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ダ・ヴィンチ・コード



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ダ・ヴィンチ・コードの評価: 4.03/5点 レビュー 237件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.03pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全237件 201~220 11/12ページ
No.37:
(5pt)

最後までチャント謎解きして!

上・中・下と一気に読破しました。

こんなにページが進んだ本は久し振り。

大好きな西洋史がらみの重厚なテーマにも大満足!

いや〜おもしろかったです。

それにつけてもつくづく、男性偏重の宗教ではなく、

マグダラのマリアを中心にした、宗教観が根付いていたら、

もっと早く男女平等になっていただろうし、

過去2000年の間、繰り返された争乱の歴史は避けられたのでは、

と、真剣に思いましたよ。

ホント大抵の男って、根本的に戦いが好きだものね(一部そうでない方は失礼)

森羅万象の神的なモノの存在を素直に受け入れ、

いわば多神教の日本人であるがゆえに

このキリストの歴史、ひいてはそれに根ざした、欧米の歴史をも

ひっくり返してしまいそうな危ないテーマも

第3者的立場で、冷静に向かい合うことが出来ました。

読んでいる真っ最中、キリストのユダに関する古文書が解読されて、

ユダは裏切り者ではなかったことが歴史的に証明されるなど

あまりの物語との符合に正直、体が震えました。

これで益々、ユダに罪をなすりつけ、キリストの教えを捻じ曲げ、

マグダラのマリアを排斥した聖パウロと聖ペトロがすっかり極悪人に思えてしまい困ったぞ。

もうこれから聖って冠をつけて呼ぶ事に個人的に抵抗感が・・・

敬虔なるカトリック信者の皆様、ゴメンなさい!懺悔します。

物語りも終盤に差し掛かるにつれ、私の恐れが現実に。

途中からそうなるなと予想はあったのですが、

やはり聖杯の真実があやふやな物になっていってしまったのが残念!

ま、フィクションだから仕方がないんですけどね。

それにしても、ここまで引きずってそれはないよね。

チャント謎解きしてくれないのなら、

ルーブル美術館に行った時、ピラミッド掘っちゃうぞ!

何て、過激な事を口走ってしまいました。

国際問題と日本の恥になりますのでやめときます・・・・

映画も絶対観に行くぞ!!
ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)より
4042955053
No.36:
(5pt)

読んでから死ね級の、かなりの傑作

早い話が、世界中で大ベストセラーになるのも当たり前というレベルの、この分野で、10年に一度の傑作という水準だろうか。厚い本、超長編ということぐらいは、皆さんご存知だろうが、これがほぼ一晩の出来事という事は、ご存知だろうか? ごりごりどこまでも時間が進まないのだが、波乱に富んでいて、一向に飽きない。
宗教や美術や、そのほかあらゆる事柄に対する、深い造詣があり、キリスト教徒でも西洋人でもない我々にも、真実の輝きとか、知的な組み合わせが、刺さります。映画を観る前に、是非とも小説を読んで欲しいなあ。作者の中でも2度と書けないようなインスピレーションの弾け方が見られる気がする。
「面白い本なら、長いものも読みきれる人のつもり」と自己紹介できる人であるなら、必ず最後まで読めて、「ベストセラー当然」と呟きながら閉じることになるだろう。
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)より
4042955037
No.35:
(5pt)

聖書の秘密の真偽はともあれ、ハラハラドキドキ一気に読みました

  ハラハラドキドキ吸い込まれるように一気に読み進めました。本書に書かれた
聖書にまつわる秘密の真実の程は分かりませんが、「最後の晩餐」を始めとする
数々のダ・ヴィンチ絵画に隠された宗教的秘密には只ただ驚愕です。何れにして
も、本書がキリスト教の信仰そのものを揺るがし兼ねないタブーに挑戦しているこ
とは確かです。時の権力者が自分の権威を確固たるものにするために、手段とし
て従来禁止していた宗教を取り込んだという下りには何か背筋が寒くなりました。
ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)より
4042955053
No.34:
(5pt)

ジェットコースター的に面白さが出てきます

天邪鬼で、流行している時は敬遠していたのですが、映画化されるということで手に取りました。内容は大きく、サスペンス的要素とミステリー的要素に分かれます。前者でいえば、タイトルにもあるダヴィンチの「モナリザ」「最後の晩餐」等に隠された秘密、ヴァチカンとは別の道を歩む秘密結社、テンプル騎士団に隠された正体等々、キリスト教にまつわるものを中心に、ウンチクの宝庫で、キリスト教に疎い私にもドキドキさせられ、関連書籍まで読みたくなりますので5点。一方、それと交錯する形で出る、殺人事件にまつわる謎解きですが、本格ミステリのレベルからすれば、凡百といった所で、4点でしょうか。但し、久々に、寝るのも惜しんで読まざるを得ない面白さが次々に出てくる本であることは確かであり、総合的には5点でしょうか。
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)より
4042955037
No.33:
(4pt)

謎解きしました

主人公より先に謎解きに挑戦!
ことごとく失敗に終わりました(泣)
でもとても読みやすかった
外国の本て時代背景が分からなくて難しいけど
ダ・ビンチコードは風景が頭に浮かんできた
うん。私はすきです。
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)より
4042955037
No.32:
(4pt)

知識本としては優、ストーリーは並。

文庫版が出たので、映画の予備知識として読もうと思い購入したのだが、ストーリー自体は一気に読み通せるほどの面白さはあるのだが新書版のレビューでも言われている通り、良くあるミステリ。多少本を読んでいる人ならどこかで1回は見た展開だと思う。だが、謎解きに使われるキリスト教などの宗教史、美術史についての知識は予備知識なしでも理解できるほど分かりやすく解説されている。ヒットの理由はそこにあると思う。ただ、此処で提唱されている説は、作中では断定的に書かれているが、憶測の域を出ていないというのが実情のようだ。
文学的な面白さを期待しているのならやめた方がいいと思う。個人的には上中下で1700円の価値はある。
ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)より
4042955053
No.31:
(4pt)

一気にいける

( ゚Д゚)y─┛‾‾
上下巻だがsakusaku読めるぜ
まるで漫画のような展開だ
まぁ 最後ドコに行かされるかはミエミエだったけどな〜〜
美術品とキリスト教の歴史と知的好奇心揺さぶられるぜ
じいさんのせっくる描写は勘弁だったけどな〜〜〜
                           ニャッハー
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)より
4042955037
No.30:
(4pt)

謎解きと同じスピーディーな展開

 聖杯にまつわる謎を解き明かすラングドン教授。この作品は彼の謎を解くスピードで読み進むことが
できる。
 それは聖杯に関わる数々のウンチクが満載なのにも関わらず、登場人物の相関関係や物語の展開が実
にシンプルであることが理由かもしれない。それ故に話が重くなりすぎない。
 実は、ダヴィンチコードの前の話「天使と悪魔」においても非常によく似た構成をとっている。これ
は、作者ダン・ブラウンの得意なパターンなのかもしれない。
 色々と話題となった「ダヴィンチコード」であるが、キリスト教に関する数々の学説をラングドンの
謎解きを通じて一覧できる点が素晴らしいと思う。
 既に執筆中であるらしい次の作品にも期待がもてる。
ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)より
4042955053
No.29:
(4pt)

表紙は

私もモナリザの表紙はちょっと違うかなと思いました。ダヴィンチの絵ならモナリザじゃなくて最後の晩餐を使うべきでしょう。
私は最後の晩餐の修復作業が終わった時にイタリアに住んでいたので早速見に行ったのですが、その時点である人物の性別について疑問を持ったので、この本を読んだ時は正に「我が意を得たり」という気がしました。そう見えたのは私だけじゃなかったんだ、という…。
この作品はキリスト教にあまり馴染みのない日本人でも背景を知らなくてもそこそこ楽しめますが、知っていればさらに楽しめると思います。読む前は「薔薇の名前」のような感じの本かと勝手にイメージしてたんですが、ずっと現代的でテンポもスピーディ、映画化にはうってつけの作品だと思います。(2時間前後にまとめるのが難しそうですが。)
ただ字数制限のある字幕では会話等なかなかうまく表現できなさそうなので、公開前にもう一度原作を読んでおくといいかもしれないなと思っています。
ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)より
4042955053
No.28:
(4pt)

惹き込まれました

小説は読みつけないとテンポに乗るまで時間がかかるが、『ダ・ヴィンチ・コード』は
最初の数ページで完全に惹き込まれた。
まだ上巻しか読んでいないが、続きを読むのが凄く楽しみ。
ルーブル美術館を初め、実在の場所や絵画をモチーフにしたストーリーである為、
「そういえばルーブルにダヴィンチの絵があったな」と感慨に耽りながら読んだ。
キリスト教や絵画について詳しくなくても面白く読めるが、知識があればもっと
違う視点から読めるだろうという点は、自分の中で少し残念。
西欧色の強い文学を理解するには、根底にあるキリスト教文化の素養が無いと
難しいかもしれない。
そういった事情を差し引いても、十分楽しめる作品ではある。
お勧め。
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)より
4042955037
No.27:
(3pt)

上巻だけでは魅力が伝わらない?中巻以降に期待…

 
五月後半に公開される映画の前準備として購入。上中下の三巻分割で内容も薄いので比較的に楽に読めます。
問題はこの本がヒットした理由が、上巻だけでは伝わりませんでした ある程度のオカルトチックな知識
黄金比に関する知識
1:1.61803...1:0.61803...黄道十二宮に関する知識
ダ・ヴィンチに関する基本的な知識
666に関する数字
->アレイスター・クロウリーについてではなく、純粋な数字の意味
についての知識があれば、目新しいこともなく普通の小説です
素数の2乗の和が666になるとか
2(2乗) + 3(2乗) + 5(2乗) + 7(2乗) + 11(2乗) + 13(2乗) + 17(2乗) = 666
日本の硬貨を一種類づつたすと666とかぐらい知ってればほくそ笑んで読めます
->ヒネクレてますね ><
これから、聖杯についての内容に移行するみたいなので中巻からに期待
 
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)より
4042955037
No.26:
(5pt)

あと少しで映画公開だ!!

あと少しで映画が公開する。すごく待った気がするなぁ。原作を何回も読み直しているから、あの興奮がどれだけ映像化できるか期待しないようにしても無理です。
 本で想像しながら、またダ・ヴィンチの作品集を見ながら読んだ作品が映像と重なることによって、パワーアップすることを期待しています。
 二転三転する物語なので映画に興味のあるかたもあと1ヶ月あります。今すぐに呼んでください!!速読法をマスターしていなかった自分を悔やむほどに先が気になる作品です!!読んでください。本当に面白いし、歴史上の芸術にも興味がもてると思います。
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)より
4042955037
No.25:
(5pt)

国家宗教の原点は同じと言うことか

この小説は、キリスト教が国家宗教として採用された経緯を露わにしようとする勢力とそれを阻止しようとする勢力の闘争ですね。ローマ帝国の太陽神を崇めるアニミズムにキリスト教を如何に同化させたか?当時分裂の危機に瀕したローマ帝国を元に戻そうとしたのが、皇帝のコンスタンチヌスだった訳で、彼がやったことは、自然神とキリスト教の融合だったわけですね。
何のことは無い、昔の日本人(聖徳太子や藤原鎌足等)がやったことと全く同じですね。当時の日本は神道(アニミズム)で、そこに外来の仏教がやってきた訳です。やがて、現地神と仏教は同化します。所謂、神仏習合と言うものですね。神社とお寺が同じ所にある、と言うもの等。それと同じことをキリスト教もやっていた、ということが判っただけでも読む価値はあります。これがキリスト教国でセンセーショナルなのは判ります。今まで、アニミズム即無教養と考えられていましたからね。小説のストーリィ自体はたいしたことはないですがね。
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)より
4042955037
No.24:
(5pt)

私も「徹夜組」の仲間入り!!(笑)

文庫になったが、上巻すら買おうか迷っていたので取りあえずまず、お金の事情もあったので‥。(上巻)一冊を買ってよかったらまた。てな感じでしたが‥。中巻の真ん中あたりからもうハマッテ、ハマッテ‥。あとはもうお分かりですね?(笑)学術的な内容はいまいちかもしれませんが、サスペンス度は抜群です。最後の締めもミステリアスで最高です。映画がまちきれない‥。!
ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)より
4042955053
No.23:
(5pt)

待望の文庫化。

冒頭衝撃的な殺人現場からスタートするこの物語は、
世界的に有名な名画と人物、そして宗教を複雑な糸で繋ぎ合わせたミステりー小説だった。
かねてから読みたいと思っていたが、ハードカバーでは高価すぎるので文庫化を待っていた。
レオナルド・ダ・ヴィンチの絵と秘密結社、そしてキリスト教が、現代に甦って語りかけているような面白さがあった。
上巻は、まずルーブル美術館長の殺人事件からスタートする。
暗号解読捜査官ソフィーと、大学教授ラングドンは、現場に残された暗号を解きながら、核心へと迫っていく。
普段見過ごしがちな絵画の片隅に、こんな暗号が残されていたとしたらちょっとスリリングだ。
そんなワクワク感が高まった巻だった。
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)より
4042955037
No.22:
(2pt)

う〜ん、イマイチ。

キリスト教のタブーに切り込むという話のテーマは面白いと思う。しかし、ストーリー自体はいたって平凡。アクション、謎解き、恋愛、どんでん返し、すべてが中途半端。何故これが日本でベストセラーになったのか、はっきり言って理解に苦しむ。(アメリカは保守的なキリスト教国だから、センセーショナルを巻き起こしたのは理解できるが。)ストーリーが平凡で分かりやすいので、何も考えず時間をつぶすにはいいかもしれないが、何かすごく面白いことが書いてあると期待して読むと、がっかりすることになると思う。
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)より
4042955037
No.21:
(4pt)

知識欲を満たす快感

とにかく知っている単語が良く出現する。
ダヴィンチはもちろんのこと、聖書やテンプル騎士団、果てはディズニーまで。
それらの隠されているメッセージが矢継ぎ早に開かれていきながら、ストーリーが進んでいく様子は読んでいる人間を飽きさせないものがあった。
展開も早く充実したもので、グダグダした部分が無い。一気に読めるものではないだろうか。
ただミステリとしてはよくある展開で、真新しいものはない。そこそこ面白いよくあるミステリという印象だった。
それだけであったらここまでヒットすることはなかったし、もしかするとこんなに話題になることもなかったかもしれない。
それでもここまでヒットするのは知識欲が満たされる要素が豊富に詰まっているからではないだろうか。
この楽しさは所謂「トリビアの泉」に通ずるものがあるのではないかと思う。
大雑把に言うと雑学を知る時に感動に似ている。
ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)より
4042955053
No.20:
(4pt)

2つの魅力

この作品に関する大きな魅力が2つある。1つ目は現世のサスペンス・スリラー。ラングドンと彼の協力者であるソフィー・ヌヴーは「誰が」ソニエールを殺し、「なぜ」殺されたのか推理する。そして彼が何か秘密を持っていた為に殺された事に気づく。その内容について探ろうとするのだが、様々な障害が立ちふさがる。それらを乗り越え、かわしていく様に読者はドキドキさせられる。話の引っ張り方が巧みで、読者を惹きつける。
ただイライラさせられる部分もある。例えば「この局面を打開するには○○すればいいだろうな」と思っても、登場人物がやけにモタモタしていたり、「さあ、絶体絶命のピンチであります。ラングドンはこの危機をいかに乗り越えるのでありましょうか」と、紙芝居のようにもったいぶるシーンが時々見られる。さっさと話を進めて欲しい。また登場人物が少ない為に、犯人がわかりやすい。途中で「まずコイツだろうな」と気づく方が多いだろう。全体的にテンポはいいのだが、ストーリーを無理矢理ハッピーエンドにまとめている印象を受ける。
ラングドン達が追いかける秘密とは、キリスト教に関する事。「ローマ・カトリックが主張している事、新約聖書に書いてある事は事実ではない。かつて闇に葬り去られた幾多の真実があり、今でも失われていないものが存在する」…と、いう論調で記されている。これが本書の2つ目の魅力歴史のミステリー。登場人物達は絵画・宗教・象徴・暗号学を用いてその謎に挑む。そして謎を解く鍵の1つが、題名にも含まれたレオナルド・ダ・ヴィンチの作品である。「【モナ・リザ】や【最後の晩餐(ばんさん)】といった誰もが知っている絵には、隠された意味がある」と本書は主張している。他にも多くの芸術作品が取り上げていて、作品中には薀蓄(うんちく)が溢れている。「緊迫した場面でよくもそんなに喋るな」という事くらい、登場人物が語る。そういった情報もまたこの作品の魅力だが、歴史や美術について基礎知識のない人は楽しみが制限される気がする。
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)より
4042955037
No.19:
(4pt)

なかなか面白い

私のように
受験で詰め込んだ,表面的な歴史しか知らない者にとっては
目から鱗の史実がたくさん紹介されています。
ただ,話の本筋自体は間延びしてイマイチでした。
それでも少しばかりの知識がある人にはお勧めです。
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)より
4042955037
No.18:
(3pt)

確かに映画向きの作品です

読み終わったときにはかなりの量のうんちくが備わっているはず。
それらのキリスト教にまつわる一つ一つが、きちんとストーリーと絡み合う形で語られる(当たり前だが)ので楽しんで読めます。
物事の(意外な)語源とか由来、歴史上の有名人物達の教科書では語られない側面、そういった話が好きな人はハマれると思います。
が、その「そういった話」ほどの意外性が、肝心のストーリー自体には乏しかったのは残念。
「ご都合主義」との批判も多いようですが、その点も擁護はし難い。
暗号の答えや詩の内容を伏せて次章への興味を惹く、それの単純な繰り返しにも若干食傷。
厳しいようですが☆2つ減点ということで。
ただ宗教史や美術史に疎い僕でも全体的にすごく読みやすかったので、お薦めはしやすい作品ですね。
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)より
4042955037

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