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ダ・ヴィンチ・コード
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ダ・ヴィンチ・コードの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全237件 121~140 7/12ページ
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映画はビジュアル面に特化した所があり、 (ソフィーとラングトンの乗る車が、バックしながら検問から逃走するシーン等は原作にはありません。) それはそれでまた面白かったんですが、 原作の方が面白いです。(まぁ、当たり前といえば当たり前ですが。) 夢中になって読んでいる自分がいました。とにかく濃密。 ストーリーや、それに絡んだ謎解きも、もちろん面白いんですが、 何より、随所で繰り広げられるうんちくの数々が魅力の中核を担っていると思います。 「ダン・ブラウンって何者?」と、思わずそうつぶやいてしまいました。(苦笑) ただ、ストーリーの終盤は、わりとあっさりと書かれている感じがしました。 自分が、読み続けていくうちに期待を持ちすぎたからなのかもしれませんが。 とは言え、理屈を抜きにして、普通に楽しめました。 ダン・ブラウン氏は、近代稀にみる作家の一人だと思います。 この作品に因んだ宗教がらみの問題が色々と取り沙汰されていますが、 単純にエンターテイメントの作品として割り切ってみれば、特に問題は無いのではないでしょうか。 あと、翻訳も良かったと思います。 | ||||
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これを大絶賛してしまう人というのは、 もともと聖書とか、テンプル騎士団とかいったネタが大好きな人だと思います。 そういう人は「よくぞやってくれました!」と拍手喝采してしまうのでは。 本書の場合、物語の稚拙さを指摘されることがありますが、 そんなことは置いといて、これをやったことに重要な意味を見出すわけです。 でも、そんなディープな人でなくっても十分に楽しめると思う。 物語もスリリングだし。 歴史(じゃなくてもいい)の謎をめぐって、 想像の羽を伸ばせるなら誰にでもオススメできる小説です。 | ||||
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本作品は、サスペンス・ミステリーとして第一級と言ってよいであろう。しかし、特にカトリックの教義を否定するかのような歴史的な謎を扱っているにしては、重みのない作品である。読み終えた後に大きな余韻が残る作品でもない。これは私がキリスト教徒でないため、ヨーロッパ文化の中で育っていないためかもしれない。 難解な表現はないし、キリスト教や事件の鍵に関する解説も登場人物を通してなされているので、エンタテインメントとして気軽に読み始めるのがよい作品と言えるだろう。特にキリスト教徒でない日本人なら、キリスト教が全否定されたところで実害は何もないのだから。 (これは上中下巻を通してのレビューです。) | ||||
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まず先に映画を観ました。 一緒に観に行った友人は先に原作を観ていたのですが、結論から言って、映画を先に観た方が本も楽しめるのでは・・?と思います。 映画ではサラっと流された部分が小説ではちゃんと詳しく書いてあったし、より一層理解が深まりました。 私はあまり普段は小説など読まないのですが、上・中・下巻とも読破できましたので、活字が苦手な人は、先に映画を観ることをオススメします。 | ||||
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まあまあ面白い小説。 「大人になったハリーポッターと仲間たちの聖杯探しの巻」といった感じだ。 神経を集中させて想像力を駆使しなければならないほどの緻密な表現はなく、 場面展開も早いので、さらさら読み進められる。 これからの時期、旅の暇つぶし本としてお勧めだ。 ビーチやプールサイドで読むのもいい。 キリスト教や聖杯、フリーメーソン等の基本的な知識はあった方が楽しめる。 少ない資料を鵜呑みにしたと思える記述がいくつかあり、煽り文句が行き過ぎた感があるが、小説としては面白い。 ただし、熱心な信者は不快にさせる表現がいくつかあるのでお勧めしない。 | ||||
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本書のキーワードになるテンプル騎士団については澁澤龍彦「秘密結社の手帖」でその存在を知ったのが最初だった。さらに荒俣宏「風水先生レイラインを行く」でイギリスの古代信仰や遺跡に漠然とした興味をもち、同じ荒俣宏「レックス・ムンディ」でそれらを複合したエンターテイメントを堪能した。文庫版「レックス・ムンディ」の帯には「ダ・ヴィンチ・コードを越えた」という惹句が記載されていたが、やっと本書を読むことができた。 結果から言えば、史実をうまく組み立てたパズルとして謎解きを進める部分と、黒幕をめぐる部分はミステリとして非常に楽しめる作品となっている。全体のスピード感と、舞台のダイナミックな移動も読者を飽きさせないし、終盤はうまい落としどころを持ってきたものだと感心した。 扱っているテーマそのものはあとがきで荒俣宏が指摘しているように、むしろキリスト教に造詣が深くない方が楽しめる。これは同氏の「レックス・ムンディ」についても同様だ。ただ造詣がないにしても、国内でこのテーマでこれだけのベストセラーになるとは意外だ。ハリウッドでの映画化というのが、いかにお互い有効なプロモーションであるかという証拠ではないだろうか。 | ||||
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ダン・ブラウンのベストセラー小説『ダ・ヴィンチ・コード』の上巻。キリスト教の存在意義を問うた話題作。ある日殺害されたルーブル美術館の館長、その殺人の容疑で追われるロバートラングドンと館長の娘ソフィーは、館長が残した奇妙な暗号を解読して行く過程で少しずつキリスト教の隠されたベールを剥がし始めた。館長が残した幾重にも重なる暗号の正体と、見え始めたシオン修道会の影。物語序盤の、軽快で論理的な展開は、時間さえも忘れさせてくれるだろう。 主張と史実が必ずしも一致していないという批判もある様だが、物語の論理展開、歴史評価、などなどは見事というより他ない。特別、宗教、特にキリスト教に対する思い入れが少ない日本人にとっては、却って客観的に物語を眺める事が出来るだろう。この小説は、決して歴史書ではないし、暗号書でもないのだが、そうしたエッセンスを十分に盛り込みつつ、一つの物語として完成させている。 ミステリーで時々御目に掛かる暗号の数々。それらは概して、必然性の薄い(他に幾らでも解釈があったり、不自然であったりする)場合が多いが、この『ダ・ヴィンチ・コード』に登場する暗号達は、人文的にも数理的にも非常に精巧に作られた論理的な暗号である。ゆえに、物語に登場する暗号の数々が一本の糸で結ばれた時、その美しさに思わず恍惚さえ覚えてしまう。 ところで、実に緻密に計算された見事な名作であるが、唯一難癖を付けるとすれば、このタイトル。da Vinciの名前を冠する程、内容はLeonardo da Vinci自身に深く関わるものではない。勿論、"最後の晩餐"に秘められた真実は物語の重要な要素ではあるが、物語の主題は決してda Vinci自身に委ねられている訳ではないし、況して"モナ・リザ"の解釈などはこの物語の本質とは殆ど接点が無い。本の表紙に"モナ・リザ"を使用するのは、少し食い違いがある様に思われる。 | ||||
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この作品を巡って、キリスト教、秘密結社、ダ・ヴィンチの謎に迫った様々なガイドが出て、周辺が騒がしくなっていましたが、 そういうこととは無関係に、この作品は、エンターテイメントとして一級品だと思います。 ヨーロッパを舞台とした設定、魅力的な登場人物、先が読みたくなる展開に、歴史の裏側を垣間見せてくれる知識がスパイスを効かせ、申し分のない、非常に優れた小説になっています。 学術的に言うとどうなのかわかりませんが、本書のジャンルはミステリー小説。その設定にどれだけ酔えるか、どれだけ不自然さを感じさせないか、綺麗に読者に嘘をついてくれるか、だと思います。 その意味で、本書は一流のエンターテイメントだと思います。 | ||||
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やっと読み終えました。非常に興味深くかつ、面白いミステリーでした。 古代の女神信仰と、キリスト教への様々な疑問、聖杯にまつわる伝説、以前にご紹介した『聖杯と剣』の後半に描かれている事柄をダ・ヴィンチの数々の名作から、様々読み解いていくのです。おりしもローマ法王が亡くなられた時期にこのようなキリスト教の根源を問うような作品が生まれ、また、その作品が、これほどまでに世界に人々に読まれたということが凄いことですね。時代が変わったという感慨が深いです。様々な専門的な研究としてかかれたのではなく、多くの人たちが読むことができるミステリーとして出版されたことが、非常におもしろいですね。上手いというのでしょうか。 キリストとマグダラのマリアについての真相、キリストの血を引く人たちをそっと守ってきたというシオン修道会の存在、そういった新しい知識も加わりましたが、このダ・ヴィンチ・コードに描かれているテーマについては、あまりに自分が長年勉強してきたジェンダーについてのテーマに等しいので、非常に感動しました。 まだお読みになっていない方はぜひとも読んでみてください。 夢中で読んだダ・ヴィンチ・コードですが、ビデオやさんに行ったら新作で、ダ・ヴィンチ・コードにまつわる様々な教会と、その解説をビデオにしたものがありました。思わず借りてみてしまいました。いくつか教会が出てくるのですが、それがどんな教会なのか、見ることができました。たくさん出てくるダ・ヴィンチの絵も実際に見ることができると非常にいいですね。トム・ハンクスで、映画化されましたが、いやはや彼が主人公とはちょっと感じが違うようなきがしますけどね。でも、やっぱりヴィデオになったら見てしまいそうです。 | ||||
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1冊目の半分までは興奮冷めやらぬ状態で進むも、2冊目からはくどい感あり。「そこまで無理してトリック使う必要ある?」と疑念を抱き、常に最終章を先に読んでしまいたい誘惑に駆られた。 悪かった点: (1)とにかくクドイ。暗号のための暗号が続出。1冊で十分。 (2)宗教に無頓着でも読めるが、知識皆無だと途中で飽きる。 (3)「締め」が期待ほどでない。 良かった点: (1)とにかく文章が平易。赤川次郎と同じ。 (2)飲み屋で披露できるウンチク習得可。(例:何故オリンピックは五輪か。モナリサの背景の意味 etc) (3)世の中の大抵の争いごとは宗教がらみであり、「行き過ぎた一神教こそが諸悪の根源」と再確認。 話題づくりに時間を割ける方にはお勧め。既に概略を知っている状態で「若干興味があるけど忙しい」方は映画がお勧め。 | ||||
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なにやら説明ばかりが長々と読むのに疲れました。 ストーリーの中で実はこうだったと知らされるものがなく、もともとこうだったことを説明しているだけ。 ですが、最後のほうからやっと面白くなってきました。 いろいろと登場人物が絡み合ってきて予想外のことが起きてきます。 | ||||
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いまさらレビューもないかと思いましたが、一応、 書いておきます。うん、一気に読めます。売れる はずです。面白いですから。でも、ですよねえ。 なにが、でも、か。わかった人は読んだ方ですね。 | ||||
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読み始めたものの、中断するとまた数ページ前へ戻らなければ理解できず 何度も読み返しやっと読み終えた上巻 「おお!おもしろい!」というシーンもいくつかあったが上巻は 「読み返し」「読み返し」やっと読めた・・・内容はまあまあ。 ただ、描写がちょっと雑に思えましたね。 | ||||
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読みやすく、続きを次々と読みたくなる面白い作品です。 テーマ自体は、「ふーん」以上のものではなく、 それは読み手がキリスト教を信仰していないからなのかもしれないし、 小説そのものの力不足なのかもしれません。 ハリウッドの娯楽大作だと思って読めば普通に楽しいです。 テーマを見て、ミニシアター系の余韻を期待すると外れます。 読んでいる間は楽しくても、後に残るものが意外に少ないです。 パリ、ロンドンのメジャーな観光地も舞台になっているので、 行ったことのある方はそれも楽しめると思います。 | ||||
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読み始めは面白いのだが、後半に隠れていた犯人?がはっきりしてからがうんざりもの。 売れたのは、宣伝の賜物かと。 もっと、薀蓄部分をうまく使えていたら一級品になれたと思う。 シリーズ三弾目に期待します。 いい作家にはなれると思うので。 | ||||
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映画を見る前に読んでみました。 たくさん売れているのがよくわかるほど、 期待を裏切らない面白さでした。 続きがどうなるのか早く読みたくなり、 上・中・下を同時に購入しておけばよかったです。 謎を解いていくドキドキと、 追ってから逃げ切れるか、真犯人に到達できるか、 のドキドキの、 二つを同時に味わえます! | ||||
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サスペンスとしては2巻までは相当スケールの大きな話になって来そうでなかなか楽しめます。しかし最終巻を読んでげんなり。結局いままでの話はなんだったの?「そうか!わかったぞ! 自分のむちゃくちゃなトンデモ話を読者に信じさせる為の本だったか!」と言う結論に至りました。 このトンデモ話は「レンヌ=ル=シャトーの謎」と「マグダラのマリアと聖杯」というトンデモ本をほとんどパクっただけという内容のようですが。 しかし、この作者、登場人物に作者の思惑に都合の良い情報だけをしゃべらして、さも学術上事実と認定されているかのように思わせる手法はかなり「悪質」と言わざるをえません! たとえば「シオン修道会の秘密文書」「サングリアルの語源」「モナリザの意味」「黄金比の自然神秘」「異教の女神信仰」などあげればきりがありません。ほんとうにひどい! 少しネタバレになりますがこの本はトンデモ話を使ってまるで真実のように書く事によって話題性を高めて本を売ろうとする意図がよめ、その最たるものが1巻に書かれているこの一文「女性の力と命を生み出すその能力は、古くは極めて神聖な物とされたけど、男性が支配する協会が勢力を伸ばすにあたっては脅威だったから、聖なる女性は逆に邪悪で不浄なものと見なされるようになった。(中略)かつて生命の神聖なる送り手だった女性はそんな風にして敵になったんだよ。」なる話ではないでしょうか。全体を通してだいたいこういう事が言いたいようです(この手のネタがえんえんと繰りかえされます)。とんでもない作り話の上に歴史認識の欠如した結論をよくもまぁもってきたもんです。確かにこの手の女性差別ネタが大好きなアメリカ人には受けそうですね。 | ||||
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噂を聞いて読みはじめたミーハーです。 始めは「キリスト教の事とか知らないし…」と思っていたのですが、読んでびっくり。全てが本編内で説明されているので臆する事無く読むことが出来ます。 上巻では主人公ラングドンが殺人の容疑者として警察に疑われ、逃走をするまでが書かれています。 | ||||
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ノンフィクション・ノベル。江戸川乱歩賞は取れると思います。それ以上ではないですね。最終部は急激にテンションが落ちてきます。何だ?この終章は? 展開はシドニー・シェルダンに似たところがあります。 まじめにダヴィンチを研究しているグループがあって、かれらの結論が出ました。内容が近々発表されるとの情報があります。そうなれば聖杯伝説はさらに盛り上がるでしょう。 | ||||
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評判につられて上・中・下3冊買ったものの、まずは上巻で飽きてしまい、しばらくほったらかしにしていました。 それでも・・・と読み進めたら、だんだん面白くなったけれど、トータルでの感想は「まぁまぁ」です。 友達は、1日1冊のペースで3日で読み終わった!と言っていましたが 私はそこまではまれませんでした。映画を観るかも迷っています。 でも他の方も言っているように、知識欲は満たされると思います。 詰め込みすぎとも言えますけどね。 | ||||
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