救助隊を派遣するのは難しいため、新型ドローン〈アリアドネ〉を使って救出を試みるが、要救出者である中川博美は盲聾者だ。つまり耳も聞こえず、目も見えず、言葉を発することもほとんどできない。ドローンで誘導を試みるが、時間が経過するにつれ、博美はどういうわけか光と音に反応するかのような奇妙な行動を取り始める……。 ----------------------------- 『 このミステリーがすごい! 2024 』国内編の第5位に選出された作品です。大変面白く読みました。 この作品の魅力は大きく分けて3つあると感じました。 ひとつは、技術革新の進んだドローンによる人命救助、地下化するスマートシティと次世代の物流網の開発、暴露系ユーチューバーによる陰鬱で興味本位に堕した情報発信、といった具合に、2020年代の日本に実際に広がる状況を巧みに取り込んだ精緻な物語にあります。テクノロジーの進歩が、人の暮らしを豊かにした面もある一方、後戻りが難しくなった苦々しい世界の現況もきちんと描いていて、なかなか侮れない小説だといえます。 ふたつめは、ミステリーとしての卓越性です。光も音も頼りにできない被害者を、地上へと導いていくことが果たして可能なのか。しかも浸水のタイムリミットを背負いながらの決死行です。絶体絶命の状況下で、20年前ならばSF世界にしか存在しなかった技術を駆使していくのですから、手に汗握るドラマが展開していきます。 さらにいえば、被害女性に重い障害があるというのは実は虚偽ではないのかという疑惑が浮上してきます。光や音に反応しているとしか思えない場面がそこここに見えるというストーリーの怪しさに読者は幻惑されます。そして最後に明かされる意外な真相を前にして、人間の可能性を信じてみることを今一度考えさせられました。 そしてみっつめは、この物語が春生たち主人公の成長譚の要素をはらんでいる点です。 地下世界から博美を救出する計画は、当初の原案通りにはいきません。予期せぬ事態の連続に頓挫と断念を幾度も強いられます。こうした二転三転する危難を前に、それでも春生たち救命チームはなんとか知恵を絞り出して、次の手を打ち続けるのです。 春生は幼い頃に兄を水難事故で亡くしていて、そのことに自責の念を抱えて生きてきました。「無理だと思ったらそこが限界です」――この言葉を座右の銘とし、限界突破を自分に強いる人生を送ってきました。この言葉に、もうひとつの意味を込めることも可能であることが、救急活動の途上で見えてくる流れが見事です。そしてその言葉の意味の変化を経て、春生という青年がもうひとまわり成長する姿に、清々しさを感じるのです。 この作者の小説を手にしたのは初めてでしたが、リーダビリティの高い日本語文を紡ぐことのできる、なかなか手練れの作家をまたひとり見つけたという気になりました。 ----------------------------- 校正担当者が見落とした点が一箇所ありました。増刷の際に改訂されることを期待して、以下のとおり指摘しておきます。 *45頁:衍字 ✘「障害がい者」 ◯「障害者」 もしくは ◯「障がい者」 ―――著者の井上氏は、「障がい(を抱える)」と「障害者」を意図的に使い分けているようです。ただ、この頁では混同してしまって「障害がい者」となってしまっていて、校正担当者の目をすり抜けてしまっています。 . | ||||
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| もっといい題名あったと思う。 アリアドネの声という題名には物語に繋がるキーワードにはなりませんでした。 主人公視点(高木ハルオ)の事でしか情報を得られずちょっと物足りなくなります。 内容的にそうせざる終えないのか、 中川さんの視点のストーリーも書いて欲しかった。 | ||||
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| 設定は面白いと思うし、最後のオチは悪くは無かったが、うっ、と引いてしまうところがあった 主人公が「無理だと思ったらそこが限界なんですよ」と言うシーンがある。本作の一つのテーマなのだが、サラリーマンである彼が言うとある外食業の社長の言葉が出てきて入り込めなかった。先に過労死という単語が出てきてしまって、思うんならともかく他人に伝えるのはどうなのかなぁと感じた。マジで嫌われてそう 肉親を災害? 事故? で無くしてしまったので必死に人命救助する、青臭いところもあると言うのは分かるのだが、それだったらベンチャーでドローン操縦者しないのでは? と思った。すごくチグハグだと感じた。これはたぶんドローンの操縦が比較的簡単そうに描かれているのが影響しているのかなと思う。消防士みたいに自身の命を顧みず救命しようとする人と比べると、凄さとかを感じにくかった 作中地震があるのだが、母親から連絡があるがなんか分からないが電話に出ないシーンもある。え? いや仲悪いならともかく安心させるために出るところでは? とか思った 昔の同級生と再会した時、いきなり同級生がうざかったと言ってくる。え? どうした急に? と感じた。内心で嫌悪感あるんなら話しかけもせず距離取るんじゃ無いのかな。仲が良いけど、前述の無理だと〜、はあんまり口にしない方が良いよ的なのでフォローするのが良かったのでは。 総じてキャラクタが唐突に感情を発露するものだから、こっちとしてはビクッとなって引いてしまうケースが多かった。主人公もヒロインもそう。最後のオチについて主人公が言及するシーンがあるのだが、それも急に汚い言葉使い始めて良い気分では無かった | ||||
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| 次から次とトラブル続きの展開に読むのを止められませんでした。 災害は当たり前を奪い、想定外で予測不能なことをもたらす。 建物や人だけでなく、機械にとっても多くのまさか!が待っていました。 本文でドローンの専門用語が飛び交う場面がありますが、次の展開が気になってしまい、なんとなくの理解でも、ページを捲ることを優先してしまいました。 障害をもつ中川さんをどうやって助け出すのか。さらに!最後の展開におぉ!となるようなことが待っていますので、 最後まで楽しめる本だったなと思います。 | ||||
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| ページ数もほどよく、読みやすい文章なのであっという間に読み終えてしまった。 展開に関しては途中でそうなんだろうなぁと思った通りにはなったけど設定がそもそも面白いのでオチがわかっても楽しめた。 人に勧めやすい作品。 | ||||
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| うーん。 面白いと言えば面白い。 最後の最後で評価は急激に上がった。 でも最後までは説明がくどかったり、ドローン関係の専門用語が多かったり、ストーリーに深みが無かったり。この設定ならもう少し違ったドキドキ感や感動のある物語に出来たのではないかとも思える。 口コミが良すぎたり、帯で期待し過ぎたかな。 救出中の話は全体の半分弱でそれ以外の話が多くて、期待と違った物語だった。 最近は帯の強調していることと物語の中身にずれを感じることが増えた。 良かったのは最後の数ページだけだった....という印象。他にも良い本はいっぱいあるような。。 本というより映像化した方がいい作品かな。 | ||||
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| 淡々と進んでいくのでサクサク読めます。 ミステリー感はあまりなく、ノンフィクション系の救命の密着番組を見ているような感覚に近かったです。映像化したら観たいなと思いました。 | ||||
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| 最後そういうことかってなるのが楽しい。 | ||||
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| 手に汗を握る展開にハラハラドキドキ。災害の多い日本で起こり得る内容にページをめくる手が止まらない。 | ||||
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| 人物描写や場面設定がリアルな緊迫感のある作品です。 ただドローンの説明描写が多く、まるで最新機器のプレゼンテーションのようだとも思いました。 肝心のストーリーは面白いのですが、上記の理由で途中で離脱しそうにもなりました。 救出劇にスポットが当てられているので仕方がないのかもしれませんが、ドローンの説明はそこまで多くなくてもよかったです。 | ||||
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| 迫真の内容であった。 | ||||
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| 【読書のきっかけ】 メフィスト賞受賞作家の中でも、緻密なミステリ作品で多くの読者を獲得している著者の新作として、ある種の期待を込めて、読んでみることとしました。 【率直な感想】 巨大地震が発生し、地下空間に閉じ込められたヘレン・ケラーと同じ障害(見えない、聞こえない、離せない)のある女性。 彼女を救うことができるのか? この興味深い設定が、本作品の肝だと思います。 また、この地下施設では浸水が発生していて、早く救出しないと溺れてしまう、というタイムリミットサスペンスになっているところも、注目した点です。 さらに、救出に使うのが最近、脚光を浴びているドローンを使うというところが、いかにも現代的で、今まで読んだことのない救出劇となっています。 ただ、ひとつだけ、想像と違っていた部分があります。 それは、ドローンを操って救助に携わる、高木という男性の一人称視点で、終始描かれており、救助される女性の側の視点で描かれるシーンが全くないことでした。 でも、その理由は、第Ⅳ章「疑惑」を読むと理解できます。 この「疑惑」の内容はネタバレとなるので記載しませんが、その内容から、救助される女性の視点で描くことはできません。 このことを敢えてことで取り上げているのは、この「疑惑」に対する著者が準備した答えが、物語の終盤、ある種の「感動」を読者に与える要素となっているからです。 サスペンスの終盤の楽しみといえば、意外な事実が明らかになること。 本作品でも、「疑惑」に対する答えとして、意外な事実が明らかになるのですが、それが、単なる衝撃ではなく、「感動」でもあるところがこの作品の優れている点であると感じました。 【全体評価】 緊迫感の途切れることのないストーリー展開と、感動を与えてくれるラスト。 良質なミステリ小説として、高く評価します。 | ||||
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| 迫るタイムリミットの中、見えない・聞こえない・話せない1人の女性の救出劇。ハラハラしながら読む手が止まらず迎えたラスト。こんなに美しいラストがあるだろうか!読んで良かった! | ||||
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| ストーリーとしてはよくできているし、起伏もある。ラストも面白い。ただ、地下の構造、地震の起こり方、街の成り立ち、他に取り残された人が1人もいないこと、酸素ボンベを背負っても水没しないこと、そしてラストに繋がる出来事まで……全てが作り物めいていて、ご都合主義的にうつる。 主人公の青さも痛々しく、わざとらしい。 もっと面白くできるアイデアだと思うので、リアリティレベルを上げる工夫が必要なんじゃないか。正直かなり勿体無いと思った。 | ||||
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| いわゆるどんでん返しでもなく おそらくミステリでもない (サスペンスかな?)のでしょうが、 読後感がとても良い秀作です。 ドローンの説明が多すぎるので-1 | ||||
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| このお話の続編が出れば良いなと思いました。 読みやすく、わかりやすい小説でした。 | ||||
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