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アリアドネの声
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アリアドネの声の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全119件 101~119 6/6ページ
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臆病さゆえに兄を助けられなかった自責の念に思考を支配されているような主人公の、『無理だと思ったらそこが限界なんだ』というセリフの繰り返しの多さにちょっとイラつきました。 そして他に仰ってる方がいるように、文章から緊迫感が伝わってこなくて、映像だったらもっと怖いのかも、と感じました。 | ||||
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本作はいつかきっと映像化されるだろう。そしてその映像の持つ説得力に、この原作小説は到底敵わないだろう。とても残念だが。 災害時の盲ろう者の救出、ドローンの活躍、さらにはラストのアイデアと、一連の創作内容には大いに敬意を覚える。 けれど、本作のストーリーは間違いなく映像向きだ。書き言葉をどれほど連ねても、一度に多くの情報が得られるビジュアルには負ける。 | ||||
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巨大地震が発生し、地下にとり残された女性をドローンを使って救出するストーリー。 その要救助者は盲目で聞こえなく喋ることができなく、途中幾度となくアクシデントが発生。 「無理だと思ったらそこが限界」と信念を貫いて救助にあたる場面がカッコよかった。 救助中にもハラハラ、ドキドキする場面もあり、読みやすく面白く感動した作品です。 | ||||
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障がいを持つ人の救助という事で読んでみようと思いました。 興味深く読み進み最後まで読んだ後、もう一度読み返してみる気になりました。 | ||||
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障がい者支援都市で発生した巨大地震により、見えない、聞こえない、話せないの三重苦を抱える中川博美という女性が地下の危険地帯に取り残されてしまい、ドローンを使ってどう救助していくかを描いた物語。 地下に一人閉じ込められるという危機的な状況に直面する中、急な転倒や漏電にも動じない中川さん。 中川さんにとっては地上も地下も、いきなり水に落ちたり、突然訳の分からないトラブルに巻き込まれることも普段通りであり、淡々と自分にできることをやる姿が印象的だった。 「人にはそれぞれ限界があります。だから私は、自分には無理だと思ったら、すぐに潔く諦めて、もっと自分にできそうなことを見つけて、そちらに目標を切り替えます。できる。できそう。できるかも。そう思ったことから一つずつ。成功のコツは、誰かと比べたりしないこと。あくまで比べるのは、昨日の自分。「無理」から「できそう」に、「できそう」から「できるに」。そうやって一つずつ成長の階段を上って、自分の可能性を広げていくことをお勧めします」 自分のことだけでなく、他人のことを思いやることができる中川さんには好感がもてた。 逆に救助する側の警察や消防、ドローンビジネスを手がけるベンチャー企業の面々は、想定外の出来事に右往左往しながらも、なんとかトラブルを乗り越えていく。 最後はどんでん返しというほどではなかったし、迷惑系Youtuberが簡単に侵入できたり、救助作業中に突然攻撃を喰らったりする場面は、ちょっとあり得ない設定に感じられた。また、同級生というだけで対して親しくもない韮沢との関係性も中途半端だったのが残念。 ドローンベンチャーに勤める主人公の高木以外の視点や、救助される側の視点での描写もほしかった。 | ||||
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シチュエーションはめっちゃわくわくさせられるのですが、正直かなり中だるみします。 救助する側からだけの描写が多い上に、される側の心情がまったくないので、主人公の独白をず〜〜〜っと聴いてる感じです。 文章は平易なので、さくさくと読めますが、それが余計に、淡々と事実のみ読んでるようで、どきどきしません。 最後のオチのためにそうしたのかもしれませんが・・・ そのオチも鋭い方なら途中で気づきます。 出版社の煽りとかに「再読したくなる!」とありますが、私は別に再読したくなりませんでした。 そこまでの不思議が散りばめられてないからです。 ただ、作者さんの人柄の良さ、それからオチは心が温まりました。 かといって、私にはそこまで刺さる話でもなかったです。 | ||||
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兄を救えなかったことに囚われた主人公が、ドローンでの救出活動を通じて過去を乗り越える話 「どんでん返し!」「衝撃のミステリー!」というコピーが、内容を誤認させています。 まず、”どんでん返し”と言う割には、ありがちなトリックでした。 どちらかといえば、”腑に落ちる”という言葉が合っていると思います。 また、”ミステリー”というにはあまりにも綱渡りすぎます。 トラブルの発生もその解決も、殆どが偶発的なものです。一つ問題が生じれば、一つの答えが降ってくる。まるで一問一答形式のような、ご都合主義的なワンパターンさを感じました。 実際の本作の魅力は、重責を背負った主人公の成長です。 過去への執着、旧友との確執、仲間からの信頼、社会的責任、他者への疑念、外野からの妨害、障がいの制約……。 様々なしがらみを乗り越えようとする主人公は、素直に応援したくなります。 そして、外的な問題はしっかりと相談し、内的な問題は周囲に寄りかかることなく解決する展開には品性を感じました。 お仕事モノが好きな人などにおすすめです | ||||
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読みやすい文章でサクサクと読み進めることができた。 見えない、聞こえない、話せない。の三重苦を抱えた女性を救助活動がどのように行われるのか。事態が好転しては暗転してき手に汗握るハラハラする展開の連続。 辛い過去を抱えた主人公。その枷がスッと外され、困難に挑戦していく覚悟に心を打たれた。そして、彼女の生き方、考え方に前向きで多くの印象的な言葉があった。 また、ラストのドンデン返しは全く予想できませんでした。。。心温まるラストシーンでした。 | ||||
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ネズミの辺りで、そうか!と謎が解けたのが爽快でした。 どの時点で結末が分かったかで感想が変わってきそう。展開がさくさく進むので、1時間程度で読めます。 | ||||
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暇つぶしに開いたら一気読み 読みやすい文章で読者が苦手な人でも読めると思います 最後まで読んだらまた読み返したくなりました | ||||
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”無理だと思ったら、そこが限界なんだ”が頭の中を駆け巡る。 障がい者を支援する地下に作られたスマートシティに巨大な地震が発生。 最先端ドローンを駆使して”見えない、聞こえない、話せない”の三重障害の女性の救助にあたる。 「ヘレン・ケラー自伝:私の青春時代」の声が聞こえてくる。 | ||||
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精密な工学的情報は東野圭吾の「天空の蜂」を思わせた。 全ての道具立てと展開が奇跡的な融合を見せ、どんでん返しの美しい結末が主人公の救済につながる構成はもはや神がかっている。 これほど極限状態におかれた人間たちのドラマを端正に紡ぎあげた作者の技量には、どれほどの賛辞も尽くしても十分ではないだろう。 ただただ感謝したい。 | ||||
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お昼の番組で紹介され、おもしろそうだなと思い購入しました。 災害時の救助というだけで、大変なのに三重苦の女性を助ける。 無理難題のなか、どう物語が展開されていくのか…ゆっくり読もうと思っていたのに途中から一気に読んでしまった。 表紙の画も最高に素敵だし、映像化しないかなぁと期待。 ぁあ最初から最後まで最高でした。 ありがとうございます! | ||||
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●巨大地震発生や三重障害の被災者、6時間のタイムリミット、絶対的迷宮、想像の限界を超えるど んでん返し・・・など、ご丁寧にも(あるいは余計なお世話)帯に全てのキーワードが紹介されてい る。親切すぎるキャッチコピーに嘆息した。 五里霧中の救助活動、次々に発生するアクシデントに緊張の連続。たまの好転にホッとするのもつ かの間、またまた襲いかかる無理難題。物語の前半は被災者救助のシンプルなストーリーなのだけれ ど、途中から俄然ミステリー調に転換。加えて主人公や要救助者の心のヒダの描写が活写され、ウェ ット感が感じられて良かった。 最後の最後にあんなどんでん返しを仕掛けるなんて・・・ズルイ! | ||||
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天災の発生時にどう避難誘導するかを時々議論しています。この作品は少しだけ未来の話ですが、今の技術で何とかならないか、と考えつつ読みました。ドローンの扱いでうまくいったり失敗したりするたびにどきどきさせられました。結末は驚きましたね。 | ||||
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実はそうなのではと思いながら読んでいましたが、 それでも最後に、彼女がどれだけの難問を抱えて戦っていたのか思わずにはいられない事実を目の当たりにし、涙がいっぱいになりました。 くしくも車椅子の方に「我慢せいよ」と言い放つニュースを見てしまい、彼の悔しさを思うと日々心が落ち込んでいました。 無理だと思ったらそこでそこで終了、それは社会も同じだと思います。 日本はこれから大きく斜陽していくでしょう。 ですが私一人でもあがなって行こうと決意します。 | ||||
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絶対に軽視できない(予断を許さない)はずのもう一つの懸案を最後の最後まで不自然に引っ張っている時点でミステリー好きには大体の真相が分かってしまうが、それでも本当に良く出来ている。 人物の深掘りを削ぎ落としたライトな文体で3時間程度でサクッと読めることも、本作においては吉。 ぶっちゃけHUNTER×HUNTER一冊分位の質量なので、コミックス並の500円で売って欲しい、とか言ったらさすがに怒られるわな。 | ||||
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なかなか感動的な真相だった でも同作者のベーシックインカムの方が上かなあ | ||||
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とてもおもしろかった。 章毎に盛り上がりのポイントが必ず用意されていて読者を楽しませたいという著者の心意気が感じられる。 手に汗握る展開が続く一級品のエンターテイメント。そうして迎えたラストはまさかまさかだった。 本当に驚かされたし、泣かされた。 本格のイメージが強い著者だが、ぜひこれまでミステリーに馴染みのない人にも読んでほしい。そしてこの謎解きに挑戦してほしい。 | ||||
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