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インドラネット
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インドラネットの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.98pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 21~28 2/2ページ
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面白かったです。桐野夏生さんの小説らしいですね。 | ||||
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高校時代の友人の捜索のため、主人公がカンボジアを訪れ奔走する。 カンボジアの混沌とした様子、バックパッカーたちの交流や実情などにリアルさを感じ、主人公の迂闊さや甘さに苛立ちを感じ、登場人物の得体の知れなさに薄気味悪さを感じながら、グイグイと物語に引き込まれました。 ただラスト近くになり、それまで良かったテンポが急に滞ったように感じました。結末は賛否あるかもしれませんが、スケールの大きな話になりました。 | ||||
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コロナ禍で海外旅行なんてなかなかという今。 本書では、バックパッカースタイルでカンボジアを旅する気分に。 着飾らず、ざっくばらんな感じで、ずいぶんと開放的な気分を味わえる。 コミカルでチャラけたタッチでありつつも、親友の行方を捜すという目的はぶれずに。 欺かれ彷徨う旅の道中は”インドラネット”。 そしてラストはそう来たか。 これが究極の”インドラネット”なのか。 | ||||
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青年のカンボジア奮闘記というところでしょうか。 木村に嵌められる辺りから既視感のようなものが。 そうだ、これは羊を巡る冒険(村上春樹著)だと。 いきなり知らぬ男から資金を渡され、北海道に特殊な羊を探す旅に。 難航する中少しずつ手がかりを掴み、羊を見つける。 羊は実は長年連れ添っていた親友だった。 知ればここまでの成り行きも巧妙に仕組まれたものだった。 なぜなら、主人公でないと親友を引っ張り出す事が出来ないからだった。 親友に頼まれ爆弾をセットし、自らの手で親友を葬る。 この話はエピローグがなかなかの逸品なのですが、こちらのインドラネットは前作の日没が如くサッと幕が降りる。 カンボジアの様子が非常に些細に表現されていて、様子がわかるのが良いですね。 そしてヤクザ紛いの木村に追い詰められていく様子も好きです。 ポリティコンにもそんな部分ありましたが、あの狡猾さはどんな所で知り得て作品に活かすのでしょうか。。。 著者の昔からの敬虔なファンなので、どんな作品でも好きになりたいと思いながら読んでいます。 ぬるま湯にどっぷり浸かった中高生を持つ親に読んでもらいたいかなぁ。。 | ||||
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バックパッカーしてる気分が味わえました。それにカンボジアという国についても、理解が深まります。 ストーリーは、紀行文とサスペンスとヒューマンを混ぜた感じです。 | ||||
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わりとオーソドックスな展開だが、二つどんでんがえしがある。(以下、ネタばれあり)失踪した美貌の友人、空知を探してほしいと頼まれ、カンボジアに旅立った晃。金も盗まれ言葉も話せずスマホの写真しか手がかりはないのに不思議なほ偶然が重なって空知の姉妹が見つかる。そして彼女たちが死んだという空知の最期の地を訪れた晃は空知と壮絶な再会を果たす。一つ目のどんでんがえしは、晃のカンボジアでの捜索劇はすべてコンゲームだったということ。二つ目のどんでんがえしは空知が生きていたということ。そしてたぶんこの物語には書かれていない三つ目のどんでんがえしがある。物語全体が晃のバッドトリップだったというオチだ。そんなところまで想像してしまうほどには没入できた。ひとつだけ難をあげるとすれば晃が空知に対して命を捨てるほど執着する根拠が弱い気がする。 | ||||
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日本でうまくいかない青年が、同級生の父親が亡くなったのをきっかけに同級生と姉妹を捜しにカンボジアに行くことに。 何故か主人公に姉妹を捜させようとする謎の人物達と、カンボジアで見え隠れする不穏な人々。 ストーリー的には面白い。 誰が味方で誰が敵なのか分からない登場人物達と、次々展開する予想外の出来事。 ただラストは何か平凡であり、失踪した姉妹も結局そこまでする意味が良くわからない。 カンボジアで逃避している理由は一応あるけど、いまいち納得できない。 桐野夏生らしい、もっとどろどろした人間関係が読みたかった。 | ||||
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凄い… カンボジア現代本としても楽しめる。シアヌークビルまでで出来て嬉しくなった。 | ||||
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