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(短編集)
ぜんしゅの跫
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ぜんしゅの跫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全46件 41~46 3/3ページ
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「鏡」「わたしの町のレイコさん」「鬼のうみたりければ」「赤い学生服の女子」「ぜんしゅの跫」の五作収録 表題作がメインディッシュではあるけれど、個人的には「鬼のうみたりければ」がオススメかなぁ | ||||
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そして短編集としては2冊目で、短編好きな自分としては長編だけでなくこうして短編集も出てくれるのは嬉しいです。 雑誌掲載作4本に、書き下ろしの表題作を合わせた5本が収録。 どれも単体で楽しめるので、この本から読んでも大丈夫だとは思いますが、 比嘉姉妹や野崎といった主要キャラだけでなく、『ぼぎわん』の登場人物の前日譚だったり、『ずうのめ』の登場人物が顔を出したり、以前の短編の続編があったりもするので、シリーズのファンだとより楽しめるでしょう。 内容に関しても「自己中で無意識な男性優位主義者が生む嫌な悲劇」、「ホラー+ミステリ+アクション」という、作者らしい要素がつまった短編集でした。 神隠しを扱った『鬼のうみたりければ』が私は一番好きでしたが、とても暗鬱になる話でもあり、短編集をいったん置いて、同テーマで明るい、荒井チェリー『むすんで、つないで』をつい読み返してしまったりも。 | ||||
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比嘉姉妹シリーズの大ファンです。 今作は非常にバランスの取れた1作であったと思います。表題作である「ぜんしゅの跫」以外にも4遍の話が収録されていますが、いづれも最後の1ページで希望を打ち砕かれ、どん底に堕とされる内容(もちろん褒め言葉)なのに比べ、「ぜんしゅの跫」は読後に爽快感の残る内容なので、その対比が際立ち全体としても上手くまとまっていた印象です。 また今作は前作までのスピンオフ的な要素も強いので、比嘉姉妹シリーズをまだ読まれていない方は是非この機会に1作目から読まれてみてはいかがでしょうか。 一点単純な要望として、今回はホラー要素が少し弱い気がしたので、次回作では今まで以上に身の毛もよだつ様なホラーを期待しています。「ぼぎわんが、来る」や「ずうのめ人形」のような“得体の知れない何か”が迫りくるあの緊張感や気持ちの悪さがまた蘇ることを楽しみにしつつ次回作もまた心待ちにしたいと思います。(読後に怖くて頭がグルグルして用語なんかも気になって夜な夜な調べて、眠れなかったあの悪夢をまた心待ちにしています) | ||||
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表題作を最後に読んで良かった。 読後が爽やかでした! とても面白かった! こんなに面白いホラーシリーズに出会えて良かったです! 大好きです!! | ||||
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待望の比嘉姉妹のお話で、色々なところに悪戯のような仕掛けが満載のステキな本でした。また次作を熱望してしまいます。 | ||||
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まずは表題作「ぜんしゅの跫」。たのもしい比嘉姉妹の冒険活劇、バトルホラーのテイストが強く、ライトなホラーファンでも楽しめるでしょう。 全五篇の中で、これだけが爽快な話です。 あとは鬱!本当に鬱です。 比嘉姉妹シリーズは澤村作品の中でもエンタメ要素が強く、不穏な余韻を残してもどこかしら救いがあったはずなのですが、今回は全体的にまったく救いがないです。 特に「鏡」。本当になんてことでしょう。あのキャラがこんなことになるなんて。 「ぼぎわん」「ずうのめ」「ししりば」「などらき」のファンサービスがこれですか?澤村先生。 本当に素晴らしく後味の悪い、最高で最低のホラーでした。 大満足です。大好きです。 | ||||
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