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壬生義士伝
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壬生義士伝の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全309件 21~40 2/16ページ
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やっと読み終えました。 「上巻」を読み終えてやめようと思ったが、折角なので「下巻」に期待して読んだのですが、やはり・・・ ある人物の思い出、評価をそれぞれ関わった人物が色々な角度から語る内容に飽きてしまった。 色々といっても、語る内容は基本的には同じ内容の繰り返し・・・と感じました。 | ||||
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平成令和の世に明治大正の目線で幕末動乱の新選組吉村貫一郎とその近親を振り返る ウィキペディア等をひきつつ、幕末を駆け抜けた多くの志士達の事、天保の大飢饉、鳥羽伏見の戦い、戊辰戦争、函館戦争などよく知らぬことの知見も深まった。また、竜馬暗殺、天満屋事件の御陵衛士伊藤甲子太郎などあの時代のヒリヒリとした時代の空気を感じる。 作中登場するその多くが実在し、あの動乱を生き、死んでいった。 その動乱の死線を超えて行き抜いた者たちが、明治大正時代となって、あの動乱を生き死んだ新選組隊士吉村貫一郎をいきいきと語る伝承小説。 勝てば官軍負ければ賊軍、勤王と佐幕、天子様と公方様、貴と賎、富と貧、忠と義、本音と建て前、単純な二項対立ではなくそのどちらもが複雑に絡まり、そのどちらでもあり、そのどちらでもない狭間で、動乱の世に苦悶した人々の生き様と死に様に胸を絞めつけられる。 『葉隠』にて武士道は死ぬことと見つけられたそうであるが、本書の吉村はこの動乱の時代にとことん生きることにこだわった「生きる武士道」を見せる。 石を割って咲く南部石割桜のように、強く生きることにこだわり、家族を愛し義を貫いて死地に赴いた一人の男の生き死に様が深く琴線に触れる。 そしてその魂は引き継がれていく 会津福島、東北盛岡を旅したくなった。 | ||||
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浅田さんの本は何事もくどくて同じことを何度も繰り返す。書き方を変えるとかお涙頂戴式が多いのが嫌いであまり読まなかったが、この本は評価が良かったので買ってみた。しかしやっぱり同じ感想を持った。やはりくどいうえにお涙頂戴がどうも肌に合わない。上下同時に買ったが下の方の半分で嫌になって止めた。失敗した。まあこういうお涙頂戴のねっちっこい作家が好きな人にはいいのかも。 | ||||
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良い作品に出合えた | ||||
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南部藩士、然も足軽が脱藩して新選組に参加。その顛末は楽しい。読み応えあり。 | ||||
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暮れに「壬生義士伝」をテレビで見て、是非本を読みたいと思い、買い求めた。読む折々に中井貴一演ずる吉村寛一郎の顔や姿が鮮明に蘇り、臨場感たっぷりに読み進めることができた。江戸から明治への端境期に、貧しさが当たり前の世の中で、家族を守ることに徹する吉村寛一郎の姿には心打たれた。満ち足りた世の中でおんぶに抱っこの生活に浸っている若い方々にぜひ読んでほしいと思った。「アルバイトで生活費は稼いでいる」などと誇る甘ちゃんには理解できないかも知れないが。 剣客に関心がある方には、時代が近いので剣豪たちの史実に基づく実力を読み取れるのではないでしょうか。 | ||||
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職場の先輩に勧められて読み始め、最初のうちは引き込まれる文章に驚き、見識の浅さを恥じながら読み続けられました。 とても興味深く、表現方法に感銘を受けながら物語を追うことが出来たことを覚えています。 しかし知識を深めようとして登場人物に検索をかけたところからこの作品への評価は著しく下がりました。 まさか上下巻でキーパーソンの吉村貫一朗と密接に関係を持ち、盛り上げる人物の大野次郎右衛門が架空の人物だったというのですから。 これには肩透かしをくらってしまい、このことを知る前までの吉村貫一朗の生涯に対する緊張の糸が完全に断ち切られてしまいました。 それからは何が起こってもとても物語が薄っぺらいものに感じてしまいました。 なんやらとりあえず吉村貫一朗のことが大好きで持ち上げたくてたまらない人たちの話をステレオタイプで押し付けられている心持ちです。 さらに度肝を抜かれたのは嘉一郎まで架空の人物だったことです。 ここまで架空の人物を用意すればそりゃあ盛り上がるでしょう。 今回がほぼほぼわたしの初めての歴史小説(時代小説?)だったので読み方が間違っているのかもしれませんがこのジャンルとはこのようなものなんでしょうか? これならば完全なフィクションにしてくれた方がいっそ清々しく感動できた気がします。 他にも沢山架空の人物がいましたが要はこの話の大半が作者の憶測かフィクションで成り立っているということなんですよね? 実在しない親友に、行ったのかもわからない故郷で罵倒され、やったのかも分からない切腹をさせられた実際の吉村貫一朗がどう思っているのかを気にしながら読み終えました。 フィクションとして割り切った見方と、語り口の巧妙さを鑑みて星二つとさせて頂きます。 長文失礼しました。 | ||||
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知られざる人斬りの物語 | ||||
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よかった! | ||||
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詳細は面倒なので省く。どういう人に響くのかは分からないが、是非読んでみてほしい。 | ||||
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新選組初心者なら「燃えよ剣」の次に読むのがおすすめ。尊皇攘夷や尊皇佐幕を理解せず読むと楽しめない為。その点、燃えよ剣はそういった時代設定の理解に必要不可欠な背景をサラリと言及したかと思えば感心する間すら与えず自然に、そして見事に補完しながら物語が進む。 一方こちらは一人の隊士をフォーカスした時代小説。数名の語り手によるエピソードにより、吉村貫一郎の生き様が描かれる。日野の隊士達が好きな人には、途中 物足りなさや田舎の貧乏なんか知らんよという何とも言えない気持ちになる部分があるが、全体を通して複数の語り手から浮き彫りにする人物像の確立はまるで聖書のよう。司馬遼太郎の描いた隊士達と少し違うのも面白い。ただ、吉村貫一郎が訛りのせいか田舎者という印象を非常に強く与えておきながら、まつ毛が長い、手が美しい等々、何が言いたい?となる部分はやや困惑する。義とは何かについても最終的には読者に丸投げされるので御覚悟を。 新選組、とくにメインメンバーのファンには上巻の最後に最も面白い部分があり、クライマックスを迎えるあたりで下巻に続くので、読み始める前に上下巻とも入手した方が良い。 | ||||
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初めて活字で泣いた作品です。 上下巻合わせて 良すぎます。 少々文脈に 矛盾している箇所が在りますが 御愛嬌。 堪え切れずに ネタバレします!(ハイ以下閲覧注意!) 名台詞集 道化はな、曲芸師たちよりずっと芸が上手なんだよ。 誰よりも上手だから道化ができるんだ。 あんなこと、誰ができるものか。 先生。 あたしはかかあを貰いました。 ぶすだけれど、こんな顔のあたしに抱かれてくれる かかあです。 強くてやさしいのって、男の値打ちじゃあないですか。 ほかに何があるってんです。 新しい国家は私の故郷を滅ぼしてしまったのに その故郷が言うのですよ。 国家のお役に立て、と。 徳川の、殿軍、か・・・・・ 立たっしゃれ。 立派な南部武士の子が百姓に 頭なんが下げてはならね。 さあ立たっしゃれ。 もう心配は何もいらねがら。 | ||||
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何度も泣いて、何度も考えさせられました。 私は映画を観たのちに原作を読みました。 映画についてはキャスティング等批判的なご意見がありますが、原作の素晴らしさに触れ、限られた尺内によくぞ原作のエッセンスを余すところなくまとめ上げたものだと改めて感心いたしました。 この作品はオーディブルも購入しました。 浅田次郎さん、朗読の平川正三さん、素晴らしい時間をありがとうございました。 | ||||
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新撰組に関しては燃えよ剣よりこちらの方が好きです 泣きました | ||||
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新撰組とその家族の物語。 泣けた一冊でした。 | ||||
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70代にして少し、自分の時間が取れるようになり、気になっていた本を読めるようになってきました。 上を読み終え、今、下を読みはじめ毎日、涙ながらの読書をしております。 東北魂そのもの感服しており、浅田書にのめり込んでいきそうです。 流人道中記を拝読した後の今があります。 | ||||
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主人公である吉村貫一郎をめぐっては、人情ドラマが長すぎるかな、と感じることもなくはなかったが、中盤の齋藤一による回想、リアリズム描写がおそろしく素晴らしい。『新撰組始末記』等、逸話原典を初めて読んだ際に味わった「冷汗を握る緊張感」が蘇った。(文庫:上巻406p-下巻79p) 物語自体は池田屋事件後からの展開であり、事実とは異なる設定多く、私の好きな山南敬助・藤堂平助の出番も殆どないのだが、ヒューマニズムを吉村に預けた分、沖田総司のたたずまいが齋藤とならんでゾワゾワする鋭いものになっていて、宙に浮いた存在だった陰キャラ齋藤一に対する認識が改まった(やはり好きにはなれないが)。 | ||||
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浅田さんの目線は、下からにあると感じます。そのことが大変良く顕れた作品と思います。 | ||||
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スピーディーな対応で、商品状態も良好でした。 | ||||
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大事なものは何か!? 人によって違う大事なことを考えさせてくれる作品である | ||||
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