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正欲の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全359件 181~200 10/18ページ
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下がって下がってちょっと昇ってまたちょっと昇ってそこからどん底に叩き落とされたって感じの本 間接照明のように光れ希望よ…いなくならないから | ||||
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とても良い商品です | ||||
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朝井さんの作品自体読んだのが初めてで、本屋さんで表紙買いをしたのですが、自分には凄く刺さりました。 普通、多様性ってどこまでの幅を持たせたら良いのか。多くの人と違う考え方や行動をどれだけ許容すれば、普通と思う人、思わない人のお互いが共存し合えるのか欲に限らず考えさせられます。読んで終わりではなく、これから自分の中で考え続ける内容でした。 | ||||
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自分の性的マイノリティを晒して生きられるのは 晒しても許される性癖だけ 本文でもこう謳われていて、中心人物3人の性癖は 水に興奮するという性的マイノリティの中でも、かなり特殊。 でも忌み嫌われるかというと違うかなと思うし、 3人とも基本スペックは低くなく恵まれてないとは言い切れない。 世の中にはもっと考えられない性癖の持ち主がいるけど、 そこには踏み込まないし、小児性愛好者をばっさり切り捨ててることから 作者さんの作風や大衆受けを考えると、 ここらへんが線引きのラインなのかなと思いました。 見せ方もさすがだとは思いますし、つまらなくは決してないですが、 このテーマ。まだまだ踏み込めるし、 違う見せ方もあるんじゃないかと思う次第です。 | ||||
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詳細の情景などを文章に織り交ぜているため、頭の中で映像化しやすい。けど、それがうざったくなる時もしばしば。ラストはあっけなく、え?って感じで物足りなかった。 | ||||
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読みましょう | ||||
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理解できない世界は確実にあって、その理解できない世界を理解したいですと、無遠慮に手を差し伸べる事はしたくない。。と、思わせる話です。 | ||||
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深く考えさせられる。衝撃的な小説でした。自分のものさしで人を測ってはいけないと感じた。 | ||||
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結末が読んでいくうちにわかってきたのでやりきれない思いで読み進めた。 読後感がつらくなかったのは2つある。 ひとつは佳道と夏月のいなくならないからということば。「明日、死にたくない」人になったのかなぁと思った。 2つ目は大也のぶつける言葉に反論する八重子。多様性といいながら、私は八重子は太古より繋いできた女というものかと思った。辛い出産をのりこえてきた女の粘り強さ、メンタルの強さのDNAが八重子にも繋がっていると思う。 この小説の最後も八重子になっている。強い劣等感やトラウマがあるものの「明日死にたくない人」側の彼女が大也との繋がりを持っていたいと思う所、いい読後感になった。 | ||||
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多様性の名の下に都合のいい、理解できる範囲のマイノリティを受け入れてるだけではないか、というメッセージには一定の意味はあるだろうし、各々がそういったことを具体性を持って深く考えるきっかけとしては悪くはないのだろう。 しかし本作のマイノリティ性指向の3人の描かれ方には違和感を覚えた。彼らの性について、社会全体やメディアが「異常だ」「病気だ」とでも騒ぎ立て、排除しようとしているような環境であるなら、彼らが一様に孤独で、思い詰めていることも理解できる。だが恐らく現実の日本社会と同様、そういう性指向が知られておらず、彼らがそういう存在だと認識もされていない、というだけだろう。 彼らがその性ゆえに家族や友人からも冷たい眼差しを受けて育ってきたというのであればともかく、一定以上の愛情や社会的関わりもある人生であれば、カムアウトもしておらず直接否定的な反応をされたのでもないのに、ただその一点のことで死を考えるほど思い詰めているというのは、(思春期であるならともかく)かなり不自然に感じられる。 もちろん自身の性の在り方を容易には明かせないことや受け入れられないだろうという想いに苦しむことは多かれ少なかれあるだろう。しかし育ちも性格も違うはずの3人が3人とも同じような深刻さで悩み、マジョリティと違う自分を否定的に思い、同じように疎外感を抱き(多様性を掲げ理解あるつもりの)多数派への反発を持つ、というのはそれこそ多様性なく描かれているようで、リアリティを感じなかった。 また、いくらお互いの苦悩を理解し合えて、心が通じたという場面があったのだとしても、性愛・恋愛の対象でもなく、幼い頃から深い交流があったのでもない相手と、疑似夫婦になったりセックスの真似事をしてみるというのはあまり脈絡がなく、無理があると思った。無二の理解者や仲間同士、どまりではないだろうか。 | ||||
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ジェンダー後進国の国民である我々が目を背け続けてきたものと向き合うときが来ました。 この本はあなたを強制的に生まれ変わらせます。 今まで考えたこともなかった、あるいは分からないふりをしてきたものに全身貫かれて、ぶっ飛ばされて、そのまま生身で宇宙まで打ち上げられるんです。 地球に帰る為には、現実に戻るためにはどうしたらいいのか。 カーズのように考えることをやめてはいけません。 チェンソーマンのように、自分で心臓をえぐり取って地球に向かってぶん投げて、心臓が大気圏を抜けたあたりで体を再生させるしかないんです。 宇宙から生還したあなたの目には、我々を囲む歪な平穏が映ることでしょう。 | ||||
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それぞれの登場人物のそれぞれの立場からの主観が妙にリアルで、人との繋がりについて考えさせられた。 性的嗜好について、「正しい」循環の中にいる人(=ノンケ)がいて、そこから外れるが近年支援輪が広がってきているLGBTなどのマイノリティ(=マイノリティの中のマジョリティ)がいて、ただ、支援される対象のマイノリティからすら外れている嗜好の人たちがいて、そういった「正しい」循環に入れてない人からの叫びが切実に聞こえてきた。 自分の中で勝手に定義した「多様性」をいま一度考え直さないといけないと認識させられた。多様性という言葉に対して「うるせえ黙れ」と吐き捨てる登場人物の言葉が印象的だった。 | ||||
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朝井さんの本はいつもしんどいけど 今回もしんどかった… 黒板を引っ掻いたような嫌な読後感でした… 田吉と、検事がずっとむかつくし 八重子もイライラするけど きっと私はそっち側なんだろう 多様性とは。 | ||||
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何故、撮影会を公園で行ったのか? 公園は人が集まる場所。 【パーティ】の約束事の1つ目「好みの動画を撮影し合うときは、可能な限り人目につかない環境で行う」 何故、検事とその妻は不登校の息子を保健室登校やフリースクールに行かせることを考えないのだろう? | ||||
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改元までのカウントダウン。時代感を小説に埋め込む手法。 なぜ小学生の男の子が登校拒否になったのかは明確にされてませんでしたが、昨今話題の少年革命家を彷彿とさせます。自分のYouTubeを立ち上げて閲覧数を稼ぐためになり振り構わない。コメントに一喜一憂する陶酔感。何か哀れでもあり滑稽にも見えますが、それで巨万の益を得る人もいる。 十数年前は考えれれなかった職業。 生まれた時からネットの世代は世界中の知識を一瞬で知ることができる。 もう国会図書館に何日も通わなくていい時代。 Z世代が今時の若い者は‥と嘆く数十年後など想像もつかない。 | ||||
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ふつうに小説として面白かったです。 物事の考え方のスタンスが異なる人たちの心情が、わかりやすく描かれてきて、視点が切り替わりながらドラマが展開するのが、上手だなと思いました。 ただ、最初に貼ってあった伏線をどうまとめるのか?という部分がわりと投げっぱなしだったのがかなり残念でした。 主人公にあたるふたりはかろうじてまとめられた感じですが、そのほかのメインの人物たちは、途中からのだれでも想像つく通りの不幸になりました。終わり。って感じの投げっぷり。悲しい…… またテーマ的なところも、わかりやすいぶん、とても浅いなと思いました。 なにより、多様性がテーマなのに、小児性愛については読者も嫌悪する絶対悪という位置づけでストーリーを回しているのは、矛盾がすごい。 逆に主人公たちを、読者が嫌悪感を抱きようがない水フェチにしてる点なども、ストレスなく読ませるテクニックとして上手いなと思いましたが、結果として浅いなとは思ってしまいました。 嫌悪感の湧かない主人公たちの、ぼっちぶりに共感して応援し、 なんだかんだふたりが身を寄せ合うシーンにほっこりし、 悪の犯罪者にまきこまれて捕まってしまう悲劇に悲しくなる。 最後は皆の人生がどうなったかもう少し見届けたかったと残念に感じる。 自分はマジョリティ側としてこの小説を読んだなぁと感じました | ||||
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多様性って本当に最近よく聞く言葉、大きく含まれるLGBTQ、マジョリティの中のマイノリティ、みんなが応援できる多様性。 | ||||
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書店で購入しました。 ひとことで言っておもしろくない。読むのに難儀しました。 そう言うとこの小説の中では、あなたは多数派だから少数派の人の気持ちなんて わからないでしょ?っていう構図になるんでしょうけど、いやいやいや違うでしょう。 確かにこの話の中で描かれている性癖(?)は特殊なものだろうし理解できませんよ。 だけどこんなもん(こう言っちゃいますが)このケースだっとら尚更あったって何事もないように生活できますよね!むしろ人間あいてにどうしようもない癖がある人よりよっぽど生きやすいですよ。考えようによってはですけど。 何を自分可哀想。特殊な性癖あってなんで私生まれてきたの?とかもうどんだけ自分自分なんですかって途中からイライラしました。その自分を虐めるっていうのがもう癖だよ! 性癖そんなに周囲に認められなくちゃならないもんですか?それを認めてもらわないとこの世の中ってそんなに生きにくいものですか?登場人物のナルシストに延々と付き合わされているという感覚になりました。 いやわかるんですよ。誰にも言えない秘密って言うかね。でもそれって誰にでもあるでしょ? この秘密だったらよくてこの秘密だったらダメなんてあるんですか? それこそ傲慢でしかないでしょ? 所謂ノーマルと言われる人であってもパートナーいなくてもちろん子供のいない人なんて ごまんといますよ。それらの人はある程度多数派だから自分より楽だって? そんなこと誰にも決められたくないよ。 多様性だとかなんとかいってしょうもないもん読んでしまったなーという いやな読後感でした。 これを良いという人って私とは全く違う人なんだな。 これも多様性。 | ||||
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異質な性的マイノリティの悩みを抱える人たちと手を繋ぎ分かり合いましょう的な展開だが最終的には、異質なものは排除される展開で終わってマイノリティの人たちは何も主張できない状態に追い詰められて終わる。また、性欲は、後ろめたいもの罪深いものとして扱われている。 思うに本書は、LGBTQ+に対しての作者の批判が詰まっているように思われる。 マイノリティなのか歪んだ性癖なのかよくわからない。また、児童を絡めた性的異常者に仕立てているところに作者の異常性も伺える。 読後感はよくない。読み進むにつれ、辛くなる。 | ||||
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【多様性の裏側を描く傑作】 多様性という言葉が保護するのはマジョリティが想像し得るマイノリティの中のマジョリティにすぎず、彼らが想像し得ないマイノリティの中のマイノリティは依然として疎外される。我々が想像し得ない葛藤、苦しみを抱えた人々に焦点を当てた今の時代だからこそ読みたい必読の傑作だ。 【評価】 総合 5 読みやすさ4 テーマ性 5 読後感 4 | ||||
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