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壬生義士伝



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壬生義士伝の評価: 4.65/5点 レビュー 309件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.65pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全309件 41~60 3/16ページ
No.269:
(5pt)

ずっと読みたかった作品でした!

期待通り感動した作品でした。
司馬遼太郎の新選組関連の小説を読んだ後、
浅田次郎の「新選組三部作」を読みました。

東北地方の幕末の下級武士が如何に貧困であったか、
そうした時代背景を知ることができてよかったです。
新選組に対する見方が変わりました。
(といってもこの作品はフィクションですが)

これまでは、幕末は「官軍」に属する人たちを扱った小説を
読んできましたが、新選組に関する小説を読み、
学んできた歴史が必ずしも真実を伝えているのでは
ないのではと思うようになりました。

もちろん、いつかまた読み返すように、
蔵書として身近に置いておきます。
壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)Amazon書評・レビュー:壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)より
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No.268:
(5pt)

人間の哀しさと面白さ!

架空の人物ではあるが我が南部盛岡の歴史や人物像が生き生きと描かれている。
浅田次郎の軽やかな中にも感動的なタッチが秀逸。盛岡弁を江戸っ子の作者がよくあそこまで再現したと感心した。
壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)Amazon書評・レビュー:壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)より
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No.267:
(5pt)

新たなサムライ観

歴史小説が好きで色々読んで来たが、また新しい書き方をする作家に出会った。テクノロジーの溢れたこの現代社会において義理とか人情とかいうものは段々と失われている気がするし、古臭くて任侠臭いものだがやはり日本人を知る上で避けては通れないテーマである。ただこれをどうにかして理屈とか論理で説明しようとしてもなかなか理解納得がいかない。ところがこの小説は、吉村貫一郎という一人の男を通じて侍、日本人、ひいては人間という生き物を深く洞察することの出来る稀代なるエンターテインメントである。下巻に期待である。
壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)Amazon書評・レビュー:壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)より
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No.266:
(5pt)

良好な状態で受領しました。

良好な状態で受領しました。
壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3)Amazon書評・レビュー:壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3)より
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No.265:
(5pt)

質の良さ

新品同様、満足です。現在読書中。
壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)Amazon書評・レビュー:壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)より
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No.264:
(5pt)

武士の生きざま

江戸末期の激動と武士の生きざまが立体的に心に響いてくる作品。
壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)Amazon書評・レビュー:壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)より
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No.263:
(4pt)

「貧と賤」だが「仁義」に篤く、「武士道」と「郷土愛」と「家族愛」とに生きた義士の生涯を描き切った力作

上巻読了後、下巻を読んだ時点での感想。下巻の進め方が気になっていたが、新撰組三番隊長の斉藤を初めとする関係者の回想譚と吉村自身の切腹時の心情とをカットバックで描くスタイルは同じ。ただし、回想の対象時点は「鳥羽伏見の戦→戊辰戦争→秋田入り→箱館の戦→明治」と恣意的に移り変わって行く。特に、みすぼらしい吉村を憎んでいた筈の粋な斉藤(明治まで生き延びた!)が、実は、吉村を愛していたという辺りが巧く、「貧と賤」だが「仁義」に篤い吉村の人柄を見事に浮き彫りにしている。また、幕末から明治に掛けての時代の移り変わりの記録とも言え、特に、旧佐幕派の武士への弾圧振りが良く描き込まれている。私は石光真人氏「ある明治人の記録」を想い出した。

上巻で吉村に切腹を命じた重臣大野の子息の千秋の回想譚も泣かせる。吉村と大野とは身分こそ大きく異なれ竹馬の友だった事(吉村は千秋の家庭教師だった)、吉村の有能さ・一徹さを受け継いだ子息の嘉一郎と千秋も親友である事など、これまた吉村の人柄を偲ばせる。切腹を命じたのは、大野の立場もあるが、吉村を"武士として"死なせるための恩情だったのではないか。「武士道」を重んじて嘉一郎が千秋の元を去って箱館(死地)に赴く姿は特に泣かせる。新撰組の人斬りが目立った殺伐とした上巻に比べて人情噺が多い気がし、幾重にも包囲して多角的に吉村の人柄を絞り込んでいる感じを受けた。大野と千秋と嘉一郎を初めとしてエピソードも満載である(例えば、千秋と吉村の娘が夫婦になる)。

「勝てば官軍」とは良く言ったもので、「官軍」も「賊軍」もない武士の不条理が良く描かれている。その中で、「貧と賤」だが「仁義」に篤く、「武士道」と「郷土愛」と「家族愛」とに生きた吉村の生涯を描き切った力作だと思った。
壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3)Amazon書評・レビュー:壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3)より
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No.262:
(4pt)

新撰組の吉村貫一郎という"武士くずれ"を主人公として「武士道」とは何か、「義」とは何かを問うた秀作

上巻を読んだ時点での感想。南部藩を脱藩して新撰組に入隊し、鳥羽伏見の戦で敗れ、南部藩京屋敷に逃げ込んで切腹を仰せつかった吉村貫一郎という"武士くずれ"を主人公として「武士道」とは何か、「義」とは何かを問うた秀作。「一路」、「流人道中記」と同様、幕末を舞台にしており、テーマは相通じるものがある。

吉村は腕が立ち(免許皆伝)、学問も優秀、書道にも通じており、人柄も良いが家格が非常に低い。そのため、"金"のために脱藩し、新撰組に入隊し、沢山の相手を斬り捲るが、通常の手当の他に"金"をせびって仲間には嫌われ守銭奴と呼ばれる。しかし、吉村はその"金"を南部に残した愛する妻子のために仕送りしていたのだ。これが「武士道」から本当に外れているのか、能力主義ではない幕藩体制は正しいのか、愛する妻子のために仕送りするのは「義」ではないのか、「貧と賤」は「武士道」に反するのかと問い掛けているのである。

語り口にも工夫がある。吉村の言動をそのまま記した章、吉村のかつての新撰組での同僚・後輩の明治になってからの回想譚、総裁候補の原敬と絡んで、自身の父が吉村を知る藩の重臣だった子息の回想譚をカットバックで多角的に描いて「死にたぐねえから人を斬るのす」の吉村の実像、幕藩体制の腐敗、「義」ではない戊辰戦争の愚挙・私怨(「勝てば官軍」の典型例)に迫ろうとしている。これらの記述に伴って、次第に浪人・農民・町民から成る新撰組の隊士が(殺人者ではあっても)大政奉還後の武士よりは武士の魂を持っていた事が伝わって来る点も巧み。結局、吉村(を初めとする新撰組)は"時代の不合理"と闘っていた事が分かる。下巻でも吉村を追い続けるのか、舞台を明治へと切り替えるのか楽しみである。
壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)Amazon書評・レビュー:壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)より
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No.261:
(5pt)

切なさで泣ける小説ナンバーワン

新撰組隊士吉村貫一郎の義に生きた物語。どのエピソードも切なく、また、日本古来の道徳観を思い出させてくれる。
壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)Amazon書評・レビュー:壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)より
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No.260:
(5pt)

良い本

感動する。読みながら涙するばめんもありまづ。
壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)Amazon書評・レビュー:壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)より
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No.259:
(5pt)

良い本

上下で、感動します。特に下は、本当に涙が出ますよ。
壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3)Amazon書評・レビュー:壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3)より
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No.258:
(5pt)

良かった

良かった良かった
壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3)Amazon書評・レビュー:壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3)より
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No.257:
(5pt)

義の道

読み応え抜群。
涙なしでは読めません。
壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)Amazon書評・レビュー:壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)より
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No.256:
(5pt)

私とっては一、二を争う名作

まず映画の方で知りました。初めて映画で泣きました。
後になってこちらの原作小説を読んで、ますます好きになった作品です。
気に入った所は、もう何度も読み返しました。
壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)Amazon書評・レビュー:壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)より
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No.255:
(3pt)

問題ありませんでした。

日に焼けた感がありましたが、問題なく読めました。
壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)Amazon書評・レビュー:壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)より
4167646021
No.254:
(5pt)

壬生義士伝

とても感動しました
壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)Amazon書評・レビュー:壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)より
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No.253:
(5pt)

どっしりとした読み応え

一刀斎夢録→輪違屋糸里→本書の順で一気に読んでしまいました。本書が一番どっしりとした読み応えだったので、たまたまとはいえこの順で読んで良かったと思います。
私は歴史に全く明るくなく、新撰組についても主だった人の名前とか五稜郭くらいしか知りませんでしたが、語り口調が多いのと、話のうまさですいすい読めました。
読んでいる間、武士とは、侍とは、難儀な生き物だなと、胸が苦しかったです。厳然とした身分制度、いかんともしがたい貧しさ、揺るぎない信念、武士の誇り、全くもって切ない。切ないと言っては失礼かもしれないけど、そうとしか言えません。
切った張ったの日常の中で、決して命が軽かったわけではなく、でも今の私達では到底分かり得ないもののために命をかけられたのでしょう。それが幸か不幸かはわかりません。でも語り部として登場する人物は皆眩しかったです。
泣くつもりなど微塵もなかったのですが、読んでいる間何度も泣かされました。とにかく皆眩しい。
壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3)Amazon書評・レビュー:壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3)より
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No.252:
(4pt)

円満に完了した

円満に完了した
壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3)Amazon書評・レビュー:壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3)より
416764603X
No.251:
(5pt)

新選組を誤解していた‼️

先を読むのが辛くなり、何度、本を途中で閉じようとしたかわかりません。この本を読んで平和の意味を考え、自分の悩みの小さいことを痛感しました。また、人の繋がりも大切だと感じました。
壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3)Amazon書評・レビュー:壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3)より
416764603X
No.250:
(5pt)

最高傑作

バイブルです。この作品を読んでしまい。超えられる作品に出会えない。
壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)Amazon書評・レビュー:壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2)より
4167646021

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