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正欲



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【この小説が収録されている参考書籍】
正欲

正欲の評価: 3.90/5点 レビュー 359件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.90pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全359件 161~180 9/18ページ
No.199:
(1pt)

多様性をわかっているようでわかってない

新品の文庫を購入
初期傷が酷すぎて返品。
内容は序盤、終盤面白くて
中盤がかったるい印象
キャラも多くてこんがらがる
正欲Amazon書評・レビュー:正欲より
4103330635
No.198:
(5pt)

マンスプレイニングではない

他のレビュー見てると、登場人物の振る舞いが読み手に当てはまり、自覚的にならざるを得ずに食らってる人多い印象だけども、これはマンスプレイニングではない。
朝井リョウは最終的にどの立場も肯定しているはず。
個人的にモヤモヤする感情はなく、普段意識の外で感じていたようなことが言語化された爽快さがあり、背中を押された気がした。
めちゃくちゃ優しい作品。
正欲Amazon書評・レビュー:正欲より
4103330635
No.197:
(3pt)

新品のはずなのに

本の内容はとても良かったです。
ただ新品で購入したのにカバーの角とか上の辺りとか擦れた感じでボロボロでした。ちょっとがっかりしました。
正欲Amazon書評・レビュー:正欲より
4103330635
No.196:
(5pt)

テクニックが凄いし読みやすい

「賞を取ってる小説は難しそう!」と身構えていましたが、とても読みやすく書かれていてサラサラ最後まで読めました。難しい言葉やそれっぽい言い回しをしてあるのが小説と思っていましたが、「多くの人に伝わる文で書く」事が1番凄いんだと、考えが変わりました。

この本のテーマの一つである「繋がり」が色んなところに散りばめられていて、まさかこことここ繋がるとは…と衝撃の連続でした。

という感じでしょうか。
完全な正のない不安定な世界で
生きるためには性欲も正欲もバランスを見失わないように。

誰かの正義が誰かを傷付ける。
そんな言葉で言われてもよく分からないことも実際の物語で読むと深く理解できました。

正しさや欲では無く
愛を持って人と関わっていきたいです。
正欲Amazon書評・レビュー:正欲より
4103330635
No.195:
(4pt)

多様性が叫ばれる時代にその多様性を叫ぶ人たちにも理解されないマイノリティがある

久しぶりに衝撃を受けた。多様性が叫ばれる時代にその多様性を叫ぶ人たちにも理解されないマイノリティがある。それを描きたかったんだろな。
それでも明日を生きるためのうまい生き方を見いだせなかったものか、と思ってしまう大衆派の私でした。
最後の方の展開の早さ、もう少しじっくり描いて欲しかったかも
正欲Amazon書評・レビュー:正欲より
4103330635
No.194:
(1pt)

大して面白くはない。

多様性とかポリコレとか元々自分は好きではなかったので、これを読んで「まぁそうやろうな」としか思えなかった。普通のことを書いてるだけ。これを読めば価値観が広がるとかは特にない。悪意しかなくて小説として面白くない。作者の主張しかないような物語で、本当につまらない。何者、桐島の映画は好きなのに、なんでこんなにつまんないのか。てか、全体的にラノベくらい文章が下手なのが気になってしまった。
正欲Amazon書評・レビュー:正欲より
4103330635
No.193:
(1pt)

何これ

八重子の大也に対する執着って、男女逆だったら、完全にストーカー。
非難の嵐じゃないの?

ほんと、最近の小説って、女性を特別扱いしているのが多い。
男だったら、許さない事でも、女性だったら、そんなこともあるよね、みたいな気持ち悪いのが多い。
正欲Amazon書評・レビュー:正欲より
4103330635
No.192:
(4pt)

正欲

1つ1つのストーリーとそこに散りばめられた要素が絡み合うことなく進んでいくけど、最後に一気に融合した感じ。
正欲を理解できない人たちは、自分の欲を自覚しているし、正欲を理解している人たちは盲目に正欲にしたがっている。

個人的には正欲と性欲に揺れ動く八重子の揺れ動いたからこその言葉が重かった。
他の登場人物には本質的には揺れ動きはないと思うのでニュースを見ている感じがする。
正欲Amazon書評・レビュー:正欲より
4103330635
No.191:
(5pt)

今までの自分の言動を考えさせられる

文庫が発売されるまで頑張ってネタバレされないように、できるだけ前評判とか感想読まないようにしてました。

読み終えた感想は、モヤモヤ、煮え切らない、生殺しな感じ。文章が秀悦で(という表現でいいかわかりませんが)その通り!と深く納得する箇所があるかと思えば、逆に子供がだだをこねてるようなただの理不尽全開な箇所もあり、全体を通して不安定だと感じましたが、それも含めてこの作品なのかなと思います。

子を持つ親として、自分が過去に言ったことのあるようなセリフが何回も出てきて、ああ私はこっち側の人間だったな、と苦しくなりました。ただ、そのセリフを完全に撤回できない自分もいて、いろんな意味で考えさせられます。
もう一回、読もうと思います。
正欲Amazon書評・レビュー:正欲より
4103330635
No.190:
(5pt)

すばらしい

重苦しいテーマでありながら、飄々と様々な捉え方ができる小説にまとまっていると感じ、本当にすばらしいと感じました。
ある種、騙し絵のように自分の焦点の当て方で見える世界が違う。
手に取った方は是非最後まで読んで、自分がどこの誰に焦点を当てて読んでいたのか。噛み締める楽しみを持っていただきたい。
正欲Amazon書評・レビュー:正欲より
4103330635
No.189:
(1pt)

全然面白くなかった…

結局はただの性欲の話で、なんで子供を絡めてくるのかも全然分からなかった。
なんだろう?説教臭い感じで、誰にも思い入れられないし、つまらなかった。
どんな展開かとわくわくもしないし、読後感もなかった。飛ばし読みした小説初めてかも。
八重子の、物を壊しちゃダメじゃん!だけが唯一面白かった。それだけ。
正欲Amazon書評・レビュー:正欲より
4103330635
No.188:
(5pt)

それでも生きるというポジティブさ

多様性、という言葉がここ数年でずいぶんと固定的な意味しか持たなくなってしまった。多様性といえばこれだよね、というような。
SNSは毎日のように自分が信じる正義を確かなものにするべく他人をあげつらう投稿に溢れ、"私は人権意識の正解の位置にいるのだ"という安心感のために消費される人そのものは実体を持たない。そしてその土俵にすら立てない人間もいる。
何も意識したことのない人よりも、私は大丈夫、と思っていた人のほうが受け取るものは大きくなるだろう。
正欲Amazon書評・レビュー:正欲より
4103330635
No.187:
(4pt)

人類の人口過剰からの自己防衛

性癖マイノリティがテーマだと認識しました。
男女間の性欲に関して人間に限らず、基本的には、子孫を残す本能に帰属すると思います。
また、生物には、種を守るという本能もあると思います、世界的に見て人口増加の一途を辿っている人類が、数が増えて環境が破壊されて絶滅する危機を察知して、戦争以外で、子孫超過に繋がらない(数が増えない)性癖を生み出している様に感じます。人間の自己防衛です。
面白いと思ったのは、その人達が、主人公?の検事よりも、社会的な繋がりや共感を求めているところです。
正欲Amazon書評・レビュー:正欲より
4103330635
No.186:
(5pt)

感想は言葉にできない

読み終わったときにどうリアクションを取ればいいか分からないし、言葉がでない。それでも読んで良かったと心から思える
正欲Amazon書評・レビュー:正欲より
4103330635
No.185:
(4pt)

そこそこ高い評価をされ、受賞した作品だから面白いだろうと読むと、大体裏切られる件。こんな小説を読む暇があったら古典でも読んどけ。

日経新聞夕刊で連載される『イン・ザ・メガチャーチ』の参考のために購入しました。
ちなみに日経連載も『正欲』と共通点がある内容です。
ダイバーシティ、LGBTQ、ルッキズム、ハラスメントといったテーマです。

冒頭に書かれるのでネタバレではありません。主人公の若者の男が小児性愛の事件で逮捕される。
そこに至った顛末を長々と描かれてはいます。

女性主人公が2人いて、1人はLGBTQのカテゴリーとして認められていない性愛を持ち、誰とも交流しない変わり者だが、容姿に優れた大人の女性。
もう1人は自分の容姿に劣等感を持ち、ダイバーシティ(多様性)やルッキズムのテーマを推し進める女子大生。引きこもりの兄に嫌悪感を感じている。

もう1つは、不登校の息子に悩む男性検事とその妻。
男の主人公は、他に2人います。

主人公の章は1人称視点なので、不満ばかりこぼしている印象しかなく、何かを解決しようとするポジティブな内容ではありません。
悪い言い方ですが女々しいとしか感じなかった。
娯楽作品ではないですし、内容にも共感できなかったです。
このようなテーマに関心ある方にはオススメです。
正欲Amazon書評・レビュー:正欲より
4103330635
No.184:
(5pt)

人間に生まれてなかったら

何が正しいのか、自分がおかしくないのか、そんなこと気にせずに生きられたのかもしれない。

『正しさ』など、一部の人間が一時的に口裏合わせをしただけのことで、絶対に正しいことなんてありうるわけがない。
だけど、社会の中で生きているうちにそれを忘れて、社会で黙認される『正しさ』にからめとられていく。

でも今私が生きているのは、その『正しさ』によって守られた結果かもしれない。そして、明日も生きていくために、また自分以外の守るべきものが明日も生きていくために『正しさ』に頼っていく。
たまたまその『正しさ』の側にいられたけれど、いつ取り殺されそうになるかはわからない。
私はそれを恐れているのかもしれない。
正欲Amazon書評・レビュー:正欲より
4103330635
No.183:
(5pt)

流行りの言葉が影って見える

あれこれこんな時代だ、新しい時代の考え方だと謳う言葉が輝いて、そうか、そう考えるべきなのかと思っていた読み終える前の自分が恥ずかしく思えるほど、何かが違って、じゃあ何が違っていたのかを考えさせられました。
それにまだ答えは出てないですし、当分でないと思います。
読んでみてほしいのですが、世界が少し影ってて見えます、そんなきっかけになります。
正欲Amazon書評・レビュー:正欲より
4103330635
No.182:
(2pt)

絶賛される意味が分からない

1.
この本で伝えたい内容は、今更「どうだ!」と言われるまでもなく(少なくとも私には)当たり前に感じました。
この本を読んで「価値観が変わった」とか「多様性とは何かを考えさせられる……」と書評する方は、きっと今まで多様性についてちっとも考えたことがないんでしょう(逆に言えば、多様性について少しでも考えたことがあれば、この本を読んで「うん、確かにそうだね。え?言いたいのはそれだけ?」以上の感想は抱かないのでは)

2.
文章のテンポが悪く感じました。特に(俗に言う)「ノーマル」と「アブノーマル」の精神的な隔たりと物理的な距離を描きたかったであろうシーンは最悪のテンポで、言葉を選ばずに言えば「しつこい」です。読むのをやめてしまおうかと思ったほどです。

3.
この方の本は初めて読んだのですが、文章があまり洗練されていないというか……なんと言えばよいのでしょうか……。拙いというか……。とにかく文章に引き込む力はないように思えました。
正欲Amazon書評・レビュー:正欲より
4103330635
No.181:
(5pt)

ただしんどかったが読んでほしい

超エリート検事で有名私立校に通う息子がいる寺井、そんな寺井の息子が不登校になる。

最初はゆ○ぼんに感化されてYouTuberになるとか言うキッズを見て「わか〜〜あまっちょろ〜〜クソガキ〜〜」と思う。小学校くらいでツラくてどうする?社会の荒波はもっとよ、と完全に検事側の意見。息子を擁護する奥さんも頼りなく見え、自分の意見とかないタイプだ、と線引き
それがどうよ、、一般的に正しいとされることだけを信じる検事が、ただの融通が効かないヤなヤツにしか見えなくなる。
と同時に、始めに同調した手前、ほらあなたにもそんな一面があるよね?と言われた気持ちになる。居心地が悪い

まともってなんでしょうね?
正しいと信じてきたことって本当に正しいんですかね?
「私」にとっては正しかった、それを押し付けた誰が今までいなかっただろうか?

他にも、マイノリティからも排除されたマイノリティが描かれるがこれもキツイ。
自分はセクシャルマイノリティではないが、基本的に誰にも土足で踏み躙ってほしくないと思っていて
人から何か言われても傷つかないくらいライトなところしか他人には話さない。壁を作ってしまう自覚はある。
その一方で、明らかに相手が間違ってると決めつけ、反論意見すら返ってこないことにイラついたこともある。

どの人にも共感できてしまって、共感できるほど自分の汚い気持ちが炙り出されるようでただしんどかったな。

でもそれでもオススメできる、そんな作品です。
正欲Amazon書評・レビュー:正欲より
4103330635
No.180:
(5pt)

正しい欲って…chatGPTに聞…いや、著者の紹介しか出ないか…

ササッたところ→「マジョリティ側に生まれ落ちたゆえ自分自身と向き合う機会は少なく、ただ自分がマジョリティであるということが唯一のアイデンティティになる。そう考えると特に信念のない人ほど、"自分が正しいと思う形に他人を正そうとする行為" に行き着くというのはむしろ、自然の摂理なのかもしれない」
信念がない…耳が痛い。そう思う自分は多様性をワカッタ気になって、流行くらいにしか感じていない、マジョリティ側であぐらをかいている人なんでしょうね…
正欲Amazon書評・レビュー:正欲より
4103330635

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